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ルートID: r1050 初級 日帰り 富士・御坂 2017年12月

御坂山と黒岳・破風山
みさかやま / くろだけ / はふうさん

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
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10月
11月
12月
甲府盆地の背後にそびえる御坂山地の最高峰が黒岳です。
そのどっしりとした山容は奥秩父の山々からも眺められ、日本三百名山と山梨百名山にも選定されています。富士山を眺めながら歩く、展望の山行を楽しんでみましょう。
※2017年12月01日更新
ルート長11.5km
登り標高差560m
下り標高差955m
行程概要: 御坂峠 → 御坂山(1596m) → 旧御坂峠(1520m) → 黒岳(1793m) → すずらん峠(1600m) → 破風山(1674m) → FUJIYAMAツインテラス(ファーストテラス) → 新道峠(1570m) → 中沢林道終点 → 河口湖自然生活館バス停

【御坂山塊】御坂山と黒岳・破風山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 富士山と河口湖・西湖などの展望
  • 整備された歩きやすい登山道
  • 日本三百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:5時間50
三ツ峠登山口〜天下茶屋〜御坂峠〜御坂山〜黒岳〜すずらん峠〜破風山〜新道峠〜大石
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/JaQhfO
コース概要 御坂峠に建つ天下茶屋前から登山を開始する。
峠のトンネル手前から歩きやすい登山道に入り、稜線に向かって登っていく。
20分ほど登れば御坂峠に到着する。
ここからは御坂山地の主稜線上をたどっていく。
紅葉樹林帯の尾根道を緩やかに登っていけば、約40分ほどで御坂山の山頂に到着する。
さらに20分ほど下ると旧御坂峠を通過する。
いよいよメインとなる黒岳への登りとなるが、ここはやや急な道が続く。
途中には岩場もあるが、難しい箇所ではないので慎重に進もう。
約1時間の登りで黒岳の山頂に達することができる。
空身で展望台を往復、ここからは更に稜線上を進みすずらん峠から破風山へと向かう。
共に細かなアップダウンがあるが、厳しい登りは皆無だ。
やがて新道峠に到着すれば、左手に進み大石へと向かう。
林道から車道を歩けば、大石のバス停まで1時間の距離だ。
計画書提出先 山梨県警察本部または富士吉田警察署
※山梨県警のホームページより電子申請可
※現地登山ポストは確認できず
宿泊 なし。
交通 往路:富士急行大月線河口湖駅より富士急行バス(天下茶屋行き:730円)にて三ツ峠登山口バス停へ。
※冬期は三ツ峠登山口までの運行となる場合が多い。
復路:大石荘前バス停より富士急行バス(026系統富士山駅行き:680円)にて富士急行大月線富士山駅へ。
※富士急行バス http://bus.fujikyu.co.jp/
(平成29年11月17日更新)
駐車場 三ツ峠登山口バス停より5分ほど進んだ清八林道に無料の駐車場がある。
※駐車場〜三ツ峠登山口まで徒歩約10分。
アドバイス 自家用車を利用の場合は黒岳までの往復にするといいだろう。
12月でも太平洋側を低気圧が進んだ時は降雪を見ることがある。
登山道はよく整備され歩きやすい。
新道峠から中沢林道までは道が狭い箇所があるので足元には注意したい。
サブコース 健脚者であれば御坂山地を縦走して十二ヶ岳方面や王岳へ向かってもいいだろう。
エスケープルート 御坂峠から1時間弱で国道137号線へ下ることが可能。
入浴 《ふじやま温泉》
富士急ハイランドの脇に建つ日帰り温泉施設。
http://www.fujiyamaonsen.jp/index.html
おすすめ周辺情報 《麺許皆伝》
テレビにも多く登場する吉田うどんのお店。名物のちくわ天がおすすめ。
http://menkyokaiden.client.jp/
《源氏》
地元でも人気の吉田うどん店。のど越しの良さが特徴。
https://goo.gl/maps/tokxJEHwxgS2
《司食堂》
カツ丼の名店。これを目的に訪れる人も多い。
https://goo.gl/maps/arvEiqQzDY42
《ポワル》
肉料理が美味しい洋食店。インターにも近くアクセスに優れる。
http://www.navi-city.com/iine/poele/
《もんぶらん》
昭和の雰囲気を色濃く残す洋食屋。地元では知らない人はいないほどパフェが有名だ。
https://goo.gl/maps/HE5fnxazciP2
1
河口湖駅よりバスで三ツ峠登山口まで移動。
ここから歩き始める。
2
しばらくは旧国道の舗装路を登っていく。
3
バス停から20分ほど歩けば御坂峠に建つ天下茶屋に到着する。
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茶屋の前は雄大な富士山と河口湖の展望に優れる
5
旧御坂峠のトンネル手前にある入口より登山開始。
6
登山口からよく整備された道を20分ほど登ると御坂峠に到着する。
7
御坂峠を左手に折れて御坂山を目指す。
木立の間から富士山が見え隠れする。
8
ミズナラやブナの紅葉樹林帯を登っていく。
この稜線の特徴は急な登り下りがないことだ。
9
御坂峠から40分ほどの登りで御坂山の山頂に到着。
樹々に囲まれているので展望は利かない頂だ。
10
御坂山から10分ほど下ると天竜南線No.93の鉄塔下を通過する。
11
ここは展望適地だ。
正面には富士山が大きくそびえる。
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さらには南アルプスも一望。
こちらは聖岳・赤石岳・荒川岳となる。
13
鉄塔からさらに10分ほど下れば旧御坂峠に到着する。
峠には廃墟となった御坂茶屋がある。
14
旧御坂峠から黒岳へはこのルートの中で最もきつい登りとなる。
15
途中には岩場もあるが難しい箇所ではないので落ち着いて通過しよう。
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約1時間の登りで黒岳の山頂に到着する。
ここも展望には優れないので200mほど離れた展望台へ行くことをおすすめする。
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展望台から望む富士山。
眼下には水面が輝くように見える河口湖。
18
こちらは南アルプス。
聖岳周辺から荒川三山・笊ヶ岳なども一望だ。
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黒岳の山頂に戻り破風山方面へ向かう。
20
10分ほどの下りですずらん峠に到着する。
ここは芦川方面との分岐だ。
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さらに30分ほど緩い尾根を登ると破風山に到着する。
看板も目立つものがなく特徴のないピークだ。
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山頂からわずかに下ると第一展望台に到着する。
ここからの展望がコース中のハイライトだ。
23
破風山の山頂から20分ほどの下りで新道峠に到着する。
ここからは大石へ下る道に進む。
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峠からの下りはやや道が狭いので足元に注意したいところだ。
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30分ほど下ると中沢林道と合流する。
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バス停のある大石集落までは1時間ほどの車道歩きだ。
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富士山を見上げる目線が高くなる頃に大石へと到着する。
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【入浴】
「ふじやま温泉」は富士急ハイランドの脇に建つ日帰り温泉施設。
収容人数が多いので混雑することが少ない。
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【おすすめ周辺情報】
テレビなどにも多く登場する「麺許皆伝」も美味しい吉田うどんを味わえる。
トッピングは名物のちくわ天がおすすめ。
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【おすすめ周辺情報】
「源氏」は地元でも人気の吉田うどん店。
さまざまなトッピングがうれしい。
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【おすすめ周辺情報】
「司食堂」は昔ながらの食堂でカツの名店。
中でもカツ丼は多くのファンが目当てで訪れる一品だ。
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【おすすめ周辺情報】
洋食屋らしい洋食屋の「ポワル」はハンバーグやステーキなどの肉料理がおすすめ。
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【おすすめ周辺情報】
昭和の雰囲気を色濃く残すレストラン「もんぶらん」はパフェで有名だ。
地元の方であれば誰もが知っている店。
※上記の情報は記事更新日(2017年12月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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