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ヤマレコ

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ルートID: r1157 上級 1泊2日 日光・那須・筑波 2019年6月

庚申山
こうしんざん

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
2月
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4月
5月
6月
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8月
9月
10月
11月
12月
特別天然記念物「コウシンソウ」が咲く山。
古くは信仰の山・修験道の山として開山され、今もなお山頂へは険しい道が続いています。
行程が長いので、庚申山荘に1泊すると時間に余裕をもった充実した山行となるでしょう。
※公開日:2019年05月30日
ルート長13.8km
登り標高差1061m
下り標高差1061m
行程概要: 笹美木橋 → 一の鳥居 → 猿田彦神社跡(1450m) → 大胎内(分岐)(1710m) → 庚申山(1892m) → 大胎内(分岐)(1710m) → 猿田彦神社跡(1450m) → 一の鳥居 → 笹美木橋
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【足尾山塊北部】庚申山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 最盛期のコウシンソウを愛でる
  • 初夏に咲く多種多様な花々
  • 様々な表情を見せる変化に富んだ山歩き
モデルプラン
1日目
歩行時間:2時間45
銀山平〜一の鳥居〜鏡岩〜嶺峰山荘〜庚申山荘
2日目
歩行時間:6時間45
庚申山荘〜お山めぐり〜庚申山〜大胎内くぐり〜庚申山荘〜一の鳥居〜銀山平
コース概要 1日目は銀山平から庚申山荘までの行程だ。
銀山平から林道を進み「天狗の投石」を通過、歩き始めから1時間ほどで一の鳥居に到着する。
ここから水ノ面沢に沿って登山道を歩く。巨大な鏡岩を通過、夫婦蛙岩・仁王岩と進むとやがて急な登りとなり猿田彦神社跡に到着する。
ここから庚申山荘までは10分ほどの距離だ。
翌日は庚申山荘からお山めぐりコースを経て庚申山へと向かう。
猿田彦神社跡のまで戻り、ここからお山めぐりコースへと進む。笹尾根から急な階段を登ると岩混じりの道となり、岩窟の下をトラバース気味に進むようになる。
岩場に咲くコウシンソウやユキワリソウを眺めながら進むと、草付きの斜面を下り吊橋を渡る。
馬の背から展望台、鬼の耳すりといった場所を通過、さらに梯子が連続する岩場をたどっていく。
2時間ほど歩けば庚申山荘からの道と合流し、庚申山へと向かう。
なおも続く岩場を通り、針葉樹林帯の緩やかな道となれば間もなく庚申山の山頂に到着する。
下山は直接庚申山荘へと向かうが、所々に鎖や梯子が設置された岩場があり、滑落や転落に細心の注意を払って進みたい。
計画書提出先 栃木県警察本部または足尾警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり
宿泊 庚申山荘
無人小屋だが最盛期には管理人が常駐している。
(1泊2,050円)
交通 わたらせ渓谷鉄道原向駅より徒歩にて銀山平へ。
※徒歩約2時間。
※タクシーを利用すると15分ほどで銀山平までアクセスできる。
駐車場 林道ゲート手前に登山者用駐車場あり。
アドバイス 日帰りでも可能だが庚申山荘に泊まると行程に余裕ができる。
雨天時の登山は慎みたい。
庚申山荘は繁忙期には管理人が常駐しているが通常は無人小屋となっている。
※宿泊費(2,050円)は入山時または下山時にかじか荘で支払う仕組みになっている。
お山めぐりコースは梯子・鎖が連続する岩場だ。滑落・転落に細心の注意を払って行動したい。
大胎内から庚申山荘までの下りも岩場が続く。転倒などに気を付けて下ろう。
サブコース 特になし。
エスケープルート 特になし。
入浴 《国民宿舎かじか荘》
2017年にリニューアル。登山口に近く日帰りの入浴であればここをおすすめする。
https://kajikasou.info/
おすすめ周辺情報 《喜龍苑》
落ち着いた日本家屋の古民家で手打ち蕎麦を味わえる。香り高い十割蕎麦と季節の山菜天婦羅はどれをいただいてもとても美味しい。
https://goo.gl/maps/xKR94u6nTtuF8mLXA
《川本》
通洞駅に程近い食事処。程よく焼き上げられた鰻重はもちろんだが鳥丼や他のメニューも美味しくいただける。
https://goo.gl/maps/3nK4ZvnXHKNdVKG69
《ホルモン末広》
様々なテレビ番組で取り上げられるホルモン焼きの店。高齢の店主が一人で営業している。
https://goo.gl/maps/rZZ5tsqDvD3gQvaV8
《ラポール》
昔ながらの洋食店。各種定食や昔ながらのナポリタンなどはボリューム満点で価格的にも満足な一品。
https://goo.gl/maps/6YmK3fkAvBiBHGmKA
《安塚菓子店》
「黒蜜あんこ玉」で知られる地元密着型の菓子店。お土産やお茶受けに最適だ。
http://ashio.shokokai-tochigi.or.jp/main/YASUDUKA.HTM
1
【1日目】
国民宿舎かじか荘から100mほど上方にある登山者専用駐車場から歩き始める。
2
しばらくは舗装された林道を進む。
新緑が映えて美しいところだが山側からの落石に注意したい。
3
天狗の投石を通過をすると間もなく林道の終点を迎える。
4
林道の終点となる一の鳥居に到着する。
ここからは水ノ面沢に沿って初日の宿泊地となる庚申山荘を目指す。
5
一の鳥居からはよく整備された沢沿いのやや急な道を登っていく。
6
所々で沢を渡る気持ちの良い小径が続く。
7
一の鳥居から30分ほどで巨大な鏡岩に到着する。
8
鏡岩から夫婦蛙岩へと進みしばらく登ると仁王門を通過する。
9
仁王門を過ぎると再び急な登りとなり猿田彦神社跡に到着する。
ここはお山めぐりコースとの分岐となっている。
10
猿田彦神社跡から10分ほどの登りで本日の宿泊地となる庚申山荘に到着する。
11
庚申山荘は清潔で過ごしやすい山小屋だ。
繁忙期には管理人が常駐しているが通常は無人小屋となっている。
宿泊費(2,050円)は入山時または下山時にかじか荘で支払う仕組みになっている。
12
【2日目】
庚申山荘に不要な荷物を置いて庚申山を目指す。
まずは猿田彦神社跡まで戻りお山めぐりコースへ進む。小尾根から急な梯子が連続する道をたどる。
13
岩混じりの道になると岩窟下をトラバース気味に進む。
足元はザレていることがあるので注意して進みたい。
14
この周辺は庚申山の固有種が多く咲くところだ。
岩場を注意深く見渡しながら進みたい。
15
岩壁一面に咲き乱れるのはユキワリソウだ。
コウシンコザクラとも呼ばれるが学術的に別種認定はされておらず亜種認定に必要な違いも見当っていない。
16
国の特別天然記念物でレッドデータブックの絶滅危惧II類に指定されているコウシンソウ。
日本の固有種でムシトリスミレの仲間だ。庚申山以外にも奥日光の山々で見ることができるが数は非常に少ない。
17
葉や茎から粘液を分泌し虫を捉え養分とする。
自己消化が可能な数少ない植物のひとつだ。
18
岩窟を通過すると草付きの急斜面を下っていく。
滑りやすいので足元に注意したい。
19
岩場に設置された吊橋を通過する。
短いが揺れるので一人づつ渡ること。
20
吊橋を通過すると岩場に架かる梯子が連続する道となる。
転落には十分注意しよう。
21
幾つかの梯子を通過すると馬ノ背の展望台に到着する。
足元はザレており滑りやすいので注意が必要だ。
22
展望台から「鬼の耳すり」と呼ばれる狭く急なガリー状の岩場を梯子で下っていく。
23
しばらくは急な梯子が連続する。
一部動くものや金属製で滑りやすいものもあるので細心の注意を払って行動しよう。
24
梯子場を終えるとめがね岩を通過する。
文字通りめがねの様に2つの穴が開いた岩場だ。
25
再び岩窟下をトラバースしながら緩やかに登っていく。
ここまで来るとお山めぐりも間もなく終了だ。
26
岩窟の先で岩場を潜るが非常に狭い。
荷物が天井に当たるとバランスを崩すので注意したい。
27
庚申の岩戸を通過すると岩場に設置された狭い橋を渡る。
28
周辺には多くの花が咲いている。
花火のような形のミヤマカラマツ。カラマツソウに似るが花糸が先端に向かって太く広がるのが特徴。
29
亜高山帯に咲く蔓性樹木のミヤマハンショウヅル。
意外と見掛けることの少ない花のひとつだ。
30
可憐な花を咲かせるクワガタソウ。
お山めぐりコースでは大きな群落を見ることができる。
31
2時間ほどでお山めぐりコースを終え庚申山荘からの道と合流する。
32
庚申山への登路も岩場が連続する急な登りが続く。
33
庚申山への登りに咲くシロヤシオは敬宮愛子内親王の御印だ。
34
こちらはアズマシャクナゲ。
シャクナゲ種は亜種・変種が多く特定が難しい。
35
庚申山への岩場でもコウシンソウやユキワリソウを見ることができる。
36
岩場を抜けると斜度が緩まり針葉樹林帯の道を進む。
間もなく庚申山の山頂だ。
37
庚申山荘から3時間強で樹木に覆われた庚申山の山頂に到着する。
ここからわずかに鋸山方面に進むと展望地がある。
38
山頂から下山の途に着く。
お山めぐりコースとの分岐点から庚申山荘へと下るが岩場の連続だ。
39
梯子や鎖場も多いので滑落や転落に注意して行動したい。
特に雨天や濡れている時は要注意だ。
40
山頂から1時間ほどで庚申山荘に到着する。
ここで荷物を回収して登山口へと下ろう。
41
庚申山荘から1時間弱で一の鳥居を通過する。
あとは林道を1時間強歩けば銀山平へと帰着できる。
42
【入浴】
「国民宿舎かじか荘」は2017年にリニューアル。
登山口に近く日帰りの入浴であればここをおすすめする。
43
【おすすめ周辺情報】
「喜龍苑」は落ち着いた日本家屋の古民家で手打ち蕎麦を味わえる。
香り高い十割蕎麦と季節の山菜天婦羅はどれをいただいてもとても美味しい。
44
【おすすめ周辺情報】
「川本」は通洞駅に程近い食事処。
程よく焼き上げられた鰻重はもちろんだが鳥丼や他のメニューも美味しくいただける。
45
【おすすめ周辺情報】
「ホルモン末広」は様々なテレビ番組で取り上げられるホルモン焼きの店。
高齢の店主が一人で営業している。
46
【おすすめ周辺情報】
「ラポール」は昔ながらの洋食店。
各種定食や昔ながらのナポリタンなどはボリューム満点で価格的にも満足な一品。
47
【おすすめ周辺情報】
「安塚菓子店」は「黒蜜あんこ玉」で知られる地元密着型の菓子店。
お土産やお茶受けに最適だ。
※上記の情報は記事公開日(2019年05月30日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。

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