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ルートID: r1161 上級 2泊3日 日高山脈 令和最初の夏山特集~前編

【令和最初の夏山特集~前編】ペテガリ岳
ぺてがりだけ

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
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12月
日高山脈の奥深くにそびえ「遥かなる山」と言われるペテガリ岳。
約40kmにも及ぶ歩行行程と登山道の不安定さ、ヒグマと遭遇する可能性など様々な要素が凝縮された難攻不落の頂です。
周到な準備と計画を以て、この頂に挑戦しましょう!
※公開日:2019年07月01日
ルート長31.6km
登り標高差1383m
下り標高差1383m
行程概要: ベッピリガイ乗越(665m) → ペテカリ山荘(400m) → 1293(1293m) → 1301(1301m) → ペテガリ岳(1736.2m) → 1301(1301m) → 1293(1293m) → ペテカリ山荘(400m) → ベッピリガイ乗越(665m)
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【ペテガリ岳】ペテガリ岳の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 人跡未踏に近い自然を肌で感じる山行
  • 本州では味わうことのできない山深さ
  • 日本二百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:3時間45
ペテガリ登山口〜650m鞍部〜ベッピリガイ沢川〜ぺてがり橋〜ペテカリ山荘
2日目
歩行時間:11時間30
ペテカリ山荘〜1,293m峰〜1,301m峰〜ペテガリ岳〜ペテカリ山荘
3日目
歩行時間:3時間45
ペテカリ山荘〜往路下山〜ペテガリ登山口
コース概要 初日は登山口からペテカリ山荘まで歩く。
途中の峠越えを含めて4時間弱の行程だが、一部、渡渉と沢身を歩く箇所があるので悪天候時(増水時)の入山は控えたい。
峠を越えて林道を歩けばペテカリ山荘に到着する。
2日目はペテガリ岳の往復だ。
岩場などの難しい箇所はないが、刈り払いが行われていない笹藪での道迷いやヒグマとの遭遇、マダニへの対策をしっかりとして歩きたい。
往復で11時間ほど掛かるので、できるだけ荷物を軽くして挑もう。
最終日は初日と同じ道を登山口まで戻る。
計画書提出先 北海道警察本部または日高警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり
宿泊 ペテガリ山荘:0146-43-2111
※無人避難小屋。
交通 JR日高本線鵜鵡川駅よりJR北海道バス(静内駅行き:1,020円)にて静内駅バス停へ。
静内バスターミナルよりJR北海道バス(様似駅行き:1,570円)にて様似営業所バス停へ。
様似営業所バス停よりJR北海道バス(上野深行き:1,220円)にて上野深バス停へ。
※上野深からはタクシーやレンタカーを利用する。
駐車場 神威山荘・登山口周辺に駐車スペース数ヶ所あり。
※林道上のスペースなので他の車の妨げにならないよう注意が必要だ。
アドバイス 何が起きても自己解決できるだけの体力と技術が必要だ。
行程が長いので体調を十分に整えた上で登山を行うこと。
マダニや他の虫が多く生息している。肌を晒すような服装は慎もう。
ヒグマとの遭遇に十分注意し警戒を怠らないようにしよう。
悪天候時の行動は厳に慎むこと。
サブコース 特になし。
エスケープルート 特になし。
入浴 《みついし昆布温泉》
道の駅に併設された宿泊施設。日帰り入浴が可能でオーシャンビューの風呂は気持ちがよくリラックスできるだろう。
http://kurazou.ambix.biz/
おすすめ周辺情報 《ラーメン八雲》
「札幌純連」から暖簾分けしたラーメン店。ミシュランガイドにも掲載されたラーメンは美味く週末には行列ができるほどだ。
http://www.urakawa-tabi.com/taberu/1800/
《松山》
マツカワと呼ばれる大型のカレイの漬け丼がおすすめ。その身はヒラメに勝る味と言われている。
http://www.urakawa-tabi.com/taberu/977/
《きむら屋》
浦河のB級グルメ「かつめし」が味わえる。醤油ベースのタレに青海苔・海苔をトッピングして頂く一品。
https://goo.gl/maps/cBE9DEL2WQyhKJzR6
《グルメン亭》
周辺では数少ない洋食店のひとつ。気軽るに立ち寄ることができてワンプレートのランチは食べ応え満点。
https://goo.gl/maps/jPK6WZyQm9ZHfbis5
《ぱんぱかぱん》
地元でも評判のベーカリー。カフェスペースもあるので海を見ながら寛げる。
https://www.facebook.com/panpakapan0/
1
【1日目】
神威山荘の手前500mほどの所にペテガリ岳へ至る登山口がある。
交通の便が極端に悪いので神威山荘に前泊するとスムーズに行動できるだろう。
2
わずかに林道を歩きニシュオマナイ川を対岸へと渡渉する。
この川の水量が多く渡渉に苦労する場合には無理をせず登山を延期した方がよい。
3
対岸に流入している小沢をたどる。
苔が生えていて滑りやすい箇所があるので足元に注意しよう。
4
途中にある滝は右岸から巻いて滝上に出る。
5
間違いやすい二俣はテープに導かれて右へ進むと沢は狭まり源頭へと進む。
6
ロープが設置された泥壁から笹藪に入ると間もなく鞍部(峠)に到着する。
7
中ノ岳とピリガイ山を結ぶ尾根上にある650m鞍部(峠)に到着。
8
鞍部からはベッピリガイ沢川に向かって急降下していく。
ロープが設置されているが滑りやすいので注意しよう。
9
急な下りを終えて草原に出ると間もなくベッピリガイ沢川を対岸に渡る。
10
川を渡るとペテカリ山荘までは林道をたどる。
ここは野生動物が多く生息しており比較的容易にその姿を見ることができるだろう。
エゾライチョウは本土のライチョウとはまったく異なる種類だ。
11
エゾシカは好奇心旺盛で近くまで寄ってくることもある。
但し角のある雄はやや性格が荒いので近寄らないようにしたい。
12
年間200日を冬眠に費やすエゾシマリスは本土に住むシマリスの亜種だ。
13
ひたすら林道を歩くとペテガリ沢川に架かる「ぺてがり橋」を渡る。
ここからペテカリ山荘までは10分ほどの距離だ。
14
初日の宿泊地となるペテカリ山荘に到着する。
小屋内は非常に綺麗で寝具も用意されている。宿泊料金は500円なので忘れずに小屋内の料金箱に投入すること。
15
【2日目】
翌日は10時間以上の行程となるので早出を心掛けよう。
ペテカリ山荘脇にある登山口からペテガリ岳を目指す。
16
山荘からしばらくは沢沿いの道をたどる。
ショートカットの道があるが上部で藪に隠れるので正規の登山道を忠実に歩こう。
17
沢沿いの道から広葉樹林帯に入るとつづら折れで標高を稼いでいく。
18
標高850m付近で西尾根に乗り上げる。
但し藪が深く視界も利かないので地図で現在地をしっかり把握して前に進もう。
19
1,050m峰付近に来るとペテガリ岳方面の視界が開けるが山頂を望むことはできない。
20
1,050m峰から1,301m峰間には無数のアップダウンがある。
また笹も深い所がありマダニの寄生には注意したいところだ。
21
1,259m峰へはやや急な登りが続く。
22
ペテガリ岳はもともと花の多い山ではない。
ウズラバハクサンチドリは標高が低いところで見られる。
23
エゾツツジは花の色が濃いのでよく目立つ。
背が低く一見するとツツジの仲間だとは気づかないだろう。
24
1,293m峰から標高差で100mほど下って1,301m峰へ登り返す。
焦らず自分のペースで登っていきたい。
25
1,301m峰から最終鞍部に向かって下っていく。
一部笹が深い箇所があるので道迷いに注意したい。
26
ペテガリ岳手前の最終鞍部を降り立つ。
幕場の跡があるがヒグマの襲来などを考えるとここでのテント泊は適切でないだろう。
27
いよいよペテガリ岳に向けて最後の登りだ。
出だしから急な登りが続く。
28
森林限界を抜けると視界が開けハイマツ帯を泳ぐように前進する。
29
ペテカリ山荘から6時間強でペテガリ岳の山頂に到着する。
長い距離を歩いてたどり着く頂上は喜びもひとしおだろう。
30
山頂からは雄大な展望が得られる。
左にソエマツ岳とピリカヌプリがそびえる。右手には神威岳が大きな山容を見せる。
31
カムイエクウチカウシ山から札内岳方面を望む。
日高山脈の中でも秘境と呼ばれる地域だ。
32
山頂を後にしたらペテカリ山荘へ戻る。
多くのアップダウンがあるので心して下ろう。山荘までは約5時間ほどだ。
33
【3日目】
最終日はペテカリ山荘から往路を登山口まで戻る。
下りも沢身を歩くことになるので天気予報を入手して安全に下りたい。
34
【入浴】
「みついし昆布温泉」は道の駅に併設された宿泊施設。
日帰り入浴が可能でオーシャンビューの風呂は気持ちがよくリラックスできるだろう。
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【おすすめ周辺情報】
「ラーメン八雲」は「札幌純連」から暖簾分けしたラーメン店。
ミシュランガイドにも掲載されたラーメンは美味く週末には行列ができるほどだ。
36
【おすすめ周辺情報】
「松山」ではマツカワと呼ばれる大型のカレイの漬け丼がおすすめ。
その身はヒラメに勝る味と言われている。
37
【おすすめ周辺情報】
「きむら屋」では浦河のB級グルメ「かつめし」が味わえる。
醤油ベースのタレに青海苔・海苔をトッピングして頂く一品。
38
【おすすめ周辺情報】
「グルメン亭」は周辺では数少ない洋食店のひとつ。
気軽るに立ち寄ることができてワンプレートのランチは食べ応え満点。
39
【おすすめ周辺情報】
「ぱんぱかぱん」は地元でも評判のベーカリー。
カフェスペースもあるので海を見ながら寛げる。
※上記の情報は記事公開日(2019年07月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。

このルートで登る山/通過する場所

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