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ルートID: r248 初級 日帰り 霧島・開聞岳 日本百名山

開聞岳 【日本百名山 No.99】
かいもんだけ

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
太平洋戦争時の悲哀に満ちた百名山。
標高こそ1,000mに届かないが、その端正な姿から「薩摩富士」とも呼ばれています。
大戦中、知覧基地(現南九州市)から沖縄へと飛び立った戦闘機が最後に見たのがこの開聞岳。そういった歴史の背景を知った上で訪れてみると、この山の本当の美しさに触れられると思います。
※2020年10月22日更新
ルート長7.6km
登り標高差797m
下り標高差797m
行程概要: かいもん山麓ふれあい公園 → 二合目(160m) → 六合目(550m) → 七合目 → 仙人洞 → 八合目 → 九合目 → 開聞岳(924m) → 九合目 → 八合目 → 仙人洞 → 七合目 → 六合目(550m) → 二合目(160m) → かいもん山麓ふれあい公園管理棟

【開聞岳】開聞岳の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 初心〜初級者でも十分安全に楽しめる
  • 山頂からの大展望
  • 日本百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:5時間
かいもん山麓ふれあい公園〜二合目登山口〜五合目〜八合目〜開聞岳〜往路下山〜かいもん山麓ふれあい公園
登山計画書作成 《ヤマレコらくルート》
http://yamare.co/BekzWP
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/cir8QN
コース概要 かいもん山麓ふれあい公園で登山届を提出して歩き始める。
園内の歩道を進むと15分ほどで二合目登山口に到着、ここから本格的な山歩きとなる。
登山道はよく整備されており、三合目、四合目と順調に登れば休憩適地の五合目に到着する。ここには展望台があり、錦江湾や肝属山地を一望できる。
五合目からは徐々に傾斜が強まり、時おり岩場も見られるようになる。
七合目は視界が開け、硫黄島や口永良部島・黒島をや屋久島の宮之浦岳を遠望できる。
八合目からロープが設置された岩場と梯子を越え、わずかに進むと開聞岳の山頂に到着する。
下山は往路を戻るが、すれ違いによる渋滞が発生することがある。
譲り合って気持ちよく登山を終えたいものだ。
計画書提出先 鹿児島県警察本部もしくは指宿警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり。
宿泊 なし。
交通 JR指宿枕崎線開聞駅より徒歩にてかいもん山麓ふれあい公園へ。
(開聞駅よりかいもん山麓ふれあい公園まで徒歩約20分)
駐車場 かいもん山麓ふれあい公園に登山者専用無料駐車場あり。
アドバイス 開聞岳は活火山だ。長らく火山活動は記録されていないが情報収集は忘れずに行いたい。
山頂直下の岩場では転倒・転落に注意しよう。
夏期の登山は気温・湿度共に高く不快に感じることもある。熱中症にも十分注意したい。
週末は多くの登山者で賑わう。山頂直下の岩場では渋滞することもある。
サブコース 特になし。
エスケープルート 特になし。
入浴 《砂むし会館砂楽》
指宿の砂風呂は全国的に知られている。ここでは砂風呂はもちろん内風呂もありリラックスできる。
http://sa-raku.sakura.ne.jp/
《たまて箱温泉》
従来通りの温泉であれば「たまて箱温泉」がおすすめだ。海辺の絶景露天風呂が楽しめる。
http://ppp.seika-spc.co.jp/healthy/
おすすめ周辺情報 《TAKETORA》
鹿児島ラーメン王に輝いた店。豚骨と鹿児島特産の鰹節を使ったラーメンは味わい深い一品。様々なトッピングで味を変えることもできる。
http://taketora-ibusuki.com/
《さつま味》
指宿駅に近く鹿児島の郷土料理が楽しめる。名物の温たまらん丼やさつま揚げは人気の料理だ。
https://goo.gl/maps/wtP5gnjUNE7q2uJG9
《唐船峡そうめん流し》
全国でも珍しい市営の飲食店。各テーブルには冷えた地下水を引いたそうめん流しが設置されている。週末は混雑するので予約をした方がいいだろう。
https://goo.gl/maps/vF54uUmWMmLf4Xmy7
《かもめ食堂》
地元で愛される店。鶏南蛮やカレーライスはどれも美味しく人気が高い。
https://ja-jp.facebook.com/kamomefamily/
《白くま》
鹿児島と言えば「白くま」が名物として知られる。本家は鹿児島市内にある「天文館むじゃき」だが県内各所で味わうことができる。
https://mujyaki.co.jp/
1
かいもん山麓ふれあい公園から登山を開始する。
園内にある管理事務所に登山届を提出して出発しよう。
2
園内を歩いて二合目登山口を目指す。
正面にはこれから登る開聞岳が大きくそびえる。
3
かいもん山麓ふれあい公園の管理事務所から15分ほどで二合目登山口に到着する。
4
南国らしい鬱蒼とした樹林帯を登ると20分ほどで三合目を通過する。
5
三合目からは大きく掘れた道を登ると四合目を通過する。
三合目からは20分前後の距離だ。
6
四合目から五合目の間は石段の道となる。
女性歩幅が合わない場合もあり歩き難く感じるかもしれない。
7
二合目登山口から1時間強で五合目に到着する。
ここには展望台があり休憩適地になっている。
8
眼下には長崎鼻を望む。
錦江湾の奥に連なるのは大隅半島の肝属山地だ。
9
五合目からは岩場混じりの急な登りとなる。
濡れていると滑りやすいので十分に注意したい。
10
五合目から30分弱で七合目を通過する。
標高こそ高くないが独立峰らしく海との高度感ある。
11
硫黄島や口永良部島・黒島を遠望する。
最奥部に見えるのは屋久島の宮之浦岳だ。
12
八合目を通過すると更に傾斜が増して急登が続くようになる。
13
最初の岩場はロープが設置されている。
難しくはないが足元に注意して登ろう。
14
山頂直下の梯子は垂直に近い斜度がある。
下山者とのすれ違いもあるので臨機応変に行動したい。
15
梯子を登り切ると山頂まではわずかな距離だ。
16
かいもん山麓ふれあい公園から3時間ほどで開聞岳の山頂に到着する。
17
山頂から錦江湾越し望む桜島と肝属山地。
手前に見えるのは休火山に指定されている池田湖だ。
18
状況によっては噴煙を上げる桜島を望むことができるだろう。
19
下山は往路を戻るが山頂付近で登りとのすれ違いが発生する。
週末は渋滞することが多々あるので譲りあって進むことを心掛けよう。
20
山頂からかいもん山麓ふれあい公園までは2時間ほどだ。
園内の管理事務所では山バッジを買い求めることができる。
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【入浴】
指宿の砂風呂は全国的に知られている。
「砂むし会館砂楽」では砂風呂はもちろん内風呂もありリラックスできる。
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【入浴】
従来通りの温泉であれば「たまて箱温泉」がおすすめだ。
海辺の絶景露天風呂が楽しめる。
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【おすすめ周辺情報】
「TAKETORA」は鹿児島ラーメン王に輝いた店。
豚骨と鹿児島特産の鰹節を使ったラーメンは味わい深い一品。様々なトッピングで味を変えることもできる。
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【おすすめ周辺情報】
指宿駅にほど近い「さつま味」では鹿児島の郷土料理が楽しめる。
名物の温たまらん丼やさつま揚げは人気の料理だ。
25
【おすすめ周辺情報】
「唐船峡そうめん流し」は全国でも珍しい市営の飲食店。
各テーブルには冷えた地下水を引いたそうめん流しが設置されている。
週末は混雑するので予約をした方がいいだろう。
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【おすすめ周辺情報】
「かもめ食堂」は地元で愛される店。
鶏南蛮やカレーライスはどれも美味しく人気が高い。
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【おすすめ周辺情報】
鹿児島と言えば「白くま」が名物として知られる。
本家は鹿児島市内にある「天文館むじゃき」だが県内各所で味わうことができる。
※上記の情報は記事更新日(2020年10月22日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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