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ルートID: r851 ☃ 雪山 日帰り 日光・那須・筑波 2016年12月

日光白根山
にっこうしらねさん

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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12月
奥日光の秀峰・日光白根山。歩き応えがあり変化に富んだルート内容は冬山経験者にとって十分満足できる山行となるでしょう。
※2016年12月01日更新
ルート長9.1km
登り標高差835m
下り標高差835m
行程概要: 弥陀ヶ池(2250m) → 奥白根山(2578m) → 五色沼避難小屋(2240m) → 五色沼・避難小屋方面分岐 → 五色沼(2175m) → 弥陀ヶ池(2250m) → 菅沼登山口(1730m)

【奥日光・男体山】日光白根山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 変化に富んだルート内容
  • 歩き応え満点
  • 日本百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:7時間15
菅沼登山口〜弥陀ヶ池〜七色平分岐〜日光白根山〜五色沼避難小屋〜弥陀ヶ池〜菅沼登山口
コース概要 自家用車を駐車場に停めて菅沼登山口から歩き出す。
しばらくは平坦な道を進むが、やがて登り基調となり緩急を交えながら進んでいく。白根山の山麓は地形が複雑で、尾根通しに歩くことがほとんどないので、悪天候時にはルートを外さないように気を配りたい。
沢の源頭となるすり鉢状の斜面を登れば弥陀ヶ池に到着する。
ここで装備を整えて本峰への本格的な登りに取りかかる。
最初から急な登りで滑落に注意したいところが続き、やがて鞍部へと通じるルンゼ状へ導かれる。上部は岩場が続き鎖もあるが、凍り付いているので使えない場合が多い。ピッケルとアイゼンをしっかりと使いながら登っていこう。
やがて傾斜が緩まり頂上へと飛び出す。
下りは五色沼経由だが、山頂から五色沼避難小屋までは急な斜面を下る。滑落すると止まらない斜面なので、自信がなければ往路をそのまま引き返すことも肝要だ。
避難小屋からは五色沼を通過し、弥陀ヶ池で往路と合流すれば登山口まで戻るだけだ。
計画書提出先 群馬県警察本部または沼田警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり
宿泊 なし
交通 冬期は路線バスが運休するため自家用車のみ。
※菅沼までの通行は例年12/25頃まで。
駐車場 菅沼登山口に無料駐車場あり。
アドバイス 完全な冬山装備が必要。
山頂直下の鎖場は急な岩場で氷化していることもあり滑落に注意したい危険個所だ。
行程が長いので日数に余裕があれば五色沼避難小屋で1泊することをおすすめする。
サブコース 特になし。
エスケープルート 五色沼避難小屋や薬師如来避難小屋は悪天時に使えることを覚えておこう。
入浴 《白根温泉薬師之湯》
国道120号線沿いにあるので立ち寄りに便利な日帰り温泉施設。
https://goo.gl/maps/P4BECraa4c72
おすすめ周辺情報 《ふらいぱん》
洋食全般。登山口から最も近い。
https://goo.gl/maps/aqgDRMLabHr
《竹屋釜めし》
焼き鳥や天ぷらも提供する釜めし屋。おこげが美味しい。
https://goo.gl/maps/UVbVKz4jRdQ2
《芳味亭》
がっつり食べたいなら名物の「からあげ定食」で決まり。
https://goo.gl/maps/Z7oCetkyTU42
1
白根山北面の菅沼駐車場から登山開始。
ここまでは自家用車でのアプローチとなる。
2
しばらくは平坦な道が続く。
3
樹林帯に入ると傾斜が増して本格的な登りとなる。
奥白根山周辺は地形が複雑なので、悪天候時などには道迷いに要注意だ。
4
弥陀ヶ池手前のトラバース地点。
すり鉢状になっていて吹き溜まりとなりやすいので降雪直後はラッセルで苦労する箇所だ。
5
弥陀ヶ池に到着。
正面には白根山がそびえる。
なお湖上は結氷しているがトレースを外さないように注意すること。
6
弥陀ヶ池でアイゼンやピッケルを装備して歩き出す。
ここから山頂までは急登の連続だ。
7
山頂部が近づいてくる。
この辺りは風が強いことが多いのでバランスをしっかりと取りながら歩こう。
8
森林限界を超えると岩混じりの核心部に入る。
9
正面のルンゼを目指して登っていく。
雪が深い場合には雪崩に注意したいところだ。
10
ルンゼ状の岩場を登るが通常であれば鎖は凍って用を成さないので、ピッケルとアイゼンが頼りの登りとなる。
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岩場を越えて右手からまわり込むと白根山の山頂だ。
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山頂から望む北アルプス。
条件に恵まれれば槍の穂先まで見えることもある。
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こちらは谷川連峰。
14
山頂から五色沼へ下る。
かなりの急斜面で氷化していることもあるので滑落には十分注意しよう。
下ることが無理だと思えれば往路をそのまま戻ったほうが良い。
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急斜面が終われば五色沼避難小屋に到着する。
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小屋の中は広くシュラフを持参すれば宿泊も可能だ。
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避難小屋を後にして五色沼を通過。
中心部は氷が割れる可能性があるので近づかないこと。
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弥陀ヶ池で往路と合流すれば後は登山口へ戻るだけだ。
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【入浴】
白根温泉薬師之湯。
帰路となる国道120号線沿いにある。
20
【おすすめ周辺情報】
渋川方面はお店が少ないが「ふらいぱん」ではボリュームあるステーキがおすすめ。
21
【おすすめ周辺情報】
竹屋釜めし。
焼き鳥や天ぷらもいただける人気店。
22
【おすすめ周辺情報】
芳味亭。
がっつり食べたい人はこちらをおすすめ。
※上記の情報は記事更新日(2016年12月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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