山での遭難信号の発信や応答は、笛(ホイッスル)を使うのが一般的である。夜間ならヘッドランプを使っても良い。ヘッドランプのスイッチをON/OFFをしてもいいし、光源を手で覆ったりしてもいい。
遭難信号の発信
上の図のように、1分間に6回(10秒に1回)の割合でホイッスルを鳴らす。そのあとで、1分間休む。これを繰り返し行なう。
応答信号
応答信号は、1分間に3回(20秒間に1回)の割合でホイッスルを鳴らし、1分間休む。これを繰り返し行なうことによって、遭難信号に応えたことになる。
笛(ホイッスル)は常に持参した方がいい
携帯電話も無線も利用できない場合は、上記の方法が一般的である。そのために笛(ホイッスル)を常に持参しておいた方がよい。最近のザックには胸のベルトに笛が付いている物もあるようだ。
山での遭難信号を忘れたら…
山での遭難信号を忘れたらモールス信号の「SOS」でもよい。
ちなみにSOSは、「トントントン・ツー・ツー・ツー・トントントン」である。3短点、3長点、3短点(・・・−−−・・・)である。
山での遭難信号もモースル信号のSOSも忘れたらピーピーと鳴らせばよい。
もしもトランシーバーを持参していても音声が伝わらない場合は、送信ボタンを押したり切ったりする時に電流が大量に流れて「ガッ!」という空電が発射されることを利用してもよい。その場合はモールス信号によるSOSの方がよい。
国際的な(無線による)音声による遭難信号は、「メイデイ(MayDay)」の3回連呼である。
「メイデイ、メイデイ、メイデイ」と言う。
ちなみにSOSは、「トントントン・ツー・ツー・ツー・トントントン」である。3短点、3長点、3短点(・・・−−−・・・)である。
山での遭難信号もモースル信号のSOSも忘れたらピーピーと鳴らせばよい。
もしもトランシーバーを持参していても音声が伝わらない場合は、送信ボタンを押したり切ったりする時に電流が大量に流れて「ガッ!」という空電が発射されることを利用してもよい。その場合はモールス信号によるSOSの方がよい。
国際的な(無線による)音声による遭難信号は、「メイデイ(MayDay)」の3回連呼である。
「メイデイ、メイデイ、メイデイ」と言う。
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