皇海山、鋸山(皇海橋〜皇海山、鋸山〜皇海橋)、ぜひ眺望の鋸山へ【群馬県】
- GPS
- 04:48
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 994m
- 下り
- 982m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 4:36
今回のルート記録のうち、皇海橋地先〜中間点において、行きまたは帰りのGPSログに異常が生じていました。原因は不明です。
行きも帰りも全く同じルートでしたが、記録上はいずれかが実際のルートから泳いでしまったようです。
● コースタイム
皇海橋・追貝側駐車場 559 ― 登山道入口標柱 601 ―廃林道からの分岐 606 ― 0.4km 609 ― 1.2km 624 ― 1.6km 632 ― 中間点(1.8km) 637/640 ― 最後の草付きの急登 654 ― 不動沢のコル 703/706 ― 2.9km 714 ― 3.2km 725 ― 皇海山 741/750 ―2.9km 811 ― 不動沢のコル 817 ― 鋸山 848/903 ― 不動沢のコル 929/933 ―― 中間点(1.8km) 958/1004 ― 1.2km 1015 ―0.4km 1028 ―廃林道からの分岐 1031 ― 登山道入口標柱 1035 ― 皇海橋・追貝側駐車場 1036
● 行動時間 : 4:37
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
実家=渋川=<追貝経由>=皇海橋〜皇海山〜皇海橋=<追貝経由>=上毛高原=自宅 ● 登山口へのアクセス ○「皇海橋」 ・国道120号線を沼田から片品村に向けて進む。追貝集落より右に逸れ、道標や道ばたに現れる皇海山登山口の案内を見ながら進むと、やがて、栗原川林道へとつながる。悪路を18.5km進むと登山口である「皇海橋」が現れる ・登山口付近の駐車スペースは、皇海橋を挟んで追貝側と根利側の2箇所整備されている。登山口は根利側だが、追貝側にはトイレと登山届がある ・反対側の根利からも道が通じているが、最近のネットの皆様の声を拠り所とするならば、現時点では 追貝側のほうが走りやすいようである(あくまでもH28.11時点) ・国道120号線分岐から約70分。栗原川林道入口から約18.5km、舗装区間は3回現れるが、入口から 約6.2kmが最後。それ以降はほぼダート。闇夜に走って約60分、昼間に走って約50分 ・根利からも到達できるが、現時点での沼田市の情報によると、根利側は車高の高い車に限っているようだ。それもあって今回は利用していない |
コース状況/ 危険箇所等 |
○皇海橋〜不動沢のコル ・中間点まではなだらかな登り。最初のうちは林の中の逍遥道。渡渉を続けるうちに、川原石の上を歩くような沢道になる ・渡渉とは言っても、石伝いに飛び移るだけで、水濡れの心配はない ・中間点を過ぎると水の乏しい沢筋を登り、それと沢脇の急登を繰り返すうちに源頭部。そこからは土 の急登で不動沢のコルに至る ・こちらの部分でも沢筋歩きにはなるが、水に濡れるほどの流水はない ○不動沢のコル〜皇海山 ・山頂部の連続した登りだが、取り立てての急登もない。ずっと針葉樹林帯なので、ほとんど眺めは利かない ○不動沢のコル〜鋸山 ・二つ目のピークの先の鞍部までは、緩く昇降を繰り返す樹林帯の尾根道。そこからは、土の急登で一気に鋸山の山頂部へ ・ロープは3度以上は出現するが、いずれも古いトラロープであり、信頼性は低いと思われる。現に登山口には使用しないようにという注意書きも出されている |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・沼田の市街のうちにはコンビニ等が多数ある ●日帰り温泉 ・追貝の近くには老神温泉、国道を奥へと進めば日光湯元があるので、温泉街にはなにがしか日帰り温泉もあるものと思われる ・根利側には、林道入口の近くに「しゃくなげの湯」という日帰り温泉がある。また、国道でインターへと向かうと道の駅に併設された「望郷の湯」という温泉施設もある(いずれもH28.11現在) ・今回は、「しゃくなげの湯」を利用した。大人3hまで560円(H28.11現在) |
写真
感想
皇海山は、私にとっては“計画倒れの山”だ。事前中止も、レンタカーを手にしておきながら中止も何度もある。そもそもが荒天時には避けたい山だ。それに加えて林道も通行止めとなることが多い。今回こそはとの思いで、飛び石連休の中、一山に絞っての遠征。
何度も確認した天気予報が“翌日晴れ”を示す中、上越新幹線の中から上州の山並みがきれいに見えるのを見て、今回こそは大丈夫だろうと、改めて思う。
車を借りて、一旦渋川へ。急遽の手配だったので、宿はここになった。
宿を3時半に出発し沼田のコンビニへ。なぜか小雨混じり。まさか、と天気予報を見ると、朝方だけは曇り記号に変わっている。まぁ本格的に降る雨ではないだろう。
うんざりする長さの栗原川林道入口を4:49に通過。ちょうど一時間で登山口である皇海橋に到着した。驚いたことにもマイクロバスが駐車している。
トイレに寄ったついでに登山届けを書く。そうこうしているうちに先ほどまでの闇がどこかに行ってしまい、あたりを見渡すことが出来るほどの明るさに。ほどよく、出発。
登山道に入ると、以前よりある距離標識と最近設置されたらしい補助標識が頻繁に現れる。全3.6kmの中のどの辺りにいるのかがわかりやすいが、古いお山にあるような“一合目、二合目…”のほうが興趣をそそる。
わずか30数分で距離でいう中間点に到着。しかし残りの高度差が500mもあるので、これからの急登が想起されてしまう。
その先しばらくで、秋が終わり、冬の様相になった。
ぬかるんだ土の急登に疲れたところで、不動沢のコル。休みたいが風が冷たい。ウインドブレーカーを着込んで、先を急ぐ。
頂上までの間で2組とすれ違い。更に頂上にはもうお1人。結構早く出たつもりだったが、更に先の人がいるとは驚き。
噂通りの眺望の利きにくい頂上だが、冬枯れの木立の合間からは、車で上がってきた栗原川の側の紅葉が透けて見えている。山頂部の東面は雪が残っている。見る限りは霜ではないと思われる。初雪は最近だったのだろうか。
皇海山からは一直線に鋸山へ。最後の本峰登りかけの頃より、背後には堂々とした皇海山がどっしりと聳えている。見守られながら、土と岩の急登を進む。
ややあって、山頂へ。山頂からは、奥白根、女峰山、男体山などの奥日光の山々を見ることが出来る。山頂では、テント泊の方がちょうど撤収中。聞けば、庚申山荘からとのこと。
それにしても、鋸山まで来てよかった。この眺望がなかったら、満足感が半減していたかもしれない。
クラッシックルートを戻るその方と別れ、こちらは来た道を皇海橋へと戻る。
登山口には1030過ぎに戻ったが、途中すれ違う人の多いこと。やはり、今年最後となる可能性もある週末だからなのか。
帰ってきて、登山届けの所に行くと、なんと行きに書いた紙がなくなっているではないか。前後を見ても、本日入山の数人分が消えている。登山届けには住所なども書いているから、数枚消えてなくなるのは気持ちが悪い。でも、ないものはどうしようもない。
帰り道は、同じダートだが、闇夜とは違い、紅葉の中。鑑賞しながらのドライブであり、とても満足なものとなった。
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