泉ヶ岳
- GPS
- 04:05
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 725m
- 下り
- 735m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
寝坊はいつものことで、歩き始めは10時を過ぎている。少雪は解消されて泉ヶ岳スキー場は元気に営業していた。水神まではツボ足、以後ワカンを履き、山頂まではいいペースで上がった。アイゼンの登場は今回なし。
強烈な風だが視界はまずまずなので北泉へ向かう。風で消されたのか行く人がいないのか、雪上に踏み跡は見えず、赤テープを辿って鞍部へ下る。それにしてもなかなかの雪量。下りとはいえ膝丈ラッセルが辛くなってくる。鞍部でスプリングバレーからのスキートレースをみつけて一安心し、持参した軽食を頬張り血糖値を上げるも大腿はバテバテであった。
SVから登ってきたヤマスキーヤーと挨拶を交わし少し元気になり歩き出す。ここから三叉路まで僅かながら登り。残念なことに期待していたスキーのトレースはすぐ先で終了しており、スキーヤーはSVへ林間を下って行かれた様子。疲れたのでこのトレースを辿ってSVに降りてしまおうかという誘惑を何とか裁ち切り、登りラッセル再開。やっとの思いで登り詰め、北泉まで続く踏み跡を発見し膝ラッセルからは開放される。目指すは北泉と言いたいところだが脚も気力も既に一杯一杯。登頂は即諦めて水神へ向かった。
踏まれてはいるものの時に膝まで潜りながら下ると少し気力が回復してきた。そんなところに黒鼻山方向の踏み跡発見。小生未踏の黒鼻山、尾根だから歩き易いかな、風で雪が固まっているかな、標高も下がったし雪量も少ないだろうなどと甘い考えにつられて踏み入れてみた。ところが、そんな妄想はものの数分で風雪とともに消え去った。雪量は相変わらずで再びの膝ラッセル地獄、固まってもいないし、踏み跡は消えているしでペースは全く上がらず仕舞い。三叉路からここまで45分もかかっている。こんなんじゃ日が暮れてしまうし脚力も底をつく、樹間に見える黒鼻山は遙か遠い、ということでこちらも撤退することにした。
スノーシューならもっと楽なのか、ストックを持ってきた方がよかったのか、もっと脚力があったら、もっと早く起床したら、などいつものごとく反省しつつ駐車場着。レストハウスや温泉に立ち寄る気力もなくソソクサと帰宅した。
今年初めてのヤマ歩きはラッセルで腹一杯(笑)。でも家から30分でこんなに雪山を愉しめるのは有難い限りである。
風は強かったが、身を切るような冷気ではなかった。もうそこまで春が来ている感。雪のあるうちに北泉、黒鼻山に訪れてみたいものだ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する