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Yamareco

記録ID: 113081
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無雪期ピークハント/縦走
白神山地・岩木山

青森労山創立20周年 県境縦走 大日影山・石の塔

1991年06月09日(日) [日帰り]
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naritagajo その他8人
GPS
--:--
距離
9.0km
登り
819m
下り
822m

コースタイム

青森IC(5:00)―弘前IC(5:30-39)一早瀬野ダム(6:03)一石の塔入口P(6:22~37)一登山道入口(6:46)一石の塔(7:15~28)一展望所(7:38)一石の塔(7:50)一夏越(8:22~32)―林道(8:57~9:12)―上の林道(10108~12)一p804m(11:40~12:20) p820第一反射(12:39~52)一第二反射板(13:05~50)一p804m(14:29~34)―上の林道(15:21~30)一石の塔入口P(15:44)
アクセス

感想

うすぐもりの早朝、時間通り全員集合出発。弘前ICで北山を待つ。一路大鰐の町へ。右左にと道をたどり早瀬野へ。ここは島田温泉への分岐でもある。右にダムを見ながら何度となくカーブをしながら蜆貝川本流沿いの林道へ入る。杉の大木の林立する林道をしばらくすすむと鳥井のある石の塔への入口へ。川を渡るとすぐ林道。少し歩いて石の塔への山道、駒犬2匹有り。杉の大木2本有る。沢通しの山道をすすむが途中大崩れが有り、沢の中をすすむ。崩壊地をすぎてから杉林の中へ山道はついている。沢の途中にも大岩が2ヶ所有りおどろく。山道には天然杉に囲まれ20m近い大岩がそびえていて、皆を圧倒する。どうしてこんな大岩がこんなところにと、自然の造物は不可思議で、素人にはただ感嘆するのみ。東側の岩の展望所から大日影山方面を望む。夏越方面への山道は山頂の尾根の南側に有るので探すのに少し時間を要した。尾根沿いに夏越へ。地図上のガケ2ヶ所は確認出来なかったが392m地点と思われる所、鞍部から東側の沢沿いに不確かな山道を下る。沢には名も知らぬシダが目に鮮やかだ。ミズ、アイコが目につく。蜆貝川は浅瀬で何ともなく渡れる。林道に出て、まずは県境の一部の縦走に安堵する。ところが次の大日影山への登り口を見つけることが出来ず、地図上から推定して杉林へ入る。沢筋から左の尾根にとりつき登ると上の林道へ出る。右側の沢で入りくんだカーブを確認し、左側にあるべき登り口はと見るやいなや、寺鳴さんが入口を見つける。赤テープをつけて出発。杉林の中の歩きやすい山道をゆっくりと登る。こんな調子で行けるのなら最高の山日和となるのだが、そうあって欲しいと思い、登って行く。途中2度ばかり伐採のため陽当りの良い斜面を出入りしたあとで左側のブナ林に山道はあって林の中を気持良く登る。石の塔、夏越ラインと大日影山への登山口を探すのに時間を要したため、大巾な時間の遅れとなった。300mから800mへと一気に500mの高度を稼ぐのは大変な急登なのだが、トップ泉君のリードで着実に高度を上げて行く。
大分上部の尾根筋に出たところで左側遠く下の方に早瀬野ダムを見おろせた。でも皆は一服することもなくどんどんと上へ進む。もう11時を廻っている。早朝出発のため疲労も空腹も皆同様に感じているのでは。特に北山さんは病後のことでもあり、ゆっくり登る。804mのピークを越えてすぐ昼食とする。ここでやっと大きな登りも一段落、あとは尾根上の小さな登り下りを繰り返して大日影山へと続くのだ。山道は稜線沿いについていて、地図上のルートとは違っている。第一の820mのピークには電波反射板が向い合って建っていた。反射板についている標識にも大日影山の名称が有る。

ここからは甚吉森へのルートとなるのだが、廻りはヤブで目印もない。でも反射板の柱のすみにマジックで4方向の地名が入っている。進む道を探すが、よく判らないまま少し下ったら山道がみつかったのでそれを進もうとしたが、どうも変だとのことで上へ登ってみたら、もとの反射板のところへ出てしまった。全くのおそまつ。そこで今度は反対側をのぞくと左右へ山道があるとのこと、これを磁石により右へ(東へ)進むと10分も歩いたであろうか第2の反射板へ出る。初めは又々もとの第一反射板へ出たのかと思ったが別な反射板であった。ホットする。でも今度はここからの進路の発見分別に二度ばかりやぶの中へ泉君と入ってみるが発見出来ない。地図では南側にあるようになっているが、杉の植林地まで下がってみたが発見出来ず、体力時間からみて無理と判断し元の所へ下山とする。下山途中で地図上の道と思われる山道を見つける。ブナの木にも赤スプレーで矢印が2本ついているし、少し下がった所に赤い瀬戸びきの“火の用心"の標識板が打ってある。ほぼこれに間違いないと思われる。登る時には全く気がつかなかった。ただ足元のハッキリした山道にたよりすぎて地図上の尾根をこえてしまい、大日影山の南下をトラバースする道のことを地図を見ていながらして何の疑問も抱かなかったのだから、おそまつの一言です。

無線のコール時間もマチマチになってしまっていたので、石の塔駐車場から乗って来た車に分乗し島田温泉の奥の林道終点で今か今かと待ち受けている高橋さんを迎えに一路島田温泉を目指す。西股沢を過ぎ東股沢分岐手前で下りて来た高橋さんに会う。温泉で入浴した後で北山さんとは大鰐で別れ、皆は青森ICで解散とする。

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