【湯巡り】八ヶ岳全山+奥秩父縦走【飲んだ暮れ】
- GPS
- 248:00
- 距離
- 143km
- 登り
- 7,553m
- 下り
- 7,870m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 9:10
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:05
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:40
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 9:00
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:00
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:40
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 6:10
天候 | 4/28 晴れ 温かい 4/29 晴れのち吹雪(新雪30cm以上) 4/30 快晴 松本で25℃ 5/1 曇りのち雪、昼頃に雷雨のち大雪、夕方から晴れ 5/2 快晴 暑い 5/3 晴れ 暑い 5/4 晴れ 暑い 5/5 快晴 暑い 5/6 曇り、日没後に雨 5/7 晴れ 5/8 晴れ 猛暑 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
松戸05:56 - 06:12日暮里06:17 - 06:38新宿07:00 - 08:54小淵沢 ※JR特急スーパーあずさ1号・松本行 利用 ----------------------------------------------------------------------- 4/28 スーパーあずさ1号 7:00新宿(8:54小淵沢) 普通禁煙 指定席(トク35) 3,830円(特急1,870円、運賃1,960円) ----------------------------------------------------------------------- ■小海町営路線バス http://www.koumi-town.jp/office/files/pdf/matubarako29.pdf 稲子湯/小海駅 運賃800円 ■JR小海線 小海駅 http://www.koumi-town.jp/office/files/pdf/29JR.pdf ■川上村営バス http://www.vill.kawakami.nagano.jp/kanko/04_access.html 川上駅/梓山 運賃550円 07:05/07:30 08:35/09:00 10:45/11:10 13:40/14:05 15:28/15:51 16:50/17:15 ■西東京バス(平日) http://www.nisitokyobus.co.jp/ お祭/奥多摩駅 [奥10] 08:32 13:48 15:53 18:33 鴨沢西/奥多摩駅 [奥10] 06:17 08:35 09:33 10:13 13:51 15:56 16:31 18:36 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆★☆★☆★☆★☆ ★ コース状況 ★ ☆★☆★☆★☆★☆ ■八ヶ岳 【小淵沢駅〜青年小屋】 標高2000mまで積雪なし。地面も乾燥している。 押手川〜青年小屋は腐れ雪で難儀。 【青年小屋〜編笠山】 樹林帯は積雪も雪が緩い。山頂に積雪なし。 【青年小屋〜権現岳】 のろし場先の雪壁が腐れ雪でステップ切れずに難儀。 ギボシトラバースは腐れ雪で難儀も、権現小屋スタッフさんが整備中。 【権現岳〜キレット小屋】 源治梯子は出ているものの、下り切ってからのトラバースがステップが崩れて難儀。 キレット小屋直前の樹林帯は踏み抜き地獄。 【キレット小屋〜赤岳】 ルンゼの積雪は雪質が緩く、岩伝いに登攀が無難。 【赤岳〜横岳〜硫黄岳】 前日に新雪が積もり、当日は高温のため、稜線の雪質は最悪。 赤岳〜地蔵尾根間はステップが切れず、登りはムリ。 横岳までの雪壁の雪質は緩く、難儀。 横岳のナイフリッジは安定で問題なし。 硫黄岳に積雪はなし。 【硫黄岳〜夏沢峠〜オーレン小屋】 夏沢峠手前の樹林帯から積雪あり。 夏沢峠〜本沢温泉にトレースなし。※5/1にコース開いたとの情報。 夏沢峠〜オーレン小屋は積雪あるも歩きやすい。 【オーレン小屋〜蓑冠山】 積雪あるも歩きやすい。 【蓑冠山〜天狗岳】 雪は風で飛ばされていて積雪なし。 【天狗岳〜中山峠】 天狗岳からの下りで、一部雪庇上にトレースがあり、危険。 歩きづらくてもハイマツ上のトレースを歩くように。 中山峠〜本沢温泉にトレースなし。 【中山峠〜高見石〜白駒池】 樹林帯なので積雪あり。 白駒荘〜青苔荘はルート不明瞭の上、踏み抜き地獄。 【白駒池〜茶臼山〜縞枯山〜ロープウェイ山頂駅】 樹林帯の中で積雪あるも、歩きやすい。 ロープウェイ山頂駅周辺はアイゼン禁止。 【北横岳】 雪が緩く、アイゼンなしでは登れない。 【雨池峠〜雨池〜白駒池】 林道が通行禁止のため、迂回路が設定されているも、雨池周辺はルート不明瞭。 要ルーファイ。 【白駒池〜稲子湯】 にゅう分岐よりトレースなし。ルーファイの上、踏み抜きラッセル(股)。 しゃくなげ尾根は、尾根チェンジしたあとは積雪なし。 ■奥秩父 【毛木平〜甲武信ヶ岳】 ナメ滝より先は積雪あり。 千曲川源流はまだ埋まっている。 【甲武信ヶ岳〜雁坂峠】 雪は多少残っているものの、アイゼンない方が歩きやすいかも。 避難小屋でアイゼンを外した。 【雁坂峠〜雁峠】 水晶山に積雪ある。他はなし。 【雁峠〜笠取山〜将監峠】 積雪なし。 トラバース道(水源遊歩道)は山ノ神土手前に崩壊地通過が4ヵ所あり、そのうちの1ヵ所は2〜3歩がどうにもならない。稜線通しで行くのが無難。 【将監峠〜飛龍山】 積雪なし。 昨年と比べて、道が崩壊しているところ複数。要注意。 【飛龍山〜三条の湯】 特に問題なし。 【後山林道】 特に問題なし。 |
その他周辺情報 | ☆★☆★☆★☆☆★☆★☆ ★ 山小屋・キャンプ ★ ☆★☆★☆★☆☆★☆★☆ ●青年小屋 期間:4/29~11/5 幕営:一人600円 30張り ▲キレット小屋 期間:7月上旬〜10月中旬 ●夏沢峠 山びこ荘 http://www.yamabikosou.com/ 期間:4月下旬〜10月上旬 ●オーレン小屋 http://www.o-ren.net/ 期間:4月下旬〜11月上旬 幕営:一人1,000円(水洗トイレ使用料込) 温泉:テント利用者 別途一回500円 17時30分〜20時 ●黒百合ヒュッテ http://www.kuroyurihyutte.com/ 期間:通年 幕営:一人1,000円 50張り ●青苔荘 http://www.seitaisou.com/ 期間:通年 幕営:一人650円 60張り ●高見石小屋 http://www.yatsu-akadake.com/takami-k.html 期間:通年 幕営:一人550円 10張り ●本沢温泉 http://www.yatsu-honzawaonsen.com/ 期間:4月下旬〜11月上旬 幕営:一人600円 温泉:内風呂800円・石楠花風呂700円・野天風呂600円 ●松原湖高原キャンプ場 http://www.matsubarako-kogen.jp/ 期間:4/22〜 幕営:一人1,000円(持込/車なしの場合)※予約不要 ●十文字小屋 http://www.hut10monji.com/ 幕営:一人1,000円 ■甲武信小屋 http://www.kobushigoya.net/ 幕営:500円(1張り)+500円(1人)=1,000円 30張り 水場 1L50円 水平で階段状に作られていて、傾斜を気にする必要はない。 小屋の目の前。トイレは水洗できれい。 ■雁坂小屋 http://karisakakoya.blogspot.jp/ 幕営:800円 30張り 水場:湧水 小屋先の尾根沿い。どこも水平に整備されている。 トイレの中を国道が通っている。 水場は通常は小屋前。 ■笠取小屋 http://kasatorikoya.com/ 幕営:500円 20張り 水場:湧水(多摩川源流) 小屋裏の樹林帯と、小屋横の芝生。 基本的にどこも水平で、傾斜を気にすることはない。 水場は小屋下徒歩3分の源流。 トイレは目の前。バイオできれい。 ■将監小屋 幕営:1000円 50張り 水場:湧水 小屋前の斜面を階段状に作られている。 小屋より上は土で、小屋より下は芝生。 上のサイトは眺望がよい。 水場は目の前。トイレは循環式バイオできれい。 ■三条小屋 http://www.taba-kan.co.jp/sanjou/index/ 幕営:600円 15張り 水場:湧水 三条の湯:600円 小屋直下5分の沢沿い。 環境は良いが、小屋・トイレが遠い。 水場はサイト内にある。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
積雪期の八ヶ岳全山縦走にチャレンジ。
今年はまだまだ雪が残っているということで、楽しみにしていたが、天気予報が微妙。大荒れにはならないと見込み、荒れそうな日はショートにして予定を組む。しかし、まさか大雪になるとは思わなかった。普段ならパウダースノーは大喜びなのだが、雪崩にとっての好条件(!?)が揃ってしまった。一度解凍したあと氷点下で絞まった根雪への新雪、翌日の高温。赤岳越えをどうするか迷うも、稜線通しの行程なので決行することに。キレットは南面のせいか、雪はあまりなく、夏道がわかる。ルンゼは雪が乗っているが、触ってみるもステップが切れない。すべて岩伝いで登攀する。風もなく、なんとも登山日和。気持ちよく赤岳に登頂。
山頂には雪がたっぷりと乗っている。絞まっていれば歩きやすいのだが、かなり緩い。根雪までアイゼンが届かない感じで不安感いっぱいだ。トレースを少しでも外すと一気に雪崩れていきそうな斜面。慎重に下り、なんとか地蔵尾根分岐に到着。一安心だが、先に見える雪壁が一層の不安感を醸し出す。この状態ではピッケルはもはや意味をなさない。ピッケルではなく腕を直接雪壁に突っ込んでバランスを取る。足は引っかかるまでキックしつづけながら少しずつ進み、コースタイムの2倍近くを割きながら、なんとかクリア。昨日は大雪降っていたのに、現在の松本の気温が25℃とか理解できない。暑くて汗だくだけど、冷や汗もかき、額には脂汗も浮いているこの状況。牛や鮪なら美味しそうなのだが。横岳の看板を見たときには、気が抜けそうになった。残りの難関はナイフリッジだけ。こんだけ雪が腐っているのだから、夏道が出ているかと思いきや、雪のナイフリッジは健在だった。取り掛かろうとしたら、横岳山頂で休憩していた2人が立ち上がった。どうやら誰かが進むのを待っていたようだ。このナイフリッジの下りは度胸と勢いで行くしかない。恐怖心が沸く前に一瞬で通過するしかないので、躊躇せずに通過すると、後方でどよめきが。振り向こうかと思ったが、まだ鎖場が残っているので先に進む。植生保護ロープのある広い稜線に着地すると、安堵感と達成感の入り混じった、なんとも気持ちの良い気分になった。しかし、気が緩むと、一気に疲労感が襲ってくる。目の前の硫黄岳がなかなか進まない。何度も何度もケルンを数え、その度にため息をつくの繰り返し。このあとにはオーレン小屋でのお風呂が待っていると思い、なんとか力とやる気を振り絞る。硫黄岳山頂はスルーして、すぐに下りにつく。とにかく黙々と下り、小屋に到着。お風呂にはまだ時間があるので、先にビールをいただき、明日以降の予定を見直す。天狗岳を越えてしまえば、快楽の北八ヶ岳だ。天気はかなり微妙なので、早出をすることに。熱い湯が身も心もほぐしてくれて、気持ちよく就寝。
朝、太陽は出ていない。樹林帯を抜けると案の定、強風が吹いている。大荷物が風に煽られ、なかなか進めない。根石岳に登頂しようとするとき、顔に何かが当たった。風に霰が混じってきたのだ。思っていたよりもかなり早めに天気が荒れだした。思えば天狗岳は、夏も冬も今まで一度もまともな天気で通過したことがない。今回もダメなのかと考えながら歩いていると、見る見る天候が悪くなり、気付いたら西天狗が全く見えなくなっていた。黙々と歩いていると、中山峠をいつのまにか見過ごし、黒百合ヒュッテが目の前に現れた。一瞬気持ちが切れそうになったが、すぐに引き返して中山峠まで戻る。こんなに分かりやすい中山峠を見過ごすなんて…。本沢温泉へのルートを確認してみると、トレースが全くなし。初めてのルートで、下りのルーファイでラッセルは無理なので、この時点で本沢温泉を諦める。意気消沈の中、雪が雨へと変わり、高見石小屋手前でドシャ降りとなりトドメを刺される。あと30分頑張れば…樹林帯の中だからあまり雨に打たれないだろうと考え、白駒池へと下る。雨は容赦なく、白駒池が見えたときには、すでにやる気が失せていた。白駒荘旧館が営業をしていなかったので、軒先で雨宿り。雷鳴も轟き、ただただボーっと佇んでいた。小一時間くらいすると、大雨が大雪へと変わり、これなら歩けると気持ちのスイッチが入る。あと15分…だがしかし、この雪でトレースはすべて消え、踏み抜き地獄と化した。青苔荘に着いたときには、テントを張る気力もなく、素泊まりで受付を済ませた。乾燥室に荷物を入れ、着替えを済ませると、おススメのビンビールをいただく。愛知からきていたご夫婦と話が弾み、気付くと雪は止み、日が差し始めていた。女将さんから「テントにする?」と含み笑いで言われるも、「大丈夫です」と即答し、みんなの笑いを誘った。その後も飲み続け、久しぶりの屋根の下で気持ちよく寝床についた。
翌日は快晴。テントの受付を済ませ、朝食前にテントを設営。荷物をテントに移して、空身で北横岳を目指す。背中に大荷物がないので、快調だ。カラダにも心にもゆとりがあり、まさしく山を堪能している感じ。縞枯山荘まで来ると、観光客の方々が増えてきて、下界感が漂い始める。いつのまにか登山スタイルのこちらが浮いている感じ。そそくさとロープウェイ山頂駅前を通過し、北横岳へと取り付く。人はけっこういるが、みなアイゼンを着けていなくて苦戦。この腐れ雪ではアイゼン装着者の数倍は体力使うだろうなと思いつつ、横を通過していく。山頂に着くと、展望が開けた。今まで歩いてきた八ヶ岳の全貌が見渡せた。なんとも気持ちの良いことだ。ずっと見ていても全く飽きが来ないのだが、上田出身の彼に声をかけられ、しばし話をする。山頂には30分程度滞在したが、結局、アイゼン未装着の方々は現れなかった。下山し、駅前は通らずに雨池方面へと向かう。峠で偶然にも愛知からのご夫婦に出会い、しばし談笑。またどこかで出会うことを祈念し、お別れ。雨池へリスタート。雨池は素晴らしい景色だったが、ルートが不明瞭で、ルーファイに苦戦。最後はヘトヘトになって白駒池に帰還。女将さんに「ホントに好きねぇ」と笑われながらもビンビールを注文。名物のコケ丸焼きをつまみに飲む。翌日は稲子湯への下山だけなので、のんびりと過ごした。
天気は晴れ。秘湯を楽しみに青苔荘を出発。はじめは池や湿原を味わっていたが、にゅう分岐から先にトレースがまったくないことに動揺を隠せない。しかし、進むしかないので一歩踏み入れるも、はじめの一歩で踏み抜く。そしてまた踏み抜く。踏み抜きのラッセルで斜面を登っていく。気が滅入っていて、ただただ黙々と進んでいると、いつの間にか森が広がっていて、景色の区別がつかなくなっていた。まさかのルートロスト!しばし彷徨い、なんとか赤リボンを見つけ、安堵。しかし、踏み抜きラッセル地獄の状況は変わらず、かなりの体力を削られた。十字路を越すと下りになり、シャクナゲ尾根に入るころには雪も消えていた。アイゼンを外して快調に飛ばすと「みどり池入口」に降り立った。バス停があるので時刻表を見ると、稲子湯に到着するころにバスも来る計算に。次のバスは3時間後。迷いながらも意気消沈。稲子湯に到着し、バス停にザックをおろす。自販機があったのでコーラを買って飲んでいて、何の気なしに時刻表を確認。すると、バスまで1時間のゆとりがある!「みどり池入口」と「稲子湯」では本数も違っていたらしく、嬉しい誤算。すぐにタオルを取り出し、湯に入る。聞きしに勝る名湯、稲子湯。たっぷりと味わい、バスに乗った。小海駅に着くと、電車までに40分ほどある。小柄ながらもショッピングセンターが駅に併設されていたので、物色する。電車で信濃川上駅に移動し、すでに待機していたバスに乗って、梓山に移動。そこからレタス畑の間を歩いて甲武信ヶ岳の登山口へ向かった。
そもそも、なぜ奥秩父?
まだ休みもあるし、都内まで道が続いているのなら、歩いて帰ろうかなって。より長く山の中にいたいなぁって。
まだ見ていない千曲川源流。母が長野出身で、小さい頃によく親戚のウチに行っては千曲川で遊んでいたので、一度は見てみたかった。そんなこともあって、奥秩父への足を運ぶ。
甲武信ヶ岳から笠取小屋へ向かう途中、雁坂峠で一休み。そこで声をかけられ、話が弾み、結局は笠取まで行かずに、雁坂小屋でテントを張ることに。まだお昼ながらもビールを飲みながら、色々な人とお話をし、夜は「食飲研修」に混ぜていただいて、とても楽しいひと時を過ごした。小屋のスタッフのみなさん、どこまでがスタッフかわからずも、みんなが集う雁坂小屋。感謝感謝。またいつか、是非ともお伺いしたいと思いつつ、みなに手を振られながら出発。
起きたては二日酔いが酷いと思っていたが、歩き出したら快調。当初は巻く予定だった笠取山も登った。しかし、次第にバテバテになり、将監小屋に着いたときには、浮腫みもひどく、手袋が外せない状態に。受付をしていると、ご主人に「大丈夫?救助呼ぶ?」と笑いながら心配され、「ビール飲めば戻るんじゃないの?」ということに落ち着いた。
あと二日。特にキツイところは残っていなく、のんびりと山を楽しめる。スルーするつもりでいた飛龍山にも登ってみた。相変わらず山頂標識は逆を向いていた。あとは三条の湯へ下るだけ。しかし、昨年から降水が少なく、乾燥が続いているからか、奥秩父の登山道はやや荒れている気がする。昨年と比べて、新しい崩落箇所がかなり増えていた。あと少し、というところでの気の緩みによる事故が多いので、気をつけて歩いた。昼間前に三条小屋に到着。すでにお風呂は沸いているらしく、まだお客さんもいないので、ゆっくり入っていいよとのこと、甘えて1時間ほど入浴。その後は名物「鹿肉の燻製」とビールでのんびり。テントに戻って、残りの食材を調理し、満腹になったところで昼寝。起きたらもう一度、入浴。そしてビール飲んで就寝。とても贅沢な縦走最後の宿泊だ。
最終日。バス停まで下るだけ。平日なので帰宅ラッシュと重ならないようにするため、早めのバスに乗ることに。快調だったので1時間早いバスに乗れた。下界は真夏日。雪山装備の格好はかなり浮いていたが、気にならないくらい、なんとなく自分に誇らしげになっていた。11日間の山旅、名残惜しくも終了。
■□■追伸■□■
5/1に八ヶ岳・天狗岳近辺で携帯電話(スマホ)を失くしましたが、5/8茅野警察署から姉のところに連絡があり、拾得物として届けられたとのこと。手続きを済ませ、着払いで発送していただき、5/10無事手元に戻りました。
見つけていただいた方、届けていただいた方、茅野警察署の方々、大変お世話になり、誠にありがとうございました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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anbyさま
先日は雁坂でゆっくり過ごしていただきましてありがとうございました。
小屋のスタッフは「八ヶ岳さん」とよんでいましたが、おいでになった皆さんと小屋の者と一緒にいい時間を過ごせてよかったです。
あの時はちょいと混みすぎでしたので、今度は静かな雁坂へまたお越しください。明日(12日)また小屋へ上がり今度は水も庭まで引いてくることができると思いますので。お待ちしています。
イシさん、コメントありがとうございます。
また、色々とお世話になり、そしてとても楽しいひと時をありがとうございました!
水は3L積んでいたので、結局いただくことはありませんでしたので、大丈夫です。
今度はゆったりと、もっと峠を楽しめる日程でお伺いしたいですので、その際は宜しくお願いいたします。
三条の湯に参上せずに失礼しました。
連絡が取れない状況は雁坂からのアップで判りましたが、今回は迷いつつも西へのドライブに切り替えました。
今週末も長野遠征ですね。疲れを残さないようにお気を付けて。お母上様や他のメンバーの方々にも宜しくお伝え下さい。
私は鍋倉に参加出来ない分、来週の平日で社内研修会に参加してきます。
fireboltさん、こんにちは!
スマホ、ホントに良かったです。
百高山についで百名山、もうすぐですね。達成の際は、駆けつけますので、宜しくお願いいたします。
酒樽担ぐ?笑
anbyさん こんばんは。
雁坂小屋では一緒のテーブルで飲みながら料理を作りながら ←キッチンドランカー
お話しながらと楽しい時間でした
また何処かでお逢いした時にはよろしくお願いいたします。
黄緑色のテントは我が家です
住まいも近いけどテン場でもご近所さんでしたね。
823さん、こんにちは!
キッチンドランカーwww
なんかいいッスね!
いやいや、こちらこそ楽しいひと時をありがとうございました。
あと、ステーキも美味しかったです。
こんにちは。
長旅レコに今気づきまして(!)…お疲れ様でした!
この行程ですとanbyさんも食飲研修にご参加のようですね
平日休みでなければしれっと乗り込めたのですけど、こればかりは仕方ないです。
(まぁ、用事があって5/6はお休みを貰っていましたけど )
お疲れ様でございました!
ありがとうございます。
食飲研修、参加しましたよ。笠取小屋まで行く予定だったのですが、峠で休憩したらあれよあれよと…
とても楽しいひと時を過ごせました。
一期一会もまた、山の楽しみのひとつですね。
初めまして!
八ヶ岳縦走レコをいろいろ読み漁ってたらこんな素敵なレコを見つけてコメントさせていただきました!
実は前にも雲取でクリスマスコースディナーされてましたよね?
そのレコも拝見していたのですが、どれもおもしろく参考にさせていただいていました。
勝手ながらanbyさんをフォローさせていただきました。
今後のレコも楽しみにしておりますね(^^)/
コメントありがとうございます。
参考に、、、なりました?汗
フォローありがとうございますが、マイペースですので、楽しみにされると、、、
頑張っちゃおうかしら
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