古寺山〜大朝日岳〜鳥原山
- GPS
- 08:22
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,695m
- 下り
- 1,679m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小朝日岳から鳥原山への道は急斜面あり、ロープあります。さらに小朝日岳側は片斜面のザレ場も多く、疲れている時はより注意が必要。 |
写真
感想
職場が落ち着いてるので、出かけられそうな連休です。早速天気予報をチェック、連休後半は雲が多くなってきそうと読み、明日と明後日が出かけるチャンス。長男坊を連れて行こうかと思いましたが、修学旅行疲れのため連れだし禁と妻が。それならば単独行、日帰りツアーをスケールアップして、昨年からの懸案だった30年ぶりの朝日に行こうと決心。でも、何時に出発すればいいか、古寺鉱泉へのアクセスルートなど慌ててネットや書物で調べていたら1時近くの就寝でした。
4時に起きてみれば、仙台は曇り、いつか晴れることを信じて出発。コンビニに寄って荷作りして、クルマを飛ばしますが、古寺鉱泉の駐車場がすごく心配です。駐車場に着いたのが6時半で駐車場は予想通りぎっしり、かろうじて1台分だけ空いてるスペース(大型車なら無理)に駐車できました。
曇り空のなか、いつか晴れるはずと信じて古寺鉱泉出発、ひたすら登ります。展望は曇りのせいかあまり開けません。このコースは鳥原コースと違い、途中に水場があるのに救われます。一服清水、三沢清水で水を飲み、顔を洗うことで復活です。それにしても、途中すれ違う方たちは大朝日小屋泊からの帰りなのか、あるいは小生と同じ日帰り往復なのか、結構すれ違うんですよね。なかなか着かないとしんどく思っていたところで古寺山到着。ついに朝日連峰の主稜線が眼前に開けます。晴れてきましたが、まだ、大朝日岳は雲がかかってました。
小朝日は帰りに寄ることにして大朝日に向かいます。道は歩きやすく、熊越を過ぎれば展望もまずまず、バテてきたところで銀玉水到着。手が痛くなる冷たさの水を十分にいただき、頭から水をかぶります。もう大朝日に雲はなく、Y字雪渓は見事です。急登を登り切れば、もう大朝日小屋です。荷は下ろさずに、頂上直行、ついに大朝日岳山頂に着きました。夏雲が多く遠望とはいきませんでしたが、小生にとっては十分な展望でした。
ゆっくり昼食を摂った後、名残を惜しみながら出発。大朝日小屋の中を覗かせてもらいつつ、小朝日岳へ。小朝日の登りは案の定キツく、一歩ずつ高度を稼いでいると感じでした。頂上は5-6人の方が休まれており、無数のトンボとチョウが出迎えてくれました。さて、ここから古寺鉱泉までは時間に余裕がありそうなので、鳥原山を回ることにしました。小朝日からしばらくは、急斜面あるいは片斜面、かつザレ場で、かなり気を遣う下りです。2-3回滑って手をつきました。下りにしても上りにしても、疲れが溜まってきているここは意外に正念場かもしれません。
思いの外、気苦労させられ疲れを感じながらやっと鳥原山到着です。折角ですから鳥原小屋と水場を見学してから、古寺鉱泉に向かいました。この道はほとんど展望なく、古寺山コースほど道が踏まれておらず、結構しんどいです。田代清水はチョロチョロとした流れで、この水を補給するには相当勇気が必要そう。畑場峰からは、ブナ林の中を一気に古寺鉱泉まで下ります。ストック様々でした。
小朝日からの道では5-6組の方々とすれ違いましたが、昼過ぎから猛烈に暑くなってきたので、かなりたいへんだったと思います。水場がないので熱中症が心配です。
30年ぶりの朝日は、当時よりずっと登山者も多く、賑やかな印象でしたが、さすがは東北を代表する山岳地帯、深さは相変わらずで登り甲斐があり、最高の思い出ができました。
蛇足ながら、小生と同じように大朝日を日帰りしているお父さんと小学生くらいの男の子がいたのには驚かされました。次回はウチの子供達も誘ってみましょうか。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する