紅葉の六甲山(芦屋川→荒地山→六甲山→瑞宝寺公園)【兵庫県、六甲摩耶】
- GPS
- 07:42
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,195m
- 下り
- 853m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 7:41
芦屋川駅 900 ― 滝の茶屋 927/931 ― 高座の滝 933 ― 堰堤上、いのしし村 940 ― 荒地山第2堰堤 1000 ― 奥高座の滝 1009/1010 ― キャッスルウォール基部 1013 ― 荒地山登山道出合 1019 ― 岩梯子 1022 ― 新七右衛門 1026/1031 ― テーブルロック 1034/1040 ― 荒地山 1058 ― なかみ山展望点 1105 ― 魚屋道出合 1115 ― ゴルフ場入口 1127 ― ゴルフ場出口 1134 ― 雨ヶ峠 1147/1153 ― 本庄橋跡 1208 ― 渡渉点、七曲り登り口 1217 ― 一軒茶屋 1256 ― 六甲山頂 1306/昼食/1350 ― 一軒茶屋前 1358/1359 ― トンネル跡、筆屋道分岐 1429/1430 ― 谷道展望台分岐点 1441 ― 展望台 1447 ― 谷道展望台道再合流 1455 ― 最後の渡渉点 1506 ― 瑞宝寺公園入口 1508/1510 ― 瑞宝寺公園入口 1521 ― 銀の湯 1535
銀の湯 1627 ― 有馬観光案内所 1634/1637 ― 有馬温泉JRバス停 1642
● 行動時間
6:35 + 0:15 = 6:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
●今回の移動 11/23 : (家 = 芦屋川駅) 芦屋川駅 ― 奥高座滝 ― テーブルロック ― 荒地山 ― 六甲山 ― 筆屋道 ― 瑞宝寺公園 ― 銀の湯 ― 有馬温泉BS ●登山口へのアクセス ○阪急「芦屋川駅」から高座滝 ・阪急芦屋川駅を出ると、芦屋川の右岸。そのまま右岸を川沿いに上る。途中には「高座の滝道」と書かれた標柱がある。やがて、川沿いではなく、二本目の登り坂に進むよう標識が現れる。それを道なりに進むうちに、また「高座の滝道」を示す標示が現れるので、その通りに奥へ奥へと進む。その最奥地が高座滝(H29.11現在) ○有馬温泉BS ・有馬温泉からは神戸電鉄を利用する手もあるが、各方面へのバスを利用することもできる。阪急バスで芦屋、宝塚等に向かうことができるほか、JRバスで三宮や大阪に直通することもできる ・それぞれにバス停が違うので注意が必要 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○高座の滝〜奥高座の滝〜荒地山第2堰堤 ・風吹岩へのハイキングコースとも重なる部分であるため、踏み跡が明瞭。 ・高座の滝上部において風吹岩中央尾根コースから逸れて、“いのしし村”とも呼ばれる堰堤上部の広場から高座川沿いを遡る。堰堤の一部において右岸のみにルートがある場合もあるが、おおむね両側にルートがある ○荒地山第2堰堤〜キャッスルウォール基部〜荒地山登山道 ・荒地山第2堰堤から先は河原を進むが、年々荒れ度合いが増しているように感じる ・今でこそ、この分岐点にはキャッスルウォール方面の標示が示されるようになったが、もともと奥高座滝や岩場群への入口のひとつ ・奥高座の滝からの戻り過程で左岸を上昇していくと、やがてキャッスルウォールに突き当たる。そこから壁の左手にある巻き道を上がると、やがて荒地山登山道に出る ○ボルダー群 ・踏み跡も不明瞭であり、岩登り、岩下りにも多く遭遇するので、あまり安易に立ち入る一帯ではないと思う ・岩梯子を登り、新七右衛門瑤鬚ぐり、上部で左手への踏み跡を進むと、テーブルロックがある ○荒地山〜魚屋道 ・荒地山からは、なかみ山を越え、西へ西へと進むと到達する ○魚屋道〜本庄橋跡〜七曲〜六甲山頂(魚屋道) ・六甲山を越える歴史道。道幅も充分ある区間が多い。標示も適度に置かれており、わかりやすい ・枝道が多いが、ほとんどの場合には本道との区別はつきやすい ○六甲山頂〜有馬瑞宝寺公園(魚屋道、筆屋道) ・比較的緩やかな下降道。歩きやすい。分岐する枝道にも筆屋道、炭屋道といった名前が付されており、分岐標示にも記されている ・途中には、「六甲最古のトンネル跡」もある。その上方から東側へと分岐するのが筆屋道 ・筆屋道も台風禍で傷んでいる。かろうじて踏み跡をたどることが出来る。上部より下降する場合には、地図上最後の渡渉地点がわかりにくい。堰堤下方にてなるべく沢筋へと降りていき、河原に出てからしばらくは左岸を行く。すると、対岸に「瑞宝寺公園」と記した標示が見えてくるので、その辺りで渡渉する (H29.11時点) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ○芦屋、芦屋川、高座の滝 ・芦屋駅や芦屋川駅近辺にはコンビニエンスストア等が多数あり ・ただし、芦屋川駅近辺以外には、高座の滝手前の滝之茶屋までは店舗はない。滝之茶屋などの高座の滝手前の茶屋では飲食も可能、販売もある ●日帰り温泉 ・芦屋市には、浜側に「潮芦屋温泉」という日帰り温泉施設、市立の「あしや温泉」という銭湯などがある。東灘区には、森温泉などがある ・更に神戸市寄りには「HATなぎさの湯」「灘浜ガーデンバーデン」などの日帰り温泉施設もある ・銭湯もこの辺りには多数ある |
写真
感想
六甲山に興味ある方をナビゲートして秋の六甲へ。奥高座の滝、荒地山経由、紅葉の瑞宝寺公園を目指すことにした。このコース取りならば、隠れ里のような奥高座の滝、ちょっとした岩登りを味わえる荒地山、そして紅葉真っ盛りの瑞宝寺公園と、見どころも満載であり楽しんで頂けるであろうかと考えた。
あれこれと説明しながら高座の滝へと向かう。いつもの道だが、話をしながらになると息が切れる。
奥高座への道は歩き慣れた道だが、荒地山第2堰堤より上部は、来る都度荒れていっているように感じる。「龍白龍神」の碑も見つけられなかった。それでも、雨後のお陰もあって、奥高座の滝では左滝の水流も明瞭で、風流な空間を創り出していた。
そこからはキャッスルウォールへと上昇し、一旦壁に突き当たったところから左手の巻き道を上る。絶壁の脇につけられた巻き道であるので、巻き道とはいえ急坂だ。足のみで歩けるようになって、ブラックフェース先の沢からの道と合流、ややあって荒地山登山道に出会う。
岩梯子と新七右衛門瑤鯣瓦韻燭箸海蹐如∨榮のアクセントの一つテーブルロックに立ち寄る。左方向への踏み跡に注意していると、実は新七右衛門瑤鯣瓦韻討垢阿忘犬悗瞭Г濱廚あり、ほんのわずか先にテーブルロックがあった。これまでさんざん苦労して捜索していたのはなんだったんだ。こんな近くにあったんじゃないか、と気が抜ける。
異形の空間とそこからの眺望を楽しんだあと、更に岩登り。道が穏やかになって荒地山。
なかみ山展望点から西側の山々を見たのち魚屋道へ。ここまで来ると、人並みが濃くなる。やはり、秋の好天に誘われた人が多いようだ。
雨ヶ峠では、昼休憩に入るパーティーを横目に、小休憩で頂上を目指す。今日は休憩の短い行程で当方は普段通りだが、同行者にはやや悪いことをしたかもしれない。メインゲストの扱いとしては、いささか乱暴だったかもしれない。七曲りあたりでは、みな足取りも重くなったが、なんとか山頂へ。ややガスってはいるものの東側も 大阪市内が見渡せるくらいには視界があり、山頂の到達感を得るには充分。お昼を済ませ、有馬へと向かう。登りとは違い粛々と降りる。六甲最古のトンネル跡を見てから10mほど戻って、筆屋道へと進む。
筆屋道も三年前の台風禍で傷んでおり、ところどころでコースが不明瞭になる。展望台に足を運んでみた。左右の山肌に切り取られた空間から有馬の街が見える。その先には三田の“有馬富士”が見えている。由来が表示されているので知ったのだが、有馬から見える富士のような山という意味で名付けられたものらしい。しかし各地の富士のように、本名があり、別称として“○○富士”と呼ばれているのではなく、本名自体が“有馬富士”なのだからおもしろい。
わかりにくい最後の渡渉点を越えて、瑞宝寺公園へ。かつての寺跡に残ったみごとの庭園を開放したもの。ちょうど紅葉が見頃とあって、様々な赤が頭上を染める。
混雑する金の湯を避けて、銀の湯で汗を流す。最後は三宮に出て打ち上げ。
なかなか慌ただしい行程だったが、充実した一日であった。めまぐるしい行程だっただけに、さて、同行諸氏のあしたは大丈夫かな。
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