竜門山ー西朝日岳ー大朝日岳(日暮沢小屋から日帰り周回)
- GPS
- 09:08
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,939m
- 下り
- 1,931m
コースタイム
竜門山 8:59 - 西朝日岳 9:35 - 金玉水分岐 10:24 - 大朝日岳 10:43 - 10:53 大朝日小屋
大朝日小屋 11:03 - 銀玉水 11:18 - 熊越 11:45 - 12:02 小朝日岳 12:21 - 小朝日岳分岐 12:27 - 古寺山 12:46 - 三沢清水 13:01 - ハナヌキ峰分岐 13:19 - 根子川 14:26 - 14:39 竜門滝 14:45 - 林道終点 14:54 - 15:09 日暮沢小屋
天候 | 晴。上部は雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
日暮沢小屋前には5-6台駐車可能。他は林道に路駐。30台は可能か。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道よく整備されている。危険箇所なし。 ハナヌキ峰から根子川までの道は、後半に猛烈な下り。スリップ注意。 帰りは、朝日定番の大井沢温泉(300円)。 |
写真
感想
3時起床。星がみえるし、ネット予報では晴とのこと。寒気が来ているというのが気になるものの、間違いなく今日は天気の当たり日と確信して3時半に出発しました。何コースかの候補のうち、飯豊本山は、前回の辛さと遅くなったときの暗さに怖じ気づき回避、ロングですが日暮沢小屋からの朝日主稜線にチャレンジしました。
快調に飛ばし、日暮沢小屋到着。既にたくさんのクルマが路駐済み。スズメバチに注意の看板を確認して出発。この尾根、古寺山までの登りに比べると傾斜が少し緩いのか、大変歩きやすい印象を受けました。清太岩山に近づけば、その後は主稜線を眺めながら登れるので、快適そのもの。ただ、今回はどうも主稜線が顔を見せてくれません。
竜門山頂まであと数分のところで、雨がぽつり。引き返そうか、進もうか、しばし考えますが目の前にある主稜線歩き(ただし展望ゼロ)を諦めるのはもったいない、おそらく小朝日岳まで行けばまた晴れるのではと推察。カッパ、靴、ザックカバー、スパッツの性能試験と、雨中の歩き方などを確認する、そうまさに雨天訓練と割り切るしかないと自分を納得させつつの前進したのでした。
いつか晴れてくれないか祈りを繰り返しつつ、黙々と大朝日岳を目指しますが、まったく晴れてはくれません。結局、西朝日岳も大朝日岳も一瞬の写真撮影のみ立ち止まり、ひたすら歩いた末に大朝日小屋へ到着。竜門山から大朝日小屋までの稜線では7-8人とすれ違いましたが、大朝日から先はこの天気にも関わらず、かなりの人に遭遇しました。古寺鉱泉・朝日鉱泉駐車場は相当混んだだろうと想像されます。さて、休ませてもらって昼食を、などと甘い考えを巡らせていたのも束の間、運の悪いことに、大朝日小屋で団体さんの到着とかち合う始末。荷物を小屋内にデポして山頂に向かうために入口は大混雑です。小生、カッパを脱ぎ着するのが面倒になりまして、昼食計画はあっさりキャンセル。こうなったら、雨雲の下は晴れているはず、そこまで下りよう、古寺山なら休めるかもと考え、おはぎを一個飲み込み、前回買い漏らしたバッジを購入して早々に出発しました。
銀玉水をスルーし熊越に近づくと、時折小朝日岳が顔を出します。そういえば、雨も小降り、少し頑張って小朝日の山頂まで行けば雨を気にせず休めそうなので、トラバースではなくきつい登りを選択しました。案の定、小朝日岳山頂はほとんど雨が降ってませんで、久しぶりに腰を下ろしての休憩です。オールフリーを飲みながら、残りのおはぎを摂取しました。ここから下は、雨も上がり、ハナヌキ峰分岐からは青空に。幸い、樹間から清太岩山・ユーフン山が見えたのは、朝日連峰のサービスだったのでしょうか。でも主稜線は依然雲に隠れていました。ちなみに水分は3.5L持参するも1.5Lしか飲まず、うち350MLはサントリーのオールフリーでした。気温の低さと高湿度のせいでしょうか。
今回の山行、情けないことに4回ほど転倒しまして、最後の竜門滝手前のスリップ転倒で、ポールをぽっきり折ってしまいました。まだ10日ほどしか使用していないのに。。。ポールを相当利用して脚の非力をカバーし、膝痛も避けられていた小生にとっては大ダメージですが、これが稜線上だったらまともに降りられなかったろうに、と思うと少しは諦めもつく。。。。。
少しばかりの幸運は、4回の転倒にも関わらず、カッパが破れなかったこと。うち1回は銀玉水までの岩道で、つんのめって肘を強打ですから、これは破れたかと思いましたが無傷でした。肘は腫れてますが。。。モンベルのレインダンサー立派です。
そして今回最も驚くべきは、爆弾の膝痛が全く出なかったことです。飯豊の下りで味わった酷い痛みの再現(登りと下りがほとんど同じタイム)を畏れて手に入れたミズノのバイオギアタイツ(バイオフレームロング)、これ凄いと思います。9時間、20kmで痛みナシ、かなり高価でしたが小生の評価は三重丸です。
紅葉の時期にもう一度訪れたいですね。それにしても、最近、休みと天気がマッチしないのが残念。
コメント
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すごいな〜乗ってますね。一番歩きたいときじゃないですか
飯豊に続いての天気…もう一日待つと快晴だったのが惜しい
私が歩くと12時間と思ってました。9時間は早いなあ〜
私もナントカタイツ買っちゃおうかな
こうなったら、鳥海と月山の最長ロングコースに期待が高まりますね。日が短くならないうちに
お返事遅れました。
あの天気には参りました。最近、天気とは相性悪く、kiyoshiさんの天気勘が羨ましいです。
yamaya7さんの鳥海の記録みて、小生もいつか行きたいと思ってますが、今年の、残り時間も少なくなってきました
鳥海は来年に持ち越しになりそうです。
ところで、あのタイツ、いいですよ。ほぼ同価格のワコールと比較して、膝のガードが強いような気がして、試着もせずにこっちにしました。これを履いていれば、飯豊で痛い目見ずに済んだかもしれません
道中での転倒が大事に至らなくてよかったです。
ポールは残念でした。
私は初心者ですが、いつか朝日に行って見たいと思っております。
solo-soloさんはおはぎをよくお召しになるのですか。
私は暇さえあれば、さいちに出掛けます。
yamaya7さん、こんばんは
ポール酷いでしょ〜 いま、修理の見積り中です。一番下のシャフト交換で済むはずですが、同じの一組買った方がいいかもと考えてます
今回は、前日にかみさんが国見ヶ丘生協(ローカルですね)で買ってきたおはぎ、余ってたのを持参しました。小ぶりで、一口サイズ、そしておいしかったです。さいちも各種取りそろえるようになりましたね。そろそろ買い出しに行ってみます。ただ、駐車場が混むのが気になってまして。。。
yamaya7さんなら脚力あるので、朝日、快適だと思いますよ。ぜひ、このコースどうぞ。お勧めです。
solo-soloさんから頂いたコメントに、
朝日岳は伺ったことがあります、何て書かせて頂いたものの、solo-soloさんの今回の朝日岳の記録を拝見し改めて地図を拡げてみると、いろーんなコースがあるんですね。視野が狭かった自分に気づき、お恥ずかしい限りです
ところで、またしてもすごいスピード
恐れ入りました
ただ、4回も転倒、それもつんのめって肘を強打・・・
無事で何よりでした
こんにちは
小寺山あたりでスライドしていたと思います。
お話したかな?
ガスの稜線は残念でしたね。
朝日がまたお出でって言ってるんですよ。たぶん。
morino1200さん、初めまして
コースタイム見ると、ぴったり古寺山で遭遇ですよね。もしかして、山頂で休んでらっしゃった御夫婦(奥様は東方を向いて座っていた?)では? 小生、ソソクサと写真撮って下りてしまいました。少し休めば良かった。。。仙台の方と話せるチャンスだったのに、後悔 です
ホームページ拝見させていただきました。写真、よく撮れてますよね〜
鳥原小屋選択は大正解だったと思います。相当な人数が大朝日へ向かってましたから。翌日の好天、羨ましいです
ハナヌキ峰まで登ったんですか
あそこは、決して登るまいと思うくらいキツイ傾斜でしたが、すごいですね
このルート大変気に入りましたので、ぜひ来シーズンにリベンジです
転倒、深く反省しています。
調子よく飛ばしていても、やはり歳。注意力低下、バランス保持力低下が出てくるんですね
皆さんにコメントいただいているように、怪我がなくて、不幸中の幸いだったと思います。
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