塩見岳 〜岩と展望の独立峰〜

2018年06月03日(日) [日帰り]

• GPS: 09:30
• 距離: 20.8km
• 登り: 2,032m
• 下り: 2,026m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:17
• 休憩: 1:12
• 合計: 9:29

4:13 鳥倉林道登山口
4:47 豊口山のコル
5:13 5:16 水場
5:33 5:40 塩川・鳥倉ルート合流点
5:52 5:55 三伏峠小屋
6:07 6:08 三伏山
6:49 6:55 本谷山
8:01 塩見小屋
8:58 塩見岳
9:02 9:44 塩見岳東峰
9:47 9:49 塩見岳
10:27 塩見小屋
11:35 本谷山
12:12 12:13 三伏山
12:23 三伏峠小屋
12:34 12:37 塩川・鳥倉ルート合流点
12:52 12:55 水場
13:19 豊口山のコル
13:41 13:42 鳥倉林道登山口
13:42 ゴール地点

南アルプス南部の山々への挑戦第1弾の山行。

天候

晴れ　後　曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

中央自動車道諏訪ICから国道152号で南下。
途中2回鹿の群れに遭遇。追い払いながら車を走らせる。
鳥倉駐車場に3：30頃到着。自宅から約250km・・・、泣けてくる遠さ。
自転車（通勤用ママチャリ）を車に積んできていたので、駐車場から登山口までは快適サイクリング。

コース状況／危険箇所等

全ルート、テープやペンキ、道標など豊富で整備されている。
残雪が所々あるが、アイゼン類無くても問題なく歩ける。

その他周辺情報

鹿塩温泉
　塩辛い秘湯。宿泊中心の営業のため、日帰り入浴は１４時までとのこと。まさに秘湯、諦めて帰宅。

写真

夜の長距離ドライブの道中、鹿の集団が道をふさいでいた。さすが大鹿村。追い払いながら運転し、3時30分頃に鳥倉駐車場に到着。仮眠なしで早速準備。

6/3 4:15

車に積んできた自転車（通勤用ママチャリ）で、登山口までの林道を進む。これで時間の短縮。

6/3 4:15

月齢約18の月明かり。夜明けも近い。

6/3 4:17

ヘッデン装備で山行開始。

6/3 4:35

カラマツの林の中、どんどん登っていく。後ろから速い人が来る。あとでヤマレコユーザのhigurasiさんと判明。

6/3 4:45

南側の山々が見えた。

6/3 4:53

シラビソの美林の中を行く。

6/3 4:58

西側の展望も開けてきた。中央アルプスの山々の神々しいモルゲンロート。

6/3 5:07

道はよく整備されている。苔の雰囲気も良い。

6/3 5:09

最近、あちこちに群生しているのを見るバイカオウレン。

6/3 5:20

唯一の水場。チョロチョロって感じの出で、水筒にためるには時間がかかる。

6/3 5:35

このように中央アルプスを正面に見る景色は初めてなので嬉しい。

6/3 5:58

三伏小屋到着。

6/3 5:58

小屋からは、塩見岳がよく見えた。

6/3 6:01

この辺りから、登山道に残雪のある箇所が所々出てくる。

6/3 6:10

晴れ渡ってきた。

6/3 6:11

三伏山から漆黒の鉄兜、塩見岳を望む。眠い体には、まだまだ遠く感じる。

6/3 6:11

南アルプス南部の山々。こちらには全然行っていないな。日帰りでは行きづらい山だらけなので敬遠してきたが、少しずつ行こうと思う。

6/3 6:13

こちらは、これから歩く稜線。

6/3 6:54

本谷山ピーク広場到着。

6/3 6:55

南アルプスの女王、仙丈ヶ岳。

6/3 6:55

山の団十郎、甲斐駒ヶ岳。

6/3 6:55

そして、北岳。本谷山ピーク広場は、南アルプス北部主脈エリアや中央アルプスがスッキリと見える。

6/3 7:06

本谷山から先の日陰ゾーンには残雪箇所が多い。

6/3 7:12

そして、ラスボス塩見岳にいよいよ迫る。近づくと凄い迫力。

6/3 8:02

ハイマツだらけ。小河内岳、烏帽子岳の奥に中岳、前岳。

6/3 8:04

岩だらけの世界になってきた。

6/3 8:05

ミヤマキンバイなどの花々があちこちに咲き出している。

6/3 8:05

塩見小屋、まだ営業していないんだろうな。

6/3 8:07

この塩見小屋は、南アルプスの中心のロケーションでなかなか乙だと思う。

6/3 8:08

塩見小屋辺りをスルーする道。背の高いハイマツの中、埋もれるように歩く。

6/3 8:09

さあ、塩見岳の山頂へ。

6/3 8:37

最後は天狗岩の岩場。落石注意。

6/3 8:41

景色を楽しみながら、

6/3 8:50

確実に登っていけば、

6/3 9:03

山頂にたどり着ける。ここは塩見岳西峰3047.3m。

6/3 9:04

塩見岳山頂にて、ようやく富士の姿を拝むことが出来た。

6/3 9:05

そして奥には東峰3052m。当然向かう。

6/3 9:07

塩見岳東岳のピーク。背景の迫力が凄い。

6/3 9:23

ここでランチ。ランチというよりも朝食かな。右の尖った山は蝙蝠岳。

6/3 9:31

中央アルプスは雲隠れ。朝のうちに見ておいて良かった。

6/3 9:37

ヤマレコユーザのhigurasiさんもすぐ到着。食事、会話で楽しい時間を過ごす。

6/3 9:44

山頂に咲こうとしていたこの山野草。調査の結果、イワベンケイらしい。

6/3 9:47

雄大な荒川三山、悪沢岳（東岳）3141mと中岳3084m、前岳3068m。日帰りハイカー泣かせの南アルプス南部の奥深さよ。

6/3 9:49

南アルプス北部も名山揃い。なんともダイナミックな景色。

6/3 9:49

荒々しく美しい稜線の連なり。

6/3 9:07

深田久弥は塩見岳山頂から眺める富士山が、どこの山よりも優れていると絶賛したらしい。higurasiさんから聞く。

6/3 9:54

さあ、残念だが下山。まだ午前10時前。

6/3 10:18

下山中。よく見れば、岩の色も違っていて面白い。

6/3 11:51

行きには見逃したのぞき岩。

6/3 11:52

あまりのぞき岩の先端の方には行けない。

6/3 11:52

なぜならひびが入っているから。

6/3 12:18

山々が幾重にも重なり、人里から離れたような山奥の雰囲気が素晴しい。

6/3 13:17

エンレイソウ。

6/3 13:20

ミヤマカタバミ。

6/3 13:33

higurasiさんとともに下山。

6/3 13:47

そして登山口に戻ってきた。愛車（通勤用ママチャリ）も待っていてくれた。

6/3 14:01

ゲートまで林道の坂道をスイスイ走る。なんたる爽快感。だがしかし、その後家までの約250kmドライブと、おまけに中央道渋滞30km付き。ドンマイドンマイ。

撮影機器：

COOLPIX AW130 NIKON

感想

JiroDai

今まで自宅からのアクセスが悪く避けていた塩見岳にチャレンジ。行き・帰りの車の運転がとにかく大変だが、絶景のためならなんとか頑張れる。あまり見ることのない山々の大迫力の景色に満足。

コメント

neo☆n

レコアップはや！
JiroDaiさん、こんにちは

昨日の塩見岳お蔭さまで愉しく周れました。
てか凄いですね。
私も登るの早い方なんですが最後まで追越せませんでした。
流石は塩見日帰りで目指す猛者は凄いのがいるなあと思っていたら
やはりヤマレコユーザーさんでしたか
今度は赤石岳あたりでお会いできるといいですね。
日帰りできるかな？

JiroDai

Re: レコアップはや！
higurasiさん、こんばんは
レコ拝見しました。とても詳しく楽しく記録されていて参考になります。
higurasiさんのフォロワー数も多く、ヤマレコのスターのような方とご一緒できたことを嬉しく思います。最後、温泉でも会えるかと思ったのですが、まさかの2時終了。帰りの道中も長く、翌日の仕事もあるので、泣く泣く帰路につきました。またhigurasiさんとどこかで会えるのを楽しみにしています。お互い事故やけがには気を付けましょうね。

びっき

やはり
土曜日早く帰ったと思いました
地図見てたし
うらやましいです　私は日帰りムリですが

JiroDai

Re: やはり
bchanbikkiさん
コメントありがとうございます。
南アルプス南部の山々、奥深いですね〜。
こちら方面のルートもいろいろ調査したくなりました。