雲取山(大輪BS〜三峰神社〜雲取小屋〜雲取山〜七ツ石山〜鴨沢〜留浦)【東京都、埼玉県】
- GPS
- 16:47
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,334m
- 下り
- 2,160m
コースタイム
10/13:大輪BS 731 ― ロープウェー乗り場 737 ― 清浄滝 757/802 ― 残り1.5km 814 ― 三峰神社 907/912 ― 分岐 945 ― 本道と妙法の分かれ(北) 1000 ― 妙法ヶ岳 1014/1021 ― 本道と妙法の分かれ(南) 1032 ― 地蔵峠 1127 ― 霧藻ヶ峰 1140/1147 ― お清平 1158 ― 見返り地蔵 1210 ― 前白岩 1310/昼食/1425 ― 白岩小屋 1447 ― 白岩山 1505/1510 ― 大ダワ 1552/1600 ― 雲取山荘 1618 (泊)
10/14:雲取山荘 540 ― 雲取山 600/642 ― 小雲取 658 ― 奥多摩小屋 715 ― ブナ坂 736 ― 七ツ石山 747/752 ― 神社 757 ― 小屋 810/812 ― 堂所 837 ― 登山口 942 ― 山の家 1000 ― 鴨沢(国道411号線出合) 1005 ― 留浦BS 1015
参考1:10/12〜10/13:神戸〜大輪
神戸=大阪 ―(サンダーバード雷鳥43号)― 2240 富山 2258 ―(寝台特急北陸)― 444高崎503 ―228D―548 寄居 555 ―(秩父鉄道)― 659三峰口715 ―(バス)― 729 大輪BS
参考2:10/14:留浦〜東京(〜神戸)
留浦1053―(バス)―1131奥多摩駅1140―(JR青梅線)―1220立川1231―(JR中央線)―1341東京
※新幹線時刻は記録なし
● 行動時間
10/13:8:47
10/14:4:35
天候 | 晴れ、快晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(夜行寝台 = 高崎 = 寄居 = 三峰口 = 大輪) 10/13:大輪 ― 三峰神社 ― 妙法ヶ岳 ― 霧藻ヶ峰 ― 雲取山荘(泊) 10/14:雲取山荘 ― 雲取山 ― 七ツ石山 ― 鴨沢 ― 留浦 (留浦 = 奥多摩駅 = 東京駅 = 家) ●登山口へのアクセス ○大輪BS ・三峰口からはバスで約10分。当時はここでバスを降り、川を渡ってロープウェー乗り場があった ・同じような時刻のバスは今でも走っているようだ ・当時と同様に西武バスが結んでいる。概ね一時間に一本程度は走っているようだ。大人片道310円 (交通機関の情報は、いずれもH30.8現在) ○留浦BS ・JR青梅線「奥多摩駅」から約40分。西東京バス「丹波」「鴨沢西」「留浦」等行きのバスが概ね一時間に一本、ただし運転間隔は不定で運転されている。奥多摩駅〜留浦・鴨沢、いずれも大人片道630円 (交通機関の情報は、いずれもH30.8現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○大輪BS〜三峯神社 ・あまり細かくは記憶していないが、細道ながら明瞭な道だったように思う ・ちゃんと道標があったように記憶している ○三峯神社〜妙法ヶ岳〜霧藻ヶ峰〜白岩山〜雲取山荘 ・概ね明瞭だが、妙法ヶ岳など立ち寄る道はあまり明示道標はなかったと思う ・時折、広い斜面の上下など踏み跡不明瞭な箇所もあったように記憶している ・後半に行くほどアップダウンが激しくなるので、前半の飛ばしすぎに注意されたい ○雲取山荘〜雲取山〜七ツ石山〜鴨沢 ・ちょうど行った年の前年辺りのことなのか、冬期に遭難が発生したばかりであったようで、雲取山といえども甘く見ると迷うよ、と忠告されたことが印象深い ・七ツ石山周りは地点標示も少なく怪しげだったが、あとは一本道でもあるので |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ○三峰口 ・三峰口駅付近には売店と小さな食堂はある。コンビニも付近には見当たらない ○留浦、鴨沢 ・湖畔の静かなバス停だが、付近には小さな食堂やレストランもある ・コンビニは奥多摩駅付近に行かないとない ●日帰り温泉 ・留浦、鴨沢の近辺では、「丹波山温泉のめこい湯」がある ・三峰口近辺では、「遊湯館」が大輪の先にある ※いずれの情報もH30.8現在 |
写真
感想
○10月12日
会社の仕事が終わると共に出発、19時過ぎの雷鳥号に飛び乗って富山から寝台特急北陸号に乗り継いだ。今後を考えると北陸に乗るのはこれが最後かもしれないと思いつつ乗車した。個室にしたが、奇術のような造りでなかなか驚きであった。
なお、寝台列車が殆ど廃止となった今ではこのような行程は組めない。
○10月13日
早朝の高崎から三峰口までは神業のようなきれいな乗り継ぎだ。高崎で余分な荷物をコインロッカーに預けて出発。ずいぶん久しぶりの八高線から秩父鉄道へと向かう。今日の行程を考えると、ちょっとでも休んでおくべきなのだが、車窓に見どころが多く、ずっと窓にしがみついていた。
三峰口にはこれまでにも何度も来ている。国道140号線が山梨県に貫通すると、この静かな町にも変化が生じるのであろうか。
早朝のバスは、他のお客もなく出発。大輪で下車するが、ロープウェーの時間には早すぎるため周囲に人気もない。予定通り、歩いて三峯神社を目指す。あまりしっかりとした道ではないが、常時利用はされているようで、見失う心配はない。三峯神社に到着してもあまり人気はないが、お参りは欠かさずにする。
その先の道外れで登山道になる。樹林の中の快適なコースを進む。妙法ヶ岳に立ち寄るが、奥宮まで足を伸ばすも、山名標示はない。戻って先へ。地蔵峠を過ぎ、霧藻ヶ峰へ。秩父宮のレリーフがある。現在では夫妻のレリーフがあるようだが、写真を見る限り、当時は宮様のレリーフしかないようだ。
少し早い進行だったので、昼食予定のお清平を過ぎるが、見返り地蔵付近も休みにくそうで過ぎてしまう。その後が急にアップダウンが多くなり、へとへとになった前白岩でお昼。買ったばかりの道具一式を使って昼食準備。アルファ米使用は結構時間がかかり、予定以上の時間を費やしてしまう。早かったタイムも逆に予定時間を越えてしまう。
かなり疲れを感じ始め、ペースも落ちる。白岩山の先ではコースでカモシカらしき鹿に出会う。彼はもともとそんな顔なんだが、きょとんとした様子でこちらを見つめている。写真を撮り、どちらに進むのか様子を窺っていると、興味がなくなったのか、藪の中へと消えていった。
本当は三条の湯まで行けるならば行くつもりであったが、遅くなりすぎるので雲取山荘にて泊とした。
その日の山荘は、大賑わいほどではなく、一人一畳以上は確保できる状態であった。たまたまお隣となった方は、父親世代よりはやや若いながらの人生の先輩だったが、百名山登頂数がこれで82(確かそうおっしゃったと思う)になり、あと一息なのだとのことだった。
○10月14日
小屋で5時台に起きてみると、快晴のようだ。日の出はきちんと見ることが出来なかったが、早々に発ち、雲取山頂へ。
山頂までは一登りで、快晴の中、登頂。富士山を正面に見据え、360度の展望だ。東京都心部も見えるはずだが、そちらの記憶は余りない。
そこからは七ツ石山を越えて鴨沢へと下った。七ツ石山も四方の展望が楽しめた。堂所からの最後の下りがやけに長く感じた。
鴨沢からはちょうどいいバスがないので、さらに留浦まで歩きバスで奥多摩へ。奥多摩駅からは通勤のような201系電車で東京へ。高崎に荷物を取りに行ってから、義父母と会食して帰途についた。
立山以外での初めての山小屋泊であったが楽しい山旅であった。この山行きが楽しいものであったから、抵抗感なく各地での山小屋泊をするようになった。
そういった意味で、変化点となる山行きであった。
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