【初見】直江兼続の朝日軍道 〜泡滝ダム→以東岳→大朝日岳→朝日鉱泉 (朝日連峰縦走)
- GPS
- 51:50
- 距離
- 37.6km
- 登り
- 3,118m
- 下り
- 3,085m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 6:25
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:29
天候 | 曇りのち雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
7:20朝日庁舎発¥2,400 8:30泡滝ダム着 朝日鉱泉会員制タクシー 14:50朝日鉱泉発¥3,000 15:50JR左沢駅着 16:15JR左沢駅発¥500 16:56JR山形駅着 17:43山形駅前“酒田行き庄内交通バス¥2,370 19:07庄内あさひバスストップ着 徒歩で朝日庁舎へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
花崗岩と真砂で乾燥しています。 ザレたトラバースは、滑落注意。 |
その他周辺情報 | 朝日鉱泉 沸かし湯¥500 |
写真
装備
個人装備 |
着替(シャツ/ ショーツ/ 靴下)
携帯トイレ
フォールディングポール
エマージェーシーシート
予備靴紐
ロープ
マイクロレギュレーターストーブSOD-300(OD缶)
コッヘル
カップ
ハイドレーション
スティック(アミノ酸/クエン酸/ ブドウ糖/ ゴマ塩)
フルグラ
ファーストエイド(ポイズンリムーバー/鋏/カッター/三角巾/ガーゼ/包帯/絆創膏/テーピング/目薬/正露丸/BUFFERIN(A)/ベトネベート軟膏/ポケムヒ/芍薬甘草湯/パンシロン01+/パブロンゴールドA)
スマホ(バッテリー)
ガラケー
プロトレック
ヘッドランプ(予備電池)
山専ラジオ
ホイッスル
熊鈴2
アイウエア
ザック
帽子
バグネット
忌避スプレー
ウエストバッグ(地図/熊スプレー/ボールペン/防水野帳/保険証/リップクリーム)
フィンガーレスグルーブ
雨具
ゲイター
ヘルメット
手拭
エアパッド150/ アルパインダウンハガー800#3/ ダウンジャケット
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感想
朝日地域夏季観光バスのおかげで、念願の朝日連峰縦走を果たしました。http://www.asahi-kankou.jp/kankou/acc_kbus.html
令和元年8月10日(土)
朝日地域夏季観光バス(泡滝線)を、7月20日の第1便往復に続いて利用しました(通算、3便目)。acky写真載っています。https://www.city.tsuruoka.lg.jp/shisei/shiyakusyo/infomation/asahi/kanko/kakibus.html
鶴岡市朝日庁舎を7:20発、泡滝ダムに8:30着(¥2,400)で、9月29日までの土休日限定運行です。(8人乗り、予約が確実)
JR鶴岡駅から庄内交通バスに乗ってきた3名とご一緒しましたが、ピストンではなく縦走を目的にする方にはかなり需要があるようですね。
大鳥池までは先月下見したので、まずはタキタロウ山荘へまっしぐら。
前回よりも涼しくて、ペースが上がりました。
大鳥小屋のご主人と再会し、ホヤや前沢牛の乾物など岩手の珍味を渡して元気を貰い、目指す以東岳へ。
ここから先は未踏で、釣り人以外、見かける人もほとんどいません。
直江兼続が切り開いたとされる朝日軍道は、東の茶畑山に続いているとのことで、妄想が広がります。
途中、花崗岩の三角峰を見ながらオツボ峰へ。
ニッコウキスゲのなかに、僅かながら薄いピンクのヒメサユリも初めて見ました。
ここから以東岳の展望が良いはずなのですが、あっという間に冷たい空気の塊が流れてきて、雨具を装着し風雨にあたりました。(最上では大雨だったようで)
以東岳を経て新しい小屋で受付したら、女性の小屋番さんはackyが来ることを、大鳥小屋から知らされていたとのこと。
すぐに、雪で冷やされた缶ビールを美味しくいただきました。(→もちろん、アサヒ)
既に数名の宿泊者が静かに休んで居たので、おとなしく休むことに。
沢ヤのような人たちも来ていましたが、草付きの植生を踏まないで欲しいと切に願う。
11日(日)
起きてすぐ以東岳に登って御来光を臨むことができました。
軽量化したかったので、デジイチ持ってこなかったのを後悔しきり(反省)。
日本海への「影以東」も見えて、ブロッケン現象も初体験。
一度小屋まで降りてから、更に碧玉水を汲みに降りたら途中の雪渓から雪解け水が出ていたので、省エネでそちらから頂戴しました。
さあ準備万端で爽快に縦走スタート。
3回登頂した以東岳から下っていくと、前方からソロのハイカー。
あれ?見たことのある風貌・・・と思ったら、同郷のradeeeonさんでした。
こんなに離れた人の少ないところでお目にかかれるとはビックリ。意外と偶然って続くんですよね。
中先峰を過ぎたところで、長靴のオジサン(小屋番さん?)に勧められて、狐穴小屋で冷えたコーラ¥400をいただきました。
三方境や北寒江山などアップダウンを繰りかえし、寒江山を経て、竜門小屋へ。
ここで水補給して小休止。
Cafemonteさんのレコを見ていなかったら、危うくストレートに読むところだった「金玉水」で、水補給。あぶない、あぶない。
かなり暑くて参りましたが、2日目なのに攣りそうになることも無く、大朝日小屋へ到着。
入り口のテーブルでイカを焼いていたので、匂いがいきなりキツかった。
小屋内では、出来るだけ人から離れたいので中2階のロフトを選択。
LEDは人に向けないようにしてほしいなあ、などと思っていたら.・・・。
小屋内では地元の山岳会の常連客なのか、みんな静かに休んでいるのに我が物顔で宴会を開き、暗くなっても騒いでいた年配のグループが。
昔の武勇伝を自慢気に語っていたようだが、年長者なのだから若手の見本になって欲しいと切に願う。
12日(月)
ガスで御来光は見られませんでしたが、涼しくて良いですね。
下りの「銀玉水」でしっかりと最後の水補給。
トリカブトが有りましたが、ニリンソウの葉に似ているそうで山形でも食中毒の被害が。
小朝日の急登を見たら一瞬びびりましたが、両手で岩をつかんで、息をつきながら何とか登りました。
鳥原小屋に行って大朝日岳神社にお参りしました。
ワンコは番犬なんだから、ちゃんと吠えてくれないと小屋番さんが気づかないじゃ無いか!
冷えた缶ビールを飲んで、小屋で休んでくれば良かったと後悔。
その後、下りが長く続いたところでつま先が痛くなったが、足の爪が伸びていた(反省)。
金山沢で最後の大休憩。
吊り橋を渡り、朝日鉱泉ナチュラリストの家に着いたら、さっそく生ビール(笑)
山菜蕎麦(大盛り)に舌鼓を打ち、風呂に入り、湯上がりのビールがまた旨い!
14:30初のバスでJR左沢(あてらざわ)駅へ。
左沢線で山形駅まで行き、高速バスで庄内あさひバスストップに帰還。
充実した朝日連峰縦走だったので紅葉時期にも来てみたいものの、小屋泊まりはしばらく良いかな?
※13日に朝日鉱泉近くの沢で遭難事故が有ったとのこと。12日にすれ違った方かもしれないが、慎んで御悔やみ申し上げます。
あさひむら観光協会ブログ
https://blog.goo.ne.jp/asahi-village-kankou/e/cd0838fa39af49b40c2bcd49ca776c58
コメント
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二日目の大朝日岳からの眺望は見たかったな〜。
下山した後に遭難者とは、驚きますよね。
山頂に比べると下界は非常に暑くなりましたから、水分・塩分の補給、体温調整を誤ると大変なことになりかねません。
金玉水、道行く人に「金・・・なんていうんでしたっけ?」と聞かれましたが、口を滑らせそうになります💦
今のご時世、女性に「金・・なんていうんでしたっけ?」などと聞くと、セクハラ呼ばわりされるので、自主規制しています(笑)。
さくらんぼテレビで遭難ニュース見て驚きました。最後に渡った吊り橋が映っていたので。
いずれ、我々も慎重に安全第一で行きましょう。
ackyさん こんにちは♪
2泊3日の朝日縦走 凄いです。以東から大朝日までの縦走路、あの道を歩ける幸せ、しびれますね〜 (´ω`*)
交通手段も、良く調べられていて、参考にさせて頂きたいです。
小屋泊まり、いい事も"う〜ん"と首をひねることも、いろいろありますよね。
狭い空間なので、できればお互い気持ち良く過ごしたいものですけど、多分、自分では気づいていないんでしょうね。
昨日、大朝日小屋で管理人さんから遭難者のこと聞きました。道迷いもあったようです。残念です。慎んで御悔やみ申し上げます。
2日目の稜線歩きは狙いどおりで満足しましたが、下山後ニュースを見て色々なことを考えました。話した人たちは今どうしているのだろうとか。
朝日はピストンや周回ではなく、尾根縦走が醍醐味だと思っています。
さすがにバイク移動(下道3時間!)はきついので、公共交通機関を利用しましたが。(まるで北アルプスのようです)
3日連続は疲れるかなと心配しましたが・・・、何も残らない自分の体が怖くなってきました。
acky-mouseさん、こんばんは。
朝日連峰縦走の際は、お世話になりました。栗駒山で鍛えているacky-mouseさんは健脚ですね。西朝日岳で休憩中に追いついたけれど、縦走路は暑く、私は既にばてばてで、すぐに離されてしまいました。
お天気も良く、朝、管理人さん達と一緒に、以東岳から眺めた朝日連峰の縦走路は最高でしたね。お疲れさまでした。
おはようございます。縦走は暑かったですが、眺めがよくて最高でしたね。小屋泊まりなのでザックを最軽量にしたので楽でした。(テン泊だと大変ですが)。今日は以東から見えた鳥海山。是非、紅葉の栗駒にも。
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