糸岳・小東岳・南面白山〜二口峠からピストン
- GPS
- 04:57
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,516m
- 下り
- 1,537m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
何カ所か頭上の樹をくぐる程度で、刈り払いは全く問題なし。心配していた小東岳山頂までの道や、小東岳から南面白山までの道、ともに笹が刈ってあった。幅も広めに刈ってあり見通し良好。全く有難いことだ。ただ、笹の茎や木の枝の断端が鋭いので注意。うつむいて登っていたら、木の枝の断端が胸にグサリ! えらく痛かった。 1216m峰(猿鼻山)から小東峠への道は急で、落葉も豊富。スリップ転倒し、2mは滑落した。歩くより滑落したほうが楽かも(笑)。 |
写真
感想
二口林道宮城県側の限定オープンに合わせて、今年の目標の一つ、糸岳〜南面白山間にチャレンジした。山形側はゲートの時間制限があり、二口峠から行くには相当急がないと、帰りにゲートが閉まってしまう怖れがあるから、どうしても宮城県側からとなってしまう。とは言っても、寝坊してしまい峠に着いたのは8時前だった。雨が多少降ろうが強行するつもりで出発。駐車場には1台だけ。やや急ぎ足で面白山を目指した。道の状態は良好でスパッツ不要で進む。小東峠手前でKさんと遭遇、二口温泉から林道を歩き白糸の滝コースで糸岳に上がり、さらに小東岳を目指しているとのこと。できれば南面白山まで行きたいとのことなので、一緒に向かうことにした。それにしても二口温泉が起点となると相当な歩行距離と標高差ではないか!!並外れた脚力である。後で聞くと、若い頃はアルプスに通っていたそうだが、今は特にスポーツはしていないと。凄い方もいるものだと感心させられた。
小東分岐から猿鼻山までは辛い登り。ちなみにこの坂、落葉もリッチで、帰りにスリップ尻もちしてしまい、2mは滑落した。全く痛みがない上に、尻滑りは楽に下りられて、疲れた身体には得した気分であった。猿鼻山頂の気持ちの良い笹原を越え、南面白山は一登りで到着。途中3−4組のパーティーとすれ違った。山頂で大休止し、Kさんと共にゆっくり昼食を摂る。天気が回復し、満足のいく景色を堪能しつつ、いざ帰路へ。小東峠でKさんと別れ、一人二口峠へ向かう。糸岳への登り返しには相当バテた。糸岳山頂は、朝の無人から一変し、10人ほどで賑わっていた。休み場がないので、スルーして峠へ下りた。
2年前だろうか、小東から面白山までは結構なヤブとの噂があったので心配していたが、見事に刈り払いされて立派な道となっていた。甲岩や大東岳、南に連なる山並を眺めながらのこのルートは、アプローチに難があるだけ、歩けたことの感激もひとしおであった。
コメント
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solo-soloさん、はじめまして。
9月下旬、南面白山から鯨の背のような優美な曲線を描く1216mPに見て、こんなきれいなピークに名前はないのかと思っていました。猪鼻山というんですね。笹原の中きれいに刈払いされたトレールに誘われましたが、その時は予定通り北面白に向かいました。
レコ拝見すると、糸岳周辺のブナ林の黄葉も見事ですね。岩峰の展望もあるようですし、南面白〜糸岳間も歩いてみたくなりました。その際には参考にさせていただきます。
なお、刈払い後の枝先ですが、私もその時中面白山で左腕をカットされちょっと焦りました 。物事は枝葉でなく幹が重要ですが、山歩きでは枝への注意重要ですね(笑)!
odaxさん はじめまして
南面白山に登ると、おそらく誰もが大東岳の大きさと、1216m峰に目を奪われますよね。サルマタ山だったか、猿ナントカ山だと聞いてまして、ネットで確認しました。言われてみると確かにサルの鼻のようにモッコリした山でしょうか(笑)クジラの背とは素晴らしい描写!
山頂部は程よい高さの笹原と幅広く刈ってある道は快適でした。休めるようなちょっとしたスペースがあれば最高でしょうね。
小東付近や猿鼻山からの眺めは格別でした。県境のなかでも穴場とみました。
追伸:枝の件、うまいなあ!
ちなみに笹の刈り跡、転んで尻や手に刺さったらと想像するとゾッとします。もちろん、下りは手袋を着けましたが、怖いですよね。
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