独鈷山（ワァ〜〜と歓声！白銀の北アルプスの大展望）#148

2012年11月25日(日) [日帰り]

• GPS: 04:04
• 距離: 3.8km
• 登り: 572m
• 下り: 554m

コースタイム

8:20宮沢口P〜8:20丑(社)〜8:25寅〜8:30卯〜8:34辰〜8:38巳〜8:42午
〜8:49未〜8:59申〜9:21酉(休)9:28〜9:53戌〜10:02沢山湖方面分岐
〜10:05尾根〜10:12亥(猪：独鈷山頂)11:00〜11:38酉(休)11:43
〜11:24宮沢口P

天候

快晴（展望抜群）
無風

アクセス

利用交通機関：

バス

宮沢口駐車場（乗用車で10〜15台位のスペース）
トイレあり

コース状況／危険箇所等

御屋敷沢沿いに登るコース。
コース沿いに十二支（子、丑、寅〜）の小社が祀られている。
駐車場(丑社)より下った宮沢口の入口に子（ね)小社あり。
申社辺りから上部はかなりの急登(スリップ注意)である。
独鈷山頂からは360度の大展望(白銀の北アルプス、浅間山など)
思わず、全員から「ワァ〜〜」と歓声が沸き起こった。

写真

11/25 8:20

登山口の駐車場そばには「丑」の小社が祀ってあった。

11/25 8:21

宮沢口からは、御屋敷沢の右岸沿いに冬枯れの樹林帯を登る。

11/25 8:25

小社「寅」

11/25 8:30

「卯」

11/25 8:34

「辰」

11/25 8:38

「巳」

11/25 8:38

来年の干支は「巳」年だが…
よく見ると「千万両」のお宝やお山と大蛇だ。
来年は皆さんに大きな福が来ると佳いなぁ。

11/25 8:42

「午」

11/25 8:49

「未」

11/25 8:55

登山道の木に「ギョ！」…ク…クマの鋭い爪痕？

11/25 9:07

上を見上げると「熊棚」があった。

11/25 8:59

「申」

11/25 9:22

だいぶ登ってきたら、目の高さに「蓼科山」が見えた。

11/25 9:27

左側に急峻な岩場が立ち上がっていた。

11/25 9:28

「酉」の小社付近で小休止

11/25 9:53

「戌」

11/25 10:02

沢山湖方面との分岐
ここから稜線上の鞍部はもうすぐ

11/25 10:03

鞍部までもうすぐ。
先行メンバーから「ワァ〜〜！」と歓声があがる。

11/25 10:06

樹間から新雪を纏った北アルプスが…
五龍から鹿島槍だ。

11/25 10:07

こちらは「槍」

11/25 10:11

鞍部から独鈷山の山頂へはほんの僅か。
頂上には予想に違わず、干支の最後の「亥(猪)」の小社が祀られていた。

11/25 10:22

頂上からは360度の大展望。
鹿島槍から爺ケ岳方面。

11/25 10:23

大キレットから穂高

11/25 10:23

槍〜大キレット〜穂高

11/25 10:23

槍は「やっぱり槍！」

11/25 10:44

目を転じれば、「浅間山」

11/25 10:47

新雪に輝く槍ヶ岳(遠望)

11/25 10:48

後立

11/25 10:50

航空母艦のような「荒船山」

11/25 10:55

白馬方面も雲が取れました。

11/25 10:55

後立の稜線

11/25 10:57

五龍のアップ

11/25 10:59

独鈷山の山頂は細長い

11/25 11:03

11/25 11:04

鹿島槍のアップ

11/25 11:04

11/25 11:05

11/25 11:05

妙高遠望

11/25 11:05

11/25 11:05

11/25 11:05

11/25 11:06

11/25 11:03

帰路も見かけた「熊棚」
クマさんは冬眠していたのか見かけませんでした。

11/25 11:43

クサリ場もありました。

11/25 12:34

　登山口の駐車場から車で数分下の「宮沢口登山口」の標識近くに、干支の初めの「子」の小社を見つけました。
なんかスッキリ！

11/25 13:38

枕の草子でも絶賛！
美人の湯「別所温泉」

11/25 13:35

愛染（あいそめ）の湯で「ほっかほか」になりました。

撮影機器：

Canon PowerShot S5 IS Canon

COOLPIX S60 NIKON

DMC-FZ7 Panasonic

DSC-HX5V SONY

感想

ahiru-papa

　今回は、晴れれば白銀の北アルプスなどの大展望が得られるはずとの「触れ込み」で長野県の独鈷山(1266.3m)を南側の宮沢口から目指した。
　R254から宮沢口駐車場へ。ここから御屋敷沢に沿った樹林の中の登山道が始まる。
　登山道脇には十二支（子、丑、寅、…）を祀った小社が続いていた。
　酉の小社付近から遠方の蓼科山が目の高さに迫り上がって来る。
　左上部を窺うとかなりの断崖である。ここからはスリップ事故も起きているというほどの急勾配となる。
　やっと尾根の鞍部に出ると、途端に全員が「ワァ〜〜！」と叫んだ。
　鞍部の反対側に、まさしく新雪で白銀に輝く「北アルプス」が目に飛び込んできた。
　この鞍部から僅か3分程度の登りで独鈷山の山頂に到着。
　山頂の小社は、やはり干支の最後の亥(猪)であった。
　山頂は、看板に偽りなしの360度の大展望。
　浅間山、湯ノ丸、水ノ塔、篭ノ塔、四阿山、根子岳、妙高方面が…
　北アルプスも白馬(少し雲がかかる)、五龍、鹿島槍、爺〜槍、穂高…
　後ろを振り返ると、美ヶ原、霧ヶ峰、さっき見えていた蓼科も八ヶ岳と一体的に！荒船山の特徴ある航空母艦もシルエットで確認できた。
　今頃、涸沢や槍の肩にいたらどんなだろう。
　山頂でお昼休憩であったが、食べるのも忘れて、何枚も何枚も目とCCDに焼き付けた。
　全員の集合写真を撮り終えると、名残り惜しかったが、来た路を慎重に急降下した。
　お風呂は、独鈷山の北側(反対側)の別所温泉「あいそめの湯」で汗を流した。
　内湯、露天の他に足湯、岩盤浴、福祉風呂なども備えた立派な施設であった。
　解説板によると、別所温泉は、古く「枕草子」にも登場し、別名「七久里の湯」とも呼ばれ、信州最古の温泉とのこと。清少納言は、「有馬温泉、玉造温泉と七久里の湯」を愛でたらしい。歴史ある美人の湯に浸かった女性陣が、さらに美しくなってバスに戻ってきた！？