槍ヶ岳

2005年09月10日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 37.3km
• 登り: 1,816m
• 下り: 1,805m

コースタイム

上高地6:03-横尾-槍ヶ岳ロッジ-槍ヶ岳山荘-頂上-槍ヶ岳山荘-
槍ヶ岳ロッジ-横尾-上高地19:17
標準＝19時間20分　所要＝13時間14分　68％

天候

曇ときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

写真

さあ出発と思い合羽橋越しに穂高を撮ろうとした瞬間、しまった！デジカメを忘れてしまったことに気づきました。
あたふたしながらフジカラーのうつるんです、だったかな？を買って、気を取り直して出発です。

枚数に限りがあるのに・・・
穂高が意地悪して顔を出してくれない・・・

明神で一服・・・

明神岳がGood！

横尾に到着！

左は屏風岩。
今日はそちらには行きませ〜ん。

橋の右に生えている木は、紅葉のシーズンになるととても綺麗になるので、大好きです。
でも、ちと早かったか・・・

いい流れです。
槍は・・・顔を出してくれません。

そうこうしているうちに槍ヶ岳山荘に到着。
人がいるのでスルーします。

おお！右手の岩も槍みてえだなあ！

うーん、この頃は、写真を持ち歩き始めたばかりで、花を撮るという発想を持ち合わせておりませんでした・・・

ただただ、風景を撮るばかり・・・

おお、ここはテント場だったかな・・・
先が見えないとはこのことか・・・

それにしても、暑い・・・

沢なのに、水くらい流れていてくれりゃあいいのに・・・

などと、悪いのは回りのせいにしたくなるほど暑い・・・

おお、あそこがグリーンバンドか・・・

ずいぶん登ってきたけど・・・

槍はいったいどこだ〜

もう戻ってこなくていいと言っているように見えます。

鯨みたいな岩だなあ〜

前方に人影あり。
おぬしも物好きよのお！

あそこ、滑り台みたいだなあ・・・
滑ってみたいなあ、と変なことをが頭に浮かびます。

左に向かって道があるなあ・・・

前方は・・・期待感ゼロ・・・

あれ、常念さんの頭がちらっ！

さっきの人影・・・の人に追いつきました。

さてどっちに行こう・・・
決まってるじゃん、楽な方さ・・・

だいぶ登ってきたなあ〜

ここで昼寝でもしていきたくなりましたが・・・

あと少しのようにも思えるので、重い足に鞭を打って・・・

左に見えるあれは、槍・・・じゃないよな・・・

なぬ！あそこに何か、存在感が・・・

おお！

おおお！
お主はまさか！

いざっていうときはあそこにお世話になろうか・・・

いや〜まさか、顔を出してくれるとは思っていなかったので、大感激です。
手が震えて、右上に指がかぶってしまったのが失敗・・・

あれ・・・でもまた隠れちゃった・・・
やっぱりダメかな・・・

おおお！再び！
いや〜、疲れが吹っ飛びました。
やっぱり来てよかった〜！

常念さん、あいかわらず、プリっとしていてかわいらしい・・・

小屋もかなり下に見るようになりました。

巨大な山の上に、また別の岩山があるような感じ・・・

さあ、気合入れていこうぜ！

っと思ったら、すぐ追いついちゃって大渋滞・・・

下を見ると・・・いえいえ怖くなんかありません！

だいぶのぼったぜ・・・

やった、登頂！
でもガスばかり・・・

山小屋がうっすら・・・

小槍もうっすら・・・

日本の鉄ハシゴの上から・・・

さて、だいぶ時間を食ってしまったので、とっとと下ります。
それにしても、立ちはだかるような岩壁に圧倒されます。

それにしても凄い傾斜。
右に人が見えますが、かなりちっこく見えます。近いように見えてかなり距離があるんです。

ああ、常念のプリッとした頭もこれで見納めか・・・

このへんはほとんど駆け下りてました。

ほとんど小走りで横尾に着きましたが、もう暗くなり始めていて、この後上高地についたときには真っ暗だったことはいうまでもありません。

感想

yamahiro

○5:30を予定していた上高地入りの時間が若干遅れた上に、
　デジカメを忘れたことに動転・・・
　レンズ付きフィルム（写るんですだったかな・・・）を
　やっと見つけた売店で調達してスタートしました。

○途中、生憎の空で槍の展望が見えず、一方で気温はかなり上がる中
　もくもくと槍沢を詰めて行きましたが、
　最後の最後になって槍が顔を出してくれました。
　大感激です。

○槍への登りでは渋滞発生し、ここでも若干時間をロス。
　それでも何とか上高地まで戻って来れました。
　ただし、9月に入っている為、釜トンネルも閉まってしまい、
　既にバス・タクシーもおらず・・・
　その夜は小梨平のキャンプ場のケビンに泊めさせてもらいました。

○自分でもこの10年間でトップ3に入る思い出山行となりました。
　なお、本レコ掲載の写真は、購入したレンズ付きフィルムを
　写真屋さんに持って行ってデジタルの画像ファイルに変換して
　もらったものです。
　ただ、フィルムの枚数上限をいちいち気にしながら、
　シャッターを押さなくてはならないなんて、
　今となっては考えられないこと。
　世の中、便利になもんですね〜。

コメント

t-stix92

びっくりです！
yamahiroさん、こんばんは！


古いレコへのコメントですみません。

一番びっくりしたのにコメントですが、
槍ヶ岳って、日帰り出来ちゃうんですか

目が点です


過去のどのレコを拝見しても
えげつのない(表現悪くてすみません ）
山行ばかりですね

ただただ驚くばかりです。

これだけの健脚をお持ちなら70キロ超の
歩行も可能ですね。

今更ながら納得しちゃいました。


トレーニング次第でスピードを得られる
ものなのでしょうか？

yamahiro

t-stix92さん、こんばんは！
すみません、GW中から体調崩しその後も仕事でドタバタしていて暫くヤマレコから離れていたので、お返事おそくなってしまいました

そうですね、槍ヶ岳を歩いていた頃は今よりも体重が１０�勸幣紊盞擇�、毎週山に登れば登るほど体がどんどん絞れるという、今の自分では考えられない「よき時代」でした

そういう点では、物事徹底してやってみると、できる訳がないと思っていたことができたりするので面白いものですね

ただそうは言ってもヤマレコにも、もっと凄い人ことをやっている人はたくさんいますし、私もみなさんのレコ拝見して驚くことばかりです

なお、槍ヶ岳登った当日、折角その日のうちに戻っては来たものの、９月になると釜トンネルが閉じる時間が早まるので上高地からは脱出できず・・・結局小梨平のケビンに泊めさせてもらうハメになりました
その晩は天上裏を走り回るネズミの音や部屋の中を闊歩するカマドウマに唖然とさせられたことを思い出しました・・・

今考えると、ちょっとアホな、でも楽しい時代でありました

コメントありがとうございました