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Yamareco

記録ID: 275925
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

好日山荘登山学校・赤岳

2013年03月09日(土) ~ 2013年03月10日(日)
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negi-ono you29 その他17人
GPS
10:16
距離
21.6km
登り
1,618m
下り
1,650m

コースタイム

9日=1006茅野駅〜バス美濃戸口行き〜1100美濃戸口〜赤岳鉱泉
10日=0555赤岳鉱泉〜文三郎尾根〜0800赤岳山頂〜文三郎尾根〜0930行者小屋〜1000赤岳鉱泉1045〜1240美濃戸口1420〜バス茅野駅行き
天候 9日=晴れ
10日=曇り、雪、雨
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往復=JR茅野駅〜バス・美濃戸口
コース状況/
危険箇所等
 美濃戸口から赤岳鉱泉までは、凍結やら雪道やら。気温が高く一部は川のようになっていました。アイゼンなしでも歩けますが、私のように自信のない方はアイゼンを吐いた方が無難です。
 文三郎尾根ピストンは強風のため。風が強く耐風姿勢が必要な瞬間もありました。尾根、頂上ともに雪がありますが、慎重に歩けば問題はありません。
茅野駅下車は登山客ばかり
2013年03月09日 10:07撮影 by  SLT-A55V, SONY
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茅野駅下車は登山客ばかり
バスの車窓から八ヶ岳連峰が一望に
2013年03月11日 11:26撮影 by  FinePixViewer Ver.4.0, FUJIFILM
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バスの車窓から八ヶ岳連峰が一望に
蓼科山まで
2013年03月11日 11:47撮影 by  SLT-A55V, SONY
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蓼科山まで
ちょっとアップで
2013年03月11日 12:00撮影 by  SLT-A55V, SONY
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ちょっとアップで
美濃戸山荘
2013年03月09日 11:17撮影 by  CX3 , RICOH
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美濃戸山荘
赤岳山荘から見る赤岳
2013年03月09日 12:21撮影 by  SLT-A55V, SONY
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赤岳山荘から見る赤岳
山荘からのアップ
2013年03月09日 12:21撮影 by  SLT-A55V, SONY
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山荘からのアップ
赤岳山荘の月見そば。おいしかった
2013年03月09日 12:30撮影 by  CX3 , RICOH
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赤岳山荘の月見そば。おいしかった
赤岳山荘
2013年03月09日 12:44撮影 by  CX3 , RICOH
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赤岳山荘
赤岳鉱泉に到着。有名なアイスキャンディはイベントの最中
2013年03月09日 14:49撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
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赤岳鉱泉に到着。有名なアイスキャンディはイベントの最中
ハーネス+ロープワーク講習
2013年03月09日 15:28撮影 by  CX3 , RICOH
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ハーネス+ロープワーク講習
大蔵さん
2013年03月09日 15:28撮影 by  CX3 , RICOH
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大蔵さん
赤岳鉱泉の夕食。ビーフシチューです
2013年03月09日 18:45撮影 by  CX3 , RICOH
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赤岳鉱泉の夕食。ビーフシチューです
アイスキャンディはライトアップ
2013年03月09日 19:08撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
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アイスキャンディはライトアップ
山荘と満天の星
2013年03月09日 19:27撮影 by  SLT-A55V, SONY
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山荘と満天の星
定番写真『北極星を中心に星が回る』
2013年03月09日 20:04撮影 by  SLT-A55V, SONY
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定番写真『北極星を中心に星が回る』
数えきれない星々
2013年03月09日 20:10撮影 by  SLT-A55V, SONY
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数えきれない星々
6時出発のため、朝食は弁当に。お赤飯と焼き鯖と漬け物とオレンジ
2013年03月10日 04:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
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6時出発のため、朝食は弁当に。お赤飯と焼き鯖と漬け物とオレンジ
行者小屋に到着
2013年03月10日 06:33撮影 by  SLT-A55V, SONY
3/10 6:33
行者小屋に到着
行者小屋から赤岳展望荘を望む
2013年03月10日 06:33撮影 by  SLT-A55V, SONY
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行者小屋から赤岳展望荘を望む
赤岳山頂に到着しました
2013年03月11日 09:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
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赤岳山頂に到着しました
頂上から横岳、天狗岳を見る
2013年03月10日 08:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
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頂上から横岳、天狗岳を見る
頂上
2013年03月10日 08:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
3/10 8:32
頂上
一等三角点 「大切にしましょう」
2013年03月10日 08:33撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
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一等三角点 「大切にしましょう」
小淵沢方面
2013年03月10日 08:34撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
3/10 8:34
小淵沢方面
頂上から
2013年03月10日 08:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
3/10 8:35
頂上から
美濃戸山荘の風呂
2013年03月10日 13:26撮影 by  CX3 , RICOH
3/10 13:26
美濃戸山荘の風呂
シャンプー、リンスあります
2013年03月10日 13:26撮影 by  CX3 , RICOH
3/10 13:26
シャンプー、リンスあります
美濃戸山荘で風呂あがりのビール。(1次会)笑顔の大倉さん
2013年03月10日 14:11撮影 by  CX3 , RICOH
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美濃戸山荘で風呂あがりのビール。(1次会)笑顔の大倉さん

感想

 冬の赤岳に登るために、今冬は冬山に登り続けてきました。谷川岳、那須・茶臼岳、天狗岳、赤城山、大倉尾根ピストン、表尾根。体力的にも(金銭的にも)やや苦労しましたが、それも赤岳に無事に登るため。ロープワークの練習もばっちり行い、ルートの情報収集もしっかり行いました。
 しかし、10日の登頂日は「暴風、風説」と悪天候の予報。「登れないだろうな」とあきらめていました。が、ガイドさんたちは、まだ晴天が見込める早朝にアタックすることを決めてくれました。5時55分に赤岳鉱泉を出発。雲の流れが速く、稜線はどうなっているのか不安でした。そのために、地蔵尾根〜山頂〜文三郎尾根のコースを、文三郎ピストンに変更。
 行者小屋前からの急登を登り詰めます。途中からはガイドさん一人に参加者3人がロープでつながりました。初めてのアンザイレンです。
 コース上はかなりの雪が張り付いていますし、傾斜も急です。が、慎重に進めば問題なところはありません。
 時折、かなり強めの風に吹かれ、体がよろける場面もたびたびありました。顔に小石なのか氷なのかわからないものがバチバチと当たり、とても痛い。帽子も飛ばされる場面がありました(後ろのパーティーが拾ってくれました)。
 かなり気を使ったのが、ロープでした。踏みそうになったり、足に絡みそうになったり。さらに自分のペースで歩けず、コースそのものの疲労よりも結ばれているロープに対する疲労感がかなり大きかった。
 山頂は薄曇りで、遠くまで見通すことはできませんでした。が、周囲の山々や地上がはっきり見えました。ただし、風が強く長居は無用です。同僚のふくちゃんに写真を撮ってもらい、早々に引き揚げました。
 下りもやはりロープで苦労しました。先頭の方のペースが速くロープは常に張った状態。ハーネスが引っ張られて、腰パンのようになってしまい、歩きにくいことこの上ない。ハーネスをお腹に食い込むほど強く締めておけばよかったと反省しきりでした。
 結局登りに2時間、下りに1時間半とハイペースでの山行となりました。我々が下りてきてから、山頂はガスで覆われ、雪と雨が降り始めました。早朝のアタックは成功したといえるでしょう。
 ただし、個人的にはかなり体力を削られ、「美濃戸口まで歩けるか」と心配になりました。赤岳鉱泉でお湯とアミノ酸サプリメントを補給し、なんとか一息つけました。





冬の雪山・赤岳登山は憧れていました。赤岳は夏に2回登頂したことがありますが、いずれも頂上からの展望は全くありませんでした。今回、どんより曇りと強風の中でしたが、八ヶ岳の峰峰を見ることが出来ました。ガイドの皆さんほかに感謝です。八ヶ岳は、‥袈薐戞↓⇔臆岳、23戞↓だ岾戞↓グぬ鐶乏戞↓Ω現岳、Ю廠戞↓編笠岳を言うそうですが、あと3つ登る必要があります。新宿から「あずさ号」で2時間少し、バスに40分揺られると登山口。これからも楽しみたいと思います。登山者から「冬にも美濃戸山荘まで『毎日アルペン号』を走らせて!」との声があがっていました。
【動画です】
行者小屋からの赤岳
http://www.youtube.com/watch?v=AJzk6pKb6ak

赤岳頂上にて

http://www.youtube.com/watch?v=GIOUMLsYbXw


http://www.youtube.com/watch?v=rl9wjP7XgKQ


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