八方平・名号峰・熊野岳(北蔵王第一弾 ブドウ沢から)
- GPS
- 06:51
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,402m
- 下り
- 1,429m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口駐車場まで約20分。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道に迷うことはないだろう。 八方平〜名号峰は頭の高さの枝に注意。 林道には渓流釣り堀あり、大人も子供も楽しめる。 国道沿いに温泉(一乃湯、るぽぽかわさき)あり。 |
写真
感想
蔵王連峰で最も日帰りしにくいと思っている、北蔵王に意を決して挑んでみた。
ブドウ沢林道はなかなか手強く、今にも崩れそうな斜面をすり抜けつつ慎重にクルマを走らせる。途中のブドウ沢清水で水を補給した。
登山道は、渡渉地点で対岸の道を慎重に探せばいい程度で、迷うことはない。2回目の渡渉後の急登がかなりきつい。八方平避難小屋は噂通りの綺麗な小屋で、特にトイレが綺麗なのには驚いた。
さて、八方平からが辛抱の尾根歩き。展望は時折雁戸山が見える程度でほとんどないのに、小さなupdownが連続するので体力を消耗させられる。
もうイヤってところで名号峰到着。峨々温泉から来た方と話をしながら展望を楽しむが、眼前の熊野岳が気になる。計画ではもう帰るところだが、こんな天気は滅多にないし時間もまだなんとかなる。問題は帰りの体力のみ。ここは一念発起、熊野岳へ歩を進めた。
熊野への登りが、これまたきつかった。2-3回、脚が痙りそうになる。その都度休みを入れつつ、何とか山頂へ。熊野岳山頂にはたくさんの人。しかし熊野岳神社の周りは広いので、皆さん静かに休んでいたのが印象的。山形側を眺めながら、おにぎりとハムを頬張り、早めに大休止を切り上げ帰路へ。
下山は、気力も筋力も限界に達したブドウ沢の急降下の途中で休みを入れた程度で、ほとんど休まずに下りてきた。というのは、早く帰りたいのもあるが、往路の八方平から名号峰へ向かう途中で動物に遭遇し、怖くて仕方なかったからだ。距離約2〜3メートルの左方で急に吠えて逃げていったヤツ、サルにしては太くて低調な声と、色は黒の印象。クマのような気がしてならなかった。それ以後、スズは手元でジャンジャン鳴らしながら歩いた。
コメント
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初めまして、山形のHITOIKIです。
小屋から名号峰までが辛いですね。
県境稜線に憧れて歩いたことがありますが、倒木と雪の残る溝のような夏道が懐かしいです。蔵王ダムから板谷小屋までの南雁戸沢がまだ未踏なのですが、熊が怖くて思案中です。これからもよろしくお願い申し上げます。
はじめましてHITOIKIさん。
今回はHITOIKIさんとma-kuroさんの記録を参考にさせていただきました。ありがとうございました。ブログも拝見しましたよ。
笹谷峠から不忘山までの蔵王連峰で、最も人気の無い尾根に違いない名号峰八方平間。いい天気じゃないと、気持ちが乗らない稜線ですからね。。。いつか歩かないとと思っていましたので、気持ちが晴れました。ただ、身体には堪えましたが。
今度北蔵王に行くときは、笹雁新道からアプローチしたいと思っているところです。
いつかお目にかかるしれません。
こちらこそ宜しくお願い申し上げます。
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