剱岳（室堂〜剣山荘〜山頂〜剣山荘〜剱澤小屋〜別山〜室堂）100名山【50】

2021年09月24日(金) ~ 2021年09月26日(日)

• GPS: 18:05
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,855m
• 下り: 1,846m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 1:17
• 合計: 5:52

9:06 室堂
9:28 みくりが池
9:31 9:32 みくりが池温泉
9:48 10:29 雷鳥荘
10:45 雷鳥沢キャンプ場
10:52 10:54 浄土橋
11:21 11:32 新室堂乗越
13:10 13:32 剱御前小舎
14:58 剣山荘

2日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 2:32
• 合計: 7:27

5:33 剣山荘
6:03 6:09 一服剱
7:15 7:21 前剱
7:39 7:45 前劔の門
8:08 8:09 平蔵の頭
8:32 8:47 カニの縦バイ
8:54 8:55 カニのハサミ
9:01 9:55 剱岳
9:59 10:02 カニのハサミ
10:13 10:31 カニの縦バイ
10:39 10:59 平蔵の頭
11:15 11:22 前劔の門
11:29 11:42 前剱
12:37 12:39 一服剱
13:00 剣山荘

3日目

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:48
• 合計: 4:38

5:59 剣山荘
6:28 6:35 剱澤小屋
6:44 剱沢キャンプ場
7:46 7:48 別山南峰
7:53 7:55 別山北峰
8:01 8:03 別山南峰
8:25 8:26 剱御前小舎
9:14 浄土橋
9:17 雷鳥沢キャンプ場
9:24 9:26 雷鳥沢ヒュッテ
9:35 10:06 雷鳥荘
10:25 10:26 みくりが池温泉
10:27 みくりが池
10:36 ホテル立山
10:37 ゴール地点

天候

1日目　晴れのち曇り
2日目　快晴のち曇り
3日目　雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【アクセス】
所沢IC→（関越道）→藤岡JCT→（上信越道）→更埴JCT→（長野道）→安曇野IC or 麻積(おみ)IC
距離的に近いのは麻績ICですが、小さな山を越える道を通るため、安曇野ICで下りて向かった方がスムーズだと思います。

【駐車場】
扇沢市営 第1・第2駐車場
住所：長野県大町市平2117
台数：230台
料金：無料
トイレ：なし（扇沢駅のトイレを利用）
他に扇沢駅に近い有料駐車場（350台）・臨時駐車場（600〜800台/扇沢駅から8km離れる）があります。

【山小屋・売店】
室堂周辺には、室堂ターミナルにあるホテル立山、立山室堂山荘、みくりが池温泉、雷鳥荘があります。
また登山ルート上には、剱御前小屋、剱澤小屋、剣山荘があります。

【登山バッチ】
宿泊した剣山荘で購入しました。
他の山小屋でも購入できます。

【最終コンビニ】2021/09/24現在
信濃大町駅・北大町駅周辺にはコンビニがあります。
扇沢駅に最も近いコンビニは大町温泉郷より信濃大町駅寄りの「ファミリーマート大町大原店」となります。

コース状況／危険箇所等

劒御前小屋から先は岩岩ゾーンとなっており、剣山荘から先は鎖場や岩場が連続してあり、岩場や鎖場の経験を積んで、慣れていないと厳しいと思います。
雨で濡れた劒の岩場は危なくて、私なら断念します💦

その他周辺情報

大町温泉郷「薬師の湯」750円
いつも素通りしていた大町温泉郷にはいくつか日帰り温泉がありますが、初めて利用しました。
広さも清潔感もあり、通り道なので距離のロスもないのでお薦めです✨

写真

9/24 5:49

6時前に到着した時には無料の市営第1駐車場は満車、市営第2駐車場は残り5台でした。
危なかった💦
20分後には残りも全て埋まっていました。

9/24 6:02

扇沢駅まで歩きます。

9/24 6:18

黒部アルペンルートの切符売り場には既に10名ぐらいの方が並んでいました。
事前にネットで予約・カード決済できるweb切符売り場は1組しかおらず、サクっと並ぶことができるのでお勧めです！

9/24 7:16

web切符売り場は切符を販売し始めるのも早く、改札へ早く並ぶことができました。
振り返るとたくさんの方が並んでいます💦

9/24 7:23

黒部アルペンルートのスタート！
まずは電気バスに乗車です。

9/24 7:52

黒部ダムに到着後、徒歩でダムの上を移動する時に急いで「黒部ダッシュ」するとネットにありました。
走る方はほとんどいませんでしたが、皆さん、早足で急がれていました。

9/24 8:05

ケーブルカーに乗車！
この後の乗り換えを急ぐ人は、車両の上部に乗車した方が次のロープウェイへ早く並ぶことができます。

9/24 8:24

続いてロープウェイへ乗車！

9/24 8:26

雄大な雄山のふもとは少し色づいていました。

9/24 8:53

トローリーバスに乗車！

9/24 8:59

黒部アルペンルートを乗り継ぎ、室堂へ到着しました。

9/24 9:00

去年10月以来の室堂、良いお天気です✨

9/24 9:48

まだお昼には早かったのですが、この後の急登に備えて「雷鳥荘」でお昼ご飯！

9/24 10:29

ググっと雷鳥平まで下りていきます。
（下山時は逆に登りになります。下山最終盤に意外とキツかった💦）

9/24 10:44

3度目の室堂ですが、雷鳥沢キャンプ場には初めて来ました。

9/24 10:48

雷鳥沢の橋を渡り、いよいよ登山スタート！

9/24 10:55

急登の雷鳥坂は避け、まずは左手の新室堂乗越（大日岳方面）を目指します！

9/24 10:58

紅葉が真っ赤っ赤！

9/24 10:58

雷鳥坂を避けたんですが、こちらもそれなりに急登でしたw

9/24 11:21

大日岳と劒御前小屋との分岐です。

9/24 11:28

劒御前小屋までまだまだ遠い・・・。

9/24 11:32

チングルマがたくさん咲いていました✨

9/24 11:35

ミスミソウでしょうか？（アプリ調べ）

9/24 12:53

上がってきた雲でガスってきた先に劒御前小屋が見えてきました。

9/24 13:06

劒御前小屋へ到着！
そこそこキツかった💦

9/24 13:07

雪渓が残っていました。
劒澤小屋を経由せず、最短ルートで剣山荘を目指します！

9/24 14:08

岩岩ゾーンです💦

9/24 14:10

劒澤小屋とキャンプ場が遠くに見えました。

9/24 14:29

この看板で少し元気が復活！w

9/24 14:41

2泊お世話になる剣山荘が目前！

9/24 14:59

無事に到着しました。

9/24 15:49

「ちんぐるま」部屋は畳敷きで8組のお布団がありました。
ビニールシートで仕切られており、人数制限を行っているせいか、私たち3名だけで2泊利用させていただきました。
荷物を置ける棚もあり、超ォー快適でした✨

9/24 17:35

夕食はトンカツ！
明日もトンカツやったら嫌やなァw

9/25 5:33

2日目のスタート！
小屋の裏手から、まずは一服劒を目指します！

9/25 5:41

太陽が昇ってきて、後立山連峰の鹿島槍や五竜も焼けてきました✨

9/25 5:46

1番鎖場の登場！

9/25 6:04

一服劒はサクっと登れました。

9/25 6:04

前劒です！
まだラスボスの剱岳は見えません💦

9/25 6:05

一旦、下ります。

9/25 6:14

武蔵のコルを通り過ぎ、難所の前劒の登りへ！

9/25 6:29

岩場をどんどん登っていきます。

9/25 6:45

前劒大岩までの浮石ゾーンを石を落とさずに通過でき、ひと安心。

9/25 6:59

前劒まであと少し💦

9/25 7:15

前劒のピークに到着✨

9/25 7:18

ラスボスの剱岳を前にしてポーズする私w

9/25 7:25

ブリッジと直後の並行鎖場が見えてきた💦

9/25 7:26

ブリッジは画像や動画で見るほど高度感もなく、サクっと通過できました。

9/25 7:28

ブリッジ直後の5番鎖場、足の置き場が狭く、ブリッジよりもこっちの方が怖いかも。

9/25 7:34

劒がドーンと登場！

9/25 7:34

前劒からの下りです。

9/25 7:59

平蔵の頭（ずこ）を登ります。

9/25 8:01

今回一番の難所、カニのタテバイが見えたァー！

9/25 8:02

その前に前劒を下りきらないといけません。
何気にここの下り、下山時の登りは厳しいと思います。

9/25 8:07

重心を山側に預けて、慎重に岩の割れ目をゆっくり進みます。

9/25 8:13

カニのタテバイの下部へ到着！

9/25 8:16

たしかに垂直ですが、鎖や鉄杭が打たれていて、意外とあっさり登れました。

9/25 8:19

気持ちに余裕があったので登り途中に下を見てみましたw

9/25 8:30

カニのタテバイは50m上がりますが、途中に平らな部分があり、一息つけます。
（斜度の様子を撮りたくて他の方の様子をパチリ）

9/25 8:44

一番の難所をクリアし、あとは山頂へ向かいます！

9/25 8:53

早月尾根との合流ポイント！

9/25 8:53

おォ！山頂がもうそこに！

9/25 9:03

剱岳、登頂ォー✨
百名山のちょうど半分、50座目となりました！

9/25 9:05

登山を始めて、憧れていた槍ヶ岳（昨年登頂）と劒岳をクリアできて感無量✨

9/25 9:35

山頂で劒をゆっくり満喫しました✨

9/25 10:16

下山開始です。
登りのカニのタテバイとの分岐、今度はカニのヨコバイへ！

9/25 10:17

ヨコバイと言いながら、まずは下ります。

9/25 10:20

そしてヨコバイの核心部、並行移動となります。

9/25 10:22

カニのヨコバイを通過後、振り返ってパチリ！

9/25 10:25

長いハシゴもありました。

9/25 10:32

トイレ跡だそうです。

9/25 10:41

再び平蔵の頭を登ります。

9/25 11:17

下山してるのに矢印が上向きってw

9/25 11:17

鎖場も終盤戦！

9/25 11:20

名残惜しい劒の雄姿✨

9/25 11:23

登山時と下山時のルートが分かれている個所は上からの人工的な落石に注意です。

9/25 11:29

前劒のピークを巻いて・・・。

9/25 12:54

無事に剣山荘へ戻ってこれました！
アタック当日が快晴でホントにラッキーでした✨

9/25 14:01

至福＆達成感いっぱいの乾杯✨

9/25 14:23

売店では日本酒も売っています。

9/25 14:23

せっかくなので「剱岳（純米吟醸）」をいただきました！

9/25 16:55

2泊目の夕食はメンチカツでしたw

9/26 5:54

3日目のスタート！
2日間、お世話になった剣山荘ともお別れです。
昨晩3時前、窓外が真っ白になるぐらいの雷光と雷鳴で目が覚めました💦

9/26 5:58

後立山連峰にも雲が掛かり、雨がポツポツ降ってきました💦

9/26 6:01

せっかくここまで来たので剱澤小屋へ寄り道してみました。

9/26 6:19

剣山荘から剱澤小屋は沢を渡るイメージです。

9/26 6:26

剱澤小屋へ到着！

9/26 6:32

ネットや動画でよく見た看板！

9/26 6:46

キャンプ場で一晩過ごした皆さん、雷は怖かったやろなー💦

9/26 6:55

トットと下山予定でしたが・・・。

9/26 7:09

別山への分岐の標識を見て
「劒御前小屋まで上がらなくても直接行けるなら、同じぐらいの標高まで登るんやし、大きく時間は変わらないかも！」
ということ、ここからはソロで別山経由で下山することにしました。

9/26 7:27

雨＆急登でこの区間が一番キツかった💦

9/26 7:38

真砂岳との分岐です。

9/26 7:47

別山（南峰）へ到着！

9/26 8:01

祠の前には・・・。

9/26 8:01

割れてしまった「別山」看板がありました。

9/26 7:54

北峰の方が最高峰なので、別山（北峰）も踏んでおきました！
昨年までに、立山（雄山・大汝山・富士の折立）、浄土山は登頂していたので、これで立山三山をすべて登頂✨

9/26 8:19

雨の中、仲間を待たせては申し訳ないので、稜線をダッシュで進みます。

9/26 8:23

劒御前小屋まで戻ってきました。

9/26 8:39

行きは回避した雷鳥坂をグングン下ります。

9/26 8:59

急いでるのに、つい紅葉をパチリw

9/26 9:01

降った雨水が登山道を川のように流れていきます💦

9/26 9:13

雷鳥平まで戻ってきました。

9/26 10:37

雷鳥平からの登り返しで仲間と合流でき、ゴール✨

9/26 11:19

念願の剱岳登頂のご褒美でホテル立山のレストランへ！
（初めて入ったw）

9/26 10:50

シラエビかき揚げ丼をいただきました✨

9/26 13:17

扇沢駅では変なマスコットがお出迎えしてくれましたw

9/24 6:55

扇沢駅名物のこの駅員さんにお会いすることができました。
あやうくレジ袋を千円で売られてしまうとこでしたw

撮影機器：

FinePix XP140 XP141 XP145 FUJIFILM

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 保険証 iPhone Apple Watch ココヘリ サングラス タオル ストック カメラ GoPro インナーシーツ 着替え 粉末スポーツドリンク

感想

あかざく

登山を始めて丸5年、昨年登った槍ヶ岳とともに
「いつかは登ってみたい！」
と憧れを抱いていた剱岳へ登頂することが出来ました✨
（百名山、折り返しとなる50座目のおまけ付き）
今年登った山は全てと言っても過言でないくらい、剱岳へ向けての鍛錬でした。
たくさんアップされているYouTubeを見てイメージが出来過ぎてたせいか、感覚的には意外に苦戦しなかった印象です😅

個人的な意見ですが…。
素人さんや初心者さんが登る山じゃないですね💦
（偉そうに言える立場ではありませんが）
鎖場や岩場のある山を最低5座は経験を積んでから挑む山だと思いました。
あと「ヘルメットを着用しない方は立入厳禁！」と看板を設置して欲しい❗️
ほとんどの方がヘルメット着用されていましたが、若い方の中には着用していない方をチラホラ見かけました💦
いくら足元を注意してても石を落とすことはあるし、特に前剱への登りは浮き石だらけなのでホントにかぶって欲しいと切に願います。