真妻山(大滝川森林公園から周回)【紀北、和歌山県】
- GPS
- 05:01
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 688m
- 下り
- 700m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 5:01
大滝川森林公園駐車場 0949 ― 登山道入口(赤い橋) 0959 ― 涼みの滝 1008 ― 徳本上人初行洞窟 1014 ― 真妻山山頂 1114/昼食/1222 ― 観音堂跡 1235/1236 ― 如来堂分岐(A) 1252 ― ふどんと公園(B) 1256 ― 如来堂 1302 ― (B) 1306 ― (A) 1310 ― 棚田跡 1318 ― 通称25mの滝 1331 ― 大滝川出合(舗装路合流) 1337/1339 ― 御瀧公園 1350/1358 ― グラウンド前 1425/吊り橋物色/1431 ― 大滝川森林公園 1442
● 行動時間 4:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(和歌山市内=大滝川森林公園) 大滝川森林公園―徳本上人初行洞窟―真妻山―観音堂跡―御瀧神社―大滝川森林公園 (大滝川森林公園=和歌山市内) ●登山口へのアクセス ○大滝川森林公園 ・自動車で、阪和自動車道「御坊IC」にて降り、すぐ左折。県道27号を道なりに進み、江川から県道25号へ。山野集落で標示に従い右折すると約2kmで大滝川森林公園駐車場へ ・駐車場は20台程度は駐車できそう ・公共交通機関はない。JR紀勢本線の和佐駅が最寄りとなるので、そこからタクシー等を利用 (いずれの記述も2021.11現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○大滝川森林公園〜真妻山(上人道) ・公園内の遊歩道を抜けると、整備された登山道が続く。急登には木段がある ・洞窟より上部では、木段整備はなくなる。緩急を繰り返すが、砂地の急登もあり、そんなところは注意を要する ○真妻山〜観音堂跡〜大滝川出合 ・観音堂跡までは緩やかな頂稜を進む ・観音堂跡からは一気に下る。途中、大日如来堂への分岐がある。如来堂から先へも道が続いており、上部に通じているのではないかと想像する ○大滝川出合〜御瀧神社、大滝川出合〜大滝川森林公園 ・舗装路を行く。山のガイド本などでは、森林公園ほど近くからは吊り橋を渡って遊歩道へと戻るルートが示されているが、吊り橋は現在通行止めとなっており、車道をそのまま歩くこととなる (いずれの記述も2021.11現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・コンビニエンスストアは御坊インターの西寄りにあるものが最後のようだ。山はインター出口東側(=左折)なので、一旦逆へと右折することになる ・食べるところも付近にはなさそうだが、御坊市内に出ると多数あるようだ ●日帰り温泉 ・ルートを外れるが、日高川町には「川辺温泉きさくの湯」、御坊市内でもインターに近い辺りには「野天風呂 宝の湯」がある (2021. 11現在) |
写真
感想
社内の山好きメンバーに混ぜていただき、そのメンバーで真妻山へ向かった。クルマに便乗し、大滝川森林公園へ。日本一の長さを持つ二級河川日高川。登山口も真妻山もその流域にある。
日高川の支流江川から分かれた大滝川。その中流域に登山口となる森林公園がある。日高川町となる以前の“川辺町”の名の付いた標示が目に付く中、公園内の遊歩道を歩いて行く。やがて、赤い橋を渡って、いよいよ斜面に取り付く。
今日のメンバーはOBもいらっしゃるので、年齢層の幅が広い。ただし、年長の方を始めとして、年齢に比例するように登山歴が豊富な方々だ。
山にかかっても、なかなかペースが上がらない。結構賑やかな登山だ。久しぶりの山行きという人もあり、そんなこんなで話に花が咲く。
木段を上っていくと、まずは涼みの滝が現れる。岩肌を濡らす姿がいかにも涼やかだ。夏には似つかわしいが、せっせと登ってきた身にはありがたいが、今の季節向きではない。さらに登ると洞窟が見えてくる。ここが徳本上人の修行場所のようだ。
洞窟からはしばらく急登が続き、そのあと道取りは、一服気味にやや平坦になる。しばし休憩の後頂上へ向けて出発。
檜や杉が立ち並ぶ樹林は青々としている。樹勢が強いのだろうか。紀伊半島は温暖なのだと改めて感じる。
再びの急登を登り切ると、山頂部。さらに墳墓のように一段高くなったところを登ると山頂だ。丸い頭の山頂部には千手観音が祀られている。
山頂からは360度の展望が楽しめる。御坊の街や発電所、田辺や白浜付近の海岸線はよくわかるのだが、その背面にある山々は、あまりにもなじみがなくて同定が利かない。せいぜい生石が峰らしき山を見つけて、それ以上は諦めた。あちこち行けるものなら行ってみたい。そうすれば、もっと山座同定も進むはずなのだが。
山頂からは観音堂跡を経由して下降する。観音堂跡までは頂稜部でもあり、緩やかな起伏を進む。観音堂跡とは言うものの、最近建てられたと思しききれいな祠がここにもあり、薬師如来様が祀られている。山頂部の千手観音と祠は同じように整備されたもののようだ。
そこからはいよいよ本格的な下りとなる。つづら折りの途中で分岐があり、古びた看板を読むと、大日如来さんがその分岐の先にいらっしゃるようだ。立ち寄ってみることとした。
斜面をへつった細道を分岐方面へと進むと、まずは枯れかけた沢を横切る。そこには「ふとんど公園」とあり、流しもそうめんが食べられるようだ。それも過ぎて進むとやがて大日如来様の祠が現れる。その道はさらに先へと続いているようだ。
戻ってさらに下降。古い1/25,000では水田マークのあるあたりには石積みが多数あり、かつては人もいたのであろうかと想像が巡る。
ややあっていよいよ地平に到着。御瀧神社まで足を伸ばす。そこにある大滝は実に見事な出で立ちで、絵にもなる。
今日は、先輩方のおかげで、花や木に関して大いに勉強させてもらうことができた。
360度の展望のおかげで、ますますほかの山にも行きたくなった。さて、どれくらい時間が取れるものやら…。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する