唐松岳

2022年03月10日(木) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,031m
• 下り: 1,043m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:08
• 合計: 5:17

8:51 八方池山荘
9:16 9:17 石神井ケルン
9:24 9:25 第2ケルン
9:30 9:30 八方ケルン
9:39 9:40 第三ケルン
10:51 10:52 丸山
11:42 11:42 唐松岳頂上山荘
12:03 12:09 唐松岳
12:25 唐松岳頂上山荘
13:01 13:01 丸山
13:02 13:03 扇雪渓
13:33 13:33 第三ケルン
14:09 14:10 石神井ケルン
14:13 14:13 八方池山荘
14:14 ゴール地点

天候

高曇り〜晴れ
朝の八方尾根、駐車場で-8℃と思ったより寒く、登りはずっと締まった雪でした。
13時を過ぎた頃からは標高を下げたこともあり春の陽気。駐車場に降りてきたときには+8℃でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八方尾根第3駐車場（無料）に停めてゴンドラ乗り場まで10分ほど歩きました。

コース状況／危険箇所等

厳冬期の状況ではないですが、春山ではなかったです。スキーのトレースは無数にありましたが朝はカチっと締まっており、クトー無しのシール登行では危ない場面が多かったので早々にシートラに変えました。
逆にアイゼンはバチ効きの雪でした。

その他周辺情報

八方尾根スキー場のアルペンライン券を買うつもりでいましたが、注意書きの「ゲレンデ内を滑走する場合は別途リフト券の購入が必要となります」が気になり、ウェルカム信州アクティビティ割で一日券を購入しました。半額なので2,750円と、アルペンラインと250円しか違わないので別にいいのですが、今回の自分のような計画の人も少なからずいるはずで、ゲレンデ滑って降りても別によくないか？と思いました。1回しか滑らないし。
まぁ、あの広さのゲレンデ整備にとてつもない労力が掛かるのは理解できます。

写真

3/10 7:52

朝イチのゴンドラ待ちは30人くらい。

3/10 8:14

少し雲がありましたが、ゲレンデベースでは風も安定しており、ゴンドラ、リフト2本とも定刻運行。助かります！

3/10 8:53

BC、登山、半々くらい

3/10 9:00

トレースは無数にあります

3/10 9:00

いきなりドンの白馬三山

3/10 9:23

第2ケルンのトイレ。もちろん冬季閉鎖中。

3/10 9:23

平日でもこの人出。八方尾根、やはり人気ですなぁ。

3/10 9:30

八方ケルン

3/10 9:36

右側八方池は、雪の下。こんど夏に観に来よう。

3/10 10:11

雪が締まっていて、シール登行でのトラバースで何度か危険を感じたので無理せずシートラ&アイゼンに変更。スタートからクトー装着の方々がいた理由がよくわかりました。

3/10 10:21

ガッチリ直登していきます。

3/10 10:50

丸山ケルン

3/10 10:51

五竜岳

3/10 11:03

丸山ケルンから一段上がった地点でスキーをデポ。

3/10 11:11

しばらくは羽が生えたように軽い足取り

3/10 11:35

余裕があったのも束の間、尾根が狭くなる辺りから暴風に。

3/10 11:41

稜線に出ると正面に立山、剱岳が。この眺望のために登ってきた。

3/10 11:41

時間に余裕があるので唐松岳山頂へ。

3/10 11:43

白馬側。ほんとに凄い景色だ。

3/10 11:55

最後のひと登り

3/10 12:02

登頂して真っ先に目に飛び込んだのは、剱岳の北側にドンと鎮座する山。
帰ってから調べたら、毛勝三山という山。恥ずかしながら初めて聞きました。こんなカッコいい山をまだ知らなかったなんて。いつか行かねば。

3/10 12:02

立山、剱岳側。本当に日本は素晴らしい国だと感じる眺望。

3/10 12:02

五竜側も。

3/10 12:03

滑走具背負って登頂していたのは全員外国の方。馬力が違います。皆さん不帰の方へ降りていきました。

3/10 12:03

さてわたしも降ります。

3/10 12:03

唐松沢。どこまでも続いてます。いつか滑ってみたい。

3/10 12:19

唐松岳頂上山荘。夏テント持って来たい。

3/10 12:26

下りも相変わらず暴風で顔が痛い。

3/10 12:32

3/10 13:00

デポしたスキーをピックアップして、ドロップ。

3/10 13:12

扇雪渓側を巻いて上の樺へ。ここまで下りると春の陽気。

3/10 13:17

眠くなるほどの空腹を、にんにく豚骨で癒す。あとは下るだけ。

3/10 13:35

でもこれ見たら滑らずにはいられない。八方ケルンの南側、ノートラックのオープンバーン。雪も緩んできて、斜度も素敵。

3/10 13:39

標高差は100m程でしたが、笑いが止まらなくなる6ターンでした。今期最大バーンでの滑走。

3/10 13:47

振り返ってニヤる。

3/10 13:51

登り返しで、また振り返る。

3/10 13:53

だいぶ登って、また振り返る。

3/10 13:55

最後にまた振り返る。痛快なひとときでした。

3/10 14:09

グラードクワッドが見えてきて、人心地を感じます。

3/10 14:14

朝より空の色が澄んでます。

3/10 14:20

ある意味一番疲れたゲレンデ下降。そりゃそうです、ゲレンデだけで標高差1,000mも降りてるのだから。

3/10 14:48

無事帰ってきました。今日もありがとうございます。

撮影機器：

iPhone SE (1st generation) Apple

感想

NatsukiG3

冬の立山剱岳を望むチャンスを伺っていました。午前中は高曇りで気温が思ったより低く、上部は暴風に叩かれました。しかし天候に左右されることが多いと聞く八方尾根の索道が定刻運行してくれただけでなく、天候も北アルプスにしては比較的穏やかな一日になり、素晴らしい一日を過ごすことが出来ました。
計画は単純なピストン登山でしたが、雪質によるシール登行の選択、兼用靴でのアイゼン歩行、スキーでの安全な下りラインの見極めなど、非常に収穫の多い山行になりました。
自分では雪の見極めが難しいのでガイドさんを頼ることになりますが、八方尾根北側にも足を踏み入れてみたいものです。