四阿山〜根子岳を周回 ◎10年前と同じ天気や!!
- GPS
- 08:52
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,107m
- 下り
- 969m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 8:53
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
根子岳への「鬼遊びの庭」と呼ばれている大きな岩が連なっている岩場への登りは凍結したザラメ雪の上に20cm程の新雪が乗っている状態で、スノ−シュ−、ワカンの爪が効きにくかった。 又、最後の岩の乗越は手掛かりが少ないのと表面の雪が凍結していて滑るので後続のメンバ−は上から手を掴んで引き揚げた。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ストック
ワカン
スノーシュ−
|
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共同装備 |
無し
|
感想
今回はコロナ禍のせいも有り4年ぶりの遠出しての春山です。初日の四阿山は10年前の同時期に登りましたが、生憎の悪天で山頂での絶景が見られなかったので、今度こそはと計画しました。宿泊地の上田市から2台の車に分乗し根子岳登山口まで乗り入れますが、駐車禁止ですので他のメンバ-を下ろしてから少し戻った駐車場に車を止めて戻ります。
出発する頃より小雪が舞い始めますが四阿山登山口から入山。踏み固められたトレースは少し滑りますが大明神沢に沿ってツボ足で辿り、沢から離れて傾斜が増して滑りやすくなって来たので軽アイゼンを履きます。トレースはシラカバ林からダケカンバ林へと樹相が変わる中を緩やかに登って行き尾根がはっきりし出すと小四阿(1917.6m)に到着。展望が開けますが、生憎の雪で中四阿への尾根が少し見える程度です。
一旦下って広い尾根が再び細くなり岩稜を登ると中四阿(P2106)ですが相変わらず雪は降り続けていて進む方向の斜面がぼんやりと見える程度で、Co2100m付近から針葉樹が密になってトレースは右に左にと樹間を縫って登っています。樹林帯を抜け出し、あずまや温泉への道標を見ながら登ると根子岳分岐に到着。根子岳へのトレースは有りますが新雪で消えかけています。
四阿山山頂に向かって進むと新たなトレースが現れて来ますので、ふと上を見ると2人の先行者が最後の急登を登っています。我々もその後を追いかけて四阿山山頂に到着。山頂の祠は屋根の端が見える程度で殆ど埋まっていて10年前は祠が見えたので今回の方が積雪は多いようです。風は余り無いのですが雪はかなり降っているので集合写真、各々の写真を撮って下山に掛かります。
根子岳分岐で軽アイゼンをワカン、スノ-シュ-に履き替えて新雪で消えかけたトレースを追い掛けますが分岐から直ぐの急斜面は凍った雪面に20cm程の新雪が積もっておりスノ-シュ-の爪が全く効かず滑り落ちてしまいますが、幸い危険は無いので、後に続く全員尻セ-ドで下ります。トレースを辿り、途中で行動食を多めにとって根子岳への平原の様なコルに降り立ちます。
此処からは吹きさらしの登りでトレ-スは消えてしまいますが、新雪は足首まで沈むほどで、順調に登りますが、稜線の岩場直前の急登は新雪の下の凍ったザラメ雪に爪が刺さらず難渋し、又岩場の通過にかなり手間取ります。最後に乗り越す大岩は露出した部分はホールドが無く、雪に覆われた部分は掘り出すと雪が凍結してワカンの爪が効かないので、先に登って足場を確保した上で、後に続くメンバ-を引っ張り上げます。そこを乗り越すと一旦下り根子岳に到着。
平日の悪天時に登るような方は居ない様で我々だけです。風も強くなって来たので集合写真を撮った後風を避けて昼食を摂る為に早々に山頂を辞します。
風を避けて遅い昼食後はトレースが無いので方向を決めて時々GPSで確認しながらダケカンバ林の中を順調に展望台まで下山します。丁度天気が好転し北アルプス、妙高山塊上空が青空になり午後の陽で峰々は真っ白に輝いています。今までの雪にうんざりしていた全員大感激。全員カメラマンに変身です。
十分に堪能後、最後の下りですが北アルプスはもう雲に覆われ始めます。根子岳登山口まで降りると道路は10cm程の新雪に覆われて、朝とは様変わりしています。車の雪を取り除き明日の岩菅山登山口の志賀高原のホテルに向かいます。
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