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記録ID: 4114676
全員に公開
雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

四阿山〜根子岳を周回 ◎10年前と同じ天気や!!

2022年03月22日(火) [日帰り]
 - 拍手
shikakura その他9人
GPS
08:52
距離
11.5km
登り
1,107m
下り
969m

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
1:54
合計
8:53
6:32
13
菅平高原駐車場
6:52
6:54
7
7:01
7:02
77
8:19
8:28
43
9:11
30
9:41
9:57
14
10:36
10:50
12
11:02
11:18
46
12:04
44
12:48
13:29
8
13:37
13:41
75
14:56
15:03
17
15:20
15:24
1
15:25
菅平高原駐車場
天候
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
菅平牧場の駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
根子岳への「鬼遊びの庭」と呼ばれている大きな岩が連なっている岩場への登りは凍結したザラメ雪の上に20cm程の新雪が乗っている状態で、スノ−シュ−、ワカンの爪が効きにくかった。
又、最後の岩の乗越は手掛かりが少ないのと表面の雪が凍結していて滑るので後続のメンバ−は上から手を掴んで引き揚げた。
此処から登山開始。踏み固められたトレースを最初はツボ足で歩きます
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此処から登山開始。踏み固められたトレースを最初はツボ足で歩きます
大明神沢沿いのトレース
大明神沢沿いのトレース
白樺、岳樺林の中を緩やかに登ります
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白樺、岳樺林の中を緩やかに登ります
小四阿に到着
小四阿から中四阿の尾根の雪庇は発達しており、その先の広い尾根もぼんやりと
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小四阿から中四阿の尾根の雪庇は発達しており、その先の広い尾根もぼんやりと
中四阿への岩稜を登り
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中四阿への岩稜を登り
中四阿に到着
昨日までの晴天で大きなツララが
昨日までの晴天で大きなツララが
Co2100m付近から密な樹林帯へ入りますが、トレースも樹間を右往左往しています
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Co2100m付近から密な樹林帯へ入りますが、トレースも樹間を右往左往しています
密な樹林帯を抜けてヤレヤレ
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密な樹林帯を抜けてヤレヤレ
根子岳分岐に到着
根子岳分岐に到着
ガスと雪の中、山頂がちらりと、先行の二人が登っています
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ガスと雪の中、山頂がちらりと、先行の二人が登っています
四阿山山頂に到着。先行のお二人が休憩中。
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四阿山山頂に到着。先行のお二人が休憩中。
四阿山山頂への最後の登り
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四阿山山頂への最後の登り
四阿山山頂にて、右横の社は殆ど埋まってます
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四阿山山頂にて、右横の社は殆ど埋まってます
四阿山頂から根子岳分岐への尾根を見下ろす
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四阿山頂から根子岳分岐への尾根を見下ろす
根子岳へのコルへ下る樹林帯。トレース無ければ方向が分かりにくくなりますが、トレースに導かれて下れて大助かりです
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根子岳へのコルへ下る樹林帯。トレース無ければ方向が分かりにくくなりますが、トレースに導かれて下れて大助かりです
樹林帯の霧氷
コルより根子岳へ登り。上部の急斜面は凍結したザラメ雪の上に新雪が積もって、スノ−シュ−、ワカンの爪が効きにくく滑りやすい
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コルより根子岳へ登り。上部の急斜面は凍結したザラメ雪の上に新雪が積もって、スノ−シュ−、ワカンの爪が効きにくく滑りやすい
根子岳稜線「鬼遊びの庭」の大岩が。左側の雪庇に沿って進み、大岩の上まで登らなければなりませんが、最後の急登は大変
根子岳稜線「鬼遊びの庭」の大岩が。左側の雪庇に沿って進み、大岩の上まで登らなければなりませんが、最後の急登は大変
岩場への急登。ワカンの爪が効きにくい
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岩場への急登。ワカンの爪が効きにくい
この岩を巻いて少し下り
この岩を巻いて少し下り
最後の岩の乗越は表面の凍結した雪とホールドが無く、先に登って、手を掴んで引き上げる
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最後の岩の乗越は表面の凍結した雪とホールドが無く、先に登って、手を掴んで引き上げる
引き上げられるのを待ってる行列
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引き上げられるのを待ってる行列
最後の大岩を乗り越すと根子岳山頂はすぐそこ
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最後の大岩を乗り越すと根子岳山頂はすぐそこ
根子岳山頂到着
根子岳山頂にて。10年前と同じ天気で
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根子岳山頂にて。10年前と同じ天気で
展望台まで下山
丁度北アルプス方面だけ青空が広がり近くには妙高山塊
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丁度北アルプス方面だけ青空が広がり近くには妙高山塊
遠くには北アルプスが午後の陽を浴びて白く輝いています
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遠くには北アルプスが午後の陽を浴びて白く輝いています
展望台より登山口を見下ろす。もう少しです
展望台より登山口を見下ろす。もう少しです
根子岳登山口まで戻って来ました。驚いたことに道路は10cm程の新雪に覆われています
根子岳登山口まで戻って来ました。驚いたことに道路は10cm程の新雪に覆われています

装備

個人装備
雨具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ ストック ワカン スノーシュ−
共同装備
無し

感想

今回はコロナ禍のせいも有り4年ぶりの遠出しての春山です。初日の四阿山は10年前の同時期に登りましたが、生憎の悪天で山頂での絶景が見られなかったので、今度こそはと計画しました。宿泊地の上田市から2台の車に分乗し根子岳登山口まで乗り入れますが、駐車禁止ですので他のメンバ-を下ろしてから少し戻った駐車場に車を止めて戻ります。

出発する頃より小雪が舞い始めますが四阿山登山口から入山。踏み固められたトレースは少し滑りますが大明神沢に沿ってツボ足で辿り、沢から離れて傾斜が増して滑りやすくなって来たので軽アイゼンを履きます。トレースはシラカバ林からダケカンバ林へと樹相が変わる中を緩やかに登って行き尾根がはっきりし出すと小四阿(1917.6m)に到着。展望が開けますが、生憎の雪で中四阿への尾根が少し見える程度です。

一旦下って広い尾根が再び細くなり岩稜を登ると中四阿(P2106)ですが相変わらず雪は降り続けていて進む方向の斜面がぼんやりと見える程度で、Co2100m付近から針葉樹が密になってトレースは右に左にと樹間を縫って登っています。樹林帯を抜け出し、あずまや温泉への道標を見ながら登ると根子岳分岐に到着。根子岳へのトレースは有りますが新雪で消えかけています。

四阿山山頂に向かって進むと新たなトレースが現れて来ますので、ふと上を見ると2人の先行者が最後の急登を登っています。我々もその後を追いかけて四阿山山頂に到着。山頂の祠は屋根の端が見える程度で殆ど埋まっていて10年前は祠が見えたので今回の方が積雪は多いようです。風は余り無いのですが雪はかなり降っているので集合写真、各々の写真を撮って下山に掛かります。

根子岳分岐で軽アイゼンをワカン、スノ-シュ-に履き替えて新雪で消えかけたトレースを追い掛けますが分岐から直ぐの急斜面は凍った雪面に20cm程の新雪が積もっておりスノ-シュ-の爪が全く効かず滑り落ちてしまいますが、幸い危険は無いので、後に続く全員尻セ-ドで下ります。トレースを辿り、途中で行動食を多めにとって根子岳への平原の様なコルに降り立ちます。

此処からは吹きさらしの登りでトレ-スは消えてしまいますが、新雪は足首まで沈むほどで、順調に登りますが、稜線の岩場直前の急登は新雪の下の凍ったザラメ雪に爪が刺さらず難渋し、又岩場の通過にかなり手間取ります。最後に乗り越す大岩は露出した部分はホールドが無く、雪に覆われた部分は掘り出すと雪が凍結してワカンの爪が効かないので、先に登って足場を確保した上で、後に続くメンバ-を引っ張り上げます。そこを乗り越すと一旦下り根子岳に到着。

平日の悪天時に登るような方は居ない様で我々だけです。風も強くなって来たので集合写真を撮った後風を避けて昼食を摂る為に早々に山頂を辞します。

風を避けて遅い昼食後はトレースが無いので方向を決めて時々GPSで確認しながらダケカンバ林の中を順調に展望台まで下山します。丁度天気が好転し北アルプス、妙高山塊上空が青空になり午後の陽で峰々は真っ白に輝いています。今までの雪にうんざりしていた全員大感激。全員カメラマンに変身です。

十分に堪能後、最後の下りですが北アルプスはもう雲に覆われ始めます。根子岳登山口まで降りると道路は10cm程の新雪に覆われて、朝とは様変わりしています。車の雪を取り除き明日の岩菅山登山口の志賀高原のホテルに向かいます。

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2/5
体力レベル
3/5

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