京都一周トレイルその3+大比叡(大比叡〜北山No.4〜水井山〜戸寺BS)【京都北山、京都府】
- GPS
- 04:44
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 409m
- 下り
- 999m
コースタイム
出町柳付近のP 0804 −<コンビニ経由>− 出町柳駅0819
出町柳 0824=<京阪電車>=祇園四条 0828
祇園四条駅0831−京阪バス四条河原町バス停0834
四条河原町0842=<京阪バス>=比叡山頂 0950
比叡山頂バス停 0951 − 大比叡 1001/1004 − 比叡山頂バス停 1009
− 「京都一周トレイル北山4」1019/1020 − 「北山5」 1028 − 「北山6」1032
− 「北山9-1」1051 − にない堂 1054 − 転法輪堂 1057 − 「北山9-1」1101
− ドライブウェイ下のトンネル 1115 − 玉体杉 1145/1149 − 峰辻「北山12」 1154/58
− 横高山 1203/1204 − 水井山「北山16-1」1220 − 仰木峠「北山18」1258/1259
− ボーイスカウト道分岐「北山19」1308/1311 − 昼食休憩 1314/1400
− 小橋「北山21」1415 − ゲート 1429 − 戸寺バス停 1435
戸寺1500(1458) =<京都バス>= 出町柳駅 1529
出町柳駅バス停 1529 −<コンビニ経由>− 出町柳付近のP 1539
●行動時間 4:44 + 0:03 + 0:15 + 0:10
天候 | 曇り一時雨、最後は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
(家=出町柳付近のP=比叡山頂)− 大比叡、京都一周トレイル北山4〜24:戸寺バス停 =(出町柳駅)−(出町柳付近のP=温泉=家) ●登山口へのアクセス ○比叡山頂行きバス ・京阪バスと京都バスが運行。京都駅前を起点に、四条河原町、京阪三条、出町柳など、電車からの乗り換え上の要所を経て、大比叡直近の比叡山頂バス停まで運行 ・四条河原町では河原町通り北行きに面して、京阪三条ではターミナル内、出町柳では今出川通り東行きに面してバス停がある ○比叡山頂バス停と、大比叡や四明岳の山頂 ・山上のミュージアムの前にバス停と駐車場がある ・大比叡へは、バス停を降りると駐車場の北辺に接する道があるので、これを東へと進む。すると車止めチェーンの先も上へ上へ続くので、これを進み、途中案内はないがいかにも高い方へと続く踏み跡をたどると、やがて大比叡山頂に着く ・四明岳山頂は、ミュージアムの中。そんなこともあって今回も行っていない ○戸寺バス停 ・京都一周トレイルと国道367号線が交差する地点の南北に、それぞれ京都駅方面行きと大原行きのバス停がある ・ちょうど京都一周トレイルNo.24が交差点の西側に立っている ・土日は運行本数が多く、概ね日中は15分間隔で運行されている。出町柳までおよそ30分 ・京都バスは、するっと関西は使用できるが、ICOCAは使えない |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 ○比叡山山頂部 ・「大比叡」への誘導標示は全く見つけられなかった。予め場所、ルートを確認の上、挑まれたい ・「四明岳」山頂部は、「ガーデンミュージアム比叡」内にある ・バス停「比叡山頂」から京都一周トレイルに向かう場合、北山ルートのNo.1、No.4、No.6に向かうルートがある。No.1へは、叡山ケーブルへの案内に従い進む。No.4への案内も直接的ではないが、No.1同様に叡山ケーブルへの案内に従い約200m西へと進み、そこにある坂本ケーブルを指し示す北への分岐に入ると、やがて京都トレイルNo.4に出る。No.6へは、大比叡をやり過ごすように東進し、その後延暦寺の東塔を目指し北へと方向転換、東塔からは西へと進路を変えるとやがてNo.6へと顔を出す ○京都トレイル(ケーブル比叡〜戸寺) ・このコースの特徴通り、ひじょうに丁寧に道標が建植されている。分岐という分岐に標示があるので、まず間違うことはなかろう ・道標ごとの模式図も、方向などをイメージしやすいものであり安心感がある ・ただし、ボーイスカウト道への上部分岐点である「北山19」付近では、ガイドマップではあるはずのベンチを見つけることが出来なかった ●買う、食べる ・「比叡山頂バス停」付近には、飲料自動販売機はある。売店が開くと“氷”を売っているようだが、そのほかにどのようなものが扱われているのかわからなかった ・街中においては、名の知られた喫茶や食事処もいろいろあるので利用するには事欠かない ●日帰り温泉 ・付近ではないが、北白川天然ラジウム温泉というのが北白川奥地にある。また、鞍馬には鞍馬温泉がある。いずれも日帰り利用可能 ・大原には大原温泉があるが、宿泊か、日帰り+食事のプランしかないので、夕方の日帰り利用は難しそうだ |
写真
感想
先々週見つけ損ねた「大比叡」山頂に行くことと、京都トレイルの続きへと向かうべく、今回は京阪バスにて山頂部に入った。
○大比叡
土曜日だが、平地は曇りの天気予報、山頂部は雲の中、という状況もあって、バスはがらがら。山頂部に降り立つと、駐車場すら見渡せないガスの中。予め確認してきたとおりに、駐車場の縁を歩いて大比叡山頂方面を目指す。案内はないが高みを目指す方向が明らかなので、舗装路を外れ、廃道然とした道を登ると、程なく大比叡山頂。視界のなさそうな、樹木に囲まれた山頂をあとにして、同じ道をバス停へと戻る。
○京都トレイル ケーブル比叡の先「北山4」〜戸寺バス停「北山24」
バス停を通り過ごし、前回同様にケーブル比叡駅方面への道から、No.4への下降路へと進む。森林帯を抜け「北山4」に到着。ここからはトレイルの続き。ただし、No.4では前回のような展望はなく、ガスの中に居ることを再確認するのみ。
「北山6」でヤマボウシを見ながらドライブウェイを渡ると、しばらくは延暦寺に関する建築物や遺構が続き、それらにも目が行く。
千手観音が祀られた「山王院堂」は、扉が閉じられていたので外から手を合わせる。伝教大師御廟では石庭が美しい。
延暦寺のお堂群の3つの中心地の一つ、西塔はコースからやや外れていると思い込み、「北山9-1」から「にない堂」正面へと続く道へと反時計回りに回り込む。「にない堂」の渡り廊下をくぐり、「転法輪堂」の大ぶりなお堂へと石段を下る。「転法輪堂」の中には、本尊のお釈迦様がいらっしゃるが、一旦靴を脱ぐのを手間に感じて、外からお参りして済ます。
ふと見ると、お堂の右手トイレ脇には京都トレイルの標示。「北山9-2」のようだ。わざわざ「9-1」から大回りしてみたが、そんな必要はなかったようだ。ということで、一旦「北山9-1」まで戻り、改めて「北山9-2」へ。
そこからしばらくは、山頂付近の尾根を行く、緩やかなハイキングコース。しかしついに雨粒が落ちてきて、雨具を取り出す。一面のガスの中を進む。
玉体杉を越え、峰辻で150名の団体とすれ違い。横高山からの急坂を下りてくる一群を待つだけで5分近くかかった。その急坂を登ると、頂上では雨中の昼食を摂る方々も。座るところが確保できないのもつらいので、この先にあるはずのベンチを目指すことにする。
次の水井山はコース中の最高峰。再びの急坂を登って山頂に到着。ただし、北山コースガイドにあるような山名標識が見当たらない。
更に進んで、仰木峠(北山18)の次にあるベンチを目指す。やがて雨もほぼあがる。しかし、ベンチを見つけることなくボーイスカウト道への分岐「北山19」に到着してしまう。やむなく、少し先へと進んでみるものの、急坂の下降が始まってしまい、休むにいい場所がない。仕方なく、腰を下ろしやすい倒木に座って昼食。
食べているうちに、木漏れ日も明らかになってきた。天気予報の“午後雨”はどこへやら。
再出発し、「北山20」まで続く険しい下りを終えると、小さな流れを二度渡る。「ヤマビルに注意」の標示が現れ、ヤマビルは勢力拡大著しいなぁ、と思わされる。湿地を越えるときにこの表示を見るだけで、ヤマビルに襲われた気分になる。
小橋を渡ると、かつて林道だったのではないかと思われる道幅となり、緩く下るうちにゲートへ。
ゲートより先には北山22と23があるはずだが、気付かないうちに、バス停のある国道に出てしまった。
バスを待つ間にバス停前の自然食屋さんを覗きに行く。
ふと足首に痛みを感じたので、ズボンをめくり上げると、ぴったり吸い付くヤマビル。やはりやられた。まだあまり吸っていないうちのようで、身は大きくはない。店に借りたライターの火を近づけて自ら離れてもらうが、それでも傷口からの出血はすぐには止まるはずもない。
雨上がりの低山はヒル要注意だと、改めて思わされた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する