黒部渓谷 水平歩道 チョットだけ下の廊下 日本三大渓谷その2
- GPS
- 32:00
- 距離
- 28.0km
- 登り
- 2,176m
- 下り
- 2,169m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:10
09:10 欅平
09:45 一本目の鉄塔
11:53 志合谷
12:40 大太鼓
13:10 折尾谷 昼食 〜13:42
14:40 雨降り出し
15:20 阿曽原小屋
2日目
06:58 阿曽原小屋
07:57 仙人谷ダム
08:18 吊橋下 釣り休憩 〜08:48
09:01 S字峡 引返し
10:40 阿曽原小屋
11:11 上り坂終わり
12:18 折尾谷 昼食 〜12:42
14:05 志合谷
14:46 蜆谷
15:29 水平歩道始まり地点
15:59 欅平
天候 | 9月1日 曇り 午後2時半より中雨 宇奈月 25℃ 欅平〜水平歩道 18℃ 9月2日 ピーカン 水平歩道 18〜20℃ 志合谷トンネル 10℃以下 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
所要時間約1時間20分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・特に危険個所はありません。 ・ただ、雨天・雨天後などは滑りますので注意が必要です。 ・阿曽原小屋直前の下り道は雨が降るとすぐ沢になります。 ・岩壁をくりぬいた部分・隧道の中、足元ばかりに注意を向けていると頭打ちます。 特にくり抜かれている部分の天井は岩が鋭いのでチョットぶつけるだけで流血し ます。ヘルメットあった方がいいかと。 ・折尾谷洞道は足元がドロドロです。灯無くても歩けますがライトつけて足元確認し ながらのがいいでしょう。 |
その他周辺情報 | ・北陸道黒部IC周辺にはコンビニ多数 ・宇奈月直前に道の駅があります。 ・宇奈月にはポプラというコンビニが一軒ありますが24時間営業ではないようなので注意 ・下山後の温泉は、 欅平・鐘釣・黒薙にありますが、トロッコの時間を計らないと宇奈月まで戻れなくなります。また、トロッコの切符は途中下車無効になりますので、途中駅での温泉立ち寄りは計画的に。 宇奈月での温泉は、6時までの「とちの湯」が最終でしょうか。 それ以降は、宇奈月の公衆浴場へ(温泉です) ただ、小さい湯船でムチャ熱いです。 シャンプー、ボディーソープなどは別売り(両方で90円でした) トロッコ電車、素通しの普通車はかなり冷えます(特にたくさんあるトンネルの中) 宇奈月・欅平で寒くなくても乗る時は防寒対策必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
温度計
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感想
↑ 阿曽原温泉小屋の夜明け(タイムラプス) 4:30頃から6:20頃
無駄に長いですが、最後の方で赤いTシャツ着た小屋主の佐々木さんが画面を横切ってたので途中でカットせずそのままにしときました。
モクモクしてるのは、高熱隧道の♨︎の湯気
↑ 仙人谷ダムからの風景(タイムラプス) 8:00頃から9:30頃
これも少々長め、、、動くものは雲と雲切新道への登山者だけ(笑
朝日が当たってくるとダム湖の水の色がキレイ
↑ 釣ったイワナ
↑ ちょうどトロッコが来た! 仙人谷駅は橋の上。
紅白で中島みゆきが生中継で「地上の星」を歌ったのは、この軌道の右の方の黒四発電所に続くトンネルの中
↑ 折尾谷隧道の上で休憩
↑ 水平歩道を大太鼓へ
正面に奥鐘山西壁・中央の丸い跡は昭和の初め、トロッコ隧道掘削のための志合谷宿舎が泡雪崩で吹き飛ばされてぶち当たったところ。
崖際に打たれている鉄杭は、岩盤を掘り抜いて道を造る以前に、その上へ丸太を渡して道としていたものの名残
↑ トンネル抜けたら小屋平ダム(トロッコ電車)
普通車さむっ!!!
7月の大杉谷に続いて、日本三大渓谷その2「黒部渓谷」へ
本来は、下の廊下が開通してから、黒四ダムから欅平まで歩くのがいいんだろうけど、
山小屋が混むのが苦手だから、とりあえず、空いてるだろう時に水平歩道だけでも、と歩いてきた。
愛知から午前3時に出発、東海北陸道・北陸道と乗り継いで7時少し前に宇奈月へ。
この時期なら、始発に乗らなくても混むことはないだろうと思ったけど、充分始発に間に合った。トロッコもガラガラだったけど、始発車両はリラックス車しかないから割増料金取られる。。。。
一般観光客にとっては、トロッコ電車も目玉の一つなんだろうけど、その先へ行く身には頭の中は「水平歩道」でいっぱい。
9時過ぎに歩き始める。
いきなりの急登は、身体が慣れてないため結構堪えるw
1本目の鉄塔でしばし休憩。(鉄塔は都合3本)
2本目の鉄塔のところに「水平歩道」始まりの表示。
でも、「水平歩道?」らしくなるのは、3本目の鉄塔を過ぎた頃から。
実際に行くまでは、
「どんな怖いところなんだろ?」
「高いところが苦手だから、足がすくんで進めなくなったらどうしよう?」
「フラッとして谷底へ滑落??」
とか考えてたけど・・・・・
全然そんなことありませんでした。
さすがに「大太鼓」は高度感あったけど、番線掴んでれば全然大丈夫!!!
反対に、
「水平歩道で滑落事故、ってどんだけ不注意?」
というくらいでした。
むしろ、足下ばかりに注意向けてて、頭上をおろそかにしてると、
とがった岩に頭ぶつけて流血、
というほうがコワイです。
実際、阿曽原でテン泊してる人が頭ぶつけて流血してました。。。
私も何度か、頭ぶつけたけど、幸いヘルメット被ってたおかげでケガは防げました。
ヘルメット必須かもしれません。。。。
早めなら、阿曽原まで5時間ほどでしょうが、ゆっくり写真撮ったり、雨が降り出したりで、休憩挟んでで6時間ほど掛かりました。
欅平泊で早くに出発なら仙人小屋まで行けるかもしれませんが、トロッコ利用なら、阿曽原泊は必須ですからもっとゆっくり楽しみながら行っても良いのかも知れません。
下の廊下の開通前の平日だから、阿曽原小屋は貸切かな?と思ってたけど、祖母谷温泉から欅平・水平歩道経由の単独者が2人・仙人小屋方面から下ってきた、6人・3人のグループがいました。
水平歩道はかなりの高度があるため、黒部の水に触れられないため、翌日は小屋にザックをデポして、S字峽辺りまで、少しだけ「下の廊下」へも足を踏み入れました。
佐々木さんに
「S字峽辺りまで行ってきます」
と言うと、
「それなら釣竿持ってくれば良かったのに」と、
へへへ、ちゃんと持ってますがな(笑
S字峽手前の吊橋の下辺りで河原へおりて竿を出したら、1分もかからずに25cm位のイワナGET!(残念ながら、直ぐにリリースしちゃって写真撮り忘れました⤵︎ 映像は撮ったのであげときました)
秘境の魚はスレてないんでしょうね・・・・
一本釣った事で満足して、吊り橋越えて、黒四発電所からの送電線出口のオニギリ見物してUターン。
十字峽まで行ければ良かったけど、それじゃ今日中に帰れない。
小屋へ戻って、ザック受け取って水平歩道を欅平へ。
途中、大太鼓で30分近く、行ったり戻ったりして撮影会(笑
一つ注意❗️
大太鼓で向きを変えると、岩壁にザック押されます(笑
谷底へフラッとなるのでキケンです…
(そんなことする人いないか(笑 まぁ、ちゃんと番線は掴んでましたが…)
欅平に着いたのが午後4時。トロッコが4時42分
予定では、祖母谷温泉か鐘釣・黒薙で♨︎に入ろうと思ってたけど、残念ながらパス。
S字峽までは前日に行く予定だったけど、雨のために翌日に回したからしょうがないね。
宇奈月へ着いたのは午後6時、すでにどこの日帰り入浴も終ちゃってたので、公衆浴場でひとっ風呂。
それにしても、浸かれんぐらい熱い湯だった…(それがいつものことらしい、常連の大工(常連同士の話から判別)が「今日の湯はぬるいっ!」ってさ、…おまえは江戸っ子かっ???w
ドバドバ水でうめたのは私ですw ……
結局、家に着いたのは12時。
よく遊ばせてもらいましたm(_ _)m
水平歩道を阿曽原ピストンで歩こうと思ってる人がいたら、
もう少し先、仙人谷ダム辺りまで足を伸ばすことをオススメします。
ダム施設の中を歩くのも面白いですし、水平歩道ではずっと下だった黒部の水に触れられます。(実際も、感覚的にも)
(それなら下の廊下歩け!ちゅう話ですがね(笑
また、「高熱隧道」吉村昭 著 を読んでから行かれるとより楽しめると思います。
三大渓谷、残すはあと一つ! それは いつのことになるやら・・・・・・
(歩いた二つにしても完歩してないのにね・・・・・
jerrちゃん。おはよー。
下の廊下 あたしもとっても行きたいところ。
いつか行けたらいいな〜。
そろそろノンビリ復活しようかと思いますので またよろしくお願いします。
また ゆっくりレコみます。
まだ 忙しくって。
おはよう、お久しぶり
夏場は忙しくて山は休みなんだね❓❗️
てっきり、暑い時期は、か弱い女子?には過酷だからおやすみかと……
下の廊下、行くようならご一緒しましょうか❓w
また、復活楽しみにしてます。
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