広河原-白根御池-北岳-間ノ岳-農鳥岳-奈良田
- GPS
- 80:00
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,523m
- 下り
- 3,230m
コースタイム
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:48
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 10:00
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 7:59
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:20
天候 | 前半はずっとガスの中だったので、曇り 後半、農鳥岳あたりから晴れてきたような気がする |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
06:30 橋本 国鉄 横浜線 07:00 八王子 07:25、中央線 08:41 甲府 (甲府からバスの予定だったが、文集によるとタクシーで広河原へ行ったようだ。) 10:34 広河原 復路 07月25日(水) 奈良田 芦安村営バス 身延行 12:36 身延、身延線 13:58 甲府 14:10、中央線 16:22 八王子、横浜線 橋本 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大きな岩のガレ場などは、不安定な岩があり、バランスを無くさないように注意する必要があった。 |
その他周辺情報 | 奈良田温泉 |
写真
感想
相模原工業技術高等学校、ワンダーフォーゲル同好会、文集『頂』第2集より私の書いた部分を抜粋
以下、原文のまま
南アルプスへ行って考えたこと
○○○○○←ここに私の名前があります。
最初はアルプスなんか登れるのかと思っていた。練習もだんだん
きつくなって、雨の日の階段の登り降りをやったとき、一番おそ
くなったのでまったく体力に自信をなくしてしまった。体力には
自信があると思っていたけど、それから先生に「体力がない事を
自覚しろ」と言われてしまった。ワンゲル同好会にはいってから
毎日帰りがおそくなったけどー?がとても充実してきた。
そんなこといってる間に、もう当日、前日にはザックの中にいろ
いろ入れたり出したりしてでこぼこになってしまった。甲府から
タクシーでかなり登っていったのでああこれは楽をしたぞと思っ
たんだけど・・・・。御池小屋に着いた時はせまいなあ池のまわり
はテントだらけで、テントの場所も決まっているとは思わなかっ
た。これから今だから言うけど、どうしてあのテントになんで九
人も入れたんだろう不思議に思ってしまう。次の日は朝一時に起
きて朝食をつくらなければならなかったのでたいへんだった。
大樺沢二俣で休けいしてから初めて雪渓を歩いた。雪はずっと谷
の下の方まで続いているうえ、上の方も霧が深くてわからない
、少し不安になってしまった。そんな時休けいになった。みんな
岩のところで休もうとしていると、ずるっ足をすべらしてしまっ
た。ひや汗がだら、○○にたすけられてしまった。「ふう、たす ←同級生の名前
かった」と安心。休けいなので気がゆるんでしまったのだ。ここ
から北岳、農鳥小屋までがみんな一番疲れているみたいだった。
今から考えるとみんな疲れると普段の自分の行動と違ってきてい
ろいろなことを言うみたいなんだ。それはこれから反省するべきこ
となんじゃないかなと思う。それから忘れやすいのが団体行動
ということなんじゃないかな。疲れている時に仕事をやらせられる
とほんとにいやになってしまう。だけど人からいわれてやるより
も自分からやれば気分もよくなると思う。ブロッケン現象は西農
鳥から農鳥に行く間を歩いていた時右側(東側)を見ると霧の中
に影みたいなのがあったのでなんだと思ってよく見ると影のまわ
りに虹があるのであっあれだブロッケン現象だと思った。まさか
見れるとは思わなかったのでよかった。雪がたくさん残っていた
のでよかった。これからも活動を続けられるようにがんばりたい
と思う。
※2010年11月7日、追加
今、読み返してみると、なんて稚拙な文章、漢字を使うところも適当
だしヤマレコに登録するのはちょっとためらうところだが、山を始めた
頃の新鮮な気持ちや、苦労、今では当たり前になっている、早朝出発
も最初の頃はかなり苦痛だったんだな〜と思います。山を始めたころ
は、何もかも、新鮮、驚きの連続だったんだな・・・
あと、ブロッケン現象の見える方向が違っているような(笑)太陽を背にして
見えるはずでは・・・
今となっては断片的な記憶しかないのだが、早朝起きるのが辛い上に、ご飯が水っぽかったり、硬かったり旨く炊けずに食欲がわかなかったことなどは良く覚えている。高地と言うことで、水をかなり沢山入れて炊いた記憶もある。農鳥小屋のあとは天気が回復して、大門沢下降点のそばの広河内岳では、ポカポカと気持ちが良く、長い間ボーっとしていたような気がする。そのあと、怒涛の下りがあるのだが。河原で幕営した時の晩飯がソーメンなのに、ダマになってしまって不味かったことも、今となっては良い思い出だろうか。
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