ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 528880
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白根三山縦走、広河原〜白根御池〜北岳、間ノ岳、農鳥岳〜大門沢〜奈良田【山梨県、南アルプス】

2014年10月11日(土) ~ 2014年10月12日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
17:01
距離
26.7km
登り
2,796m
下り
3,483m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:47
休憩
2:25
合計
7:12
6:53
7
7:00
7:01
99
8:40
9:09
75
10:24
10:32
12
10:44
11:06
27
11:33
12:19
8
12:27
12:34
17
12:51
13:20
9
13:29
13:32
12
14:00
2日目
山行
8:25
休憩
1:22
合計
9:47
4:55
42
5:37
5:38
33
6:11
6:18
45
7:03
7:08
62
8:10
8:13
24
8:37
8:59
21
9:20
9:22
113
11:15
11:57
148
14:25
17
14:42
ゴール地点
○手記録のコースタイム
10/11
広河原648 ― 広河原山荘652 ― 大樺沢白根御池分岐707 ― 第一ベンチ731/734
― 第二ベンチ755/0805 ― 白根御池小屋840/910 ― 小休止940/944
― 大樺沢二俣からの道と合流1032 ― 小太郎山分岐1047/1110 ― 北岳肩の小屋1133/昼食/1218
― 両俣小屋への道の分岐1234 ― 北岳1251/1323 ― 吊尾根分岐1332
― 北岳山荘1402(泊)

10/12
北岳山荘/朝食/455 ― 中白根522/529 ― 次のピーク543/日の出/552 ― 間ノ岳612/622
― 三国平への分岐658 ― 農鳥小屋706/725 ― 西農鳥岳759/810 ― 農鳥岳838/859
― 大門沢下降点921/927 ― 新道旧道分岐標示941 ―「標高2,650M」945 ― 「標高2,450M」1005
― 「標高2,370M」1014 ― 木橋1020 ― 「標高2,200M」1034 ― 水場1051 ― 木橋2 1058
ー 「標高1,945M」1100 ― 木橋3 1104 ― 大門沢小屋 1121/昼食/1157 ― 木橋4 1201 ― 木橋5
― 八丁坂下の木橋 1309 ― 取水口の吊橋1327 ― 堰堤工事中の場所(本来の吊橋2)1336/1554
― 吊り橋3 1358 ― 工事道路からの登山口1402 ― 第一発電所1426 ― 奈良田駐車場1441

○行動時間
第一日 10/11 7:14
第二日 10/12 9:46

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
●今回の移動
10/10:会社=<自家用車>=
10/11:=奈良田=<バス>= 広河原―白根御池―北岳―北岳山荘(泊)
10/12:北岳山荘―間ノ岳―農鳥岳―大門沢―奈良田=<自家用車>=(奈良田温泉)=家

●登山口へのアクセス
○奈良田
・写真1にイメージマップを付けたので、参照されたい
・身延からの県道37号線をじっと進むと、自家用車で入ることのできる最後の集落が奈良田
・駐車場(写真1では�)は、奈良田集落の手前側、身延からのバスの終点付近に約40台分が、また、奈良田集落を通り越してから、100台以上は入る広い駐車場(写真1では�)がある
・身延駅からのバスで約1時間30分、1,000円。一日わずか4便。バス停は写真1の�
・広河原へのバスは、写真1の�始発で�を経由して進む。他客時には�始発の増発便あり。今回も増発便があったため、バス停Aからでも、座っていくことができた
・山梨交通のバス停名称では、バス停Aが「奈良田駐車場」、バス停Bが「奈良田」

○広河原
・広河原へは、甲府・芦安、奈良田、北沢峠からのバスで行くことができる
・甲府駅からのバスで2時間弱。2,050円。奈良田からのバスで45分、1,130円。いずれの料金にも「利用者協力金」100円が含まれている
・広河原のバスターミナルからは、更に上流側に進み、野呂川にかかる大きな吊り橋を渡れば広河原山荘があり、そこからが北岳への登山道
コース状況/
危険箇所等
○コース状況
(1)広河原〜白根御池〜北岳〜北岳山荘
・全般にマークや表示は整備されている。迷うことはなさそう
・特段の難所はないが、白根御池への登りや、白根御池からの草すべりのような急坂が長い。広河原から白根御池までの間にはベンチの設置箇所もある。いっぽう草すべりにはそれはない
・小太郎山分岐から先は、ずっと絶景ポイント
・肩の小屋から北岳へは、岩ゴロの登り。北岳は二つの顕著なピークを持つが、ルートは北ピークを通らず、最高点でもある南ピークにまっすぐに登っていく。途中の北ピークにも登ることはできる

(2)北岳山荘〜間ノ岳〜農鳥岳〜大門沢下降点
・山頂標識や途中の方向標示が多く設置されている
・間ノ岳から農鳥小屋の間では、石にペイントされたマークがある。また農鳥小屋から農鳥岳へは同様にペイントマーキングと“ノウトリ”と書かれた文字が時折見受けられる
・農鳥岳を過ぎるとさらに人も減り、ルート上のマーキング以外はあまり標示がない。大門沢下降点には慰霊碑を兼ねた鐘も設置されており、見失う心配は少ない

(3)大門沢下降点〜大門沢小屋〜第一変電所〜奈良田
・いっぺんに2,000Mを下降するルートだけあって、時間もかかるし疲れやすい
・早川町が付けた小さな標示以外には、殆ど標示はない
・早川町の標示は、大門沢小屋よりも上流側では標高が記入されており、位置の目安になる。しかし、それより下流側では札が貼ってあるだけで標高等は記入されていない
・ただし、コース全般に、リボンやペイントが多数設置されており、これを頼りにすればまず道を間違う心配はない。逆に言うと、印の見えない状態が長く続くことは道間違いをしている可能性が高いことになる
・上流からの景色の推移は、灌木が目立ち始めたら2,700M付近、小岩を敷き詰めた歩きにくい道になったら2,500M付近、大門沢の最上流部が見えたら2,110M付近、小屋1,800M付近など
・小屋よりも下流側では沢沿いがもっぱらだと思いがちだが、2度の沢渡りから下流側では、八丁坂に至るまで、ずいぶん沢から離れる。沢音すらしなくなる
・H26.10現在、二番目の吊り橋(上流からでも下流からでも)が撤去されて斜面防災工事が行われている。その部分では河原を歩き、仮設の橋梁を渡ることになるので、大雨時にはたいへんかも知れない

その他周辺情報 ○買う、食べる
・奈良田に前夜あるいは当日朝に入るならば、買い物は奈良田に行く前に。国道52号線「上沢」交差点よりも手前(甲府側であれ静岡側であれ)にはコンビニがある。ここまで来ると、水や補給食の買い物はできない
・当然ながら、国道沿いにはコンビニも飲食店も多数ある
・奈良田や早川町内にもいくつかの飲食処があるが、終了時間が早いため注意を要する

○日帰り温泉
・帰途、「奈良田の里」に立ち寄った。趣ある建物。小さな温泉。雰囲気がとてもよい
・そこ以外にも、早川町内の県道37号線付近には「湯島の湯」「すず里の湯」「ヘルシー美里」などいくつかの日帰り温泉がある
奈良田のイメージマップ。なかなかいいマップが紹介されていないので作ってみました
5
奈良田のイメージマップ。なかなかいいマップが紹介されていないので作ってみました
朝5時。今日はまだまだ空きのある状態【奈良田駐車場にて】
2014年10月11日 05:17撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 5:17
朝5時。今日はまだまだ空きのある状態【奈良田駐車場にて】
それでもバス停にはこんなに並んでいらっしゃった。なんと、私までが着席できた。後の方々、すみません【奈良田駐車場にて】
2014年10月11日 05:28撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 5:28
それでもバス停にはこんなに並んでいらっしゃった。なんと、私までが着席できた。後の方々、すみません【奈良田駐車場にて】
この2台だった。15分遅れ。程なく芦安からのバスも到着し、たいへんな混雑になった【広河原インフォーメーションセンター前にて】
2014年10月11日 06:31撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 6:31
この2台だった。15分遅れ。程なく芦安からのバスも到着し、たいへんな混雑になった【広河原インフォーメーションセンター前にて】
大樺沢と北岳。さぁ、登ろう!【広河原にて】
2014年10月11日 06:50撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 6:50
大樺沢と北岳。さぁ、登ろう!【広河原にて】
吊り橋を渡り…【広河原にて】
2014年10月11日 06:51撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 6:51
吊り橋を渡り…【広河原にて】
橋の上から栗沢山とアサヨ峰【広河原にて】
2014年10月11日 06:51撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 6:51
橋の上から栗沢山とアサヨ峰【広河原にて】
1ヶ月前にも来た広河原山荘【広河原にて】
2014年10月11日 06:52撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 6:52
1ヶ月前にも来た広河原山荘【広河原にて】
花の名前は、またあとで【広河原〜大樺沢・白根御池分岐】
2014年10月11日 07:04撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 7:04
花の名前は、またあとで【広河原〜大樺沢・白根御池分岐】
分岐の看板を左に行けば大樺沢だが、そちらは、いずれ初夏に来たらね【大樺沢・白根御池分岐にて】
2014年10月11日 07:07撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 7:07
分岐の看板を左に行けば大樺沢だが、そちらは、いずれ初夏に来たらね【大樺沢・白根御池分岐にて】
途中には2箇所のベンチ。ベンチごとに行き先標示には手書きで所要時間が書き込んである【大樺沢・白根御池分岐〜白根御池小屋】
2014年10月11日 07:34撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 7:34
途中には2箇所のベンチ。ベンチごとに行き先標示には手書きで所要時間が書き込んである【大樺沢・白根御池分岐〜白根御池小屋】
尾根を忠実に登る。当然梯子も現れる【大樺沢・白根御池分岐〜白根御池小屋】
2014年10月11日 07:46撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 7:46
尾根を忠実に登る。当然梯子も現れる【大樺沢・白根御池分岐〜白根御池小屋】
白根御池までによくある標示。まだ新しい【大樺沢・白根御池分岐〜白根御池小屋】
2014年10月11日 08:19撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 8:19
白根御池までによくある標示。まだ新しい【大樺沢・白根御池分岐〜白根御池小屋】
ヤマハハコ【大樺沢・白根御池分岐〜白根御池小屋】
2014年10月11日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 8:29
ヤマハハコ【大樺沢・白根御池分岐〜白根御池小屋】
唯一水流の目立つ沢は木橋で渡る【大樺沢・白根御池分岐〜白根御池小屋】
2014年10月11日 08:31撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 8:31
唯一水流の目立つ沢は木橋で渡る【大樺沢・白根御池分岐〜白根御池小屋】
標高2,100m付近。落ち葉が敷き詰められ、初冬の様相【大樺沢・白根御池分岐〜白根御池小屋】
2014年10月11日 08:37撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 8:37
標高2,100m付近。落ち葉が敷き詰められ、初冬の様相【大樺沢・白根御池分岐〜白根御池小屋】
道の敷石整備が目に付くようになり、白根御池小屋へ【白根御池小屋にて】
2014年10月11日 08:40撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 8:40
道の敷石整備が目に付くようになり、白根御池小屋へ【白根御池小屋にて】
これから進む北岳(写真右奥の山)【白根御池小屋にて】
2014年10月11日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 8:41
これから進む北岳(写真右奥の山)【白根御池小屋にて】
H3改築。きれいな造り。トイレは水洗+バイオ【白根御池小屋にて】
2014年10月11日 08:42撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 8:42
H3改築。きれいな造り。トイレは水洗+バイオ【白根御池小屋にて】
正面には鳳凰三山…だが、地蔵岳のオベリスクはまだ赤抜沢ノ頭の後【白根御池小屋にて】
2014年10月11日 09:09撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 9:09
正面には鳳凰三山…だが、地蔵岳のオベリスクはまだ赤抜沢ノ頭の後【白根御池小屋にて】
白根御池。予想以上に小さな池【白根御池小屋にて】
2014年10月11日 09:10撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 9:10
白根御池。予想以上に小さな池【白根御池小屋にて】
花の名前は、またあとで【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
2014年10月11日 09:13撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 9:13
花の名前は、またあとで【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
ミヤマシシウド【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
2014年10月11日 09:15撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 9:15
ミヤマシシウド【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
北岳山頂部がはっきりと認識できるようになる。つまり灌木帯もほぼ抜けた【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
2014年10月11日 09:55撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 9:55
北岳山頂部がはっきりと認識できるようになる。つまり灌木帯もほぼ抜けた【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
草すべりの後半。先を行く方の辛そうな姿で、急坂を察してください【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
2014年10月11日 10:02撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 10:02
草すべりの後半。先を行く方の辛そうな姿で、急坂を察してください【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
更に上部。草地だが、右側では植生保護活動中【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
2014年10月11日 10:29撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 10:29
更に上部。草地だが、右側では植生保護活動中【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
すっきりと鳳凰三山が見えるようになった【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
2014年10月11日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 10:31
すっきりと鳳凰三山が見えるようになった【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
遠くには、奥秩父。ピークは金峰山だろうか?【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
2014年10月11日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 10:31
遠くには、奥秩父。ピークは金峰山だろうか?【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
八ヶ岳もようやく顔を出した。最高峰赤岳【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
2014年10月11日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 10:31
八ヶ岳もようやく顔を出した。最高峰赤岳【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
大樺沢二俣からの道との合流点。そもそも斜路の途中【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
2014年10月11日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 10:32
大樺沢二俣からの道との合流点。そもそも斜路の途中【白根御池小屋〜小太郎山分岐】
ようやく小太郎山分岐で一息。ふと見ると、遠くに富士山!きれいに見えて感激【小太郎山分岐にて】
2014年10月11日 10:47撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 10:47
ようやく小太郎山分岐で一息。ふと見ると、遠くに富士山!きれいに見えて感激【小太郎山分岐にて】
鳳凰三山。左の目立つオベリスクが地蔵ヶ岳、中央最高点が観音ヶ岳、その右に薬師ヶ岳。キミタチも結構、山頂が白いんだね…【小太郎山分岐にて】
2014年10月11日 10:47撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 10:47
鳳凰三山。左の目立つオベリスクが地蔵ヶ岳、中央最高点が観音ヶ岳、その右に薬師ヶ岳。キミタチも結構、山頂が白いんだね…【小太郎山分岐にて】
その左、蓼科山から八ヶ岳に至る山塊【小太郎山分岐にて】
2014年10月11日 10:51撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 10:51
その左、蓼科山から八ヶ岳に至る山塊【小太郎山分岐にて】
更にその左、甲斐駒ヶ岳。やはり白眉【小太郎山分岐にて】
2014年10月11日 10:46撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
10/11 10:46
更にその左、甲斐駒ヶ岳。やはり白眉【小太郎山分岐にて】
そして北岳【小太郎山分岐にて】
2014年10月11日 10:47撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 10:47
そして北岳【小太郎山分岐にて】
分岐前広場から、分岐側に移ると、仙丈ヶ岳も見える【小太郎山分岐にて】
2014年10月11日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 11:05
分岐前広場から、分岐側に移ると、仙丈ヶ岳も見える【小太郎山分岐にて】
その地点からだと、小太郎山と甲斐駒ヶ岳が同一線上にある【小太郎山分岐にて】
2014年10月11日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 11:05
その地点からだと、小太郎山と甲斐駒ヶ岳が同一線上にある【小太郎山分岐にて】
中央アルプスの山々【小太郎山分岐にて】
2014年10月11日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 11:05
中央アルプスの山々【小太郎山分岐にて】
肩の小屋ももう見えている。この辺りでは稜線を少し外して上っていく【小太郎山分岐にて】
2014年10月11日 11:08撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 11:08
肩の小屋ももう見えている。この辺りでは稜線を少し外して上っていく【小太郎山分岐にて】
ふと見ると、中央アルプスの背後に御嶽。噴煙が痛ましく感じられる【小太郎山分岐〜北岳肩の小屋】
2014年10月11日 11:21撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 11:21
ふと見ると、中央アルプスの背後に御嶽。噴煙が痛ましく感じられる【小太郎山分岐〜北岳肩の小屋】
周囲を圧する富士山【小太郎山分岐〜北岳肩の小屋】
2014年10月11日 11:26撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
10/11 11:26
周囲を圧する富士山【小太郎山分岐〜北岳肩の小屋】
肩の小屋に到着。既に休憩者多数。こちらもお昼にする【北岳肩の小屋にて】
2014年10月11日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 12:18
肩の小屋に到着。既に休憩者多数。こちらもお昼にする【北岳肩の小屋にて】
鳳凰三山の肖像画。背後には奥秩父。金峰山、離れて北奥千丈岳と国師岳【北岳肩の小屋にて】
2014年10月11日 11:35撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 11:35
鳳凰三山の肖像画。背後には奥秩父。金峰山、離れて北奥千丈岳と国師岳【北岳肩の小屋にて】
振り返ると、肩の小屋の背後には小太郎山と甲斐駒ヶ岳【北岳肩の小屋〜北岳】
2014年10月11日 12:26撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 12:26
振り返ると、肩の小屋の背後には小太郎山と甲斐駒ヶ岳【北岳肩の小屋〜北岳】
北岳への最後の登り。見えている最高点は北のピークで、コースは迂回している【北岳肩の小屋〜北岳】
2014年10月11日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 12:34
北岳への最後の登り。見えている最高点は北のピークで、コースは迂回している【北岳肩の小屋〜北岳】
北のピークの足下に回り込むと、ついに間ノ岳方面が見えた。はるか足下には今夜の北岳山荘も見えているが、そこから間ノ岳へと至るスカイラインが美しい【北岳肩の小屋〜北岳】
2014年10月11日 12:46撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 12:46
北のピークの足下に回り込むと、ついに間ノ岳方面が見えた。はるか足下には今夜の北岳山荘も見えているが、そこから間ノ岳へと至るスカイラインが美しい【北岳肩の小屋〜北岳】
北のピークの下から北岳山頂を見る。あんなに人が居る【北岳肩の小屋〜北岳】
2014年10月11日 12:47撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 12:47
北のピークの下から北岳山頂を見る。あんなに人が居る【北岳肩の小屋〜北岳】
ついに到着。日本第二位の標高に至る。迎えてくれたのは、第一位の富士山【北岳山頂にて】
2014年10月11日 12:53撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
10/11 12:53
ついに到着。日本第二位の標高に至る。迎えてくれたのは、第一位の富士山【北岳山頂にて】
山頂部では、その南端が一番高く見える【北岳山頂にて】
2014年10月11日 12:55撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 12:55
山頂部では、その南端が一番高く見える【北岳山頂にて】
標示や標柱が立ち並ぶ。背後は仙丈ヶ岳【北岳山頂にて】
2014年10月11日 12:57撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 12:57
標示や標柱が立ち並ぶ。背後は仙丈ヶ岳【北岳山頂にて】
三角点は三等だ【北岳山頂にて】
2014年10月11日 13:18撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 13:18
三角点は三等だ【北岳山頂にて】
山頂背後に甲斐駒ヶ岳。これだけ贅沢な360度もないものだ【北岳山頂にて】
2014年10月11日 13:02撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
3
10/11 13:02
山頂背後に甲斐駒ヶ岳。これだけ贅沢な360度もないものだ【北岳山頂にて】
鳳凰三山と奥秩父の山々。金峰山と北奥千丈岳・国師ヶ岳【北岳山頂にて】
2014年10月11日 12:54撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 12:54
鳳凰三山と奥秩父の山々。金峰山と北奥千丈岳・国師ヶ岳【北岳山頂にて】
蓼科山から八ヶ岳赤岳にかけて【北岳山頂にて】
2014年10月11日 13:18撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 13:18
蓼科山から八ヶ岳赤岳にかけて【北岳山頂にて】
北岳の北ピークと甲斐駒ヶ岳【北岳山頂にて】
2014年10月11日 13:19撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 13:19
北岳の北ピークと甲斐駒ヶ岳【北岳山頂にて】
仙丈ヶ岳【北岳山頂にて】
2014年10月11日 13:19撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 13:19
仙丈ヶ岳【北岳山頂にて】
中央アルプスと背後の御嶽【北岳山頂にて】
2014年10月11日 13:00撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 13:00
中央アルプスと背後の御嶽【北岳山頂にて】
北岳山荘と間ノ岳。更には左奥には農鳥岳。これらを合わせて白根三山と言われても、それぞれに個性的で困ってしまう【北岳山頂にて】
2014年10月11日 13:01撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 13:01
北岳山荘と間ノ岳。更には左奥には農鳥岳。これらを合わせて白根三山と言われても、それぞれに個性的で困ってしまう【北岳山頂にて】
最後に改めて富士山【北岳山頂にて】
2014年10月11日 13:19撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
10/11 13:19
最後に改めて富士山【北岳山頂にて】
いよいよ山荘に向けて下降。最初は稜線を削るように降りる【北岳山頂にて】
2014年10月11日 13:23撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 13:23
いよいよ山荘に向けて下降。最初は稜線を削るように降りる【北岳山頂にて】
岩くずの目立つ一帯を下降【北岳〜北岳山荘】
2014年10月11日 13:33撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/11 13:33
岩くずの目立つ一帯を下降【北岳〜北岳山荘】
山荘前に到着【北岳山荘にて】
2014年10月11日 14:02撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 14:02
山荘前に到着【北岳山荘にて】
北岳を振り返る。堂々とした山容【北岳山荘にて】
2014年10月11日 14:02撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 14:02
北岳を振り返る。堂々とした山容【北岳山荘にて】
夕刻。日暮れの中央アルプス南端【北岳山荘にて】
2014年10月11日 17:06撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 17:06
夕刻。日暮れの中央アルプス南端【北岳山荘にて】
夕暮れの富士【北岳山荘にて】
2014年10月11日 17:06撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
10/11 17:06
夕暮れの富士【北岳山荘にて】
夕陽を受けて、北岳【北岳山荘にて】
2014年10月11日 17:11撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 17:11
夕陽を受けて、北岳【北岳山荘にて】
北岳山荘【北岳山荘にて】
2014年10月11日 17:13撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/11 17:13
北岳山荘【北岳山荘にて】
日暮れの中、赤い北岳【北岳山荘にて】
2014年10月11日 17:15撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
5
10/11 17:15
日暮れの中、赤い北岳【北岳山荘にて】
翌朝。まだ陽が昇る前だが出発【北岳山荘にて】
2014年10月12日 04:55撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 4:55
翌朝。まだ陽が昇る前だが出発【北岳山荘にて】
夜明け前の富士。今日は雲海が広くたなびいている【中白根山頂にて】
2014年10月12日 05:22撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
3
10/12 5:22
夜明け前の富士。今日は雲海が広くたなびいている【中白根山頂にて】
【中白根山頂にて】
2014年10月12日 05:23撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 5:23
【中白根山頂にて】
北岳を振り返るも、まだ陽射しが足りない【中白根山頂にて】
2014年10月12日 05:24撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 5:24
北岳を振り返るも、まだ陽射しが足りない【中白根山頂にて】
徐々に明るくなってきた【中白根山頂にて】
2014年10月12日 05:28撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 5:28
徐々に明るくなってきた【中白根山頂にて】
道標も照らされて【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:44撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 5:44
道標も照らされて【中白根〜間ノ岳】
そして日の出の瞬間【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:44撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 5:44
そして日の出の瞬間【中白根〜間ノ岳】
富士の左側だった【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:44撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
3
10/12 5:44
富士の左側だった【中白根〜間ノ岳】
北岳も朝陽を浴びる【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:45撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
4
10/12 5:45
北岳も朝陽を浴びる【中白根〜間ノ岳】
鳳凰三山や奥秩父の山々も黎明の中【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:45撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 5:45
鳳凰三山や奥秩父の山々も黎明の中【中白根〜間ノ岳】
徐々に…【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:45撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 5:45
徐々に…【中白根〜間ノ岳】
陽が現れ…【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:45撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
3
10/12 5:45
陽が現れ…【中白根〜間ノ岳】
北岳や中白根【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:45撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 5:45
北岳や中白根【中白根〜間ノ岳】
間ノ岳【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:45撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 5:45
間ノ岳【中白根〜間ノ岳】
日の出らしい日の出【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:46撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
3
10/12 5:46
日の出らしい日の出【中白根〜間ノ岳】
中央アルプスにも朝陽が当たる【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:48撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 5:48
中央アルプスにも朝陽が当たる【中白根〜間ノ岳】
日の出、これで最後【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:52撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
3
10/12 5:52
日の出、これで最後【中白根〜間ノ岳】
間ノ岳へのアプローチ途中から北岳を振り返る。【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 05:56撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 5:56
間ノ岳へのアプローチ途中から北岳を振り返る。【中白根〜間ノ岳】
いよいよ山頂も間近【中白根〜間ノ岳】
2014年10月12日 06:09撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 6:09
いよいよ山頂も間近【中白根〜間ノ岳】
富士山がお出迎え【間ノ岳山頂にて】
2014年10月12日 06:18撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 6:18
富士山がお出迎え【間ノ岳山頂にて】
【間ノ岳山頂にて】
2014年10月12日 06:16撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 6:16
【間ノ岳山頂にて】
三角点。ここも三等三角点【間ノ岳山頂にて】
2014年10月12日 06:12撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 6:12
三角点。ここも三等三角点【間ノ岳山頂にて】
南部を見る。左手は農鳥岳、西農鳥岳。奥には荒川東岳や赤石岳そして塩見岳【間ノ岳山頂にて】
2014年10月12日 06:12撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 6:12
南部を見る。左手は農鳥岳、西農鳥岳。奥には荒川東岳や赤石岳そして塩見岳【間ノ岳山頂にて】
南アルプス南部だけを抜き出し。そして…【間ノ岳山頂にて】
2014年10月12日 06:12撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 6:12
南アルプス南部だけを抜き出し。そして…【間ノ岳山頂にて】
名前を示すとこうなる【間ノ岳山頂にて】
2014年10月12日 06:12撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
10/12 6:12
名前を示すとこうなる【間ノ岳山頂にて】
中央アルプス背後の御嶽から、乗鞍岳、穂高・槍と北アルプスが連なる【間ノ岳山頂にて】
2014年10月12日 06:14撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 6:14
中央アルプス背後の御嶽から、乗鞍岳、穂高・槍と北アルプスが連なる【間ノ岳山頂にて】
中央アルプス【間ノ岳山頂にて】
2014年10月12日 06:15撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 6:15
中央アルプス【間ノ岳山頂にて】
鳳凰三山とその背後に奥秩父【間ノ岳山頂にて】
2014年10月12日 06:18撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 6:18
鳳凰三山とその背後に奥秩父【間ノ岳山頂にて】
北岳。その左後ろには甲斐駒ヶ岳【間ノ岳山頂にて】
2014年10月12日 06:22撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 6:22
北岳。その左後ろには甲斐駒ヶ岳【間ノ岳山頂にて】
これから向かう農鳥岳と農鳥小屋.農鳥沢が大井川へと切れ落ちていく【間ノ岳山頂にて】
2014年10月12日 06:35撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 6:35
これから向かう農鳥岳と農鳥小屋.農鳥沢が大井川へと切れ落ちていく【間ノ岳山頂にて】
間ノ岳からの下りを振り返る【間ノ岳〜農鳥小屋】
2014年10月12日 06:35撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 6:35
間ノ岳からの下りを振り返る【間ノ岳〜農鳥小屋】
農鳥岳と西農鳥岳。間には結構な谷間がある【間ノ岳〜農鳥小屋】
2014年10月12日 07:01撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 7:01
農鳥岳と西農鳥岳。間には結構な谷間がある【間ノ岳〜農鳥小屋】
農鳥小屋と西農鳥岳【農鳥小屋にて】
2014年10月12日 07:06撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 7:06
農鳥小屋と西農鳥岳【農鳥小屋にて】
農鳥小屋と間ノ岳【農鳥小屋にて】
2014年10月12日 07:08撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 7:08
農鳥小屋と間ノ岳【農鳥小屋にて】
熊ノ平小屋が見える【農鳥小屋にて】
2014年10月12日 07:25撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 7:25
熊ノ平小屋が見える【農鳥小屋にて】
間ノ岳の大きな山容【農鳥小屋〜西農鳥岳】
2014年10月12日 07:47撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 7:47
間ノ岳の大きな山容【農鳥小屋〜西農鳥岳】
この先に頂上が、そう思って登っていく【農鳥小屋〜西農鳥岳】
2014年10月12日 07:55撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 7:55
この先に頂上が、そう思って登っていく【農鳥小屋〜西農鳥岳】
着いてみると、ただの転換点【農鳥小屋〜西農鳥岳】
2014年10月12日 07:58撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 7:58
着いてみると、ただの転換点【農鳥小屋〜西農鳥岳】
頂上はまだ先だ【農鳥小屋〜西農鳥岳】
2014年10月12日 07:58撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 7:58
頂上はまだ先だ【農鳥小屋〜西農鳥岳】
西農鳥山頂に到着。間ノ岳や北岳を見るが、ちょっと重なっている【西農鳥岳にて】
2014年10月12日 08:00撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:00
西農鳥山頂に到着。間ノ岳や北岳を見るが、ちょっと重なっている【西農鳥岳にて】
農鳥岳を見る。手前の小ピークは巻いていく【西農鳥岳にて】
2014年10月12日 08:04撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:04
農鳥岳を見る。手前の小ピークは巻いていく【西農鳥岳にて】
巨大な間ノ岳。足下には農鳥小屋。右肩には北岳【西農鳥岳にて】
2014年10月12日 08:04撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 8:04
巨大な間ノ岳。足下には農鳥小屋。右肩には北岳【西農鳥岳にて】
北岳からの稜線越しに、遠くには八ヶ岳、鳳凰三山【西農鳥岳にて】
2014年10月12日 08:04撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:04
北岳からの稜線越しに、遠くには八ヶ岳、鳳凰三山【西農鳥岳にて】
【西農鳥岳にて】
2014年10月12日 08:04撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:04
【西農鳥岳にて】
【西農鳥岳にて】
2014年10月12日 08:05撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:05
【西農鳥岳にて】
南アルプス南部の山々【西農鳥岳にて】
2014年10月12日 08:05撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:05
南アルプス南部の山々【西農鳥岳にて】
この辺りから見ると、塩見岳は大きく、堂々としている【西農鳥岳〜農鳥岳】
2014年10月12日 08:26撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 8:26
この辺りから見ると、塩見岳は大きく、堂々としている【西農鳥岳〜農鳥岳】
最後の登り。何度見ても平らな山頂部【西農鳥岳〜農鳥岳】
2014年10月12日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:29
最後の登り。何度見ても平らな山頂部【西農鳥岳〜農鳥岳】
ここでも富士山がお出迎え【農鳥岳山頂にて】
2014年10月12日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
2
10/12 8:41
ここでも富士山がお出迎え【農鳥岳山頂にて】
山名標示と、間ノ岳、北岳の三山スリーショット【農鳥岳山頂にて】
2014年10月12日 08:39撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 8:39
山名標示と、間ノ岳、北岳の三山スリーショット【農鳥岳山頂にて】
歌碑や三角点や山名標などいっぱいある【農鳥岳山頂にて】
2014年10月12日 08:40撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:40
歌碑や三角点や山名標などいっぱいある【農鳥岳山頂にて】
大町桂月の歌詞は、元祖はこちらか【農鳥岳山頂にて】
2014年10月12日 08:42撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:42
大町桂月の歌詞は、元祖はこちらか【農鳥岳山頂にて】
西農鳥と間ノ岳【農鳥岳山頂にて】
2014年10月12日 08:39撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:39
西農鳥と間ノ岳【農鳥岳山頂にて】
塩見岳と更に遠い南アルプスの山々【農鳥岳山頂にて】
2014年10月12日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:41
塩見岳と更に遠い南アルプスの山々【農鳥岳山頂にて】
焼岳から穂高・槍【農鳥岳山頂にて】
2014年10月12日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 8:41
焼岳から穂高・槍【農鳥岳山頂にて】
八ヶ岳【農鳥岳山頂にて】
2014年10月12日 08:44撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:44
八ヶ岳【農鳥岳山頂にて】
鳳凰三山【農鳥岳山頂にて】
2014年10月12日 08:44撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:44
鳳凰三山【農鳥岳山頂にて】
最後に、西農鳥岳【農鳥岳山頂にて】
2014年10月12日 08:59撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 8:59
最後に、西農鳥岳【農鳥岳山頂にて】
下降点に向けて下る【農鳥岳〜大門沢下降点】
2014年10月12日 09:00撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 9:00
下降点に向けて下る【農鳥岳〜大門沢下降点】
朽ちているが、根性で方向指示している標示【農鳥岳〜大門沢下降点】
2014年10月12日 09:07撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 9:07
朽ちているが、根性で方向指示している標示【農鳥岳〜大門沢下降点】
こんな一見ザレた道を下ってきた【農鳥岳〜大門沢下降点】
2014年10月12日 09:15撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 9:15
こんな一見ザレた道を下ってきた【農鳥岳〜大門沢下降点】
下降点の鐘が見え始めた【農鳥岳〜大門沢下降点】
2014年10月12日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 9:20
下降点の鐘が見え始めた【農鳥岳〜大門沢下降点】
慰霊のために設けられた鐘【大門沢下降点にて】
2014年10月12日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 9:22
慰霊のために設けられた鐘【大門沢下降点にて】
鐘と農鳥岳【大門沢下降点にて】
2014年10月12日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 9:23
鐘と農鳥岳【大門沢下降点にて】
この高度からの富士は見納め【大門沢下降点にて】
2014年10月12日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
3
10/12 9:23
この高度からの富士は見納め【大門沢下降点にて】
大門沢をのぞき込む。あんな所まで下降することになるのか【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 09:33撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 9:33
大門沢をのぞき込む。あんな所まで下降することになるのか【大門沢下降点〜大門沢小屋】
紅葉【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 9:39
紅葉【大門沢下降点〜大門沢小屋】
ナナカマドの紅葉と実【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 9:39
ナナカマドの紅葉と実【大門沢下降点〜大門沢小屋】
ここから上部には旧道があったようだが、判然としない状態だった【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 09:41撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 9:41
ここから上部には旧道があったようだが、判然としない状態だった【大門沢下降点〜大門沢小屋】
紅葉がきれい【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 09:41撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
10/12 9:41
紅葉がきれい【大門沢下降点〜大門沢小屋】
この標示が一定間隔で設置されている「標高2,370m」【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:14撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:14
この標示が一定間隔で設置されている「標高2,370m」【大門沢下降点〜大門沢小屋】
時にはこんな梯子を下りていく【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:20撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:20
時にはこんな梯子を下りていく【大門沢下降点〜大門沢小屋】
ときには、倒木も越えていく【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:32
ときには、倒木も越えていく【大門沢下降点〜大門沢小屋】
標示。「標高2,200m」【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:34撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:34
標示。「標高2,200m」【大門沢下降点〜大門沢小屋】
花の名前は、またあとで【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:40撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:40
花の名前は、またあとで【大門沢下降点〜大門沢小屋】
紅葉はこの辺りではピーク【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:41
紅葉はこの辺りではピーク【大門沢下降点〜大門沢小屋】
大門沢の源流域。こんな急斜面を流れ落ちるのだから、激しく流れるわけだ【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:41
大門沢の源流域。こんな急斜面を流れ落ちるのだから、激しく流れるわけだ【大門沢下降点〜大門沢小屋】
キタダケトリカブト【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:45撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:45
キタダケトリカブト【大門沢下降点〜大門沢小屋】
富士山の見納め【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:46撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:46
富士山の見納め【大門沢下降点〜大門沢小屋】
アザミの仲間【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:48撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:48
アザミの仲間【大門沢下降点〜大門沢小屋】
水場と言うべきか…【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:51撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:51
水場と言うべきか…【大門沢下降点〜大門沢小屋】
サラシナショウマ【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:52撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:52
サラシナショウマ【大門沢下降点〜大門沢小屋】
【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 10:58撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 10:58
【大門沢下降点〜大門沢小屋】
【大門沢下降点〜大門沢小屋】
2014年10月12日 11:04撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 11:04
【大門沢下降点〜大門沢小屋】
そして大門沢小屋に到着【大門沢小屋にて】
2014年10月12日 11:57撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 11:57
そして大門沢小屋に到着【大門沢小屋にて】
サインがなんとなく可愛い【大門沢小屋にて】
2014年10月12日 11:55撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 11:55
サインがなんとなく可愛い【大門沢小屋にて】
初めて、大門沢自体を渡る【大門沢小屋〜第一変電所】
2014年10月12日 12:01撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 12:01
初めて、大門沢自体を渡る【大門沢小屋〜第一変電所】
あじさいの仲間でしょうか??【大門沢小屋〜第一変電所】
2014年10月12日 12:09撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 12:09
あじさいの仲間でしょうか??【大門沢小屋〜第一変電所】
テンナンショウの仲間でいいでしょうか【大門沢小屋〜第一変電所】
2014年10月12日 12:35撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 12:35
テンナンショウの仲間でいいでしょうか【大門沢小屋〜第一変電所】
八丁坂を下ってくると、大コモリ沢の木橋に出る。ここで一時間、コースは半分。早く着くことができそうだ【大門沢小屋〜第一変電所】
2014年10月12日 13:09撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 13:09
八丁坂を下ってくると、大コモリ沢の木橋に出る。ここで一時間、コースは半分。早く着くことができそうだ【大門沢小屋〜第一変電所】
人工土木構造物が見えた。取水設備と最初の吊り橋。吊り橋は怖いくらいにふらふらだった【大門沢小屋〜第一変電所】
2014年10月12日 13:27撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 13:27
人工土木構造物が見えた。取水設備と最初の吊り橋。吊り橋は怖いくらいにふらふらだった【大門沢小屋〜第一変電所】
花の名前は、またあとで【大門沢小屋〜第一変電所】
2014年10月12日 13:28撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 13:28
花の名前は、またあとで【大門沢小屋〜第一変電所】
二番目の吊り橋は、工事のため現在ちょうどなくなっている。仮設の橋で河原伝いに渡る。そしてこの先の堰堤で小休止【大門沢小屋〜第一変電所】
2014年10月12日 13:36撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 13:36
二番目の吊り橋は、工事のため現在ちょうどなくなっている。仮設の橋で河原伝いに渡る。そしてこの先の堰堤で小休止【大門沢小屋〜第一変電所】
三番目の吊り橋は架け替えられたもののようだ。きれいで頑丈そうだが、それでも揺れる。まぁさっきの橋よりはいいが【大門沢小屋〜第一変電所】
2014年10月12日 13:58撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 13:58
三番目の吊り橋は架け替えられたもののようだ。きれいで頑丈そうだが、それでも揺れる。まぁさっきの橋よりはいいが【大門沢小屋〜第一変電所】
吊り橋のわずか先で、工事用道路と合流。合流点には登山者用休憩所が設けられていた【大門沢小屋〜第一変電所】
2014年10月12日 14:02撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 14:02
吊り橋のわずか先で、工事用道路と合流。合流点には登山者用休憩所が設けられていた【大門沢小屋〜第一変電所】
ついに、行きのバスから見た変電所に到着【第一変電所にて】
2014年10月12日 14:25撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 14:25
ついに、行きのバスから見た変電所に到着【第一変電所にて】
バスは通れるトンネル前ゲート。交通整理員の方は、手持ちぶさたかな【第一変電所にて】
2014年10月12日 14:26撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 14:26
バスは通れるトンネル前ゲート。交通整理員の方は、手持ちぶさたかな【第一変電所にて】
そして車道歩きの末、駐車場まで帰ってきた。まだ戻っていない人も多い【奈良田駐車場にて】
2014年10月12日 14:41撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10/12 14:41
そして車道歩きの末、駐車場まで帰ってきた。まだ戻っていない人も多い【奈良田駐車場にて】
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 ナイフ カメラ

感想

10/10(金)
 13日以降接近が予想されている台風のせいか、天気予報が不安定だったが、最後の“晴れ”を信じて山行きを決定。
 久しぶりに、マイカーを走らせて南アルプスへと向かうことに。会社から徒歩15分ほどの安いパーキングに駐めておいたマイカーで、大阪を18:45に出発。途中、高速道路に入ってからの浜松SAで夕食を摂り、身延のコンビニで最後の買い物をした後に、奈良田には午前1時過ぎに到着。
特に気になることもなかったのだが、あまり寝付けないままに、起床時刻。

10/11(土)
朝一番のバスには、「奈良田駐車場」バス停から乗車。このバス亭始発となるバスが一台は増発されているようなので、座れる可能性は高い。と思ったら、早くから行列ができており、列のずいぶん後方に並ぶ。なんとか最後の一席に座るも、バスは立ち席で超満員。
広河原には15分以上の遅れで到着。インフォーメーションセンターの2階で登山届けを提出し、身支度を検め、出発。
ちょうど時間の重なった芦安からのバスのためか、広河原山荘から先は既に渋滞。遠慮気味に、少しずつ追い越していく。しかし、分岐から白根御池コースを選ぶと、とたんに人が減った。
尾根筋の登りを続けるこのコースは見通しが利かない。加えてこの季節では草花も限られており、鑑賞するものにも事欠く。
修行のように黙々と登り、やがて登山道がきっぱりと方向転換、水平道を暫く進むと白根御池小屋に到着する。ここまで来ると、対岸の鳳凰三山が、一幅の絵のように堂々と聳えているのが見える。
きれいな水洗トイレをお借りし、この先に向けて備え。
間食したりしながらゆっくりと時間を過ぎし、改めて出発。
草すべりは草付きの急崖につけられたジグザグの急登。同様の歩みの方々それぞれが、息を切らしつつ、じっくりと歩を進めている。大樺沢からの道と合流するはずだが、と思いつつ進むも、なかなか合流点に至らない。最後まで続く急登の途中で、同じく急登で接近していたその道とようやく合流、まだ登ってようやく小太郎山への分岐点となった。
ここは、本日最初の絶景ポイント。富士山も静かに美しく聳えている。
甲斐駒ヶ岳はその白く美しい山頂部を誇っている。
鳳凰三山も実はそんなに白かったのかという山頂部を伸びやかに広げ、こちらに向かい合っている。
灌木帯も去り、開放的になった尾根筋の道をゆっくりと肩の小屋目指し登る。やがて、猫の額ほどの広がりに立つ肩の小屋に到着。ここで昼食にする。
ここも絶景であり、見渡していると、食べるのを忘れそうになる。
肩の小屋からの最後の登りは、岩ゴロの道。山頂と思って巻きながら登り詰めると、まずたどりつくのは北ピークであり、もう少し先にある真の山頂もようやく姿を現す。そこからは、山頂で楽しむ人たちを見ながら、それに惹かれるように登り切る。
 山頂はまさに360度の絶景。この天候に感謝。先ほどまでは見えていなかった、間ノ岳、農鳥岳や、塩見岳から先にある南アルプス中南部の山々も姿を現す。
 西には中央アルプス、やや北には穂高が辛うじて見えている。もちろん御嶽の噴煙も見えている。こちらには思わず手を合わせる。
富士山も遮るものなく見える。「日本一高いところから見る富士山だよ」と同行者に説明しているオジサンのおかげで気がついたが、確かにそうである。富士山に次ぐ第二の高峰なんだから。
北岳山頂から北面を下降し、北岳山荘へ向かう。なかなか手強い岩ゴロ斜面で、ジグザグを切りながら下降。やがて、吊り尾根からの道との合流点。吊り尾根からの登り道を上から覗いてみると、更に厳しい急斜面に見える。
 そこを過ごし、あとは比較的緩やかな尾根道を山荘へ。14時過ぎの到着はやや早いが、昨晩寝ていないことを考えるとこれでいいだろうと割り切り。
 夜は一つの布団を一人で使えるありがたい環境。
食事のあと、夕焼けを見に出てみると、北岳が真っ赤に染まっている。これまた美しい。でも、とても寒い。すぐに引っ込み、布団の中へ。翌朝までとてもよく寝られた。

○10/12(日)
この日も、好天を覗わせる夜明け前の空模様。いくつかの星座がはっきりと見えるが、同時に月が明るすぎるため、あまり星の数は多くないように感じる。
 5時に始まる山荘の朝食では遅すぎると思い、お弁当をもらって山荘で済ます。それでも既に4:55、奈良田で温泉に入れるのか不安な時間になる。
しばらくは本来ヘッドランプの明かりで進むところだが、月明かりがあまりにも明るく、開放的な石砂地でもない限りは、月明かりで進むことができるくらい。
中白根が近づき、東の空が明らみ出す。中白根で日の出を待つか考えるが、それも惜しんで先へ。しばらくは西面を巻くので日が出てしまったのかがわからない。ともかくも次のピークへと急ぐ。
次のピークに到着とともに、一段高いところにいた一群から、「出た!」と歓声が上がる。急いでそちらを見ると、まさに日の出の瞬間。丹沢の辺りからの日の出。何枚もシャッターを切る。
そこからは、緩く登り続けて間ノ岳へ。山頂部は、昨日の北岳と同様に360度の大展望。
 今日は、低い雲海に包まれており、山々の殆どがその上にぽっかりと浮かんでいる。それだけに、なおさら神秘的。残念ながら穂高・槍よりも北方は雲の中、関東北部も見えていないが、それ以外の山々は殆ど同定できる状態。ここから見る北岳は堂々とした山容。標高では日本第二位だが、それを越える威厳を感じさせる。
 せっかくの絶景大展望だが、先も気になるので、進む。間ノ岳の山頂南端から農鶏小屋を見下ろすと、ずいぶん下に見える。それはそうで、約400mもの一気の下りである。しかも、400mの下降が全て見渡せるような、のっぺりとした斜面。そこをジグザグに下っていく、途中からは、大井川の源流となる農鳥沢が顕著になり、やがて三国平への分岐を過ごし、農鳥小屋へ。
 何かと有名な小屋番氏がちょうどいらっしゃったので挨拶をするも、残念ながら特に反応はなかった。小屋の先の広がりで休憩し、再びの登りに備える。
西農鳥岳へは、岩ゴロの道を急登する。まずピークのような場所に着くが、そこは単なる転換点。西農鳥岳はもう少し先。頂上を見ながら進む。やがて山頂。そこから見ると、間ノ岳の大きさがよく分かる。丸っこい両肩、なだらかに長い手前の稜線。容量の大きな山だ。
 西農鳥には、特殊東海製紙の建てた山名標が建っている。荒川岳など南アルプス南部ではおなじみのもの。確かに、間ノ岳よりも南下すると、西面は静岡県、大井川水系である。
 西農鳥岳からは、岩くず帯を二度三度と昇降してようやく農鳥岳。山頂が狭く平べったい山。ただし、踏み跡のある範囲は限定されている。
 とりわけ大きく見える塩見岳を筆頭に南アルプス南部の山々がよく見える。ただし聖岳は荒川中岳の後に隠れてしまっている。
 後続の方の到着を待って、いよいよ長い長い下降に着手。
岩くずの緩斜面を淡々と降りると登りの方とすれ違い。今から山頂まで行って戻るらしいが、山頂とはどれなんだろう。
 慰霊碑を兼ねた鐘が建つ下降点には意外に早く到着。そこからは急下降。時折、紅葉の美しい谷底が見えるが、そこに降り立つまでにも標高差700mくらいはあると思うとぞっとする。高度に応じて斜面の様相も次々と変わる。灌木が増え、やがて樹林帯、小岩だらけの膝に応える斜面、根張りのよい斜面と移ろい、ようやくさっき上から見た急渓谷に降り立った。
そこからも、容赦ない急斜面の下りはしばらく続き、ようやく解放されたと思ったら大門沢小屋に着いた。
古めかしいその小屋の前で昼食を摂る。昼食は北岳山荘のお弁当。朝バージョンとはご飯だけが違っている。昼用は白米ではなく、ちらし寿司になっている。
 元気のある女性二人連れや、単独行の男性数人の会話を聞いていると、女性二人は京都、男性のうち一人は大阪から来ているようだ。関西からこのコースへは来にくいだろうと思っていたが、男性は当方と同様に車、女性はなんと公共交通機関でやって来たらしい。明日の台風を考えて、小屋泊まりではなく、下まで降りるそうだ。
 そんな方々が降りてから、追うように下降開始。先ほどまでと変わらないくらいの所要時間の見込みであるため気も重い。
しかし、意外な速さで八丁坂が現れる。どうやら予定よりは早く降り着けそうだ。
やがて、大きな人工構造物、取水設備とともに、最初の吊り橋が現れ、山旅の終わりが近づいてきた。工事中で姿のない第二の吊り橋の先で最後の休憩。堰堤の上に寝転ぶと気分もよく、思わずうとうとしてしまう。
その先第三の吊り橋を渡ると、工事道路に吸収されてしまう。25分程度下ると行きのバスから見た変電所に到着。最後はバス道をとぼとぼ歩いて駐車場に到着。
“白根三山”とは言うが、一口では語れないほどに個性豊かなそれぞれの山に魅了された山行きであった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2083人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
北岳 間ノ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら