苗場山

2023年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 08:54
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,258m
• 下り: 1,257m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:41
• 休憩: 1:14
• 合計: 8:55

4:00 祓川登山口駐車場
4:22 4:27 和田小屋登山口
5:39 下ノ芝
6:02 かぐら第5ロマンスリフト 終点
6:10 6:13 中ノ芝
6:28 上ノ芝
6:36 苗場山、小松原分岐
6:37 6:40 ニセピーク
6:52 6:53 神楽ヶ峰
7:05 7:14 雷清水
8:10 8:12 苗場山
8:15 8:16 苗場山自然体験交流センター
8:18 8:40 苗場山
9:40 9:56 雷清水
10:09 神楽ヶ峰
10:19 10:22 ニセピーク
10:24 10:27 苗場山、小松原分岐
10:33 上ノ芝
10:43 10:48 中ノ芝
10:56 かぐら第5ロマンスリフト 終点
11:24 下ノ芝
12:31 12:32 和田小屋登山口
12:54 祓川登山口駐車場
12:55 ゴール地点

天候

はれ
気温出発時：8℃　帰着時：16℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

Googleへの音声指示は「苗場山 秡川登山口駐車場」

コース状況／危険箇所等

雪解けで登山道も泥んこや水が流れている部分が多いです。私達はトレッキングポール無しで往復したのですが、あった方が（特に下りで）楽だと思います。
雪渓歩きの箇所は、ありますがほんの少し（短い）で、チェーンスパイクを持ち出すほどではありませんでしたが、踏み抜き注意です。

その他周辺情報

■開花情報
花は色々咲いています。
・岩鏡（イワカガミ）は下から上まで全域でピーク
・紫八汐（ムラサキヤシオ）は、ピークですが、まだ蕾もあります。
・白根葵（シラネアオイ）は、終わり加減です。
苗場山ピーク付近では、ショウジョウバカマや岩鏡が少し咲いていますが、山頂付近の花はこれからだと思います。

■登山リフト営業
2023年は7月15日からかぐら第一高速リフトが土日祝の朝6-8時（登りのみ乗車可）のみ稼働します。
これを利用すると1時間程度の短縮になると思います。
詳しくは「かぐら 登山リフト営業」で検索して下さい。

ファイル

2023-6-17苗場山.gpx

ルートのGPSファイル
（更新時刻：2023/06/18 14:30）

写真

6/17 4:30

和田小屋前のかくらスキー場のメインゲレンデを右に横切って登山道に入ります。

6/17 5:17

紫八汐は、蕾もありまだまだ楽しめそうです。

6/17 5:21

岩鏡は苗場山ピークまで全域で見られます。

6/17 5:50

雪は下の方でも、残っていました。

6/17 6:11

石楠花（シャクナゲ）

6/17 6:54

神楽ヶ峰に到着！

6/17 6:58

目前は苗場山ですが、一旦150m下って260m登るという...。地図で確認済みでしたので、覚悟は出来ています。

6/17 6:59

途中からは、北アが見えています。（左端が苗場山のすそ）
尖がっているのは鳥甲山（一般的にはとりかぶと山と読む）
その右遠方は白馬岳、その右側に妙高、火打も見えています。

6/17 7:04

桜も綺麗。1本だけ登山道沿いに花びらを落としていました。

6/17 7:13

雷清水のパイプ水の流量は十分あります。冷たくて生き返る！

6/17 7:18

目の前にはでっかい苗場山がドーン

6/17 7:28

白根葵、結構咲いていて楽しめます。
花の由来は日光白根山からです。

6/17 7:45

白根葵の咲く雲尾坂を詰めていきます。かなりの急こう配で、しんどい。

6/17 8:04

猩々袴（ショウジョウバカマ）も沢山咲いています。

6/17 8:04

この雪渓の左側に大湿原が広がっています！雪渓を超えてピークを目指します。

6/17 8:13

山頂に到着です。山頂は展望はないので、記念撮影のみで、さっさと移動。

6/17 8:14

山頂付近から来た方向を望む
沢山の百名山が見えていますが、中央尖がっているのは日光白根山、右側は赤城山塊

6/17 8:15

小赤沢と赤湯分岐点

6/17 8:17

山頂小屋は規模が大きく立派です。

6/17 8:26

まだ、人は少なかったので、ゆったり休憩中。ぜいたくな昼寝（朝寝）。

6/17 8:27

寝ていたベンチ前の風景

6/17 8:53

カッサダム（勝沢川のダム、別名は田代湖）と田代スキー場付近。右端は平標山です。

6/17 8:55

黒実の延齢草（クロミノエンレイソウ）珍しいらしいです。
延齢草全般に夏から冬まで休眠するので、その時期は見られないようです。

6/17 9:04

ミネカエデの花でしょうか。

6/17 9:05

三葉黄蓮（ミツバオウレン）

6/17 9:15

凄くボリュームのある岩鏡

6/17 9:16

大亀の木（別名：虫刈、葉が虫に喰われやすいから）

6/17 9:26

苗場黄スミレもたくさん

6/17 9:29

トウモロコシのような小梅�濮陝淵灰丱ぅ吋ぅ愁Α砲礼�

6/17 9:32

紫八汐と苗場山

6/17 9:40

燕万年青（ツバメオモト）初めてみました。

6/17 10:46

チングルマ（稚児車 ）の花はこれからでしょう。

6/17 10:51

竜胆（リンドウ）の花もこれからでしょう。

6/17 11:15

にょろにょろ（何かのシダ類）。おもしろい姿ですね。

6/17 12:29

長い長い岩ゴロゴロの登山道からようやく解放された〜！これから和田小屋前通過し、舗装道で駐車場まで戻ります。

6/17 14:18

国道17号で三国峠を越え、ラーメンハウス新治で
手前は支那そば730円、奥は中華そば630円。違いはチャーシューの量と鳴門巻きスライスの有無だと思います。

撮影機器：

DMC-GM1S Panasonic

感想

mikipom

先週の月山でスキーシーズンが終わり、夏~秋の登山活動に復帰、今日は初日です。
見慣れたホームゲレンデ＝かぐらの夏の姿を見るのは、とても新鮮でした。
夏山のかぐら、苗場は初体験。めずらしく土曜日に完全なる晴れだったので、またとないチャンスに訪問できました。
意外と遠かったのが、神楽ヶ峰。スキーシーズンでも人が入るようですが、大変そうだなと思いました。
神楽ヶ峰を超えて、はじめて苗場山が見えるシーンは感動的！雪渓がところどころに残り、素晴らしい景色で、感激しました。しかし本丸への登りはかなり過酷。久々の登山だったので、キツカッタ。
しかし苦労の末、登りつめた湿原の景色は、とても素晴らしい！お花畑にはまだなっていませんでしたが、ワタスゲがピークのときは素晴らしいに違いない…。想像するだけでうっとり。でもそんなベストシーズンは、もっと人が多いのでしょうね〜（この日も、天気がよく、かなりの人が登っていました）。
それにしても、本日の登山道は、さすが豪雪の山だけあって、水がじゃぶじゃぶでした。沢になって流れているとこも多く、靴はちゃんとしてないとダメですね（笑）。また、岩ゴロゴロで、下りが苦手な私は、下山路ではひたすら人に抜かれ、かなりヨタヨタでした。登山活動の初回のダメージは、正直かなりのものでした。
スキーなら3分とかからない距離を、つらく苦しい登山道を1時間とは…。スキーとはなんと楽なスポーツであることか、リフトとはなんと素晴らしい移動手段であることか、強く思い知らされた次第。