ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5754504
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳〜常念岳を縦走

2023年07月17日(月) ~ 2023年07月19日(水)
 - 拍手
shikakura その他3人
GPS
24:54
距離
24.0km
登り
2,329m
下り
2,533m

コースタイム

1日目
山行
5:14
休憩
3:35
合計
8:49
5:57
39
中房温泉登山口
6:36
6:50
23
7:13
7:26
33
7:59
8:14
36
8:50
9:08
29
9:37
10:06
20
10:26
10:27
42
11:09
11:11
15
11:26
13:05
10
13:15
13:16
17
13:33
9
13:42
14:04
6
14:10
14:11
19
14:30
16
14:46
2日目
山行
10:11
休憩
1:22
合計
11:33
5:45
43
6:28
6:29
30
6:59
7:00
104
9:45
9:47
16
10:03
10:14
11
10:25
10:35
67
11:42
120
13:42
14:07
82
15:29
15:30
11
15:41
16:03
4
16:07
16:08
70
17:18
3日目
山行
4:02
休憩
0:21
合計
4:23
5:47
43
6:30
6:40
74
7:54
7:55
25
8:20
8:21
31
8:52
9:00
56
9:56
9:57
13
10:10
一ノ沢登山口
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
穂高駅横の登山者用駐車場に駐車。3連休最後の日、午前4時半で満車状態、最後の1台(?)でかろうじて駐車出来た。
コース状況/
危険箇所等
普通の登山道で整備されている
その他周辺情報 下山後はしゃくなげの湯で入浴
7月17日
3連休の最終日ですが大勢の方々が準備中
7月17日
3連休の最終日ですが大勢の方々が準備中
第一ベンチ到着。我々も一服
第一ベンチ到着。我々も一服
第二ベンチ。此処でも一服
第二ベンチ。此処でも一服
第三ベンチ。此処でも一服
第三ベンチ。此処でも一服
富士見ベンチへ
富士見ベンチより富士山(左)、駒ケ岳(中央)、北岳(右)
梢が邪魔して見えにくくなっています。その内に「富(不)士見」ベンチ(?)
富士見ベンチより富士山(左)、駒ケ岳(中央)、北岳(右)
梢が邪魔して見えにくくなっています。その内に「富(不)士見」ベンチ(?)
樹間から明日登る予定の大天井岳
樹間から明日登る予定の大天井岳
槍の頭が見えて来ます
槍の頭が見えて来ます
合戦小屋に到着。我々も迷うことなく
合戦小屋に到着。我々も迷うことなく
あやかって名物冷やしスイカ(\500)で熱くなった体を冷やします
1
あやかって名物冷やしスイカ(\500)で熱くなった体を冷やします
合戦沢ノ頭。湧き上がってくる雲の間から燕山荘
合戦沢ノ頭。湧き上がってくる雲の間から燕山荘
同じく針ノ木岳もちらりと
同じく針ノ木岳もちらりと
道端にハクサンシャクナゲ
道端にハクサンシャクナゲ
ヒョウタンボク
燕山荘へ
ミヤマキンパイ
燕山荘前にて
燕山荘より裏銀座方面
燕山荘より裏銀座方面
ミヤマキンバイと燕岳
1
ミヤマキンバイと燕岳
燕山荘周りのテガタチドリ
1
燕山荘周りのテガタチドリ
ホソバトリカブト
ホソバトリカブト
道端のイブキトラノオ
道端のイブキトラノオ
燕岳への稜線からコマクサ(ちょっと最盛期過ぎて)と裏銀座
燕岳への稜線からコマクサ(ちょっと最盛期過ぎて)と裏銀座
岩の間に一株チシマギキョウ
岩の間に一株チシマギキョウ
燕岳山頂にて
燕岳山頂より穂高、槍。稜線の東側から雲が沸き上がって来ます
燕岳山頂より穂高、槍。稜線の東側から雲が沸き上がって来ます
野口五郎岳の稜線に夕陽が落ちて行きます
野口五郎岳の稜線に夕陽が落ちて行きます
東側の雲も少し取れて、夕照の鹿島槍(左奥)、餓鬼岳
1
東側の雲も少し取れて、夕照の鹿島槍(左奥)、餓鬼岳
夕照の針ノ木岳
落日後の槍ヶ岳。明日も好天になりそう
1
落日後の槍ヶ岳。明日も好天になりそう
7月18日
日の出前の槍ヶ岳
1
7月18日
日の出前の槍ヶ岳
屋根越しに夜明けの立山、燕岳
屋根越しに夜明けの立山、燕岳
夜明けの鹿島槍(左奥)、餓鬼岳、黒姫山(右奥)
夜明けの鹿島槍(左奥)、餓鬼岳、黒姫山(右奥)
富士山、南アルプス。主要な峰々が見えています
1
富士山、南アルプス。主要な峰々が見えています
八ヶ岳と富士山(右奥)
1
八ヶ岳と富士山(右奥)
稜線より有明山、浅間山(奥)
稜線より有明山、浅間山(奥)
稜線より穂高、槍、裏銀の峰々
稜線より穂高、槍、裏銀の峰々
(続き)裏銀の峰々、立山
(続き)裏銀の峰々、立山
稜線より立山、剣岳アップ
1
稜線より立山、剣岳アップ
P2678付近より振り返る。右手に燕山荘
P2678付近より振り返る。右手に燕山荘
稜線のクロマメノキ
稜線のクロマメノキ
タカネヤハズハハコ
タカネヤハズハハコ
梯子を下って大天井岳への登りへ
梯子を下って大天井岳への登りへ
大天井岳への初めの登り。トラバ-スまでがかなりきつそう
大天井岳への初めの登り。トラバ-スまでがかなりきつそう
大天井岳への登り。直射日光に晒されて、暑い!!
大天井岳への登り。直射日光に晒されて、暑い!!
大天荘に到着
大天井岳のミヤマダイコンソウ
大天井岳のミヤマダイコンソウ
チングルマ。未だ健在です
チングルマ。未だ健在です
大天井岳に到着
大天井岳にて
大天井岳の雷鳥
大天井岳からの稜線のハクサンイチゲ
大天井岳からの稜線のハクサンイチゲ
コバナノコゴメグサ
コバナノコゴメグサ
穂高を見ながら東天井岳稜線のなだらかな道を進みます
1
穂高を見ながら東天井岳稜線のなだらかな道を進みます
此処にも雷鳥
コマクサ。燕山荘付近より鮮やか
1
コマクサ。燕山荘付近より鮮やか
イワギキョウ
穂高が雲の中に隠れてしまいます。
穂高が雲の中に隠れてしまいます。
明日は雨天予報ですので、疲れていますが今日の内登る事にしますが、常念岳への登山道は急登で本日最後の難関です
明日は雨天予報ですので、疲れていますが今日の内登る事にしますが、常念岳への登山道は急登で本日最後の難関です
常念岳へ
常念岳の雷鳥、本日3度目。近づいてもなかなか逃げません
常念岳の雷鳥、本日3度目。近づいてもなかなか逃げません
前常念岳分岐。此処から三股へのルートはかなり荒れているとの事
前常念岳分岐。此処から三股へのルートはかなり荒れているとの事
常念岳に到着。山頂の社
常念岳に到着。山頂の社
常念岳山頂にて
常念岳山頂より穂高岳
常念岳山頂より穂高岳
常念岳から今日辿って来た稜線。後半の大天井岳からしか見えませんが、よ〜やったな〜
1
常念岳から今日辿って来た稜線。後半の大天井岳からしか見えませんが、よ〜やったな〜
7月19日
常念乗越から東側を見ると、天気は何とかなりそうですが無理せずに一の沢に下る事にします。
7月19日
常念乗越から東側を見ると、天気は何とかなりそうですが無理せずに一の沢に下る事にします。
反対側の穂高岳、槍ヶ岳は雲の中ですが、明るい
反対側の穂高岳、槍ヶ岳は雲の中ですが、明るい
常念小屋出発
常念岳に向けて出発される登山者
常念岳に向けて出発される登山者
エゾシオガマ
Co2270m付近下山
最終水場の水は冷たくて美味しい
最終水場の水は冷たくて美味しい
最初の渡渉
サワギク
沢の水際にタカネミゾホウズキ
沢の水際にタカネミゾホウズキ
高巻き道に花がいっぱいです
高巻き道に花がいっぱいです
ヤマガラシ
シモツケソウ
コオニユリ
オタカラコウ群落
オタカラコウ群落
ニッコウキスゲ
マルバダケブキ
胸突き八丁終了
沢沿いの道
Co2010m付近下山
Co1890m付近から稜線を振り返る
Co1890m付近から稜線を振り返る
所々、登山道は川の様になっている所も有ります
所々、登山道は川の様になっている所も有ります
登山口近くになると、コバナノイチヤクソウ
登山口近くになると、コバナノイチヤクソウ
ウツボグサ
キバナヤマジノホトトギス
キバナヤマジノホトトギス
降りて来ました
一ノ沢登山口

装備

個人装備
雨具 昼ご飯 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ ストック 着替え
共同装備
無し

感想

7月17日
一昨年、昨年とも雨天中止になり三度目の正直での燕岳〜常念岳縦走で、2006年5月以来17年ぶりです。

午前4時半前に穂高駅の登山者用駐車場に到着した時は3連休の最終日で満車状態。かろうじて1台(?)残っていたスペ-スに駐車出来、最も心配していた第一関門クリア-です。準備後穂高駅まで行くと、臨時便の4時40分の最後の便が待っており早速乗り込みます。途中の停留所からの登山客を乗せて結局満車状態で中房温泉に到着。

3連休の最終日にも関わらずすごい登山者です。午後から雲が出るとの天気予報ですが今は快晴です。今日は燕山荘までですので大勢の登山者に追い抜かれながらゆっくりと第一〜第三ベンチで休みながら登ります。富士見ベンチでは名前の通り雲に覆われかけた富士山、北岳、八ヶ岳連峰が望めますが、あと何年かすると木が成長して「(不)富士見ベンチ」になりそうです。

合戦小屋も大勢の登山者で賑わっており、我々も名物冷やしスイカ(¥500)を食して熱くなった体を冷やします。合戦沢ノ頭まで登ってくると展望が開けて来ますが、生憎安曇野から雲が上がって来て東側は雲に覆われて来ます。此の辺りから道端に花が現れて来て、Yさんに名前を教えてもらい写真を撮りながらの登行ですので益々スピ-ドダウンしながら燕山荘への稜線まで登り着きます。

登り着いた稜線からは槍ヶ岳〜裏銀座の峰々が夏空の下に広がっており、この景色を見るだけで今までの疲れは吹っ飛んでしまいます。足下の砂礫地にはコマクサの群落ですが、残念ながら最盛期を過ぎています。

燕山荘でゆっくりうどんを食べて燕岳を往復します。夕方になり後立山の峰々が見えるようにはなりましたが東側の展望は無いままに陽が落ちます。
7月18日
午前3時半頃起床し小屋の外に出ると冬から春の星座が見えているはずですが空は薄雲に覆われてはっきり見えませんが、天気予報通り午前中は良い天気の様です。午前5時からの朝食を終えて出発。

槍ヶ岳を見ながら進みますが、昨日と同様、大天井岳方面へ縦走する登山者が次々と抜かしていきます。道は稜線の西側を通っており裏銀座方面の峰々ははっきりと眺められますが時々稜線を乗り越して東側を歩く時には既に昨日よりも早く雲が沸き上がって来て展望は有りませんが日陰の無い稜線の直射日光が堪えます。

大天荘に登り付き広場のベンチで一息ついてから大天井岳へ空身で向かいます。今日は3連休明けの平日ですので山頂は昨日の燕岳とは大違いで数名の方が思い思いに休憩されているだけです。東側は雲が湧き出していますが西側の穂高〜槍ヶ岳〜裏銀座〜後立山の峰々は少し雲が掛かってはいますがはっきりと展望が有り、全員大満足。集合写真を撮って頂いて後半の行程に掛かります。

正午頃から天気予報通り徐々に悪くなりますが、直射日光に曝されないので随分楽です。明日は朝から雨天予報ですので疲れてはいますが、今日のうちに常念岳に登っておきたいとの希望ですので常念小屋に到着後、水と行動食、雨具を持って常念岳の登りに掛かりますが、疲れている上に急登ですのでなかなか厳しい登りです。

やっと辿り着いた狭い山頂で少し雲が掛かった穂高岳を背景に集合写真を撮って頂き下山に掛かります。常念小屋に下り5時半からの夕食は昨夜と同じハンバ-グ定食ですが、本日の頑張りを祝して乾杯。

7月19日
起床後、小屋の外に出て見ると予報よりはかなり良い様子ですが、昨日のペースでは蝶ケ岳を経由して三股に下山後、帰宅するのはまず不可能なので常念乗越から一ノ沢に下山する事に変更し、タクシ-会社に下山場所と時間の変更を連絡し曇り空の下を下山に掛かります。10名程のツア-パーティ-がリーダ-の説明後軽装で山頂に向かって出発しています。

最終水場までは山腹のジグザグ道ですが、そこからは沢沿いの道になり道脇には色々な花が咲いており、分からない花は帰宅後調べるべく其の度に足を止めて写真を撮りながらゆっくり下ります。沢沿いの道は所々水が小川の様に流れている所も有り、滑らない様に慎重に下ります。

一ノ沢登山口にはタクシ-予約時間の20分前に到着し、暫く待ち予約したタクシ-に乗り穂高駅の登山者用駐車場に到着。止まっているのは数台でがらがらです。その後入浴の為にあずみ野ランドに行ったのですが、午後からの営業との事で、しゃくなげの湯に変更。入浴中に激しく雨が降って来ましたが、山も雨だったのでしょうか。

ゆっくりと入浴後昼食を食べて帰宅の途に就きます。3日間そこそこの良い天気で3年越しの山が無事に終了しお疲れ様でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:212人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら