陣馬山（青空に白馬が駆ける）＃179

2015年03月15日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.8km
• 登り: 745m
• 下り: 626m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:50
• 合計: 5:20

7:30 与瀬
7:40 与瀬神社
9:00 大平小屋跡
9:40 石投げ地蔵
9:50 10:00 明王峠
10:10 奈良子峠
10:50 11:30 陣馬山
12:30 栃谷尾根登山口
12:50 イタドリ沢ノ頭登山口

栃谷温泉・陣馬の湯

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

中央高速　相模湖東SICで降りる

写真

3/15 7:32

相模湖東SICを降り、先ずは中央高速道を慈眼寺向けて橋を渡る

3/15 7:38

一段一段の高さが高く急な階段（汗）

3/15 7:39

立派な与瀬神社の本殿
他に神楽殿なども備える

3/15 7:46

神社の左側から登山道が始まる

3/15 8:06

急な九十九坂を登って相模湖が望める展望台に着く

3/15 8:15

その後も続く階段

3/15 8:51

大明神山の山腹を大きく左にカーブ

3/15 9:01

大平小屋に着く

3/15 9:37

栃谷坂林道を横断し、少し登ると　佐竹藩の白百合姫の悲しい物語が伝説として残る石投げ地蔵（石塚）があった。

3/15 9:48

明王峠はもうすぐ

3/15 9:51

明王峠の茶店に着いたが店は閉まっていた。

3/15 9:52

武田姫街道との標識

3/15 9:56

神奈川県立陣馬相模湖自然公園の案内図

3/15 10:05

明王峠の名前の由来のお不動様は小屋の左手奥にあった。

3/15 10:14

奈良子峠を通過

3/15 10:38

きれいに整備された木製階段ではあるが・・・

3/15 10:45

陣馬山頂直下の登山道は、泥んこ階段だった。

3/15 10:56

陣馬山頂の清水茶店

3/15 10:56

陣馬山頂にて

3/15 10:57

陣馬山頂にて

3/15 10:58

陣馬山頂からの展望案内

3/15 11:09

遂に天馬と出会う

3/15 11:28

天馬のお尻（今にも天に向かって駆け出しそう）
銘板によると・・・昭和44年9月に八王子観光協会が京王帝都電鉄�蠅�寄贈を受けて作られたものらしい。

3/15 11:29

堂々とした白き天馬が光る。
標高857m

3/15 11:30

陣馬山頂

3/15 12:19

記念写真撮影や各自のお昼を楽しんだ後は栃谷尾根を下る。

3/15 12:22

下山途中にあった稲荷神社（キツネが祭られていた）

3/15 12:25

山村の茶畑まで降下する。

3/15 12:28

河津桜が青空に映える。

3/15 12:29

オオイヌノフグリの咲くのどかな路

3/15 12:32

スイセンとオオイヌノフグリ

3/15 12:34

人家の軒下には魔除けのためか、スズメバチの巣が吊るされていた。

3/15 12:37

さらに茶畑の中を下る。

3/15 12:48

「陣谷温泉」入口

3/15 12:50

陣谷温泉の入浴料は1000円＋税

3/15 12:51

陣場の湯「陣谷温泉」

3/15 12:59

陣谷温泉のヒノキ風呂で汗を流す。

撮影機器：

DMC-LX7 Panasonic

DSC-HX5V SONY

感想

ahiru-papa

　山悠会では、昨年の午年（うまどし）に「陣馬山」に登る計画であったが、天候が思わしくないなどの理由で過去3回も延期されてきた。
　今回も山行の1週間前には、雨の予報であったが、徐々に晴れの兆しも出て決行することとなった。
　はたして、山頂に着くと青空が広がり、今将に天に向け駆け上がろうとするかのような白馬に会うことができた。山は裏切らない。いや晴れ女様、晴れ男様のお蔭か？
　ところで、明王峠の手前に石投げ地蔵と呼ばれる大きな石塚があった。
　お地蔵さまは見当たらず、この石塚は何だろうと皆、首を傾げた。由来のような看板はあったが、イマイチはっきりしない。
　調べてみると、天明の頃、甲斐武田の姫が、常陸の佐竹家に嫁して子をなしたが、離縁となり武田家に戻された。
　その後、佐竹家で美しい白百合姫として成長した姫が、乳母らお供を連れ母の故郷甲洲へ向かったが、明王峠で激しい腹痛となり、乳母が姫を背負って明王峠を下りはじめたところで息絶えた。
　村人達は、ここに地蔵尊を建て小石を供えて「石投げ地蔵」と呼び白百合姫の冥福を祈ったものがこの石塚とのこと。
　陣馬山頂からの展望を楽しんだ後、栃谷尾根を降り陣谷温泉のヒノキ風呂に浸かった。
　この山あいの集落で出会ったのどかな茶畑と、ウメ、サクラ、スイセンにオオイヌノフグリなどは春を謳歌し、日頃の下界の疲れを癒すのに十分であった。