月山＆姥ヶ岳 大斜面はスキーで降りる

2024年05月02日(木) [日帰り]

• GPS: 05:15
• 距離: 9.0km
• 登り: 573m
• 下り: 938m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:23
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:15

9:39 スタート地点
10:06 10:06 金姥
10:25 10:25 柴灯森
10:40 10:40 牛首
11:31 11:32 鍛冶稲荷神社
11:44 11:44 月山頂上小屋
11:58 12:02 月山
12:06 12:34 月山頂上小屋
12:42 12:42 鍛冶稲荷神社
13:10 13:10 牛首
13:16 13:25 柴灯森
13:42 13:42 金姥
14:04 14:16 姥ヶ岳
14:47 14:47 月山リフト山麓駅
14:51 14:51 月山リゾートイン
14:55 姥沢口

天候

晴れ(稜線は風強め)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

月山志津温泉ゆきしろ(前泊)
姥ヶ岳駐車場は協力金1000円

コース状況／危険箇所等

スキー場リフトトップにスキーをデポしてスタート。牛首を目指す。姥ヶ岳から伸びる夏道に並行する形で雪道をトラバース。藪に塞がれるところは夏道に合流。牛首を過ぎて1750m位から少し斜度が上がり、1850m位から雪がほぼない登山道歩きとなるので、アイゼンを脱ぐ。そこから山頂往復はツボ足。
帰路はアイゼンを脱いだ1850m付近で再びアイゼンを装着。1729ピークあたりから夏道に入り、アイゼンを脱いで姥ヶ岳へ。ほとんど夏道ですが、姥ヶ岳直下の雪の斜面は少し斜度あり、念の為ここで再度アイゼンを装着。
姥ヶ岳からスキーをデポした場所まで降り、スキーに履き替え、大斜面をめざしてスキートラバース。大斜面から姥ヶ岳駐車場まではスキーで降りました。最後の駐車場近くの20m位は、既にヤブが立ち始めているので、今後は担いで降りる距離が増えると思います。

その他周辺情報

奥おおえ柳川温泉(後泊)
月山からの道(大江西川線)は冬季閉鎖中で、あと数kmのところで通行止めとなっていました。仕方なく来た道をもどり、寒河江経由でたどり着きました。調べ不足を反省。温泉は泊まりは21:00まで。20:30には露天のお湯を抜くとのことでした。朝は6:00〜入れます。
食事はサクッと寒河江の道の駅で。

写真

5/1 18:21

前泊の宿。山菜美味しくて日本酒がすすむ。地酒の銀嶺月山は食事に合う。

5/2 8:44

翌朝。姥ヶ岳駐車場からまずはスキーを担いでリフト乗り場まで。基礎スキーの板は重い。

5/2 8:50

結構歩きます。ザックも背負ってるので担ぎにくい。

5/2 9:06

１回券を買います

5/2 9:09

BC板ではない真面目そうなオガサカの基礎板。5年目くらいかな。

5/2 9:16

平日なので人が少ない。でも、昨日に比べて確実にコブラインが増えてます。

5/2 9:35

板とブーツをデポして冬靴アイゼンに履き替え。ピッケルは終始使わなかったけど、念の為。

5/2 9:43

ここから登山の始まり。

5/2 9:48

いくつもトラバース道が伸びてます

5/2 10:01

稜線をめざしながらトラバース

5/2 10:16

斜度が上がってきた

5/2 10:18

広々とした雪の斜面

5/2 10:18

姥ヶ岳に伸びる尾根には夏道が出ているようです

5/2 10:25

ヤブを避けて夏道に少しはいる

5/2 10:26

見えてきたのは鳥海山

5/2 10:27

再び雪の斜面にでる

5/2 10:28

月山の山頂方面を望む

5/2 10:46

賑わってます。半分以上は板を背負ったBCの方。

5/2 11:10

ここが一番斜度のあるところ。少しジグザグにのぼる。

5/2 11:15

ここからほぼ雪がなくなるので皆さんアイゼンやスキーを脱いで登ります。

5/2 11:26

スキーの方はスキーブーツで岩っぽいところを歩いていて大変そう。

5/2 11:32

たまに出てくる雪はこんな感じてツボ足で大丈夫

5/2 11:39

月山神社がみえてくる

5/2 11:40

この辺は雪が全くない

5/2 11:47

月山神社への道は、途中まで階段が雪に埋もれてる

5/2 11:50

月山神社本宮の鳥居。

5/2 11:51

鳥居をくぐって振り返る。

5/2 11:51

立派な石柱。あとでHPをみると、開山期間中は御祓いを受けないと本宮への参拝はできないとありました。古来より特別な神域とのことです。無礼をお許しください。

5/2 11:57

神社の奥の山頂に向かいます。東側〜東南に伸びる斜面からもBCの人がたくさん登ってきます。

5/2 12:00

月山の山頂。奥に浮かぶのが鳥海山。

5/2 12:20

風が少しあるので、岩陰でランチ。ゆで卵は家で出発前に作った3日目のもの。一応、大丈夫だった。

5/2 12:36

下山を開始

5/2 12:53

往路にアイゼンを脱いだ場所でアイゼンを装着。雪が緩いのでツボ足のままの方もそれなりにいました。

5/2 12:58

斜度はあるので慎重に

5/2 13:23

せっかくなので姥ヶ岳に向かいます。夏道が続きそうなのでアイゼンを脱ぐ。

5/2 13:42

昔から登られてることを感じさせる石畳の道

5/2 13:48

最後は雪付きの急斜面。一応アイゼンをつけました。

5/2 13:53

空に向かって登る

5/2 14:03

姥ヶ岳到着。何年か前にリフトトップからスキーを担いでスキー靴で登ったときは、ガスガスで眺望なく、苦行でしかなかった。今日はお天気も良いしのんびり。ベンチもあるし、広い山頂なので、気持ちの良い場所です。

5/2 14:24

デポしたスキーのところに戻ってきました。ここで、またスキーに履き替えます。

5/2 14:40

大斜面までトラバース。

5/2 14:43

普段はコブを滑るためにここにきますが、今日は荷物が重いのでコブには入りません。コブじゃなくても背中の荷物で重心が振られてうまく滑れません。

5/2 14:54

駐車場までなんとか雪が続いていたので、無理やりスキーで降りてきました。一箇所ヤブをスキーで跨いで越えました。あと何日かで雪が切れるんだろうな。

5/2 16:46

寒河江の道の駅でおすすめとなっていた、あんかけ焼きそば。調べると、あんかけは、京都との貿易などで栄えたこのあたりの名残の名物とのことでした。

5/2 19:30

今日の宿は素泊まりです。宿の売店でコゴミと根曲がり竹が売っていました。キッチンが付いたお部屋だったので、ツマミとして購入。

5/2 20:13

道の駅で買ったスパークリング日本酒とこごみ。

5/2 20:25

道の駅で買った地酒と根曲がり竹。

撮影機器：

A201OP OPPO

感想

miio

過去数回、6月初めにスキーできてますが、この時期は初めて。いつも見てた大斜面と比べるとコブが少なくて整地を大回りしてる人もいる。お昼ごろに到着したので、7回綴の回数券を買い、大斜面を3本滑って初日は早めに上がりました。
翌日、念願の月山登山。せっかくなのでスキーをリフトトップにデポして、下山を少し楽にする計画。風が少しあって、日差しがたっぷりでも稜線は少し肌寒い。BCの人がたくさん板を担いだりシートラしたりしていて、とても自由な雰囲気を感じました。高度を上げると見えてきた鳥海山はとても美しかった。
羽黒山と湯殿山と合わせた出羽三山。羽黒山(現世)→月山(前世)→湯殿山(来世)と巡礼するのが、[三関三渡]の旅とされるらしいので、またゆっくりと来たいです。
下山は再度スキーに履き替えて大斜面へ。気持ちよく滑走したかったけど、履き替えた冬靴やアイゼンやピッケルなど重い荷物が背中にあると、バランス取れなくてうまく滑れない。装備換えに時間もかかったので、時間的にもあまりメリットは無かったかな。それでも登山とスキーを合体させたことで新鮮な体験となったし、駐車場まで滑り降りたことで、GWならではの月山をめいっぱい満喫できました。

コメント

あぼ

GWは山三昧だった様ですね！素晴らしい連休の使い方👍

miio

あぼさんもコンスタントに山に通ってますね(^o^)お花や山菜など良い季節ですし、ますます山通いが加速しそうです(^^)