記録ID: 686999
全員に公開
ハイキング
飯豊山
梶川尾根〜門内岳・ギルダ原
2015年07月29日(水) [日帰り]
- GPS
- 10:43
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,747m
- 下り
- 1,728m
コースタイム
天候 | 曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
シーズン中は、JR米坂線小国駅から飯豊山荘まで小国町営バスあり。 http://www.town.oguni.yamagata.jp/life/life/road/bus/time.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
●御手洗いは門内小屋にあり。 ●登山口に登山ポストあり。 ●梶川尾根は登山口〜湯沢峰手前が細尾根の急斜面になっており、特に下山時は転落注意。 過去3年間で2件の転落死亡事故あり。 |
写真
感想
実に22年振りの飯豊連峰。
前回は高校山岳部の夏山合宿で訪れ、大日杉〜本山〜梶川尾根〜天狗平のルートで縦走した。
その年は冷夏で長雨が続き、タイ米の緊急輸入などで騒がれた年である。
我々の合宿期間中も悪天候に見舞われ、晴れたのはわずか1日のみ。
その一日は最終日で、残念ながら山中ではなく前日に下山した天狗平から酒田に戻るだけの日程だった。
山中でかろうじて視界があったのは、初日の大日杉〜切合の間のみ。
地蔵山から遥か彼方に見えた飯豊本山の姿が唯一の絶景だったと思う。
部の悪しき伝統で「男子は夏山合宿時に各自スイカ1個持参のこと」という決まりがあり、幕営装備や食料等でただでさえ重いザックに更に余計なものを背負うことになった。
ちなみに冬山合宿に課せられるノルマは、「3年生が買ってくれた6号のクリスマスケーキ1個」である。
それに加えて連日の雨や霧である。テントやシュラフは水を吸って重くなる上に、ザックにしまいきれなくなるほどに大きく嵩張ってゆく。ついにはスイカは手持ちになる。
結局、天気も天気なので誰もスイカを食べたがらず、私が背負ったスイカは部員共々無事に我が高校の部室に帰還するのであった・・・。
そんなスイカの思い出しか残らなかったためか、何となく飯豊は足が向かなかった。
30キロ近い大型ザックを背負い梶川尾根を駆け下りていた22年前の自分に改めて感心してしまう。
今の私ですか?その面影は全くありません(涙)
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:966人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
しかしウケる〜(^-^;
自分も含めその当時の高校生って先輩後輩の関係がハッキリ別れてて
嫌がらせとも思える叱咤激励を楽しみにしてる感がありました
きっとこの時の負荷がその長く歩ける足腰をつくったんでしょうね!?
自分はそんな上下関係が嫌で部には所属していませんでしたが・・・
ガスの中のハードな登山の様でしたが
時折のぞく飯豊の雄大な稜線は大変美しいですね!
憧れちゃいます(^O^)
その件以来、尾花沢の方には申し訳ないですがスイカがキライになりました(笑)
当時は、ほぼ毎日キチンとトレーニングしておりましたので、ある程度の負荷でも耐えることができたのです。
もう少しその頃の体力に戻せたら、山行がとっても楽になるのですが…
うちの部は高校から本格的に山を始めるメンバーばかりでしたから、山に関しては顧問や先輩の言うことは絶対でした。
経験者と未経験者の差は歴然としており、かないっこありませんからね。
他のことは上下関係は厳しくなく、和気藹々としてましたよ。
細かい所も気軽に何度も教えて貰えたので、当時の教えは今でも大いに役立っています。
ちょっと遠いですが、D-Metalさんも飯豊に是非!
ザックにしまい切れないスイカを手に持って歩いているモッケさんを想像して、ニカッとしてしまいました 30キロのザックを背負いながら、梶川尾根の下りでもスイカを抱えていたのですか?
良きにしろ、ほろ苦いものにしろ、飯豊は強烈な思い出を残してくれますね
スイカを手に持ったり首からぶら下げたりして、雨の飯豊を歩きました(泣)
梶川尾根の下りは、見るに見かねた同行のOBが装備の一部を持ってくれたので、スイカ手持ちは避けることができました(  ̄▽ ̄)
ですので、私でもバランスを取りながら走って下りられた訳です。
飯豊の印象は確かに強烈なものがありますね。
次回は良い思い出に満たされたいものです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する