丹沢塔ノ岳―雨中登山
- GPS
- 05:55
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,568m
- 下り
- 1,139m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:55
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
関東の岳人は「山登りは丹沢に始まり、丹沢に終わる」と言う。丹沢で経験を積んでから日本アルプスなど峻険な山に挑戦して極めたあと、また丹沢に戻って昔を懐かしんだり、丹沢の良さを再認識するということなのだろうか。私も機会があればこの丹沢に登りたいと常々思っていた。
ひょんなことから東京に行く事になったので、一日延長して丹沢に登ってみることにしました。12月17日のことです。この前後16日と18日はとても良い天気で絶好の山登り日だったけど、17日は最悪一日中雨でした。青森では山なんぞ絶対行かないぞの天気です。でもこの機会を逃すともう登れないかもと無理を承知で登ることにしました。
大倉から塔ノ岳に登ってヤビツ峠に降りるコースは一般的で眺めもいいらしいのですが雨の影響で眺望はなく、ただ々山頂を目指すだけの登山になってしまいました。登山道が土の部分では深い泥んこになっていて靴もズボンも泥まみれです。
塔ノ岳からヤビツ峠の途中四度もニホンジカに出会ったことだけが収穫かな。最初に出会った3頭の鹿はほんの2mまで近寄らせてくれました。可愛い顔してこんなに近寄ることができれば問題のエサやりも無理はないかなと思いました。
雨降りでもさすが丹沢、大倉〜塔ノ岳間では沢山の登山者に出合いましたが、塔ノ岳〜ヤビツ峠間では二人連れ一組に出会っただけでした。八甲田や岩木山で登山者に出会うと「こんにちわ」など挨拶をする人が多いのですが、丹沢では挨拶する人は殆どいませんでした。いつも数珠つなぎの登山者と出会う丹沢ではいちいち挨拶していられないということなんでしょうか。いや私が苦虫かみつぶしているようなひどい顔をいるからだと思います。
残念だったのは防水機能のないカメラを持って登ったら雨水のせいかだんだん液晶モニターの画像がチラチラして見えづらくなり最後はまったく見えなってついに壊れちゃったことです。カメラは防水ウェアのポケットに入れて行動していたのですが強い雨でポケット内まで水が浸透してきたようです。殆ど新品で本格的に使うのは初めてなのに。カメラ何台壊したら気が済むんだ!。
ヤビツ峠に着いて、泥まみれのズボンと汗で気持ち悪かった下着をリュック内のものに着替えようと出してみたら湿っていたのでがっかりです。それでも何とか着替えたけど寒くてガタガタ震えて風邪を覚悟しました。その日は秦野に泊まって、次の日の18日朝、東京駅で喉が痛くなってきてやばいと思ったのですが強めの風邪薬を飲んで何とかこらえて帰って来ました。
近隣の山だけ登ってきた私としては貴重な経験でした。またこんなに雨に叩かれた登山も初めてでした。今度、雨中登山するハメになったら、もう少し利口に登れると思いますがどうでしょうか。
この山行はブログ http://owa.www2.jp/wp/?p=3742 「丹沢塔ノ岳―雨中登山」で紹介したものです。
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