餓鬼岳〜燕岳〜有明山(白沢登山口から有明荘)(2泊3日餓鬼岳小屋泊&有明荘泊)
- GPS
- 30:01
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 3,944m
- 下り
- 3,592m
コースタイム
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 9:45
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 11:14
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 9:15
天候 | 1日目 晴れのち曇り 一時雨 2日目 晴れのみ曇り 3日目 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
新宿西口23:15→05:02信濃大町駅(バス代1名5,500円+深夜割増 1名1400円) 信濃大町駅→白沢登山口(タクシー利用5100円) 帰り 有明荘16:18→17:10穂高駅(バス代1500円) 穂高駅→松本→立川→最寄り駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白沢登山口から魚止めの滝:沢沿いを登る。2〜3度徒渉。桟道が多い。 魚止めの滝〜大凪山:急登 大凪山〜百曲り入口:比較的緩やかな道。 百曲り入口〜餓鬼岳小屋:百曲りは急登、その後緩やかに。 餓鬼岳小屋〜剣ズリ:鎖・ハシゴ有り、整備されている。剣ズリは巻く。 剣ズリ〜東沢岳:2508ピーク〜東沢岳の間で岩塔を数個通過するのだが、鎖等はなし、目印の赤丸も少ない。何度か道を失った。 東沢岳〜東沢乗越:劇下り、笹がうるさい。 東沢乗越〜東沢尾根踏替点:標高差の450m単調な登り、下部は笹がうるさい。 東沢尾根踏替点から燕岳:気持ちの良い稜線歩き、ただし北燕岳手前は稜線歩きでは無くトラバースとなり転落注意。 燕岳〜中房温泉登山口:整備された登山道。 有明荘〜有明山:表参道ほどの急登はないにしろ、メチャ急登、アップダウン激しい、鎖・ハシゴ多数有り。 水場: 最終水場 沢水が給水可能。 餓鬼岳小屋 500ml100円 燕山荘 料金不明 第一ベンチ脇の水場 中房温泉登山口 有明荘(宿泊者は無料、水道の水は飲用不可とのことで、別途飲料水が用意) |
その他周辺情報 | 餓鬼岳小屋(1泊2食13000円) https://yama-log.info/hut-143/ 有明荘(1泊2食14000円) https://www.enzanso.co.jp/ariakeso 翌日の温泉利用無料、夕食18時、朝食6時半、 |
写真
感想
北アルプスの主要な縦走路で残る栂海新道・餓鬼岳〜燕岳・水晶岳〜温泉沢の頭を歩きたいと思って、今年朝日小屋を予約したが、天候不良で撤退、餓鬼岳・唐沢岳を目的に餓鬼岳小屋に2連泊の予約を3度とったがこれもダメ。3連休後半からの好天候で急遽前日に山小屋の予約をとった。なお唐沢岳は諦め、有明山を入れて餓鬼岳小屋と有明荘の予約とした。
白馬方面行きの夜行バスは満員、4列シートでなかなか寝られなかった。信濃大町駅前には4:45着。タクシーは2台止まっており深夜料金のかからない5時過ぎに乗車。相乗りがいないか少し待ったのだが、誰もおらず1人で乗車。登山口に着いたら、すぎにもう1台のタクシーが。聞けば駅前のホテルで前泊し5時過ぎに乗車とのこと。この人とは餓鬼岳小屋、その後の剣ズリの縦走でご一緒した。
白沢登山口から魚止めの滝:沢沿いを登る。2〜3度徒渉。桟道が多い。
魚止めの滝〜大凪山:急登
大凪山〜百曲り入口:比較的緩やかな道。
百曲り入口〜餓鬼岳小屋:百曲りは急登、その後緩やかに。
餓鬼岳小屋は昔ながらの山小屋、広間が一つで、そこで食事をして布団で寝た。宿泊者4名で快適に過ごせた。
餓鬼岳小屋の朝食は5時前、朝食を終えてから空身で餓鬼岳山頂へ。昨日がガスでダメだったが、朝はご来光と、雲一つ無い展望が得られた。剣ズリの先に見える槍ヶ岳が特に印象だった。
餓鬼岳小屋〜剣ズリ:鎖・ハシゴ有り、整備されている。剣ズリは巻く。
剣ズリ〜東沢岳:2508ピーク〜東沢岳の間で岩塔を数個通過するのだが、鎖等はなし、目印の赤丸も少ない。何度か道を失った。
剣ズリ〜東沢岳はコースタイムは1:40であったが、何と1時間オーバー、一緒に通過した登山者も同じぐらいだったので、ここは皆さん厳しいと思う。
東沢岳から東沢乗越へは劇下り、東沢乗越前後は笹がうるさい。東沢尾根踏替点へは標高差の450m単調な登り、でもこれほど単調な登りが嬉しいと思ったことは無かった。(その前の剣ズリ〜東沢岳の通過が厳し過ぎた。
東沢尾根踏替点から燕岳は気持ちの良い稜線歩き、ただし北燕岳手前は稜線歩きではトラバースとなり転落注意。燕岳〜中房温泉登山口は整備された登山道。有明荘に17時に入るため、合戦尾根の下りは飛ばした。
有明荘は昔は穂高町営の国民宿舎で今は燕山荘グループとなっている。登山者に優しい旅館である。料金も手頃、登山者の利用が9割以上とのこと。温泉も夕食も良かった。ただ今日の山行で足をだいぶ使ってしまって、宿の階段を上がるのもキツかった。
有明荘はこの時期は6時半(夏は6時)のため、翌食は食は弁当にしてもらって宿で先に食べる。弁当用のインスタント味噌汁も用意されている。有明山へは当初、表参道で下山の予定であったが、昨日までの山行で足を痛めてしまったこと、また中房温泉〜有明山の登山道も、それなりに厳しいことから、ピストンとした。足が上がらず、だいぶ時間がかかってしまった。
家に帰ってみると3シーズン目の重登山靴が少し壊れかけており、今回の山行がハードだったことがわかった。次回は有明山の再訪は無いな、餓鬼岳のほうは唐沢岳に登りたいので、再訪のチャンスはあるかどうか。
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