磐梯山（八方台から往復）、お花がいっぱい【福島県】

2016年07月17日(日) [日帰り]

• GPS: 03:53
• 距離: 8.0km
• 登り: 710m
• 下り: 709m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:44
• 休憩: 0:50
• 合計: 3:34

6:29 八方台登山口
6:48 6:49 裏磐梯スキー場分岐
7:38 7:39 弘法清水
7:55 8:25 磐梯山
8:40 8:54 弘法清水
9:41 9:42 裏磐梯スキー場分岐
9:58 10:01 八方台登山口
10:03 ゴール地点

● コースタイム
八方台駐車場 627 ― 八方台登山口 629 ― 中ノ湯跡 646 ― 裏磐梯ルート分岐 649 ― 磐梯山の見える崖地 657 ― 吾妻山の展望台 704 ― お花畑手前の分岐 731 ― 弘法清水 737 ― 磐梯山山頂 758/824 ― 弘法清水、岡部小屋 840/854 ― お花畑 857 ― お花畑手前の分岐 904 ― 吾妻山の展望台 927 ― 磐梯山の見える崖地 933 ― 裏磐梯ルート分岐 941 ― 中ノ湯跡 944 ― 八方台登山口 958 ― 八方台駐車場 1002

● 行動時間　03:35

天候

晴れ、曇り、一時霧雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

● 今回の移動
7/16：家 ＝ 福島空港 ＝ 奥岳P ＝ 薬師山頂〜安達太良山〜箕輪山〜奥岳P ＝ 岳温泉 ＝ 宿地
7/17：宿地 ＝ 裏磐梯P〜磐梯山〜裏磐梯P ＝ 温泉 ＝ 福島空港 ＝ 家

● 登山口へのアクセス
○八方台
・磐越自動車道「磐梯河東」インターにて下りた後、県道64号線、7号線をたどり、「アルツ磐梯」等を示す案内に従い、磐梯山ゴールドラインへ。峠に「八方台」の案内がある
・駐車場は、60台程度は駐車可能。無料

コース状況／危険箇所等

○全般
・分岐や名称付与地などの要所には道標が設置されている
・コース整備もなされているが、そもそもが裏磐梯ルート分岐以降は急坂であり、木々に囲まれたルートであることと重なり、ぬかるみが多い根張りのいい道であり歩き易くはない

○八方台〜中ノ湯跡
・車も走れるのではないかと思うほどの幅広の道を緩やかに進む

○中ノ湯跡〜弘法清水
・木々に囲まれた、土と小岩の急な登りが主

○弘法清水〜磐梯山頂
・急登が続く。意外にも、ここも木々に囲まれた土と小岩の厳しい登り

その他周辺情報

●買う、食べる
・磐梯町内で磐梯ゴールドラインへと入り込む前の県道7号線沿いにコンビニエンスストアがある

●日帰り温泉
・登山口の八方台から北進し裏磐梯方面へと向かうと、東にはホテルの日帰り営業が、西へ進むと「ラビスパ裏磐梯」がある。大人730円（H28.7現在）

写真

7/17 6:28

かなり奥に駐車しました。猫魔ヶ岳方面の入り口手前でした【八方台駐車場にて】

7/17 6:28

トイレもちゃんと設置されています【八方台駐車場にて】

7/17 6:29

駐車場はゴールドラインの西面、道路を東面に渡ると、磐梯山登山口がある【八方台登山口にて】

7/17 6:30

木々の間の道は、昨晩の雨ばかりではなかろうが、ぬかるみが幾度か現れる【八方台登山口〜裏磐梯ルート分岐点】

7/17 6:31

幻想的な光景【八方台登山口〜裏磐梯ルート分岐点】

7/17 6:45

中ノ湯が近づくと硫黄臭がする。確かに地面から温泉が湧き出している【八方台登山口〜裏磐梯ルート分岐点】

7/17 6:45

中ノ湯を見下ろす地点にて【八方台登山口〜裏磐梯ルート分岐点】

7/17 6:46

降りたら標柱。中ノ湯の建物側へはロープが設置されている【八方台登山口〜裏磐梯ルート分岐点】

7/17 6:46

中ノ湯廃屋越しに吾妻連山【八方台登山口〜裏磐梯ルート分岐点】

7/17 6:49

写真の左側から来て右手前へと進んだ【裏磐梯ルート分岐点にて】

7/17 6:57

吾妻山がずっと伴走してくれる【裏磐梯ルート分岐点〜弘法清水】

7/17 6:57

崖地を越して磐梯山の山頂が見えた【裏磐梯ルート分岐点〜弘法清水】

7/17 7:04

展望台。吾妻山がよく見える。眼下左手には銅沼。右奥には秋元湖。ここでは角度のため安達太良山は見えない【裏磐梯ルート分岐点〜弘法清水】

7/17 7:08

ヤマブキショウマ【裏磐梯ルート分岐点〜弘法清水】

7/17 7:15

キオンでしょうか【裏磐梯ルート分岐点〜弘法清水】

7/17 7:15

【裏磐梯ルート分岐点〜弘法清水】

7/17 7:19

カラマツソウ【裏磐梯ルート分岐点〜弘法清水】

7/17 7:25

猫魔ヶ岳方面はしっかりと見える【裏磐梯ルート分岐点〜弘法清水】

7/17 7:28

山頂が近づいてくる【裏磐梯ルート分岐点〜弘法清水】

7/17 7:31

お花畑経由の道との分岐点【裏磐梯ルート分岐点〜弘法清水】

7/17 7:32

マルバシモツケ【裏磐梯ルート分岐点〜弘法清水】

7/17 7:37

弘法清水の標示【弘法清水にて】

7/17 7:37

弘法清水小屋に到着。こちらは閉まっているが、岡部小屋は開店準備中【弘法清水にて】

7/17 7:38

安達太良山。左の高みは箕輪山、そこから右へ鉄山、安達太良山。“乳首”がよくわかる【弘法清水にて】

7/17 7:39

吾妻山【弘法清水にて】

7/17 7:39

吾妻山と安達太良山を分断するように櫛ヶ峰が聳える【弘法清水にて】

7/17 7:39

よく見ると、緑の中に、山頂部【弘法清水にて】

7/17 7:49

山頂下の崩壊面とその先に山頂部【弘法清水〜磐梯山頂】

7/17 7:50

ハクサンチドリ【弘法清水〜磐梯山頂】

7/17 7:51

山頂直下くらいで吾妻山。このあと、雨雲のために西大巓付近は黒くなっていった【弘法清水〜磐梯山頂】

7/17 7:51

桧原湖とその背後には朝日山系【弘法清水〜磐梯山頂】

7/17 7:53

ミネウスユキソウ【弘法清水〜磐梯山頂】

7/17 7:54

シモツケソウ【弘法清水〜磐梯山頂】

7/17 7:58

ミヤマシャジン【弘法清水〜磐梯山頂】

7/17 7:58

イワオトギリ【弘法清水〜磐梯山頂】

7/17 7:59

山頂に到着。山頂の祠と手前に三等三角点【磐梯山頂にて】

7/17 8:01

祠を正面から。「磐梯明神」と書いてある【磐梯山頂にて】

7/17 8:09

三等三角点【磐梯山頂にて】

7/17 8:00

東面�　０唾Ｂ昔瓢碍呂賄卦い呂�となしそうだ【磐梯山頂にて】

7/17 8:00

東面�◆８禳併魁�西吾妻、西大巓は雲が濃い【磐梯山頂にて】

7/17 8:00

東面��。眼下に櫛ヶ峰【磐梯山頂にて】

7/17 8:00

南面�｜�苗代湖【磐梯山頂にて】

7/17 8:19

北面。桧原湖の左手には朝日山系【磐梯山頂にて】

7/17 8:14

南面�◆Ｂ膰由戞敞慊�山頂にて】

7/17 8:17

南面��。猪苗代湖の右手には会津若松の街並み【磐梯山頂にて】

7/17 8:24

南面�ぁ２�部小屋の脇に山頂標識。その背後は大戸岳など【磐梯山頂にて】

7/17 8:01

西面。猫魔ヶ岳。手前は、山頂直下に置かれた岡部小屋の物品庫【磐梯山頂にて】

7/17 7:58

小屋まで降りてから、山頂にはバンダイクワガタが咲いていたと聞いて写真を見返すと、確かにそれらしき花が映っていた。よく探したつもりだったのに【磐梯山頂にて】

7/17 8:03

ヒメシャジンでしょうか【磐梯山頂にて】

7/17 8:04

ウスユキソウ【磐梯山頂にて】

7/17 8:04

ミヤマシャジン【磐梯山頂にて】

7/17 8:05

イワニガナ【磐梯山頂にて】

7/17 8:15

西面では、猫魔ヶ岳にもガスが上がってきた【磐梯山頂にて】

7/17 8:24

南面�ァ１鵑�に見えるのは、奥日光の山々でしょうか【磐梯山頂にて】

7/17 8:29

マルバシモツケ【磐梯山頂〜弘法清水】

7/17 8:40

弘法清水に戻ってきた。岡部小屋でホットコーヒーをいただく【弘法清水にて】

7/17 8:54

ミヤマシャジン【弘法清水にて】

7/17 8:55

ミヤマシシウド【弘法清水〜お花畑】

7/17 8:57

お花畑まで降りてきた【お花畑にて】

7/17 8:57

櫛ヶ峰と表磐梯方面へのルート【お花畑にて】

7/17 8:57

お花畑の標示と磐梯山頂【お花畑にて】

7/17 8:57

この先のルート。植生保護もあって、板やロープで挟まれている【お花畑にて】

7/17 9:00

お花畑の途中から磐梯山【お花畑〜裏磐梯からの道との分岐点】

7/17 9:01

コウリンタンポポ【お花畑〜裏磐梯からの道との分岐点】

7/17 9:03

ウラジロヨウラク【お花畑〜裏磐梯からの道との分岐点】

7/17 9:27

西大巓西吾妻付近は完全に雲の中【お花畑〜裏磐梯からの道との分岐点】

7/17 9:33

帰りは磐梯山頂部分はガスに包まれていた【お花畑〜裏磐梯からの道との分岐点】

7/17 9:41

泥道であることに変わりはない【お花畑〜裏磐梯からの道との分岐点】

7/17 9:54

行きと同じくガスの濃い一帯に。やはり幻想的【裏磐梯からの道との分岐点〜八方台登山口】

7/17 9:56

入り口すぐ、登りでは左手に、小さな祠がある【裏磐梯からの道との分岐点〜八方台登山口】

7/17 9:58

登山口に戻ってきた。登山届けの提出箱が左手にある【裏磐梯からの道との分岐点〜八方台登山口】

撮影機器：

Canon EOS Kiss X6i Canon

感想

otoh

　早朝目覚めると、昨晩のうちに天気予報が変わったらしく、10時頃には雨になるという。
　先達の山行きレポートを読み、磐梯山は雨との相性が悪そうに感じていたので、ルートを八方台発に短縮して10時には降りてしまうように計画変更した。銅沼を見ないのは残念だが、また来ることができるであろう。
　朝の八方台は、6:10頃には到着したのだが、すでに概ね満車の盛況。ガードマンが交通整理にあたっている。聞けば、15時までの配置とのこと。長丁場でもある。しかし、そのおかげで、車上荒らしなどの心配もしなくて良さそうだ。
中ノ湯までのハイキングロードは、霧に包まれ、軽井沢にでも来ているようだ。
　硫黄のにおいが流れてくると、中ノ湯跡。小屋の背後を迂回すると、本来はそちらから来る計画であった裏磐梯からの道が合流する。
　大きく切れ落ちた縁を進み始めるところで、ようやく磐梯山が見える。山頂部は雲の上のようだ。昨日と同様である。やがて、あたかも吾妻山の展望台のような休憩点が現れ、銅沼も見下ろすことができる。角度の具合で、ここからは安達太良山を見ることはできない。
　急な登りを続けるが、すでに降りてくる方もある。早起きなものだ。
　弘法清水下、お花畑の手前の分岐からは、行きは直登を選ぶ。
　弘法清水の小屋は閉まっていたが、岡部小屋はちょうど開店準備が始まるところ。帰りに立ち寄ることにして、ここでは吾妻山と安達太良山の眺めを味わうのみで先を急ぐ。
　頂上に着くと、霧状の小雨に遭遇。しかし、しばらくで降り止む。だが、風は冷たい。
　周辺の山々もだいたい見ることができる。吾妻山や安達太良山は当然のこと、朝日や那須もなんとか認識できる。よく見ると、吾妻山西大巓や西吾妻の辺りは雲に隠れつつある。朝日もそうだ。あちらは雨なんだろうな、と思う。
　帰りに岡部小屋でホットコーヒーをいただく。話のついでにバンダイクワガタのことを聞いてみたが、昨日は頂上で咲いているものがあったらしいとのこと。結構探してみたのだが、見つからなかったのが口惜しい。
　帰りにはお花畑経由で下降。登りのピーク時間となったのか、すれ違う人がとても多い。最後は再びガスの中となり、静かに八方台に戻り着いた。
　なんとなく、今日は行ってよかった、と思った。