ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > ヤマレコ質問箱 > カテゴリ装備 > 厳冬期の大菩薩登山道

ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

受付終了
緊急度 3装備
厳冬期の大菩薩登山道
質問2012年12月07日 11:47 (2012年12月18日 10:17更新)
大菩薩峠を中心とした登山ルート歩く為には、これからの厳冬期はどの程度の滑り止めを用意したら良いでしょうか?日帰りではその辺りが限界なので、あえて大菩薩峠と書きました。モンベルのスパイクチェーンを持っています。宜しくお願い致します。
回答2012年12月17日 17:14 (2012年12月18日 10:17更新)
こんにちはmomonga7さん。質問箱はたまにしか訪れませんので回答が遅くなりました。
裂石から唐松尾根経由で登り、石丸峠を経由して裂石に戻るルートですと、介山荘の所まではアイゼンはあっても無くても良いと思いますが、6本アイゼンがあると安心かと思います。
介山荘から熊沢山を越えて石丸峠への下り道は笹薮を歩きますので、雪が無くても冬季は雪解け水や霜解け水で大変滑りますので6本アイゼンがあった方が良いと思います。
石丸峠からの巻き道は左手が急斜面のトラバースになりますのでアイゼンは必要かと思います。
ルートには書いてありませんでしたが、丸川峠を経由して山頂を目指す場合は、丸川荘を過ぎてからは北斜面で凍結が予想されますのでアイゼンは必携だと思います。
尚、ご指摘のルートの場合は4本爪でも充分歩くことは出来ますが、4本爪は守備範囲が狭いので6本をお薦めします。
又、前爪付きのアイゼンの場合、どのような靴でも付けられる訳ではありませんので、ご使用の靴が分からないとお応えできません。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
ootonocyan 様 とても判り易いご教授誠に助かります。昨日、丸川分岐〜上日川の県道が冬期通行止めに入ったとの事ですので、これからは「凍」に対する充分な備えが必要ですね。いきなりアイゼン付けて歩けるかどうかが心配ですが、おっしゃる通り熊沢山越えての石丸峠→上日川→裂石への下りが恐いです。
何回も転んでるので・・・(^^; ありがとうございます。仲間と一緒にアイゼン用意して行ってきます。
回答2012年12月09日 09:44 (2012年12月18日 10:17更新)
ご参考までに、去年の2月に小菅〜牛ノ寝〜石丸峠〜上日川峠〜裂石と周ったときは、小菅から上日川峠までトレース無し。上日川峠に近づくにつれ積雪は減りましたが、上日川峠〜裂石間は積雪少なく踏み固められ、夕方には氷化してました。

私自身はアイゼンを使わず日没との競争で駆け下りましたが、一般的には使用する状況だったと思います。

石丸峠は膝上の積雪、大菩薩からはおろか全くトレース無しでした。小金沢方面もトレース無し、石丸峠からの上日川峠へのルートは雪が深く最大で股くらいでした。
一面の雪でトレースが無いとルートが分かりづらい場合がありますし、ラッセルだと時間がかかります。

積雪が深くなると石丸峠に回る人は少ないようですので、どうぞお気をつけてくださいね!
この山行時は単独ラッセルでしたのでたっぷり一泊かかりました。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
gogo1528様 度々のご返信ありがとうございます。回答に書かれていた「小菅〜牛ノ寝」方向には歩いた事がないので判りませんが、石丸峠〜上日川に下りる斜面が私の想像できる一番恐い所になります。トレース無しともなると・・・ ご意見を心してアイゼンは必要と言う事で今冬は望みたいと思います。ご指導誠にありがとうございました。
回答2012年12月07日 21:52 (2012年12月18日 10:17更新)
はじめまして。

厳冬期の大菩薩といっても東西南北?いろいろとアプローチがあります。
一番メジャーなルートは裂石からになると思いますが。

大菩薩あたりだと標高がそんなに高くないし、常に降雪があるわけではないので、ルートやその日の条件によって大幅に状況が変わります。

人の少ないルートだとラッセルに終始したりするし、積雪が踏み固められた歩きやすい人気ルートが、朝夕にはガチガチに凍結したりします。

風や日照、気温によっても当然変わります。

つまり、一概にこれ!って言えません。
またその人の持つ経験や技術によっても違うはずです。

全然回答になっていなくてごめんなさい!

私なら、その日の状況を見て一番シビアなパターンを準備します。
お礼 
gogo1528様 早速のご回答ありがとうございます。経験と言っても冬期、スパイクチェーンでまぁまぁ事足りている程度の山行しか知りませんので、大菩薩登山道の冬場の状況とか想像も出来ません。ルートは裂石→仙石平→上日川峠→唐松尾根→大菩薩峠→石丸峠→仙石平の最もポピュラーなルートで考えています。まずは「氷」対策で行ってみます。