ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > ヤマレコ質問箱 > カテゴリ装備 > 山スキー

ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

受付終了
緊急度 3装備
山スキー
質問2012年12月22日 20:07 (2013年01月12日 20:35更新)
山を滑ってみたいです
そこで、山を滑る道具に関しての質問です

山を滑るには山用のスキー板(ボード)を買うしかないんでしょうか?

スノーシューで滑ることは出来ないんでしょうか
どんな方法があるんでしょうか
回答2012年12月24日 18:59 (2013年01月12日 20:35更新)
私はスキーもスノーボードも山でしています。

スキー板はシールが合えば普通で良いですが、
ビンディングは山登り用じゃないと、担いで登る必要あるので厳しいでしょう。
ブーツは人によると思いますが、ゲレンデ用でも行ける気もします。(私は山スキー用を使ってます)

スノーボードは、私は普通のゲレンデ用のものをザックに括り付けて、
普通のスノボーブーツにスノーシューで登っています。登山靴は持って行きません。

スキーブーツでもスノボーブーツでも、アイゼンが合えば槍の穂先でも行けますので、ピークハントもできます。
平地移動が多い場合や林間が多い場合はスキーが機動力で勝ります。
下り斜面が多い場合や広大な斜面ならばスノボーでも楽しめるでしょう。

道具が高いので・・・
ということでゲレンデ用の道具を担いで登る場合は、かなりの重量とバランスになるのでツボ足で進むのが厳しいです。
前の方々がおっしゃってるように、雪が締まってる時期や場所を選んでまず経験してみるのが良いでしょう。
(ただし残雪期になるしパウダー楽しむことは期待できなくなります・・・)

・・・
スノーシューを滑る道具として使うのは難しいような気がします。
私の持っているスノーシューにはアイゼン爪がついているので、よっぽどパウダーで無い限り滑りません。

・・・山を滑るという目的だけならシリセードという選択肢もあります・・
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
勉強になりました
ありがとうございました
回答2012年12月24日 06:02 (2013年01月12日 20:35更新)
こんにちは。
山を滑るのに山用のスキー板(ボード)は買わなくてもできます。ただ多少時期や場所が限定されます。自分も谷川岳の西黒沢本谷や芝倉沢、立山の雷鳥沢や御山谷を5月にゲレンデブーツ(サロモン)とゲレンデ板(ロシのスラローム用、203センチ)で滑ったことがあります。登りはゲレンデブーツでした。ちなみに立山は兼用靴と山板でも滑ってます。

まず、スキーブーツは5キロあります。兼用靴は3キロ半位。ゲレンデ板は5キロ。登山靴で登るとブーツと板で10キロ余分に背負います。これはいいんですが、ブーツが多分ザックに入らないです。自分は5月の穂高に行ったとき、ザックに入らない靴の片方をザックの後ろにくくりつけました。この時は雪が出てからブーツに履き替え、それまではスニーカーです。

本格的に山を滑るなら山用のスキー板(ボード)がいいと思います。

それと、ボードですが、自分は1回しか経験ないんですが、山を滑るにはスキー同様、大変優れていると思います。最近はボーダー多いです、場所により山スキーヤーより多いです。悪雪にはスキーより向いているように見えます。

急斜面を駆け下りるのはできますが、自分の持っているスノーシュー(爪がついてるので)では山は滑れないです。

山はすごく楽しいですが、難しい時も有ります。雪質によりゲレンデとは全く難易度が違う時があります。ゲレンデのピステンの入った急斜面を小回り大回りで滑降できても、山では1ターンさえできない時も有ります。

ゲレンデの板があるのなら、まずそれで試してみるのがいいと思います。どこをいつごろ滑ったらいいのかわからなかったらまた、ここに質問してみてください。

山はゲレンデより遥かに楽しくて、面白いですが、危険なことも多いので、気お付けて楽しんでください。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
もう少し勉強してみます
ありがとうございます
回答2012年12月22日 23:34 (2013年01月12日 20:35更新)
>山を滑るには山用のスキー板(ボード)を買うしかないんでしょうか?
>スノーシューで滑ることは出来ないんでしょうか
聞いた話ですがスノーシューでも急斜面であれば、滑って降りられるそうです。ただし、「急斜面を早く降りる手段」の様で、それがスキーの様に楽しいものだとは、私には思えませんし、危険回避時の急停止などのコントロールがし易いものか疑問に思います。
また、緩斜面ではスキーの様に滑りません。

>どんな方法があるんでしょうか
次の4つは如何でしょうか?
私は1)と2)をやってました(ます?)。

1)山スキー。ゲレンデで使う板(山スキー用もある)に踵を開放/固定できる一般的ではないビンディングを付けた板を使います。登る時は、踵を開放して板にシールという毛の生えたテープを付けて下方向に滑り難くして板を履いたまま登ることが可能です。降りは踵を固定して普通のスキーの様な感じで滑る事が出来ます。
2)ゲレンデスキー用具。登りは登山靴にスノーシューやカンジキでスキーブーツとスキー板を担ぐ、降りはゲレンデ用のスキーブーツと板に履き替える。既にゲレンデスキー用具をお持ちで、かつ、日帰り山行でしたら、最初はこのスタイルが一番手軽で良いのでは?と思います。
3)テレマークスキー。ゲレンデスキー用の板と異なる細い板を使い、ビンディングはつま先だけしか固定できません。下りはゲレンデスキーと異なるフォーム(=テレマークスタイル)で滑ります。
4)スノーボード。山中ではあまり見かけたことはありません。

余計な話とは思いますが、ゲレンデ以外の山で滑ろうとされているのでしたら、とりわけ「雪崩」に注意して下さい。初めてでしたら、少し雪が締まってから行く事をすすめます。それでも、スキーで雪を切ることで小さな雪崩を起こしてしまう事は珍しくはありません。楽しいパウダースノーもゲレンデ以外では雪崩の可能性が高いです。夏の縦走より桁違いに危険な目に遭う可能性が高い事は確かですので、必ず3名以上で楽しんで「もしも」の時に備えて頂ければと思います。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
遅れながら回答ありがとうございました