はじめまして

ご検討の製品は、ウエザーテックという防水透湿素材を使用しパックの縫い目は防水テープでシーム加工が施され、防水面で高い信頼性が期待できるパックです。

防水機能を担っている素材はウレタン系になります。
使用頻度や保管環境によりますが、3年〜5年程度は性能に不安はないですね。

裏地はウレタンのむき出しではなく、耐久性に優れたファビリックが貼り付けてあるので、裏地同士が粘着貼り付きになる心配はありません。快適な使い心地です。

ウエザーテックは登山用雨具製品にも使われていた素材で、防水インナーバックとしては、贅沢な素材を使った高機能パックですよ。

またイスカは実直な製品作りをする国内メーカーで、本業のシュラフのシェアからも分かりますが、信頼のおけるメーカーだと思います。

購入されても失敗はないと思いますよ。

はじめまして。

私は沢登り主体の山岳会に所属し無雪期はほとんど沢に登っているものです。

ご質問のisuka製品については存じませんが、沢登りをするのであれば、たとえしぶきを少しかぶる程度の滝登りしか予想されない沢であったとしても、防水インナーバッグは必須装備です。

防水といってもインナーバッグに100パーセント完全はありません。
沢のタイプに応じて防水の程度は変わりますが、本当に防水の必要な場合には何重にもやります。
一番外側には、ホームセンターなどに売っている瓦礫処分用とかのデカい分厚いビニール袋、次にインナーバッグ、シュラフ等絶対に濡らしたく無い物は更に個別に防水します。

なお、どんなインナーバッグもいつかは劣化します。

こうすることにより、ザックが浮き袋の役目もしてくれます。

この際重要なのは、決してザックカバーをしないこと。
万が一へつりや登攀で落ちた場合、カバーに水圧がかかり体が水流に持っていかれてしまいます。

もう一つ重要なのは、ザック自体はできるだけ水が抜けやすいように（大げさにいうとザルのように）することです。
防水のザックはいけません。

防水ザックといえども、水に浸かった場合には必ず水が予想以上に入ってしまいます。

ザックの水の抜けが悪いと、泳いだ場合（水に落ちちゃった場合なども含めて）ザックが重くなり、水から這い上がれなくなり体力を消耗するばかりか命の危険すらあります。
たとえ積極的な泳ぎのない沢でも、いつ落ちるか分からないし、急な増水などの場合にはいつ泳がされるかわかりません。

我々は、わざとザックの底などにいくつか穴をあけたりします。

以上ご参考になるかどうかわかりませんが。

この手の商品は沢登りやカヌーでのツアーなど、ウォーターアクティビティ用の物ですね。ご質問の耐久性等に関する情報は持ち合わせていませんが、通常の（沢以外の）登山ではあまり使わないものだと思います。
kidekiさんが言われるように、トレッキングなら雨対策にザックカバーは欲しいですし。

ただ、ザック内の小物整理や多少の防水性強化目的で、撥水性のある（数L程度の）isukaの薄いスタッフバッグは使っています。色別に分類しておくとザックの中で探すときに判りやすいです。

材質は解りませんがウレタンコーティング系は乾燥が悪いと固着したりし耐久性はよくありません。

ザック自体が水を吸うと重くまります。ザックカバーは必要。
インナーの防水だけならゴミ袋を使えばコストはかなり低減できます。