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歩くスピードについて(下山時)
質問2013年09月16日 14:24 (2013年09月29日 10:29更新)
今年から山登りを月に2〜3回ペースで登り始めた者です。

登りは普通の人と同じくらいのペースですが、下りのスピードが遅いのが悩みです。もう少しスピードが出れば、ゆとりをもって下山できるのですが・・。出発が遅いのもありますが、日没との競争になりそうなこともありました。

スピードが出ない理由は滑って転ぶのが怖いのでゆっくり歩いているからだと思います。ダブルストックで歩いています。

慣れてくると転倒せずにスピードと両立できるのでしょうか。それとも、慣れたとしても下りは安全第一でゆっくり歩くのでしょうか?
回答2013年09月19日 16:44 (2013年09月29日 10:29更新)
こんにちは。
ダブルストックと伺って、私の感覚をお話ししてみようと思いました。
どなたにも当てはまる事ではないと思いますし、これが正しいとか間違っているとかの答えは無いと感じます。最後はご自身で判断されたらよろしいかと思います。

私は50台前半です。(年齢的なものも考慮するとすれば)
一般コースタイムの半分から6割程度で下山しています。
登りは休憩を少し入れながら、だいたいコースタイム通りです。
なので、ゆっくり登ってサッと下山するタイプでしょうか。

私は登山歴4年目で、始めた頃は膝が痛くてたまりませんでした。それでも山は楽しかった…。
ですからサポーターで膝を保護したりサポートタイツを履いたりしてました。今はサポートタイツだけです。
登りも下りもダブルストックをかなり多く使います。
やはり膝をいくらかでもかばう意味と体力温存できるからだと思っています。
登りも下りも自分のリズムが乗ってくるまでは速く歩こうとは考えません。筋肉が温まってくると自然とスピードが上がってくる感覚です。
私は下りに限り、段差の高い低いよりも安定して足を置けるコース取りを、スキーの感覚のように先また先を見ているように感じます。また、ストックはさらに早く突いています。足を置く衝撃をストックでこらえてストンと落とす感覚だと思います。
足を置く時には完全にストックに頼っています。
頼っているのですが、石突きが滑っても転ばないので完全にではないのでしょうね。でも、気持ちは完全に頼っています。
ストックを持たない人には持たない人の、ダブルストックまたはシングルストックの人にはそれぞれのバランス感覚があると最近感じます。
要はご自身にどれが一番しっくりくるかということではないでしょうか。登れば登るほど、経験に伴って下山のコツも掴めてくるし、筋力も付いてくる思いますよ。つまりスピードも上がってくると思います。
あと、慌ててしまうのでやはり時間的に余裕をもった計画を立てられた方がよろしいかと思います。
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お礼 
コースタイムの6割で下山できるとは羨ましいです。その時の状況に応じてスピード調節できるでしょうし、心にゆとりができそうですね。

私は下りのときに転倒をしないよう気をつけていることと、膝をかばっていて遅いような気がします。急斜面は例外ですが、ストックもだいぶ頼っています。tinkerbさんは今はサポートタイツを使用しているとのことで、やはりサポートタイツは効果があるのですね。私もこんどサポートタイツを試してみます。
時間の余裕のこともおっしゃるとおりだと思います。様々なご助言ありがとうございました。
回答2013年09月17日 22:58 (2013年09月29日 10:29更新)
hodgkin712さん、こんばんは

沢山回答が付きましたね。
下りは慣れてくれば少しずつ早くなると思いますが、「安全第一でゆっくり歩く」ことは意識する必要があると思います。
前の方々の回答と被らないところで幾つかコメントさせて頂きます。

靴は滑りやすいものをお使いではないでしょうか?
下りで滑るのが怖い場合、靴の善し悪しでも変わるかもしれません。スニーカーは論外として、軽登山靴などでもモデルの個体差はありますし、古いものやすり減ったものではかなり違います。新しいビブラムソールのグリップ感は本当に安心感があります。
ほかには重心の置き方、怖い意識があって後ろに乗っていませんか。自分の経験ではゲレンデスキーがある程度上手くなった頃から下りが非常に楽になりました。スキーと同じような感覚で、たぶん、バランスが良くなってきたのだと思っています。
(但し、早い方はめちゃめちゃ早いです。一度d***さんに教えて頂きましたがとても真似は出来ませんでした。技術&筋力の両面で。)


ストックについてはヤマレコ上でも色々なお話があり、私は有益だと思っていますが、若い方(40代以下?)にはお薦めできないという意見もありました。
私自身は(少々早めかも知れませんが)40代半ばから年齢によるバランス低下を感じるようになったので安全のためにダブルを使用するようになりましたが、比較的楽なコースの場合には感覚の低下を抑止する意味から、出来るだけストック無しで歩くように心掛けています。
また、ダブルストックを使用することにより、足の置き方が雑になるという弊害も確かに感じています。これから技術を向上させるのであれば、(危険でない範囲で)ストックに頼らないで歩く方が良いと思います。

もう一つ、「出発が遅いのもありますが・・・」とありますが、これが気になります。山では早立ち早着きが基本です。スピードで余裕を持つのではなく、早立ちで余裕を持つようにしましょう。
最近は遅くに山小屋に着く方も多くいらっしゃいますが、私は始めた頃がテント泊だったので、「遅くとも15時までには設営完了!(下山)」から逆算して、出発が日の出前というのも良くありました。日帰りであっても午前中の方が天気が安定して展望がありますから、早く出るための工夫も考えて見ては如何でしょうか。
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はじめまして。たくさんのコメントをありがとうございます。靴は今年購入したものなのでグリップ力は問題ないと思いますので、私自身に課題がありそうです。スキーのようなバランス感覚も大切なのですね。他のスポーツの経験も生かされることに気づかされました。

皆さまのご意見をうかがってみて、私の場合、ふだんデスクワークなので膝のふんばりに関わる筋肉を鍛えることが重要そうだと思いました。サポートタイツなども試してみます。ご意見ありがとうございました。
回答2013年09月17日 20:03 (2013年09月29日 10:29更新)
初めまして。昔は(相当昔です!)「登りは馬力、下りはバランス」とよく言われました。バランスを鍛える方向で対処されたらいかがでしょうか。かつてヨセミテに集うクライマー達は大きな岩をぴょんぴよん翔んでバランスを鍛えたようです。かくいうわたくしは異様に下山が早いです(登りは人並み以上にのろいですが・・・)。登山には15年ほどブランクがありましたが、特に中殿筋を鍛えることでほぼ若い頃と同じように下ることが出来るようになりました。また、回答された方のなかに「下りは経験」というふうに言われた方がいらっしゃいましたが、おそらくそれは経験を積むことによって、すくなくとも2.3歩先、どの位置に自分の足を置くかを瞬時に見極める力がついているということなのだと思います。ちなみにわたくしはストックを使ったことはありません。使ったことがないのに意見を述べる権利はないかもしれませんが、使用されている方の中には、下山時に腰が引けて腕で支えようとされている方が散見されます。やはり基本は足で下るものではないかと思います。焦らず、お体を鍛え、経験を積むことで、必ずスムーズな下山が出来るようになるかと存じます。頑張ってください。
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はじめまして。ご助言ありがとうございます。出張が多く、お礼が遅れてしまいました。
山に行けない普段の日にも少しでも体を動かして鍛えておこうと思います。さっそく中臀筋のトレーニング方法を調べてみましたので、少ない回数でも良いので取り入れてみようと思います。(http://www.youtube.com/watch?v=EoXYdVPrx2Q)
回答2013年09月17日 18:11 (2013年09月29日 10:29更新)
はじめまして!

ダブルストックは下山時も使われてますか?
濡れた岩や石と土(泥)が混じったような滑りやすいところが苦手との事ですが、この様な場所なら、日帰り装備であれば自分はダブルストックの片方(1本)のみ使います!
お礼 
はじめまして。
ダブルストックは登りも下りも使っています。

Omiさんは滑りやすいところではストック1本なのですね。たしかに他にもストック1本で歩いている人もいました。もしかすると、もう片方の手で岩などを掴むことができるからでしょうか。

傾斜がなければ2本でも良さそうですが、傾斜がきつくて手を使うところは1本が良いのかもしれませんね。こんど試してみます。ありがとうございました。
回答2013年09月17日 08:42 (2013年09月29日 10:29更新)
私もまだまだ高い山は上れていませんが、速さよりも 安全に下山が一番大切だと思います。実は私も歩くのが遅いほうで、 いままで 先に歩いてる人に追いついていこうと 自分のテンポ以上にがんばって速く下山しようとして 何度も足をくじき、捻挫で苦しみました。 捻挫をすると しばらく山はいけないですし、また 次回 下山中にくじいたときに 同じところをくじきやすく どんどん悪化してしまいます。 なので やはり 安全第一で 下山することが一番だと身に知りました。 私とは違って体力はおありなので 初心者の私が言うのもなんですが きっと それだけ頻繁に登っていれば 経験で きっと早くなると思います。私のように痛くつらい思いはなららないでくださいね。これからどんどん山を楽しんでいくためにも安全第一です^^
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miki5959さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

ねんざは治りにくいのですね・・。早く良くなって山登りが再開できることをお祈りします。

怪我のないように自分の力に見合ったスピードで歩くようにします。ありがとうございました。
回答2013年09月16日 22:11 (2013年09月29日 10:29更新)
ご返答、ありがとうございます!

遅いことを気にされてるようですが、普通だと思います。
転ぶ事の恐怖感があるから、遅いと感じてしまってるのでしょうか?
遅い早いより、転ばないのが一番ですよ。

参考までに、自分が歩くときのスタンスですが…
・丹田を意識する。そうすると、重心が自然と下に行きます。
・飛び石をわたるように、リズム良く歩く
・大きなギャップを避けたコース取りをする
・大きなギャップを越えるときは、足掛かりを見つけて極力小股で歩く

こんな感じです。歩いているうちに、なんとなくこんな風になってました。

それよりも、下山は少なくとも午後2時から3時までには完了しているように心がけて下さい。ご自身も書かれているように、樹林帯は暗くなるのが早いです。これからの季節、日没は釣瓶落としのように早いです。
山中でなんらかのアクシデントがあったら、下山前に日没を向かえてしまうでしょう。

早めの出発と早めの下山を心がけて、たくさん山を楽しんでください。どこかの山でお会いしましょう(*^^*)!

☆追加☆
天神尾根のような所では、ストックは逆に邪魔になるのでは?最近特に、岩場でもストックをつく人がいて、それがもとで転倒している人も。
濡れた岩や泥のあるところでこそ、重心を下にやって(いわゆるへっぴり腰はNG)、リズムよく歩くと楽に歩けるように思います。
あと、アンチストック派と書きましたが、2本の足で歩くのが主体で、ストックはあくまでも補助と思ってます。これはあくまで私個人の考え方ですので、忘れてくださいな~。
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ご返答ありがとうございました。

matsukoさんが歩く時に心がけていらっしゃるスタンスのうち1番と2番は意識していませんでした。次回、少し気をつけてみます。

もしかすると、下りは登山の最後の方にくるので膝などに負担がかかるのかもしれないと思いました。無理のない範囲で続けて体力をつけるようにします。

ご助言、2度もありがとうございました。
回答2013年09月16日 22:05 (2013年09月29日 10:29更新)
どこを歩くのかも大事になるかと思います。足元が安定している場所を選んで歩くとタイムロスが少なくなるのかなと思います。
回答2013年09月16日 18:12 (2013年09月29日 10:29更新)
下りで、滑るのが怖いのはみんな同じですが、うまく下れる人は、滑る所に足を長い時間置かないようにします。河原で飛び石伝いに渡るイメージで足を置く位置を決めながら下って行きます。あと、怖がっていると体が後傾になっていることが多く、さらに滑りやすくなります。意識的に姿勢を前へ傾け、重心を低くすることでより地面に視線が近づき、高度感が少しなくなります。
お礼 
araigengaさん、はじめまして。へっぴり腰にならないように気をつけていますが、第三者からみると姿勢にも課題があるかもしれません。次回、気をつけてみます。

滑るところに足を長い時間おかなければ確かに早く下れますね。次の一歩をどこに出すかで迷っているというよりは、自分の場合は全体に動きが遅いのが原因のようです。どうしたらテンポ良くできるのか、毎回の登山の課題として練習してみます。
回答2013年09月16日 17:02 (2013年09月29日 10:29更新)
はじめましてhodgkin712さん。
登りは心肺機能、下りは筋持久力だと思いますよ。
私は今年の初めに網膜剥離の手術をしてから長いこと運動制限を受けたために、筋力の低下を実感しました。
それまでは下りになれば一気に降りられるとのんびり歩いておりましたが、ブランク後の初山行では膝がガクガクになって身体が思うように動かせず、本当にビックリしました。現在は筋持久系のトレーニングを入念に行っています。
月2回のペースで登るだけの登山時間が取れるのでしたら、山行を積めば自然と筋持久力もついて下りも速くなると思いますが、私は母親の認知症が目立ってきたため、思うように山に行かれず、日頃のトレーニングに頼らざるを得ません。
登りは人並みに歩けるとのことですが、登りで無理はしていませんか、登りで心拍数が上がり過ぎると、有酸素運動ではなく無酸素運動になってしまいますので、無酸素運動に伴うグリコーゲンの代謝時に発生する乳酸という疲労物質が筋肉内に蓄積され、それが下山時の足かせになってしまっているのかもしれません。思い当たるようでしたら、息が切れない程度に登りをセーブするのも有効かも知れません。
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お礼 
ootonocyanさん、はじめまして。
網膜剥離の手術、大変だったでしょうね。無事に山登りに復帰できたようで、良かったです。私も入院して1週間のベッド上安静を経験した際に、安静後の筋力低下に驚いたことがあります。

下りは筋持久力が必要なのですね。たしかにゆっくり下りるので太ももに負荷がかかるように思います。登りはふだんはゆっくり歩いていますが、昨日はハーハー良いながらスピードアップして歩いていました。急登でスピードを落とさないで平地で歩きながら休んでいました。出発の遅れを取り戻すためと、たまには追い込んだ方が体力がついて次回の登山につなげられるかなと思いまして・・。

乳酸については、昨日、石井スポーツで乳酸がたまらないようにする粉末(水に溶かすもの)を店員さんにオススメされて購入したところです。筋肉痛になりにくくなると聞きました。次回の山行で試してみようと思います。

ご助言ありがとうございました。いろいろ試してみようと思います。
回答2013年09月16日 15:26 (2013年09月29日 10:29更新)
はじめまして。

まずは、自分の歩行スピードを加味して計画をたてるように心がけたほうが良いかと思います。日没との勝負は、リスクが高すぎます。
自分を知ることは大事です。
(ワタシも、自分を知ろうと模索中です…。)

下りのスピードについてですが、以前に先輩から『登りは心肺能力、下りは経験』とききました。
瞬時に足の置き場がわかれば、スピードは乗りますよ。
ちなみにアンチストック派です。

レコを拝見しましたが、詳細なコースタイムがわからなかったので、どういう所が苦手でスピードが乗らないのか、把握できませんでした。
もう少し、詳細に教えて頂けると嬉しいです。
お礼 
はじめまして。回答ありがとうございます。「登りは心肺能力、下りは経験」なのですね。初めて知りました。アンチストック派とのことですが、ストックがあると手で岩をつかめないからでしょうか?岩場のたびにストックをしまうのは面倒だと個人的に感じています。

下りで苦手なのは、濡れた岩や石と土(泥)が混じったような滑りやすいところです(例:谷川岳の天神尾根ルート)。段差が大きいとさらに時間がかかります。こういう路面は登りでも苦手です。

昨日登った平標山(新潟県)も下りに時間がかかりました。平標山の山頂(14:30)→平標山の家(15:05〜15:10頃)→登山道入口・林道の始まり(16:00)→駐車場(16:50)でした。

体力はまだ残っていたので技術面のような気がします。最後の林道部分は早く戻りたかったので、自分としてはかなり頑張ってのコースタイムです。林道の最後はまた登山道になるのですが、樹林帯では17時ころになるとけっこう暗くなってきて焦りました。下山中、山の中で人をみかけなかったですし。

前回、谷川岳を登っている時に、スピードを出して下りている人が目の前で転倒してかなり痛がっているのを見て「下りはゆっくり下りないと怖いな」と思うようになりました。
怪我をしたくないので安全第一ですが、毎回下りで人に抜かれてばかりいるともう少し早く歩けるようになりたいと感じました。