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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:装備

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登山靴について
質問2013年11月19日 21:18 (2014年01月05日 17:10更新)
今までローカットシューズで山に登ってきました。一月に北横岳へアイゼン購入して行くつもりなのですが、

靴によってアイゼンがつけられないと聞きましたが、
それはハイカットでないといけないのでしょうか?

靴もしくはアイゼンに詳しい方
宜しくお願い致します。
回答2014年01月01日 13:01
はじめまして!!

私もアイゼンを買おうかと思って大手ショップの店員さんに相談しました。
その時の私は地元の店で買ったキャラバンのGK69という靴を履いていったのですが、店員さんからは「これだとソールがやわらかすぎて6本爪までしかつけられない。それ以上だと行動中にズレたり外れてしまう」と言われました。理由は、「アイゼンが途中でズレるというのは生死に関わる問題だから」です。

これは偏見かもしれませんが、ローカルなショップだと「大丈夫、大丈夫。」と色々薦めてくれる感じで、大手ショップだとまるで冬のアルプスを想定してるかの様に慎重な意見を出すと思います。
回答2013年11月25日 20:47 (2013年11月25日 20:58更新)
楽しみですね。
アイゼンは横においておいて、先ずはハイカットでないと、雪が入ってきてしまいますよ。それから靴の保温性は高ければ、値段も高くなります。スパンティークなんか、10万越えます。行動時間とご自身の耐寒具合を考えて購入なさるのがいいと思います。北横岳ならそれほど行動時間も長くないので、合成素材の冬靴で良いとは思いますが、あくまで僕の場合です。

揃えるべきは
登山靴(厳冬期仕様でなくでもいいでしょうが、一応冬なので冬靴の合成素材を使ったものが、価格を抑えて販売されてます。)
スパッツ・ゲイター(靴とズボンの間から雪が入ってこないようになります。この時点でハイカットでないと意味がないです)

モデルを選ばなければ、アイゼンはどんな靴でも付けられます。ただし、底が柔らかい3シーズンの靴など、厳冬期の底の硬いシューズでない場合は、アイゼンのジョイントが折れてしまうので、フレキシブルジョイントに替えてもらいましょう。必ず履く靴を持っていって調節してもらってください。グラグラすると、歩きにくくて危険ですし、アイゼン歩きが嫌いになってしまいますよ。

他の方が書いてくださってる通り、アイゼンだけが雪山の歩行を助けてくれる道具でないので、今後の使用頻度を考えて揃えていくのがいいと思います。アイゼンだったら12本からだと思います。歩きなれない人ほどしっかりした道具で技術を補ったほうがいいです。

良い靴に巡り会いますように。
回答2013年11月20日 07:27
はじめまして。

1月の北横岳ですか。
結論を言えば、防水防寒の効いたハイカットの登山靴が必要でしょう。

北八ツは雪山歩行の難易度としてはそれほど高くはないと思いますが、それなりに積雪はあり寒さは一級品です。

雪の状況次第でアイゼンは使用しないかもしれませんが、もちろんお守りに持って行かなくてはならないでしょう。
ワカンやスノーシューなども必要な場合があります。

足首が雪に埋まるような積雪では、いくらスパッツをつけたとしても靴の中に雪が侵入してしまい、靴下が濡れ足は凍傷になってしまいます。
靴下を濡らさないと言うことは冬はとても重要なことです。

また、雪の坂道は冬靴の重さ、底の固さ、ソールのエッジ(爪先、かかと、内側、外側の角)を利用して滑らないようにキックステップで歩くものです。(つぼ足時)
この点でもローカットでその条件を満たせる靴は見たことがありません。

アイゼンを装着したらしたで、つぼ足歩行とは違ったアイゼン歩行の技術が必要となります。

私などは、晩秋にちょっと雪があるときや沢の雪渓などではフニャフニャでローカットの沢靴に無理矢理しなるタイプのベルト式アイゼンを付けて歩くことがありますが(ネオプレーンのソックスは履いているし、アイゼンには外れないように自分でちょっと手を加えていますが。)、これはあくまでもリスクを理解したうえで、状況判断して、無理矢理ごまかして使っているだけです。

厳冬期の北八ツ程度であれば、グレードの高い高価な冬靴までは要らないとしても、さすがにローカットは無理かと思われます。
アイゼン云々以前の問題かな。
靴下や手袋その他は大丈夫ですか?

靴の話とはそれますが、視界が悪いとルートを見失う危険もあります。

常に最悪を想定した装備が必要です。
たとえ日帰りでも、どうか最低限一人で一泊できる装備をお持ち下さい。


是非とも靴だけでなく、冬山のリスクや装備についてネットや本、経験者に話を聞くなど事前にご自身で色々調べてみることをお勧めします。
回答2013年11月19日 23:03
アイゼンの種類には、10本爪、12本爪の他に、登山靴への装着方法として、ワンタッチ、セミワンタッチ、ベルト式などがあります。
この中で、ワンタッチとセミワンタッチは、登山靴の「コバ」に引っかけるように装着するので、登山靴にコバがないと装着できません。
冬用の登山靴は、ほとんどアイゼンの装着を前提に作られていますので、コバがあります。
コバは登山靴の前後に附けられた溝のようなモノです。

冬用の靴はほとんどがハイカットで、まずコバはあると思います。
ローカットにアイゼンを装着する場合は、ベルト式を選択すれば、問題なく装着できます。
しかし、北八ッでも深い雪はありますので雪の侵入などを防ぐ意味でも、ハイカット+スパッツがお薦めです。