↓ここのショップのビーコン解説は特徴が分かりやすいと思います。
http://www.largo99.com/store/backcountry/avalanche/beacon.html

私は、マムートのPULSE Barryvoxです。
長所→操作が分かりやすい、音で距離がわかる、操作しやすい
短所→他機種の周波数ずれを数値では測れない、液晶なので、低温下で画面が真っ黒になる恐れがある

他の方のを見て、優れていると感じたのは、PIEPS DSPです。

また、BCA TRACKER2は、いぶし銀の渋さがあります（個人の感想ですが）。低温に強いLED発光ダイオード表示です。

コストパフォーマンスが良く、リーダー格として行くのでなければ、PIEPS DSP TOUR か MAMMUT ELEMENT Barryvox が手ごろで性能も優れているかもしれません。アナログモードがないので、探索距離が短い、などがあるようです。

未だに2軸のBCA TRACKERで頑張っていて、でも3軸を持っている人よりも早く目標に到達できる人もいます。ビーコンを手に入れたら、何度も訓練して操作に習熟することで、その人のベストチョイス機種になると思います。

ビーコン訓練での覚書です。各機種の感想もあります。参考になれば…↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-265804.html

※海外通販で購入する場合、日本に代理店がある場合はネットでのファームウェアのバージョンアップができないものもあります。注意してください。

単独行動で他人が雪崩にあっても救助しないというのが前提であればｼﾝｸﾞﾙｱﾝﾃﾅの安価な機種で十分ですが、、、

個人的にはVarryVox使っていまして、実際に救助（捜索）活動で使ったことはありません

初心者でも広場で1〜2回練習すれば5年位前の古いﾄﾘﾌﾟﾙｱﾝﾃﾅ機種を持つﾌﾟﾛｶﾞｲﾄﾞより早く電波誘導法→直角捜索法へ移行できます。古い機種ですと5〜6歩歩いて一旦立ち止まって電波方向の確認というのを繰り返しますが、VarryVoxですと立ち止まらず（早歩きできるくらい）に誘導してくれます。それだけ操作性と演算処理速度が高まっているためです。

あと、複数人雪崩埋没時に複数人捜索＋マスク機能があった方が簡単に捜索できます。マスク機能があると遭難救出者のビーコンを送信→受信に切り替える必要がないため、他機種の操作方法を覚える必要がありません
ただ、パーティ（救助側）の中でマスク機能のないビーコン所持者がいると結局救出者ビーコンの操作が必要になります

それと捜索範囲が広い場合、複数人が一定距離間隔で横並びになって捜索しますが、その場合ある程度歩調を合わせる必要があるため結果的にビーコンの処理速度が遅い人の移動速度で捜索することになり高速処理機能を発揮できないこともありえます。

高価なものですし、パーティで機種を揃えるのはとても難しいことですが、機能はある程度揃えた方がいいと思います

ビーコンの役割は後存知だと思いますが…
ビーコンは単独では使えません。同行する仲間同士でイザというときの頼みの綱となります。
そうでなければ雪崩に埋まった遺体を早く発見するための道具に過ぎなくなります。

それをご理解のうえで申しますと同行者と同一機種であることが大事です。操作の共通性や感度の強さなど使い勝手の部分が重要だからです。
どの機種が良いか一長一短だと思いますが私の仲間はMAMMUT ELEMENT Barryvoxで統一しています。

それと毎年ビーコンを使った操作訓練を行っています。
安い買い物では無いので訓練は欠かせません。