トレランシューズのソールには小さな凹凸があり、雪上のトラクションだけで言えば登山靴より上です。
雪があっても、しっかりしたトレースがあれば歩行能力的には問題無いでしょう。
しかし、ロード重視のシューズはフラットなソールが多く、登山靴と同レベルに滑りやすいでしょうね。

最近はトレランシューズ用のショートスパッツもあり、多少の踏み抜きなら全く問題ありません。

但し、防寒対策はしっかりと。
靴がゴアならな靴下を濡らすことも無いと思いますが、もしゴアでなかったら換えの靴下は必要でしょうね。
私はゴア靴に厚手のウールの靴下を履いています。
靴下ドライ条件で、マイナス5℃*4h程度であれば全然問題なかったです。
一応靴用のカイロも持っていますが、使ったことはありません。
しかし−10℃以下が予想される場合、私ならトレランシューズは履きません。

アイゼンは、靴の剛性が低く、強固には装着できませんので、もちろん前歯が必要なルートでは論外です。
軽アイゼンも装着テストをお勧めします。

私はモントレイルATプラスGTXにグリベルのスパイダーというスパイクを合わせています。
スパイクであれば走れます。
ツルツルの氷にも強いのでお勧めです。（凍結部分は当然歩き）
「軽アイゼン要」の場合殆どは雪というより、融雪後の凍結ではないでしょうか。
スパイクは軟雪には弱いですがキックステップ併用でなんとかなります。
6本歯も試しましたが、締め付けるとちょっと長時間は厳しそうですね。