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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:カラダ管理

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上高地からアクセスできるお勧めの残雪登山。
質問2014年05月14日 19:34 (2014年05月20日 17:15更新)
今、上高地の宿泊施設で働いていて、休みの日は、体を鍛えるのと、いい景色をみたいので、
山に登りたいのですけど、山小屋を目指して登りますけど、
日帰りという条件で、
自分のレベルで来週からアクセスできるいいコースあれば教えてください。

昨日、明神館から徳本峠小屋まで、2時間で登れました。
詳細は、データーに書いてある通りです。道具は、軽アイゼンです。
来週、岳沢小屋か槍沢小屋まで行きたいのですけど、難易度・危険度的にどうでしょうか?
月末、ひょうたん池・カラサワ小屋か、西穂山荘まで、行きたいのですけど、難しいのでしょうか?
来月、焼岳・蝶が岳・霞岳 7〜8月、前・奥穂高・槍ヶ岳を日帰り目指したいです。
その他、お勧めのコースと、やはり、10本アイゼンとか買わないとダメなのでしょうか?
できればお金はあまりかけれないのですけど、最低限の装備を教えてください。
体力をつけるいいトレーニング方法を教えてください。
回答2014年05月18日 15:55 (2014年05月20日 17:15更新)
takeshi111さん、はじめまして。

大昔のことですが、私も上高地で1シーズン働いたことがあります。
6月に入って11月の撤収まで働きましたが、滞在中に私が出かけたのは、
・西穂高岳往復(7月上旬の「梅雨の中休み」で晴天が続いた時)
・涸沢往復(9月上旬と紅葉シーズンの前)
・蝶ヶ岳(横尾〜頂上〜徳沢、紅葉が終わって山が本格的な積雪になる前)
だったと記憶しています。
従業員仲間には、二日休んで槍ヶ岳や穂高岳縦走を楽しんだ人もいましたが、
私は下にヤボ用があったりして、基本的に山は日帰りでした。

例えば涸沢往復でも、上高地から日帰りすると、結構歩きでがあります。
6月中の残雪や雪融け増水がある間は、やめておく方が無難かと思います。
また、梅雨明け〜8月下旬は繁忙期で、山に登る休みが取れるかどうか、
微妙なのでは?と思いますが・・・。
とくに槍穂高は(他の山もそうですが)、ある一線を越えると
体力だけあっても厳しいので、ご自身の経験や技術も客観的に見た上で、
無理の無い登山をしていただければ。

トレーニングですが、
私は、山登りに行く日が少なかった分、
穂高がよく見える日は、休憩中に上高地を歩き回ってました。
休憩時間(季節によって1〜4時間)と径路の状況次第でルートを選び、
田代池で大休止して、早歩きで戻る・・・の繰り返し。
あとは、岩登りの心得のある従業員仲間と「裏山探検」で見つけた
小さな岩場で岩トレしたりと、トレーニングというより遊びでしたね。

体力をつけるには坂道を登って降りるのが手っ取り早いと思いますので、
明神なら、徳本峠登山道を休憩時間内で行けるところまで往復し、
少しずつ距離を伸ばしていくのはどうでしょうか。
歩く度に季節の移ろいを感じて、意外に飽きないと思いますよ。

それと、蛇足になりますが、
当時おかみさんから、六百山、明神岳(ひょうたん池も含む)、
霞沢岳(登山道が今ほど整備されてなかった)への登山を禁止されました。
とくに六百山は、「もし登ったら辞めてもらうよ」とまで言われました。
どこぞの従業員が遭難事故を起こして大変だったと言ってました。
念のため。

以上、昔話を長々としてすみません。
お礼 
ありがとうございます。徳本峠とか岳沢小屋がいい練習場所になりそうなので、
それで練習してみます。今日朝、ひょうたん池に向かうの2000mまで行きましたけど、
小さな石がごろごろしていて、すごい落としてしまったので、自分のレベルだとあそこも危ないのかなぁと思います。既存のコースで安全に登山を楽しみます。
回答2014年05月16日 18:36 (2014年05月16日 20:05更新)
厳しい言い方ですが聞かなければわからない経験と知識ですとオススメできるところはありません。
おそらく、近隣の小屋番さんや宿泊施設の登山に明るい人に聞いても同じような答えが返ってくると思います。

岳沢小屋へは天候が良ければいいのですが視界が悪くなると迷う可能性がある場所があります。
槍沢小屋あたりであれば大分わかりやすいので行けなくもないでしょう。ただ上高地からですと往復で20km以上あります。

7,8月の日帰りも体力と経験があるものなら可能であるレベルです。明神館から徳本峠小屋まで、2時間の体力と歩行速度であれば槍1泊、奥穂1泊、奥穂・前穂1泊or2泊以上でプランを組むべきかと。

体力トレーニングとしては10kgぐらいの荷を担いで横尾や涸沢を往復。雪が解けたら岳沢小屋往復などがよいのではないでしょうか。
装備としては涸沢、岳沢、槍沢より上へあがるのならば10本爪以上のアイゼン、ピッケルを準備すべきです。北アルプスはまだまだ雪山です。
お礼 
ありがとうごさいます。どこの山も楽勝ではないので、気を引き締めて、ダメなら途中であきらめて自分の体力と経験にあった登山をします。