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バリエーションでの地図(紙)の縮尺
質問2014年06月05日 07:08 (2014年06月07日 08:47更新)
バリエーションルートを歩く場合の持参する紙地図の尺度の質問です。
以前から、疑問だったのでこの際質問。

普通、「読図」と言うと国土地理院の25000分の1の地図が使われますね。
出版されている本や、ネット上で「読図」を説明されているサイトなども皆これです。
ベースとして広く普及して、どこでも買える ということで使うのだと思います。

実際、歩いている方 この尺度でそのまま使われているのでしょうか?
虫眼鏡もセットで使っている?
特に電子地図から印刷して使っている方、、、。

これだと250m/1cm ですね、ヤブ山で250m は結構な距離です。
50m−100m単位で方向や等高線確認が必要な場面も多いような?
100mだと4mmになってしまいます、、、、

山中、立って手に持った地図から4mm以下の場所の状態を見るなど、非常に困難です、、、、(老眼もあるのは個人的問題ですけど、、、汗)

私は150m=1cm程度に拡大して持参しています(電子地図ポータルでもう一段拡大するとこの尺度になるので中途半端なこのサイズを使っています)
あくまで「拡大」なので 地図の精度が上がっているのではないですが、見るのは全然楽です。 コンパスのプレートの目盛もこれに変えています。
持参する紙地図が3-5枚程度にチョット増えるのが手間ですが、、、。

あくまで 「慣れ」の問題なのでしょうか?(まったく問題なく 読図できている?)
「慣れ」だけなら 矯正しようかとも思っています。 
25000のままで使った方が良いケースなどもあれば教えてください。
回答2014年06月06日 20:56 (2014年06月07日 08:47更新)
DIYさん、はじめまして。

私は、ルート全体の1/25000図を用意し、バリエーションルートの部分だけ1/12500図を用意してから山に行くようにしています。

私は、かろうじて30代ですが、既に1/25000図の細かさが辛くなってきてます。
1/12500だと、目が疲れることもないですし、細かい地形も確認できるので、ルートに不安がある箇所については、拡大して持っていっています。

やはり、1/25000図に慣れているので、ちょうど倍の1/12500図を持っていけると、距離の換算などが簡単で便利だと思います。

どうやって1/12500図を用意しているか、ですが、自分で作ったアプリで印刷しています。ちょうど、今日、ヤマレコに紹介させてもらったところです。

http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=735

なお、地形図の印刷はコンビニがおすすめです。高級なレーザープリンタでの印刷が、10円でできます。

上記のアプリは、Macでしか使えないので、DIYさんのお役には立てないかもしれません。
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お礼 
MACなので私には使えませんが、良さそうですね。
何とか12500の縮尺で印刷できるwin用を探してみます。
(今使っているのは正確に見たら、13500分の1でした、、、なんと中途半端な、、、
この上にすると7000分の1でした、、、泣)

レーザープリンタ 維持費で諦めそうでしたが、コンビニの印刷は非常にいいですね。
そういえば、そういうサービスがありましたね!
一度やってみたいと思います、それにA3でも行けそうですし、、、(私のインクジェットはA4まで、、)

貴重な情報 助かりました!
回答2014年06月06日 14:39 (2014年06月07日 08:47更新)
バリエーション云々とは話がそれますが、自分の場合25000地形図や「山と高原地図」をスキャナーで取り込み、耐水紙にカラーレーザープリンタでA5サイズに印刷して持つようにしました。
地図(原図)を山で出したりしまったりすると、汚れたり、折り目が痛む&風のある日はバタついて読みにくいためです。
ちなみに、紙は耐水紙を使っているので、丈夫かつ袋に入れなくても(水にぬれても)OKなので便利です。
耐水紙ですが、樹脂性のものと、紙に薬剤で耐水性を持たせたものがありますが、前者は使いにくいので、後者がお勧めです。
あと、アマゾン等で探してみると一発ですが、カラーレーザープリンタも今や1万円台から売られています。インクジェットプリンタのインクカートリッジを何回か買う金額で買えたりします。
では。
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お礼 
耐久性を上げるために印刷しなおしている人も居るのですね?!

私の場合、同じ場所(地図上の近隣含めて)を歩くことは、ほとんど無いので、同じ地図を何度も使うことはありません、殆ど1回使い切りです。(2-3回は 2度使ったことありますが)

レーザープリンタも検討してみましたが、購入は安い(インクジェットとほとんど変わらない)のですが、維持費が非常に高く、リサイクルトナーであっても4色買ったらプリンタが十分買えてしまうほどです。
新品のトナー買ったら、夏山1シーズンを犠牲にしそうです、、、

情報は参考にさせていただきます、ありがとうございました。
回答2014年06月06日 00:02 (2014年06月07日 08:47更新)
バリエーションルートですね!地図は等は重要ですが、そこに現れない地形があるとこはご存知だと思います。
剱岳の北方領線など地図では無理で、ガイドか経験者を伴わないと、命に係わるコースだとは言われています。縮尺だけではない事が多いので、きおつけて山行を楽しんでください!
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お礼 
ありがとうございます。
回答2014年06月05日 20:20 (2014年06月07日 08:47更新)
こんにちは

私の場合、国土地理院の25000分の1地形図の『紙』のものと、市販の登山地図(エアリア等)を併用しています。
行動の参照用としては地理院地図で、エアリア地図は山域の全貌を見たい時や、分岐の目印(お地蔵がある、等)、山小屋やタクシーの連絡先、水場などの情報源として活用しています。
拡大コピーした地図を持ち歩くことはありますが、あくまで記録用として書き込むためであり、行動用としては地理院25000分の1を使っています。

私も老眼気味なので地理院2.5万分の1は読図が少々辛いです。
確かにパソコンでダウンロードしてプリントアウトすると、もっと縮尺の小さい読みやすい地図が手に入りますが、(拙宅の機種が良くないのかも知れませんが)パソコンからプリンタで出力すると、縮尺や縦横比、等高線の曲がり具合などが微妙にズレることがあるのです。
例えばカシミールというソフトを使って拙宅のPCとプリンタで、縮尺12500分の1にして出力した地図に、12500分の1を測定するための縮尺スケールを当ててみると、微妙に合わないんです。
距離尺を一緒に印字しておけば、それにデバイダーをあてれば距離測定は可能ですが、しかしマップケースやコンパスに印刷されている縮尺スケール目盛と合わなくなるので、行動中にサッと見るには少々不便が伴います。
そんな事情もあって、地理院地図は特に、販売所で買った紙のもの現物をそのまま使うことにしています。
老眼対策としては、虫メガネや老眼鏡(山では壊しても惜しくない100均メガネを使用)を携行しています(^^;)。
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お礼 
pipiy さんへ

なるほど、、、地理院の紙地図25000分の1をそのまま使用ですか?!
虫眼鏡で見れば結局同じですからね、、、。

そうですか?! 尺度が微妙に違いますか、、、気が付きませんでした。
今まで何年もやっていて、気が付かない、、、その程度の精度ということです、、、笑

25000地図と重ねて確認してみます、いい情報いただきました。

ありがとうございました。
回答2014年06月05日 09:28 (2014年06月07日 08:47更新)
DIYさん、こんにちは。
私もbunacoさんと同じで、PCソフトを使って「12500分の1」にしてから印刷して持ち歩いています。
老眼が現れだし、この縮尺に慣れたらやめられません(^^ゞ
私の場合は、その縮尺の裏に「25000分の1」の縮尺も印刷し、広範囲で確認する時に使っています。
山行の範囲で地図の枚数は確かに増えますが、休憩の時などで交換しています。
老眼で見えにくい地図を見るわずらわしさに比べると、そのくらいの手間は全く気になっていません(笑)

地図の印刷はこのためだけに買ったレーザープリンターで出力して、テープ付のOPP袋に入れています。
テープ付のOPP袋であれば多少の濡れには耐えられますが、沢登りなどで水没したり、
冬に強烈な吹雪に遭うといくらか水分が入り込み、インクジェット印刷だとにじんで使い物にならなくなります。
レーザープリンターを買う前は、袋のテープで密着出来ない部分をセロテープでふさいだりしていましたが、
レーザープリンターで印刷した物は濡れてもにじむことがなく、セロテープでの補強もいらないため、
OPP袋に適度な空気の流通が保たれ、水分が入ったとしても、そのうち乾いて復活してくれています。
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shun-sさんへ

やはり倍の12500分の1ですか?!
それって、倍率の設定ができる物ですか?
地図プリや地理院の「電子国土ポータル」だと倍率設定ではないのですが、私の使っているのが、良くない、、、のか私が知らないだけ、、?(チョット調べてみます)

更にレーザープリンタですか?!
そうなんです、、インクジェットなので 滲むんです、、、泣
維持費はノーブランドインクを使っている関係上 安いですが、、、。
滲むと、拡大していても等高線が皆くっついて意味が、、、笑
私もレーザー検討したいと思います。

貴重な情報 ありがとうございました。
回答2014年06月05日 08:30 (2014年06月07日 08:47更新)
こんにちは!

私も数年前までは2万5千図はそのままの状態で読むことが出来ました。
5万だと大ざっぱすぎて地形が掴めませんし、あまりに詳細だと全体の地形が把握しずらくなります。

周囲には老眼鏡を使ったり拡大印刷した地形図を使う仲間もいて、「年寄りぃ〜」なんてからかったものです(^^;)

ところが今の私と言えば完全にその年寄りになってしまい、2万5千そのままの状態では見えやしません。

現在私の場合は、PCでカシミールの無料体験版を使いプリントアウトしていますが、印刷の設定時に縮尺を「12500倍」に設定しています。
約2倍の尺度です。
更に百均の老眼鏡をザックに忍ばせています(^^;)

紙の枚数は増えますが、連泊の場合などは肌身離さず持つ部分はその時に見たい2,3枚をジップロックに入れて胸の中へ、あとはザックの天蓋にしまったりしてます。地図には赤鉛筆で順番にナンバリングして次にどれを見たら良いかすぐにわかるようにしています。

これで地形が12500倍に詳細にわかるわけではなく、単に印刷の縮尺が拡大されているだけですので、地形図の精度は2万5千のままですが。

ところがこれが意外と見やすくて、例えば沢の源頭部のように真っ黒に等高線が混み合っているようなところですと、微妙な線の凹みがわかったりしてかなり重宝しています。
目の良い若い人からも「わかりやすいっすね〜!」と言われますよ!

毎回この地形図を眺めているので、今はすっかりこのスケール感に慣れました。
慣れれば非常に読みやすいです。

2万5千だと等高線は10mおきになるわけですが、当然ながら9m99センチ9ミリ(^^;)の段差があっても等高線内に吸収されてしまい表示されません。

実際には10m弱の崖の上に背の高いブッシュが繁茂して17mとかになっても、積雪により20m以上の段差になったとしても地形図からは読み取ることはできません。

小さな沢は表現されませんので、小さな枝沢には惑わされることも多いです。
高層湿原を有するような山の毛細血管のように広がる沢の源頭部なども地形図からはわかりませんし、ましてやブッシュの濃さやスラブの岩質などはそもそも地形図の役目でもなく(^^;)

こういう場合の現在地のピンポイントでの特定には非常に神経をつかい5mおきに確認したり偵察に行ったりと悩みますが、何度も何度も様々な山を経験して、山のパターンや性格を掴んだり勘を養ったり、想像力を働かせて地形のクセを読むことが必要だと思います。

もちろん実際に行ってみなければわかりませんが、地形図からだけでも現地の様子がある程度はあらかじめ想像できたりすることもあります。

2万5千そのままの地形図を昔ながらに折りたたんだものは、ルートをミスったときなどに必要になる場合があります。

例えば、連泊の沢の遡下降などで下降の沢をミスった場合、大きな地形図が無いとそのまま下降してどこかにエスケープできるのか、あるいは戻った方が早いのか判断に困ることがあります。

パーティーに一つはあると良いかもしれません。

スマホのGPSは谷筋では使えなかったり、尾根でも正確でない場合があり使えない時がありました。
冬はタッチ画面だと手袋ですので困りますし、電池の問題も大きいです。
現在地と方向がわかっても、例えば目の前のギャップなどは表示されませんし、あくまでも補助としての使用が良いかなと思ってます。
10 ポイント! とても役に立った
お礼 
bunacoさんへ

詳しくありがとうございます。
やはり25000の倍程度の縮尺を使われているのですね。
12500倍という設定ができるのですか!いいですね、、、。
以前は、いくつかの尺度(3種)を持って行っていたのですが、見間違えたり、勘違いしたりして、今は原則1つで、それにプレートも含めて合わせています。

ただ、エスケープなど含めて、25000かその上の物も場合によって持参している状態です。
質問にも記載しましたが、本やサイトを見ると、25000ばかりなので、何か大きな見落としか不都合が内在しているのか?と以前から少しだけ不安でした。(困ったことは無いのですが)

安心しました、ありがとうございました。