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夏のアンダーウェア
質問2014年06月13日 23:27 (2014年06月21日 20:48更新)
登山初心者です、今まで、ほぼ普段着で山に登っていました。
もっぱら綿の下着(ノースリーブ)の上に長袖Yシャツ(ポリエステルか綿)でしたが、綿は良くないと聞きます。
モンベルのHPなどを見ても、アンダーウェアは半袖と長袖で夏には暑そうに思います。
襟とボタンのある、いわゆる山シャツ?が好みなのですが、夏にはこの下にどのようなアンダーウェアを着る、もしくは着ないのでしょうか。
また、長袖の上に半袖シャツの様なスタイルを良く見ますが、これは盛夏でもありでしょうか。この場合の長袖はどの様な物を着用するのでしょうか。
よろしくお願いします。
回答2014年06月18日 23:17 (2014年06月19日 22:09更新)
重ね着して2着を汗で濡らしてしまうのは、自殺行為と思います。荷物が多くなりますが、長袖を使い分けするのがベストです。但し、綿は重く、乾きにくい(一度濡れたら家に帰るまで乾かない)ので止めたほうがいいですよ。自分は、日焼けは気にしていませんが、痛くなり、下山後の温泉にも入れなくなるので、基本的にポリエステルの長袖、襟付きです。ただし、後ろにつばが付いている帽子であれば襟が無くても問題無いと思います。長袖で注意したいのは、最近流行りの体にフィットするタイプは汗で濡れている状態で山の冷たい風に当たると体の芯から冷えるので、体調によっては即時、風邪をひくリスクがあります。風が強い時や寒気が流れ込んでいる時は、シャツタイプがお勧めです。自分は通常は、フィットするジャージタイプを着用し、強風時は、パジャマ兼用のシャツタイプを着用します。ポリエステルでも乾燥するまで数時間要するので使い分けをご検討されてみてはいかがですか。
お礼 
回答ありがとうございます。
貴重なアドバイスに感謝です、大いに参考になります。
やはり綿の物ははやめようと思います。
夏には重ね着はせず、アンダーウェアは無しと言う事でしょうか。
回答2014年06月18日 03:16 (2014年06月18日 20:49更新)
わかりやすく言えば、重ね着をして体温の低下と温度調整を行わなければいけないのが山での常識です。
従って、衣類に汗がとどまる衣類は、適正ではないという事です。
アンダーウェ・ミドル等汗を吸収して拡散してくれるアンダーウェアは、確実に必要な装備になります。テンパクでも着替えずそのまま何日も稜線を歩くので、アンダーウェアの質は重要極まりない物になります。
また、速乾の衣類が必要です。Tシャツでは乾かないので、冷えがおきます。また、高所は紫外線がひどいです。肌を露出していれば日焼けになりますが、それが山行に対してマイナスになることもありますので、長袖がいいでしょう。怪我対策にもなりますし夜の冷えにも対応できます。暑ければ脱げばいいですから。

もし、山シャツ一枚でのぼったら、雨が降ったら体が冷えます。体の冷えは低体温症につながります。すなわち遭難から死亡という事につながります。

ですので、お金はかりますが、しっかりした衣類を用意されることをお勧めします。
お礼 
貴重なアドバイスありがとうございます。
勉強になります。
質問で返して申し訳ないのですが。
例えばモンベルのジオラインWT半袖(ノースリーブは無い)を下着としてその上に長袖山シャツを着用した場合、盛夏では暑くないかと心配しています。
モンベルのジオラインよりファイントラックのフラッドラッシュスキンメッシュ(こちらはノースリーブがある)のほうが軽いですが、それでも真夏のアンダーでは暑いという意見も聞きました。
また、ファイントラックのHPを見ると盛夏のモデルとして長袖Tシャツ(L2)一枚が紹介されています。
夏に山シャツを着ている方は、その下に何を着て(着ていない)のでしょうか。
そもそも、今時、山シャツスタイルは時代遅れなのでしょうか?
回答2014年06月14日 23:07 (2014年06月15日 20:59更新)
はじめまして。
私も最近山シャツ(半袖)を好んで着てますが、中に着るアンダーウェアは主に以下の2種類を使ってます。

ファイントラック フラッドラッシュスキンメッシュ(半袖)
http://www.finetrack.com/product/floodrush_skinmesh.html

パタゴニア キャプリーン1(長袖)
http://www.patagonia.com/jp/shop/mens-baselayer-capilene1?k=1D-6M-aE

高山(アルプス系など)にはキャプリーン、低山や暑そうな時はフラッドラッシュという感じです。
両方ともアンダーウェアの割にはいいお値段しますが、値段なりの快適性や機能はあると個人的には思います。
お礼 
回答ありがとうございます。
ファイントラックのは最近知りました。
キャプリーンは知りませんでした。
参考になります。
回答2014年06月14日 22:37 (2014年06月21日 20:48更新)
登山のウェアについて、私が知る範囲では下記サイトの記事が判りやすく参考になると思います。
http://www.tozan.org/dougu/wear.html

ウェアに関してはいろいろな意見や考え方があり、模範解答があるようなものではないと思いますが、私個人的には上記サイトの記事には一定の賛意を持っています。


(追記)
あくまで私の流儀ですが、大前提は「長袖」「アンダーは必ず化繊(汗を吸わない素材のもの)でボトムイン」「上着は裾をベルトの外に垂らすもの」の3点です。
この三つを尊重しながらコーディネート(…というほど洒落たものではありませんが)をしています。
尚、真夏でもシャツ1枚でなく必ず上着を着るのは、ポケットがなくなると不便なためと、防護性重視のためです。

例えば、夏前後の標高2000メートルまでの低山日帰りハイクの場合、ウェアは下記のようにしています。
〔日中のみ行動の場合〕
・化繊の長袖Tシャツをボトムイン着用+通気性生地の半袖ジャケット

〔早朝未明の出発等、日の出前または日没後の、気温低下時の行動が予想されるとき〕
・化繊の半袖Tシャツをボトムイン着用+長袖の山シャツ(気温に応じ袖まくりで調整)

…上記をベースに、着替えとして長袖Tシャツを防水パックして携行。また天候悪化などで防寒が必要になった場合は雨具を着ることで対処しています。
お礼 
回答ありがとうございます。
たいへん参考になります。
Tシャツのような物だと、じかに着るのは抵抗ないんですが、下までボタンのあるYシャツ形状だと、なんか抵抗あるんです、おかしいですかね。
中年太り体系だったので、体の線の出る物よりダボっと着れる山シャツを着る事が多かったです。
回答2014年06月14日 13:19 (2014年06月14日 22:49更新)
季節に応じたウェアリングは悩ましいですよね
アンダーウェアでお悩みのようですが、私が着用しているものをご紹介させて頂きます。
汗かきで雪山ハイキングでも汗をたくさんかくので、汗戻りの少ないアンダーウェア(ベースレイヤー)にしています

ファイン トラックのものが有名ですが、アンダーウェアとしては少々お高いので、類似商品であるこれを使っています
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107413
お値段も比較的廉価ですし、着用していない時と比較して明らかに汗冷えの感覚が少ないです
襟のある山シャツの下に着るのもよいのではないですかね

それから長袖の上に半袖Tシャツのスタイルですが、私は結構やってます
最近のスタイルとしては流行りではないと思いますが、ベースレイヤーの上に長袖Tシャツだけだと腹部を含めた体幹部分に冷えを感じることがあったので、上に半袖を着るスタイルになっています。これだと冷え対策になりますし、長袖なので腕を保護することも出来ると考えています

8月下旬に日帰りで八ヶ岳の天狗岳周回をした際にも、このスタイルでしたが、歩いていて汗が垂れるほどの大汗をかきました

余り参考にならないかもしれませんが・・・
その時のウェアリングは、まだベースレイヤーを購入する前でしたので、速乾性の長袖Tシャツの上に半袖の速乾Tシャツでした
お礼 
回答ありがとうございます。
大変参考になります。
長袖Tシャツ+半袖も良さそうなのですね、検討してみます。