6月21日(土)裏妙義の籠沢を上っている途中、御岳分岐手前二段の下の鎖の末端で、岩にザックがかかっていました。
ザックは30Lぐらいのグレゴリーで、重量も4〜5kgほどあり赤と黒の色彩でした。WSのタグが付いていたので女性の持ち物かと思います。状態は泥水まみれでした。帰りに回収して「国民宿舎・裏妙義」の職員に届けたところ、数日前に「丁須の頭の岩場の下のほう(籠沢側)に荷物の入ったザックが落ちていたが、自分のザックもあり、重いのでザックは回収せずに携帯などを持ち帰ってきた」方がいたとのことでした。ケイタイ等は回収された方が、安中警察署へ届けたとのことでした。私もザックは安中警察署に届けておきました。警察官が中を改めたところ、ヘッドランプやいろいろのものが入っており、これらのものの状態は数か月の時の経過を感じました。

私が3月4日に籠沢を上がった時には残雪もあり、ザックは確認できませんでした。去年の11月12日に丁須の頭に行った時に、「丁須の頭(基部だと思います)からザックを落とした人がいる」と聞いたような記憶があります。

もしかしたらこの時のザックかもしれません。当時落とされた方も探したのでしょうが、木の枝に引っかかったりして探しきれなかったものが、雪や雨風と共に発見場所の登山道に落ちたのかも知れません。