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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:山の情報

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富士山登山コース
質問2014年06月30日 21:58 (2014年07月03日 16:26更新)
今年のお盆休みに親子で富士山登山を計画中です。初心者のコースはどこが良いでしょうか、山頂で宿泊も思案中ですがお盆なので既に満室の所もあるみたいです、皆さんのご意見お待ちしています。
回答2014年07月02日 23:19 (2014年07月03日 16:26更新)
こんにちわ。
私も過去に何度も子供を連れて富士登山をしました。
また、私自身も子供の頃から富士登山をしてきました。

まずは体力強化しましょう。
富士山は山小屋が沢山あるし、体力的にとんでもなく厳しくはありませんが
普段登山をしない方が5時間、6時間と歩くのは大変な事ですから
色々な山で富士山練習を繰り返しやることで、富士登山当日は楽になります。

ここまでは体力面だけの話でした。

初心者は山小屋泊を推奨するのですが意外と落とし穴もあるのです。
富士山ほど高い山は日本にありません。
高山病の話です。

うちは息子が二人いますが、次男は毎回高山病にかかりました。
対策としていつも5合目で1時間以上の高度順応をしましたが
高山病が酷くなるのは、山小屋に滞在してからでした。

初期には8号5勺の御来光館で酷かったので、翌年は高度を下げて8合目に
宿泊しましたが、同じでした。

宿泊中は酷い高山病で山頂お鉢めぐりの間も酷く
8合目以下に下山して回復しました。
酷い高山病は下山するしかないのです。

高度に長く滞在する事。
就寝により呼吸が浅くなる事。
などから高山病が酷くなるようです。

個人差もありますし、体調にもよると思います。

初心者が富士登山のスケジューリングをする上で体力面の考慮は必要なので
小屋泊を前提となり、その他5合目での高度順応、ゆっくりペースでこまめな水分補給。
山小屋は8合目以下で泊まり、高山病の症状が出たら無理に寝ない。
腹式呼吸に心掛ける・・・などでしょうか。

あと、経験上、山頂ご来光は夜中に出発してからの渋滞が酷いため
”山小屋でご来光”をおススメします。景色はあまり変わりません。笑
達成感の問題はあるかも知れませんが・・。

夜中、0度に迫る中渋滞で体が止まった状態で過ごすのは寒いですよ。
ツアーの動きを見ていると8合目小屋出発が22時半と言ってました。
夏のご来光は4時50分くらいですからね。
長く見積もってるわけで渋滞を考慮した出発時間です。
それだけ山中止まった状態で過ごすのです。
夏でも富士山頂上は10度以下、下手すると氷点下に迫るわけです。

ご来光を目指す時間帯をやり過ごすと嘘のように空いていたりします。

以上ご参考まで
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お礼 
kuutarou様
こんにちは お返事ありがとうございます。
高山病は一番気になる所です、皆さんの体験談を参考にしてベストに近い登山が出来るように相談します。
貴重なご意見を賜わり ありがとうございました。 
回答2014年07月01日 23:16 (2014年07月03日 16:26更新)
初めまして。
昨年、うちも家族で富士山登りましたよ。ちなみに子供は高校2年生でした。
我が家のコースは、みなさんがおすすめしていない吉田コースです。いろいろなことを調べていたのですが、途中から面倒臭くなっちゃって(笑)バスツアーを使っちゃいました。結果、我が家はそれがベストだったと思います。どんな感じだったか、ご参考までにお話ししますね。
朝7時ころにバスの待ち合わせ場所に集合してお昼前に5合目に到着します。高度順応もかねて、お昼ご飯をたべ、1時頃だった出発です。グループの仲間は、シニアあり若者あり、ミドルエイジに子供連れありと、なんでもござれ状態でした。ガイドさんが一番体力のない人に合わせて歩いてくので、とーってもゆっくりペースです。そして沢山休憩をしてくれます。体力の有り余っている息子はちょっと辟易としていたようですが、体力のない私にとっては、大助かり。ガイドさんのそばにぴったりくっついて歩きました。登山道の渋滞も何気に休憩できてラッキーという感じでした(笑)とってもゆっくりだったおかげで、我が家は高山病にはかかりませんでした(うちの子供は以前木曽駒で高山病になりましたが)。山小屋は8合目です。仮眠をして翌日の2時頃から登り始めるのですが、正規ルートだとご来光に間に合わないとのガイドさんの判断で本8合目から頂上までは下山ルートを登りました。しかも山小屋で荷物預かっていてくれるので身軽に登れました。そのおかげで、結構楽チン出来ました。ガイドさんが登りながらいろいろな説明(山の登り方おり方から、富士山の歴史や自然まで)してくれて、それも面白かったですよ。山頂ではご来光を見てお鉢めぐりをして山小屋に戻って朝ごはん。そのあとは各自で下山です。下山が一番きつかった。単調だし砂埃で煙いし・・。お昼過ぎにバスにのり、温泉に立ち寄り6時くらいに解散場所に戻りました。登山経験の豊かな方には笑われてしまうかもしれませんが、我が家にとってはなかなか良かったです。特に旦那様。
いつもは、行も帰りも車を運転しなくてはならないところを、バスの中では熟睡できるし、温泉ではビールも飲めるし♪。相当ゆるーい初心者コースでした。ちなみにお盆の平日に行ったのですが、ツアーは4日前のぎりぎりに申し込みました。登山2週間前に、個人で山小屋を予約しようとしたのですが、満室でダメだったのに、ツアーだと直前でもOK。ツアーが抑えちゃってるんですね・・・ちょっと酷いなと思いました。天候が良かったことも手伝い、我が家にとってはとっても楽しい家族登山になりましたよ。
takajijiさんにとっても素敵な家族登山になるといいですね。
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お礼 
tomotto様
はじめまして お返事ありがとうございます。
バスツアーで登頂もあるんですね、調べてみたら現地集合(5合目)というコースもありました。
料金も思ったよりお手頃でしたが、お盆は満員でした。
詳細にバスツアーの利点を書いていただき、ありがとうございます。
私達も楽しい登山になるよう思案します。
貴重なご意見を賜わり ありがとうございました。
回答2014年07月01日 21:22 (2014年07月03日 16:26更新)
はじめまして。

須走と富士宮から日帰りで子供(小学生)と登ったことがありますが、初めてだったら富士宮が良いのではないでしょうか?

我が家は前日夜に駐車場に着くようにして、車で仮眠してから登るようにしています。それだけで、ある程度高度順応できるので、高山病にはなりませんでした。

須走口は長いですし、8合目から吉田口と合流し、お盆は特に混雑するでしょうね。須走の山頂からは日本最高峰剣ヶ峰(3776m)も遠いので、時間的、体力的に行くことができずにあきらめてがっかりした思い出があります。(でも、pipiyさんの仰るとおり下山は楽しいです)

というわけで、お勧めは富士宮口で、前日駐車場入りして車まで仮眠して、早朝からゆっくり登るのが良いのではないでしょうか?

とにもかくにも、気をつけていってらしてください!

ちなみに、明日須走口から登ってきます。
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お礼 
Hiroyans様 
こんにちは お返事ありがとうございます。
車中泊ですね私達の得意分野です!思案してみます。
ルートは富士宮に決まりそうですが膝の弱い嫁に帰りのルートを変更できないか検査機中です。
今日から山開きですね 明日の天気は良さそううですね行ってらっしゃい。
貴重なご意見を賜わりありがとうございました。
回答2014年07月01日 13:44 (2014年07月03日 16:26更新)
親子登山で初心者が富士山を登るなら、選択肢は1つです。
富士宮口から登るのが妥当です。

その理由は、富士宮口は山頂には最短ルートである事、また剣ヶ峰も最短です。
次に登りやすくルートがやや短いにも関わらず、混雑も少ないルートです。
なぜ・・・これは現地の関係者に昨年・確認した事ですが、
団体はすべて吉田ルートに集中します。また、知識がない初心者もこちらに
集中します。テレビで放送して大混雑と映像を流すのも吉田ルートです。

その理由は、吉田口は団体が宿泊する施設が麓に沢山ある事、
また、大型観光バスの受け入れ体制が整っている事が大きな理由で
団体やツアーは吉田ルートに集中します。

しかし、富士宮や須走は、登山口から宿泊施設まで距離があり宿泊施設も
御殿場など少ないのがデメリットなんです。

昨年は私も小学生の子供を登らせていますが、いろいろ調べて富士宮ルートで
正解でした。テレビの過剰な放送で、普段に富士山を登る登山者が避けている
ために、富士宮や須走ルートは前年より7割しか登山者が来てないで
タクシー関係は悲鳴を上げたと聞きます。

あと親子登山と書いてあり、山頂宿泊も考えていると書いてますが・・・・
ちっと危険なので、一言。
子供さんは、中学生以下か高校生以上か・・解りませんが、
12歳以下なら、山頂や9合目の上に泊めるのは危険なんです。
12歳以下の高山病発症率は50%以上で、高度を上げるごとに確率は高くなります。とくに3000メートルがボーダーラインです。
初日はやはり8合目までゆっくり登り、高度順化します。そして翌日に山頂を
目指し、下山がもっとも良い方法です。12以下は高山病のため登頂率は50%と学会で調査結果がでています。

私も昨年、子供を富士山に登らせてますが、剣ヶ峰まで当日登り、
9合目に宿泊予定で小屋に入りましたが、夜になり高山病を発症しました。
登るのが早い子なので山頂は当日行きましたが、小屋で高山病を発症して
重症だったために、夜でしたが、子供を連れて下山しました。
私は登山はベテランで、富士山は日帰りで10回程度は登ってるので
下山させる事ができましたが、普通の方は大変かと思います。
子供は高山病になる確立は5割ですから、慎重にご判断ください。
学会発表・・日経の記事です。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2005R_Q4A620C1CR0000/
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お礼 
carol様
こんにちは、お返事ありがとうございます。
上記の説明で何故吉田ルートが混雑するのか納得しました。
体験談も参考になりました、我が家の成人した娘が心配なので9合目より上の泊りは止めます。
日帰りで富士宮ルートを調べてみます。
貴重なご意見を賜わりありがとうございました。
回答2014年07月01日 13:00 (2014年07月03日 16:26更新)
私が富士山に登って特に嫌なことは、
・人の多さ、登山路の渋滞
・荒天
です。
出来るだけこれらを避けることをお勧めします。

さて、本題ですが、「富士山が初めての人」を富士山に連れて行く場合、
1) 富士宮ルートを登る
2) 奥宮にお参り
3) 山頂に行く(奥宮から火口を時計回り)
4) 体調や残り時間の都合をみて、余裕があればそのまま時計回りで一周
5) 御殿場ルートを降りて宝永山山頂へ行き、火口を見る。
6) 富士宮ルートの6合目に行き、往路通った道を下山する
というルートをよく使います。
理由は、
・下山時に渋滞を避けられる上、足/膝を痛め難い。(富士宮ルートは登り/下りが同じ登山路で、すれ違いが出来ない狭い所が多々あるので登山者が多い休日などは、下山時に登る人待ちの時間が結構生じます。小学生らしき団体とのすれ違いも2度経験しましたが30人位の団体が次々登ってくるとチョット閉口してしまいました。)
・多くの人が宝永火口に感動する。
からです。
但し、下山路が分岐しており、間違えると御殿場5合目に向かってしまうので要注意です。
日帰りの場合は、行動時間に余裕を作ったり、熱中症予防の目的で出来るだけ早い時刻(ベストは日の出前の少し明るくなり始めた頃)に登山開始する事をお勧めします。夜に登るのは景色が楽しめないとか、日中より危険を伴うので初回はお勧めしません。

山小屋利用の件ですが、熟睡すると呼吸回数が減り、標高が高い(=酸素の少ない)所ほど高山病になり易いので、弱い方は山頂に近い小屋は避ける方が良いと聞きます。

--- 7/1 20:50追記 ---
> 防寒対策も必要でしょうか。
実は6/30の日中に登ってきました。晴れ後曇り/最低気温7度/風一時やや強め(=富士山では普通?)でしたが、ほぼ休みなく動き回って寒さを少し我慢すれば、一番寒い時でも上半身は化繊の長袖Tシャツ1枚でなんとか過ごすことが出来ました。お盆の頃は更に暖かいはずで、寒さに強くて/天候が良くて/長時間停滞しなければ不要ですが(笑)、どうなるか分からないのでフリースジャケットを持参されることをお勧めします。もし、夜間に登ってご来光待ちをされる場合は「ダウンジャケット、冬用手袋、帽子、アルミ蒸着断熱防寒シート、座って待つ間におしりを冷やさない為の断熱銀マット、ツェルト(被って防寒)、熱湯入り断熱ボトル...」などの防寒用品も持参をお勧めします。
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お礼 
FTKK様
こんにちは ご意見ありがとうございます。
荒天は初心者には厳しいですね、カッパだけは持っていきますが防寒対策も必要でしょうか。
登山ルートは富士宮ルートを調べてみます、山小屋利用は検討します。 
貴重なご意見を賜わり ありがとうございました。
回答2014年06月30日 23:04 (2014年07月03日 16:26更新)
こんにちは
富士山のメジャーな登山道は一通り経験していますが、どれも一長一短ですね。

まずtakajiji様は、登山道の選定に於いて、何を重視(優先)されますか?
それによって(無論、主観によっても)お答えが変わってきます。
とりあえず私の主観でお答えいたします。

初心者で、且つ、お子様同行とのことですので、途中8合目あたりで一泊されるほうが無難だとは思いますが、山小屋での就寝というのは、慣れていない人、特にお子様にとっては難しい場合があります。
山小屋によっても多少環境は異なりますが、山小屋独特の臭気が漂う小屋内で、隣の人と方が触れ合うような距離で、他人の体臭が浸み込んだ布団を使って寝るだけでも、慣れていない人には大変ですが、それに加えて、ザックを開閉する音や咳の音すら迷惑になるほどの静寂さが必要です。
もし山小屋への宿泊を考えておられるのでしたら、まずはお子様がそのような「山小屋マナー」に適応できるよう、よく説明し、家で類似の環境を模して練習するなどの準備をしておいたほうが良いと思います。
また、山小屋の予約時には、お子様連れであることを必ず伝えて、アドバイスを仰ぎましょう

さて、登山コースですが、詳しく書いていると長くなってしまいますので、各コースの私見による特徴のみ掲げておきます。
もし、より詳しくお知りになりたいことがありましたら、ヤマレコの個人メッセージ機能でお便りを下されば、私にわかることでしたらお答えさせて頂きます。

(1)富士吉田口ルート
・とにかく人が多い。マイペースで歩くのが難しい。
・登山道の構造がイマイチ。五合目から一旦下っていたり、落石の不安を感じる場所もある。
・ルート上の山小屋等の登山者支援施設は充実している。ガイドさんも大勢いて、子連れに対応してくれるガイドさんももちろんいる。
・お金さえ出せば七合目まで馬に乗せてもらえる。気分的に辛い五合目〜七合目間を乗馬でスルーできるので、かなり楽。

(2)富士宮ルート
・山頂まで、物理的に最も近い。
・足元は岩場でガレていて、段差の大きい階段が延々続くようなイメージ。脚力に自信があれば短時間で標高を稼げるし、そうでなければ意外と疲れるルート。近いから楽、とは言えない。

(3)須走ルート …私の最も好きなルート
・富士山のメジャー登山道では唯一、森林の中を歩く区間がある。風景はよいが夜間は歩きづらい。ご来光目的などの場合はスケジュール策定に注意。
・登山口からの標高差が大きく山頂までは多少距離感があるが、地面は素直に歩きやすいので、疲労感はここが最も少ないと感じる。
・下りに砂走があり、多少危なっかしいが下山は早いし楽しい。

(4)御殿場ルート
・登山口が最も低く、山頂まで最も遠い。シーズン中でも駐車場がすいている。
・人が少ないので、マイペースで歩ける。
・下りは大砂走があり、早いし楽しい。
・山小屋などの援助施設が少なく、あまり初心者向きとは言えない。

(番外)プリンスルート
・皇太子殿下が登山されたときのルート。富士宮ルートと御殿場ルートの「いいとこ取り」ですが…ここではこの程度で控えておきます。興味がおありでしたらメッセージください。
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お礼 
pipiy様
こんにちは、ご意見ありがとうございます。
何を重視しますかとの質問ですが、登頂が一番の目的です。
山小屋泊は「山小屋マナー」を家族で話し合ってからにします。
登山ルートは須走ルートを検討してみます。
子供と言っても成人した息子と娘なので体力には問題はないと思いますが、娘は苦い高山病の経験が有り心配の1つです。
富士山登頂を目標に家族で思案したいと思います。
貴重なご意見を賜わり ありがとうございます。