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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:山の情報

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不帰ノ嶮の難易度
質問2014年07月23日 16:09 (2014年07月27日 09:26更新)
八方から、唐松岳→不帰ノ嶮→不帰キレット→白馬鑓ヶ岳→猿倉のコースと、猿倉から、白馬鑓ヶ岳→不帰キレット→不帰ノ嶮→唐松岳→八方からのコースでは、どちらが難易度が高いですか?
因みに、3000m級の登頂経験は、富士山、赤岳、槍ヶ岳のみです。また、下山に多少時間が掛かります。以上、アドバイスお願いします。
回答2014年07月24日 22:02 (2014年07月27日 09:26更新)
初めまして、キレットの核心部は二峰北峰と一峰の間で、ここは白馬側から行くと登りになるので単純にキレットのみを考えると、白馬からのほうが難易度は低くなるので白馬側から行く方も多いのかなと思います。
しかし、他の方で述べられていると思いますが、白馬側からだと天狗山荘でも泊まれば別ですが
キレットの通過が一番最後になるので、体力や集中力の低下、天候の急変等を考えると、総合的にどちらの方がリスクが多くなるかを私なら考えます。雨でも降られたら岩が滑り、晴れの日の下りよりよっぽどリスクは上がります。唐松からなら朝一番にキレットの通過が出来るので体力や天候の心配は無くなります。又、すれ違いで時間を取ることも無いかと思います。
ということで私は唐松側から行きました。基本的な技術や経験があれば、下りになっても慎重に行動れば大丈夫かなと思いますが、また、下を見た時の恐怖心等、この辺は人によってかなり違うと思いますので。その辺どう取るかですね。個人的には事故の多くは、疲れや気のゆるみ悪天候等が一番多いかなと思います。
お礼 
確かに、悪天候だと視界が悪くなるので怖いですね。三点支持や登山の基本を身に着け登頂に臨みたいです。
回答2014年07月23日 22:18 (2014年07月27日 09:26更新)
こんばんは。私は、白馬側と唐松側、どちらからも不帰ノ嶮を通過したことがあります。
白馬側からの時は、大雨の中の通過だったので、とにかく慎重に進んだ記憶しかありません。周りが見えなくて高度感が薄れたことや、10代の体力&無謀さもあって、恐怖感は無かったです。
唐松側からの時は、唐松岳頂上山荘に泊まり、早朝に通過しました。自分のペースで慎重に進めたので、おびえることはありませんでした。しかし、常に下が見えていた分、精神的負担は大きかったと思います。
・唐松側からの方が下りが多くなり、高度感が増す分、精神的負担は大きい。ただし、早朝通過が可能なので、ペースが作りやすい。また、体力があるうちに通過できる。
・白馬側からの方が登りが多い分、気分的には楽か。しかし、体力を消耗し、天狗の大下りで足が疲れたところで、不帰ノ嶮の通過となるため、思わぬミスが出る可能性がある。
・特別な技術は必要ないが、三点支持や鎖に頼りすぎない等の「登山の基本」は、どちらから行くにしても、必ず守る。
参考になれば、幸いです。楽しい山行になることを祈っています。
お礼 
地図上ではわからないので、ご助言大変参考になりました。有難うございました。
回答2014年07月23日 20:01 (2014年07月27日 09:26更新)
carrypanさん、こんばんは。
不帰ノ嶮に1回行っただけなので、たいしたことは言えませんが、
一般論として、岩場は上りよりも下りの方がコワイ&キケンだと思います。
ですので、核心である不帰ノ嶮を通過する場合、
白馬方面から唐松方面へ抜けた方がベターかと。
昨年僕らも白馬→唐松ルートで不帰ノ嶮を抜けました。
二峰北峰の取付からのクサリ場に少々ビビりました(笑)
落ちるとアウトです。
富士山(富士宮ルート)、赤岳、槍ヶ岳を登ったことがありますが
技術的な難易度は、上記三山よりも不帰ノ嶮の方が高いと個人的には思います。
くれぐれもお気を付けて!

ちなみにこの週末、僕らは五竜(テレキャビン)から入山して、
唐松、白馬、猿倉のルートを1泊2日で行く予定です。
白馬大雪渓を降りる予定ですので6本爪のアイゼンを持っていきます。
お礼 
白馬方面から唐松方面へ抜けた方がベターなのですね?私は逆を考えてました。大変参考になります。有難うございました。